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2023/12/31 |
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現在、自民党派閥の政治資金パーティーをめぐるキックバック問題で政局は混乱の極みにありますが、面白いのは、これらのニュースのすぐ後に大谷翔平(野球選手)の活躍などを報じるニュースが続くことです
その意図を考えれば、民放の報道番組の質を知ることができ、最近の番組制作の低俗化と相俟って、この国の現状を知る手がかりを与えてくれます
この国の劣化は想像以上に進んでいると思います・・・来年も期待は出来ませんが、とりあえず新年を無事お迎え下さい
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2023/11/11 |
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リタイア(引退)して故郷に戻ってから4年余りが過ぎました
保険証の区分が後期高齢者に変わり、我ながら、よくぞここまで生き延びたものだと、感謝しながら毎朝目を醒ましています(すっきり目覚めないのが残念ですが)
75年を20回繰り返せば、この国の古墳時代にまで、「ヤマト王権」が出来上がりつつある時代にまで遡ることができます
尤も、75年という時間は・・・
筆者が小学生の頃、この街にはいろんなお店がありました
思い付くまま挙げれば、風呂屋(歩いて2分、当時は珍しいテレビが番台の上に設置されてた、子供料金は10円程度だったような)、市場(魚屋など20店舗以上が軒を連ねていた)が二箇所、肉屋(コロッケなど揚げ物を含む)、八百屋、菓子屋(他に和菓子屋と駄菓子屋が各二軒)、味噌醤油屋(量り売りが多かった)、乾物屋(豆腐や卵も扱っていた)、電気屋(この直後から家電製品が急速に普及し始めた)、金物屋、文具店、玩具屋、パチンコ屋(立って手を使って玉を弾くスタイルだった)、薬屋、洋食屋(エスカロップが筆者の好物だった)、蕎麦・うどん屋、喫茶店が三軒、氷屋(冷蔵庫は上段に氷を入れて冷やすタイプ、氷の買い出しは夏休みの子供の仕事だった)、カメラ屋(フィルムの現像やプリントが主)、本屋、自転車屋が二軒、履き物屋、クリーニング店、洋品店、呉服屋、化粧品店、床屋が三軒、眼鏡屋(時計も扱っていたと思う)、医者(風邪でも往診してもらえた)、産婆さんの家も棺仁葬儀社もあった、などなど
それが現在では、風呂屋は賃貸アパートに、市場はマンションに、その他の店はほとんど消滅し、民家(空き家もあり)・建売住宅・駐車場などになっていて、往時の賑やかさを偲ぶことはできません(床屋と自転車屋〔持ちこたえられるか危うい状況ですが〕は残っています)
75年(略々657,000時間)は長いのか?、答えは「邯鄲」ではなさそうです
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2023/08/21 |
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暑い・・・
国連が「地球環境が温暖化から沸騰化に移行した」と発表しました
ヨーロッパでは気温40度越えが頻発しているようですし、イランのある街では50度超えの予報が出たとのニュースもありました
日本でも40度越が常態化するまでそれほど時間はかからないと思います
自分勝手な欲張りが幅を効かす世の中なので、ジャーナリスト達は、彼らに忖度して、都合の悪いことに触れない、若しくは、無視する態度を取り続けています
触れざるを得ないときの対処法として、話しを将来に持って行く、被害の程度を軽く言う、影響範囲を少なく見積もる等々の方法を採用しています
したがって、この「沸騰化」の後には、「カーボンニュートラルの実現に向けて」とか「炭素の排出量を減らすための取組み」に話しを持って行き、原因を改めるという方向には決して進みません
したがって、事態の改善は望めず、人類が蒸発するまでこの状態は続きそうです
筆者の好きな言葉は「自業自得」、これでいいのだ(・・・か?)
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2023/05/04 |
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ChatGPT(無料版) に5月の時候の挨拶を作ってもらいました
「こんにちは!5月になりましたね。春も終わりに近づき、暖かくなってきました。新緑が美しい季節です。新しいことにチャレンジするのにも良い季節ですね。」
・・・間違ってはいないよな・・・うーん、感想は控えます、
ところで、筆者が暇つぶしに目を通していた「コンピュータ関連雑誌」の価格が1,980円になっていました
因みに、2020年9月号は税込900円でした
マスコミ報道によれば、今春から日銀の総裁になった植田和夫氏は金融政策の継続を表明しているようです
日本銀行の金融政策の概要をホームページで見ると、「2%の物価安定の目標」と「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」が掲載されていました
さらに読み進むと、・・・日本銀行は、2013年1月に、「物価安定の目標」を消費者物価の前年比上昇率2%と定め、これをできるだけ早期に実現するという約束をしています・・・とも書いてあります
上記の物価には(定義として)「生鮮食品」は含まれていませんが、生鮮以外の食品の暴騰、住宅価格の上昇、水道光熱費や冷蔵庫・洗濯機等の家電製品の値上げ、サービス料・手数料の引き上げ等々を考えれば、庶民感覚として「2%の物価上昇(を目指すこと)」は馬鹿げている−物価上昇は2%を優に超えている(先程の雑誌では100%を超えている)−としか考えられません
日銀が発表していることなので、間違いはない(筆者自身が基本的なことを知らないだけ)と思っていますが、この庶民感覚とのズレは補正すべきではないでしょうか
「丁寧に説明する」のは岸田総理の十八番なので、官僚目線ではなく、政治家の目線で分かりやすく説明していただけないかと思っています
・・・もちろん、件の雑誌は立ち読みで済ませました
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2023/02/10 |
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テレビのCM(Commercial Message)は、季節の移ろいを教えてくれる、最近では貴重な存在です
季節を楽しむ行事やお祭りは、参加する人が年々減少し、ニュースの一コマで紹介される程度ですが、CMは、例えば、冬から春にかけては、予備校、学習塾、引越、アパート斡旋、テーマパークなどの宣伝が増え、少し暖かくなるとビールやアイスや氷菓が登場し、季節の変化を教えてくれます
CMで興味深いのは、どのような人たちをターゲットにしているかが垣間見えることです
例えば、宝籤や競馬・競艇などに手を出して欲しい人はこんなタイプの人なんだ・・・、老人向けのサプリメントを購入する人はこんな人(CM登場人物)に憧れているんだ・・・など、なかなか面白く視聴させてもらっています
サプリメントの宣伝で気になることがあります
例えば膝痛のCMは、膝関節の主成分はコラーゲンである、年齢を重ねるとこれがすり減って膝痛を引き起こす、このサプリメントはコラーゲン大量に含んでいる、よって「膝痛に効果があると報告されています」という流れで構成されています
コラーゲンが減少したからコラーゲンを摂取すれば痛みが軽減されると説明しています
分子生物学者の福岡伸一氏によれば、口から入った食品等は全てアミノ酸レベルにまで分解され、その後、生命維持に必要な物質が細胞内で合成され、血流によって必要な箇所に届けられるとのことなので、CMの説明は端的に言って嘘ということになります
また、この嘘を糊塗するために、「報告されています」と言い逃れているようです−誰が誰になにをもって(効果があると)報告したのか全くわかりません−
問題は、この種のCMが頻繁にテレビで放映されていることです、テレビ局は金さえもらえば何でも放映するのか、ジャーナリズムの批判精神はどうしたのか、監督官庁に責任はないのか・・・
効いているような気持ちにさせてくれるサプリメントがあってもいいじゃないかという(主として妻の)意見もあるようなので、CMを楽しみながら春を待つことにします
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