調布市のとみさわ歯科医院の歯科保健情報 調布市の矯正歯科とみさわ歯科医院
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Tomisawa Dental Clinic in Chofu -shi Tokyo

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混合歯列期の治療

混合歯列期に行った側切歯クロスバイトの治療
患者 7歳(治療開始時) 女児
主訴 上の側切歯が内側へ入っている
所見 側切歯部クロスバイト
治療方法
  • 床拡大装置による上顎歯列弓の拡大
  • 上顎前歯部限局ダイレクトボンディングシステムによる配列
治療期間 12ヶ月
矯正治療例
治療のポイント

この症例は側方歯群の交換前に第T期治療を開始し、その治療のみによって永久歯列完成時に正常歯列、正常咬合を得られた症例です。

上顎の歯列弓がやや小さく側切歯がクロスバイトを生じていましたが、比較的程度は軽く、下顎が比較的きれいなアーチに並んでおり、臼歯の咬合関係もT級であったことより、側方歯群の交換前に治療を行えば良好な結果を得られるものと判断し、治療を行いました。

結果としては予想通り、第T期治療のみで良好な結果が得られました。仮に永久歯列完成後に治療を行っていたとすると、側方歯群移動も要するため、上下全顎にダイレクトボンディングシステムの装着が必要となり、治療期間がさらに長くなっていたと考えられます。また小臼歯の抜歯が必要になっていたかもしれません。