HOME
北京第四天
〜あたらしいちゅうごくのおうち

●今日は宿移動日。快適だった竹園賓館(そらあの規模であんだけ高けりゃね・・・)を後に、次の宿へ向かう。


朝から鼓楼へ散歩に。地元民でにぎわってる店に適当に入ってみると、
北京名物炒肝(モツ煮込みみたいなもの)のお店だった。
朝からモツはちと・・・というわけでパオズと豆粥を。



竹園賓館は緑いっぱいのお庭がとっても気持ちよかった。

竹園賓館もタクシーに乗った時はなかなかわかってもらえず困ったが、次の春秋園賓館もまたさっぱり場所がわかってもらえない。タクシーの運転手にホテルに電話してもらいようやく到着。フツーの路地にかろうじて看板がかかった門があるが、外から見てもまさかこれがホテルだなんて思いもしないようなところ。

だけど入ってみたらいい感じ!伝統的な四合院を改装していてこじんまりと部屋数も少なく、高級ゲストハウスって感じ。部屋も窓がたっぷりで明るい(宿選びで超重視するポイント)。しかも1室1室が独立していて、騒音を気にする必要もないのが子連れには嬉しいところ。この暑いのに冷蔵庫がないのがちと痛いが・・・。


懲りすぎの感もあるインテリア。でも小さな宿なのにがんばってます。

●午後は近くの北海公園へ行き、またもおふね。そして公園おなじみ変身写真。そのうえ、お店にたくさん並んだ越すプレグッズをこえびが目ざとく発見し、ちょうちょの羽までGETされた。ちょうちょの羽は
「ぷりきゅあのぐりーん」
だそうで緑を選び、ちょうどその日着ていたオカサンてづくり緑の水玉ワンピにぴったり。周囲の観光客にもさんざんカワイイと言ってもらい、意気揚々と公園を行進するこえび・・・と思ったら突然

「落花生(こえびのともだち)これみせにいくーーーー。らっかせいにあいたいーーーー」

と泣き出してしまった。落花生の家ね、えーっと、めちゃくちゃ遠いんですけど・・・。

●夜は宿近くの路地へふらふらと。暗い路地にもうもうとたちこめる串屋の煙。食べかすが散らばった足元に気をつけながら、座りにくい小さな椅子に座ってアツアツの串をがっつく。テーブルはもちろんベタベタ。屋台のねーちゃんの子だろうか、時々串を焼くねーちゃんにまとわりつきつつ、一人落ちた串で遊んでは、こちらにチラチラと好奇の視線を投げてくる。あーーー、これぞ飢えていた旅の空気!!!!!

屋台横の安食堂に入ると、そこはタバコの煙もうもう、大声でがなりたてて話す親父たち、店員にケンカ腰でクレームつける客、まさに中国ワールド!こんなマイナス要因も、すべて旅の景色として魅力的に見えてくる(オトサンにはどうか知らんけど)から不思議なもんだ。こえびはと言えば、チャーハンがお気に召し(家ではぜんぜん食べないくせに!!)、オトサンと奪い合って食べていた。


寝巻きのこえびも素敵にマッチ。旅の夜。

●夜、テレビの音楽チャンネルで、中国児童の集団の舞にすっかりはまってしまったこえび。歌い踊る子どもにあわせ、テレビの前で自分も踊る踊る。昨日までは各地でインド舞踊を踊りまくっていたのだが。そしていつものように、オトサンオカサンにも舞を強要するもんで、親子3人でテレビに合わせて舞い歌う。番組が終わったら泣いて続きを所望された。北京まで来て何やってんだか。

中年の白人がオーバーオール着て中国語で子どもらと戯れて歌ったり、魚のコスプレに扮した子どもたちが舞い踊ったり、親子3人ミュージカル状態で「私の愛する娘は耳がきこえません〜 でも一生懸命努力して〜 ママ、愛してる と話すことができました〜 ああ愛してる〜」と感動を誘ったり、不思議ワールド炸裂。これをゴールデンの時間帯に流すのね。出てくる子どもらは、皆びっくりするほど顔が小さくて、お肌ツルツル。そしてみな同じ顔に見える。



MENU
北京第一天
北京第二天
北京第三天
北京第四天
北京第五天その1
北京第五天その2
北京第六天
コスプレ写真
北京お子ちゃま事情
オミヤゲちゃん