この旅の写真はココ(03/2月〜3月)

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ハヌマン・ジー


 いろんな手段で金儲けする人々in ハリドワール

またまたプジャ

プシュカルで悩まされたプジャ部隊、ここにもおりました。プシュカルほどどこにでも出没する、ってわけではないけれど、メインガートの入り口にどっかりとまるでオフィスのように席を構えて待ち受けていらっしゃる彼ら。プシュカルでの経験を踏まえて、真っ先にプジャしましたともさ。ええ、素直に。

ところが、始めはいつものごとく「As you like」と言っていたブラーミン、プジャが終わるとたちまち
「500ルピー」ととんでもない値段を言ってきやがる。あのね、As you likeって意味知ってんの?どうもインドにおけるこのフレーズは、ただの枕詞として使用されていると思ったほうが良いようだ。一定の語につく意味のない修飾語なのだ。

あくまでもえらそうで何とも小憎たらしいブラーミンだが、一般インド人が尊敬を持って接しているからにはあまり邪険にもできんし。しかしヤツらに500ルピーもやるくらいなら、今、目の前にうじゃうじゃいる物乞いにドドンと1000ルピーあげる方がましだわい!でもね、ふふん。プシュカルで相場を知った私らはちょっと違うよ。得意満面、2人で100ルピーを差し出し、ごちゃごちゃ言うブラーミンを置いてさっさとガートを後にするえび夫妻。

いやー今回は学習済みだったねー、と意気揚々とホテルにひきあげ、フロントで早速「プジャしてきたよー」と報告する。「いくら払った?」と聞く彼らに「100ルピー」と答えると、みんなしたり顔でうなずく・・・・はずなのに、ちょっ、ちょっと。みんな苦笑いしてるじゃん。なにっ!?


「プジャなんて10ルピー払えば十分だよ。バス、バス」

がーん。じゃ、プシュカルでみんなに聞いた相場は何だったんだ?それともプシュカル相場とハリドワール相場は違うの!?一体本当の相場はいくらなんだ!?
 
・・・まあ「寄付」なんだからして、自分が納得すればそれが相場たい・・・。と、キレイに〆てみたりしても、やっぱりブラーミンにまたも負けた事は明白なのであった。ああ、まだまだ遠い、プジャ道。


◆犬と戯れる夫を虎視眈々と狙うインド人。

 

◆プジャでもらったプラサード(供物)。砂糖菓子でした。

◆ハリドワールのメインガート・ハリキパイリの入り口。
丸で囲んだ辺りにやつらのオフィス(?)が。



コブラつか・・い・・・?

ハリドワールの歩道橋の上に座っていたおじいさん。あっ、ここにもコブラつかい!かと思って喜んで寄って行くと、なんのこたーない、彼が人々に頭をなでさせているのはおもちゃのコブラ。

それがわかった瞬間「しょぼっ!!!」っと思ったものだが、それでもけっこうお布施はもらっている様子。うーん、インド人ってストライクゾーンが広ーい。

ヒンドゥ教の2大神様の一人シヴァはいつもマフラー代わりに首にコブラを巻いている(豪快だ)ので、コブラは神聖視されるようだが、それにしてもよく思いついたよ、じいちゃん。


ティカ塗り

ハリドワールにたくさんいる額にティカを塗って小銭を稼ぐ人たち。もちろん、見るからに貧乏そうな人もいっぱいいるのだが、謎だったのが制服を着た少女達。身なりもきちんとしてるし、そう貧しそうに見えないのに、かなり強引に小銭をせびりにやって来る。学校の課外活動・・・?

しかしそのかわいさからか、見渡せば周りの外国人の額にはみんな彼女らが塗ったティカが・・・。


チャリティー団体

プジャと並んでハラの立つ青いブレザー集団。川沿いのあちこちで出没して、いろんな人の名前と寄付金額が書かれたノートを差し出し、強引に寄付を募ってくる。

一応、貧しい人の為とか何とかいろいろ言ってくるのだが、胡散臭さ爆発。しかも態度がひどすぎる。もちろん寄付するよね、で、いくら?は?しないの?何言ってんのこの人。って感じ。しつこくしつこく百万回くらい「Why?」と言ってくる。

滞在中何度も何度も遭遇したが、ビタ一文たりとも払わなかった。しかし遭遇するたび「昨日も今日も明日もNO」何て言いやがる!キーッ!

夕方の礼拝時に先導してお祈りの言葉を唱えたりしていたので、ヒンドゥ教関係の団体っぽい。あの激しい主張の仕方は、ヒンドゥ至上主義者か?でもインド人もかなり迷惑そうにしていた。

両替屋

聖地ハリドワールには物乞いも集まってくる。さて、聖地に来て善行を積もうと物乞いにお金を渡そうとした時、小銭がなかったらどうするか。そんな時のために、両替屋さんが存在しているのだ。

たくさんの物乞いに少しずつ与える為、普段はなかなか使わないパイサ貨(ルピーの下の単位)等に両替する事ができる。多少マージンをとられるけど、けっこう便利。

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