いやー、かわいい。ほんとインド人の子供ってかわいいねー。 夫と2人ほのぼのとして、いや面白いもの見たねー、と会場を出よう席を立った時。
司会を務めていたオジさんがニコニコ顔で歩み寄ってきて、前のよく見える席に来るよう、わざわざ案内してくれちゃうじゃないですか。しかもこのオジさん、校長先生らしい。あ、いや、今帰ろうとしてたとこで・・・なんてちょっと言い出しにくく、学童および父兄の視線をあびるえび夫妻。そりゃあ、学芸会にイキナリわけわからん外国人が潜入してきたんだから、目立ちまくりだ。そしてえびの手には立派なカメラ。いやがうえにも期待はそこに集中する。
夕方でしかもテントの下。フラッシュがついていないえびのカメラではまともに写る状況ではなかったのだが、この父兄の期待あふれる視線に抗う事ができようか。ぶれぶれ写真だとわかりつつ、舞台に向けて何枚かシャッターをきった。あーもー、どうしてこうお調子者なんでしょうか。
そしてその後も続く子供達の芸。男の子の楽器演奏や歌。大きな女の子のソロダンス。そりゃカワイイにはカワイイんだけど、なんせ長い。しかもかなり、しょーもない。しかし横には女性の先生がニコニコ顔で座ってるし、父兄の視線が背中にビシビシささってくるし、これはちょっと出にくい。夫と2人、作り笑顔を浮かべながら、出るに出られず、もじもじと舞台を見守るのであった。いやー、インド人も皆が皆、歌や踊りが上手なわけではないことがよーくわかりましたとも。 |
 ◆さすがにソロで踊った上級生はうまかったとまでは行かずとも、見れた。きらびやかな衣装だけでも楽しいし。舞台の上には神様の絵があるあたり、やっぱりインド。
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