調布市のとみさわ歯科医院の歯科保健情報 調布市の矯正歯科とみさわ歯科医院
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調布市の矯正歯科

Tomisawa Dental Clinic in Chofu -shi Tokyo

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正常骨格における叢生症例
セファロ
患者 12歳(治療開始時) 女児
主訴 八重歯を治したい
骨格系所見
  • SNA 78°(-1SD)
  • SNB 74.5°(-1SD)
  • ANB 3.5° (mean)
骨格的正常
口腔内所見
  • 上下前歯部スペース不足による叢生
  • 上顎犬歯高位
  • 右上側切歯クロスバイト
  • 上顎臼歯部狭窄、右側臼歯部クロスバイト
  • 下顎が右へ正中偏移
治療方法
  • Wポーター型固定式拡大装置による上顎歯列弓の拡大
  • 上下第一小臼歯の抜歯
  • ダイレクトボンディングシステム
治療期間 27ヶ月(動的治療)
矯正治療例
治療のポイント

5歳ごろより定期的に歯科医院(とみさわ歯科医院)を受診していた患者様です。前歯交換期よりスペース不足があり右側切歯にはクロスバイトが生じていました。この時期より矯正治療の希望がありましたが、齲蝕リスクが比較的高く、矯正治療によるリスクの増悪が考えられました。

骨格的には正常で、臼歯の関係はT級(正常)で、単なるスペース不足による叢生と考えられ、このまま成長して永久歯列が完成しても矯正治療上の大きな問題は生じないと考えられました。またスペース不足の量は比較的大きく、第T期治療を行っても犬歯萌出のための十分なスペースが得られないと予想しました。

こうした理由より、第T期矯正治療はあえて行わず、第U期治療で問題点を解決していきました。

結果としては第U期ちりょうのみで正常咬合がえられ、充填が必要な齲蝕は発生しませんでした。