FROM TK 1000


2025/05/02
仕事に倦いたので階下に降りたときのことです
テレビのワイドショーで「家族仕舞い」が取り上げられていました
筆者と同世代人であれば、
深沢七郎の「楢山節考」を思い出すのではないでしょうか
貧しさ故に子が親を山に捨てに行く物語であり、共倒れを避けるため、村の掟として姥捨てが行われたという話しだったように記憶しています
子が帰りに道に迷わないように、背負われた親が木々の枝を折って運ばれていく情景がとても印象的でした
「墓仕舞い」に続いて「家族仕舞い」です
親子の関係を生涯保ち続けるのはヒトだけではないでしょうか(文化人類学者でないので誤っている可能性があります)、魚は生まれたときから、他の生き物でも自分で餌を獲れるようになれば親と離れ、以後係わることはないように思われます、そして自分で餌が獲れなくなれば死んでいくのではないでしょうか(動物学者でないから正しくない可能性があります)
成長の過程で甘やかされて餌を捕る能力を獲得できなくなった子に、親が餌を運んで養ってくれる動物はヒト以外いないのではないのでしょうか(社会学者でないから間違っている可能性があります)
一方、子は親の介護を放棄しつつある(あるいは、放棄せざるを得ない状況にある)ようです、現在は介護・福祉の問題として行政がこの問題に取り組んでいますが、早晩破綻する(あるいは、すでに破綻している)ことは目に見えています
「家族仕舞い」は、人間の動物としての原点回帰・・・なのか?
だれも触れたがらない「楢山節考」を再考すべき時がきているのではないか・・・
こんなことを考えた春の昼下がりでした


2025/02/16
2025年最初の「FromTK」です
本年最初に作成した「展開一番」のスクリプトは、「アウトサイド処理支援ライブラリ」に追加した「相関係数」を計算するスクリプトでした
このスクリプトの作成では一部にAI(無料の「ChatGPT」)を利用してみました
標準偏差、共分散、相関係数の計算式を書いて貰いました
筆者のプログラミングの実力は、プロのエンジニアから見れば小学生以下ですから、「ChatGPT」が回答してきたスクリプトには驚きました、正確であることは当然として筆者には思いつかない(入門書には載っていない)構文[スクリプトの組立で]で1〜3行程度に纏められていてその実力に魅入られてしまいました
因みに、データを「ChatGPT」に直接渡して「相関係数」を計算させてみましたが、当然、正しい答えを返してきました
生中な知識や経験だけでは生きていけない(食べていけない)時代に突入してしまったと実感した瞬間でした、そして
これから先の世界は経験したくないというのが、現在の率直な想いです
と・・・、同時にこれからの世界を傍観者として観られることにワクワクしています


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