第4回「歯科麻酔を考える臨床医フォーラム」
〜「歯科麻酔医はどう生き残れるか」#歯麻学会誌ニューズレター「”歯科麻酔に集うグループ ”からの報告」掲載原稿より さまざまな地域・環境で活躍する歯科麻酔科医が、お互いの立場から広く意見を交換し会う場、として生まれたこのフォーラムも、新潟での誕生から数えて早くも4回目となりました。
本年は、とかくの評もありながら先端医療として拡大し続けるインプラントと、社会の要請に従って歯科医師の行動範囲を広げつつある在宅診療、という両極端の医療の中で、歯科麻酔を学んだ人間がいかに役立てるか、どのように活躍できるか、を考えてみたいと思います。
このフォーラムは、特別な組織・グループによって運営されているものではありません。開業している歯科麻酔科医たちの意見交換の場が欲しい、という自然発生的な要求に応える形で生まれたものです。が、それと同じかそれ以上に、大学におられて、これから開業などさまざまな形で社会に飛び込んでいく若い歯科麻酔科医たちのために、どのように役立っていけるか、というのが大きな目標であり、意義でもあります。ご参加やご発言に特別の資格が必要なわけではありません。私たちのフォーラムに参加下さって、歯科麻酔科医としての未来に明るい灯がともるような感想を抱いていただければ、と思っています。 どうぞお気軽に「フォーラム控室」(7階第1楽屋室、下記参照))までお出で下さい。フォーラム担当幹事 西村紳二郎(東京都開業)、福田原(東京都開業)
日時:1999年10月7日(木)、8日(金)
会場:品川区総合区民会館「きゅりあん」6階大会議室第4会場 → 右図参照1.第1部「インプラント治療における歯科麻酔科医の役割」
10月7日(木)12:30〜13:30演者 深井 真樹(東京都開業、紀尾井町インプラントセンター)
小谷順一郎(大阪歯科大学歯科麻酔学教室)
指定発言:住友 雅人(日本歯科大学歯学部歯科麻酔学教室)
司会 川田 達 (札幌市、日之出歯科真駒内診療所)#示説 「インプラント治療についての歯科麻酔のかかわり」1日目 17:00〜17:30
示説1:山川 治(東京都杉並区開業)
示説2:小野 実(福島県いわき市開業)2.第2部「在宅歯科診療における歯科麻酔科医の役割」
10月8日(金)16:20〜18:30a.在宅歯科診療の諸問題(全身評価の重要性)
演者 佐野 晴男(都立荏原病院歯科口腔外科)
古屋 浩(八千代歯科クリニック)
溝口 万里子(八千代台歯科医院)
司会 藤 喜久雄(小松病院歯科口腔外科)b.一般討論
場所:ホテル・アワーズ・イン阪急2F 「すみれ」 3775-8920 (学会場からゆっくり歩いて5分) |