この旅の写真はココ(03/2月〜3月)

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ハヌマン・ジー


プシュカルの商売人

観光客の集まるプシュカルには商売人がわんさか。

 

 


アンティークカメラの記念写真屋

プシュカルの街角でのんびり商売していた写真やのジイさん。カメラはめちゃくちゃアンティークで、写真の撮影過程も興味深い事このうえなし。

このカメラ、まず「撮って」その後カメラの下に取り付けたカンカンの中で「現像」し、それを箱の中で「焼付け」までしちゃう!

・・・で、この段階ではネガの写真ができるので、今度はもう一度その写真自体を撮影し、また同じ工程を繰り返してやっと普通のモノクロ写真ができあがるというもの。・・・カメラに興味のない人には全然面白くもなんともないでしょうが。

記念写真屋
◆お調子者おじさんのジゴ攻撃にも負けず。ジイさん以外とオトナ。

写真 しかしこの写真撮影での一番の見所は、なんと言ってもシャッターをあける瞬間だろう。このカメラのシャッター操作はすべてジイさんの手動。ぶっちゃけて言うと、「チーズ」でレンズキャップを手ではずし、またあせってすぐフタをする。カメラにはシャッターがなくて、ジイさん=シャッター。シャッタースピードはジイさんの長年のカンにおまかせというわけだ。もう、これを見たときはおなかがよじれるほどおかしかったのだが、撮影中なので爆笑もできず、苦しかったよ・・・。

◆その時の記念写真。ナナメに写っているのは三脚が傾いていたのと、ネガ状態からもう一度複写する際、さらにジイさんが傾けて写してしまったため。
なお、背景の絵はプシュカルの描写らしい。ジイさんが描いたそうだ。ジイさんたら、芸達者ね。写真は大きさによって値段が違うがこれで50ルピー。これだけ手間暇かけて50ルピー、その価値あり。

へナ軍団

町のあちこちに座っていらっしゃるコテコテラジャスタン風味のおばちゃんたち。観光客と見ると突然ニコニコしながら寄って来て、握手の手を差し出してくる。
「ハロー、フレンド。私の名前は○○よ。あなたは?」
そして握手したところでくるっと相手の手のひらを返し、すばやくヘナ(植物を使った染料で手のひら等に模様を書く女性のおしゃれ)を搾り出すという作戦だ。うーん攻撃的。

このヘナ部隊、相手がヘナに興味がないと見るや、今度は自分の子供を引っ張り出してきて写真を撮れだの、自分の写真を撮れだの、なかなかアクティブに営業活動を繰り広げる。たくましいラジャスタンの女性たちなのである。

ヘナ軍団
◆ヘナもなかなか楽しいが、かなり下手ッぴなおばちゃんもいるので注意注意。

サドゥ

ヒンドゥ教で俗世を捨てて修行を重ねる人の事をサドゥと呼ぶ。聖地にはサドゥがたくさんいて、人々の尊敬をあつめている・・・・はずなのだが。

観光地にいるサドゥは「俗世に染まりきっとるやないかい」と突っ込みたくなる御仁がいっぱい。観光客に写真を撮らせて稼ぐヤツや、顔を見れば「チャイ飲ませてー」とねだってくるヤツなど。

ハッキリ言って物乞いとどこが違うのかよくわからんが、えらそうに出来る分だけサドゥが得だよなあ。

サドゥ

◆プシュカルのような田舎では「ナマステ」の代わりに「ラームラーム」と言うらしい。ラームとは神様のこと。

へびつかい

これこれ、これぞインドのイメージ!さすがは観光地プシュカル、こんなものもいるのである。隣にはあやしげな薬売りのおじいちゃんが渋く座っている。うーん、いい!

観光客が通ればなんとなーくぴゃらぴゃらと笛を吹いて注意をひくものの、イマイチ真剣みの感じられない営業。出てきたコブラも別に笛に合わせて踊るでもなく、ぼさっと突っ立ってるに近いものがあった。

カメラを構えて3枚ほど写真を撮り終わると即効でコブラも退場。あっさりしたものだ。でもザ・インドな出し物が見られて満足。

へびつかい
◆薬売りおじちゃん、せっかくラジャスタンスタイルで決めてるのに、足にはブルーのソックスが。寒かったのね。

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