「歯科麻酔を考える臨床医フォーラム」
大学で歯科麻酔学を学び、歯科麻酔科で診療した歯科医師は、独立開業して自分のオフィスを持ったあとも、歯科麻酔学の本旨である「安全な歯科 治療へのたゆまぬ努力」をつねに心に刻んで、毎日の診療に従事しています。日本歯科麻酔学会が定めた「歯科麻酔学会認定医」を取得した開業歯科麻酔科医だ けでも、その数は500人を優に超えています。一方で、こうした開業歯科麻酔科医たちは、さまざまな地域での臨床の最前線で、さまざまな問題や障壁にぶつかっています。こうした障壁を乗り越 え、同じ歯科医師だけでなく、一般市民にも「安全な歯科治療への努力」の重要さをわかっていただくために、大学を離れ、全国各地に散った開業歯科麻 酔科医たちの意見交換・情報交換・討論の場が強く求められてきました。
開業歯科麻酔科医の連携活動に関心を持つ、さまざまの人々の熱意に支えられて、1996年、私たちは第1回の「歯科麻酔を考える臨床医 フォーラム」(当時は「開業歯科麻酔認定医のためのフォーラム」と称していました)を開くことが 出来ました。新潟で開かれた第24回日本歯科麻酔学会の際、染矢源治会長のひとかたならぬご好意とご協力をいただいてのことです。以来、回を重ねるごと に、全国のさまざまな環境にいる歯科麻酔科医のお互いの連携、情報意見交換が拡がりつつあります。
すでに開業している歯科麻酔科医の先生方はもちろん、大学在籍中で今後の歯科麻酔臨床に関心のある若い先生方、さらには歯科麻酔・歯科における全身管理に ご関心を持っていただける一般歯科医師の先生方の、幅広いご参加をお待ちしております。
フォーラム現在までのあゆみ ・全国の開業 歯科麻酔認定医約100人に対して行ったアンケートと結果(1994年5月)
・札幌、1994年 第22回 日本歯科麻酔学会シンポジウム「歯科麻酔認定医 の現状と将来」口演原稿
・新潟、1996年 第1回フォー ラム開催要項、 指定発言抄録、 フォーラ ム議事録 および
開催風景・盛岡、1997年 第2回 フォーラム開催要項、 フォーラム議 事録
・長崎、1998年 第3回フォーラ ム開催要項、 事前の準備 フォー ラム当日の様子、議事内 容
参加者に 行ったアンケートの集計結果・東京、1999年 第4回フォー ラム開催要項、 議事 内容
・仙台、2000年 「歯科麻酔認定 医」 セッション 演題発表内容(スライドを含む)
・福岡、2001年 「歯 科麻酔認定医」セッション 演題発表内容(スライドを含む)
・東京、2002年 「認 定医」セッション 演題発表内容(スライドを含む)
・岡 山、2003年 第 5回フォーラム「若い歯科麻酔科医のために−歯科麻酔と自分の今とこれから−」
・東 京、2004年 第6回フォーラム「歯科治療総合医療管理料の意義と問題点」
・鹿児島、2005年 第7回 フォーラム 「地 域医療における静脈内 鎮静法−有病者・障害者・
イ ンプラントの症例をめぐって−」
・横浜、2006年 (シ ンポジウム「日本歯科麻酔学会の今後の展望」(仮題))
・北九州、2007年 (日 本歯科麻酔学会地 域医療委員会企画による「地域医療フォーラム」
地 域の歯科医療で活かす歯科麻酔認定医、専門医」−地域での安全な歯科医療を求めて−)
・大阪、 2008年
・名古屋、2009年 地 域医療委員会演題発表
「地域医療委員会事業 安全な歯科医療のためのバイ タルサインセミナー」