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北京第六天
〜前門ブラブラ

●今日は朝から宿で出張スタジオアリス。昨日前門で買ったチャイナドレスと靴でもって、大撮影大会なのだ!スタッフや隣の部屋のイタリア人に誉めそやされ、写真を撮られ、こえびはかなりご満悦で、次々と謎のポーズをとっていた。

これって人民が写真を撮る時のポージングにそっくりなんですが・・・。その後、午前中はいつものスタバ→お船コースでまずはこえびのご機嫌とり。結局滞在中、毎日これで半日はつぶれた。

お昼ごはんの刀削麺。卵とトマト麺と肉ナス麺、茶鶏卵(お茶の葉っぱで煮た?煮卵)9で元(≒135円)。めちゃくちゃ美味しかった!これで3人満腹。庶民の食堂の物価なんてこんなもん。

●午後からは昨日行ってめちゃくちゃ気に入った前門(北京のむかーしからの商店が集まる地域)付近に再度赴く。この辺りの路地、最高!これですこれ!最初のホテルのあたりのフートンはなんだかキレイで気取ったフートンて感じだったけど、こっちは道も汚くて狭くてごちゃごちゃで、商店も多くて、そして生きてるー!道にもたくさんの人が出ていて、自然と人との距離もなんか近くなる。そらもう、喜びいさんで歩く。

路地写真撮るにも、人がいる通りといない通りでは雲泥の差。最後にようやく、北京で一番好きであろう街並みを発見してちょいと心残り。今度来たら絶対この辺の宿に泊まろう!そして前門の裏通りは延々と保険用品店(=オトナのいろいろなもの)の店が続き、田舎から出てきたであろうおばちゃん観光客軍団がキャーキャー騒ぎながらそれを眺めていた。

疲れたら商店を探して、店先に椅子を出してもらってアイス、を繰り返す。教育上大変よろしくなさそうだけど、旅行中くらい、ま、いいよね。


●さて、毎日がっつり好きなことをし、好きなものを食べ、オトサンとオカサンとべったりで過ごしたこえびのユメの中国はこれでおしまい。帰国の朝、北京の空港の地下街で食事をして、そこのトイレに行ったオトサン。いくらなんでも空港のトイレやし紙あるやろ?というオカサンに向かって
「お前はまだ中国がわかっておらんのか!」
とちゃんと紙持参で向かったオトサン。案の定、トイレには紙がなく・・・。隣のドアからは「shit!」という小さな叫びが聞こえたらしい。彼のその後も非常に気になるところだ。

オリンピックに向けて激変してるという北京も、こんなもんだ。着々とキレイになっているという噂のトイレも、本当に本当に中心の観光地だけらしく、私らが立ち寄った公衆トイレはすべて、昔のまんまの溝トイレばかり(まあそういう場所ばっかり行くからって話もあるけど)。最近オサレ女性誌にたまーに北京特集を見たりするけど、あれは無理がある。ベトナムよりも上海よりも断然無理だ。あれだけ見てやってきたアジア知らずの女性は
「あの雑誌に載っていたのはどこのこと?」
と思うに違いないのだ。

帰りの飛行機も爆睡してくれたこえび、最高!家に入ったとたん、きゃーっと一人で自分のおもちゃのところへ走り、
「やっぱオカサンのおうちがいいね」
とニコニコしていた。 でも今でも時々
「中国面白かったね。また中国のおうち行きたい」
って言うし、NHKの中国語を見て突然にーはおと言ったりするし、やっぱり3歳近くの旅行ってかなり記憶に残るのかも。最後にオトサンのお言葉。


「バックパック背負った旅なんてまだまだ甘い。子ども背負って旅してみろ!」



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