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'03/12-'04/1の旅

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クリスマスのほこら

めをとでGO!





ホーチミンからダラット、ファンティエットと移動の道中、えびをずっと楽しませてくれたものがあった。道々、民家の前にドーンと置かれている、クリスマスのディスプレイ。キリストやマリア様が洞窟に入っている形のほこらのようなものがあっちにもこっちにも、本当にたくさん点在しているのだ。元フランス領とはいえ、こんなにキリスト教徒がたくさんいるんだろうか。

しかもそのほこら達ったら、みんな手作り!ビニールシートを使ったほとんどゴミ袋の山のようなものから、岩の模型を使った大規模でよく出来たものまで、各家庭で一生懸命工夫して飾った後がよくわかる。そして夜になると、どのほこらもキラキラと怪しく点滅しだすのであった。個人電飾文化がこんなところにまで及んでいるとは!!


銀紙、ビニールシート、アルミのシート、クラフト紙、ゴミ袋といろんな素材で工夫されたほこら達。NOELの文字からおフランスの香りが。大きさも様々で、高さ1メートルくらいのものから、教会に飾ってある縦横3メートル大の巨大ほこらまで。時々、横に象が立ってたりキリンが立ってたり、ベトナムちっくなアレンジ(?)が・・・。


ベトナム流お飾り

ベトナム人の美的センスって天才的じゃないけど職人っぽくってチマチマしてて、かなり好みだ。そのセンスが思う存分発揮されているのが、窓にはまった鉄格子細工(何と呼ぶのでしょうね?)なのである。防犯用の鉄格子にかような愛らしい細工を施してしまうとは、ベトナム人ったら。

色、デザインとも涙がでるほど好みなんですが・・・。モチーフも花、地球、ハト、ハス、ダイヤモンド、竹、ちょうちん等東西合わせたカワイイものだらけ。これがまたブルーやグリーンの壁にぴったり合うんだ。


ベトナム民家、ディテールがとことんカワイイ。金持ちでなくともいろいろ細々と家を飾る工夫をしているのがよくわかって、なんか日本人と共通するところがあるなあと感じたり。

時々見たのが正面に年号が入っている家(写真A、B,C)。きっと家を建てた年なんだろう。なんだか家族の歴史が感じられるようでよいなあ。

Dの写真のように西洋風のモチーフをつけている家も多かった。これもおフランスの影響か?このモチーフだけを扱った店もよく見たので、人気なんだろう。ちょっと成金風だったりするところがアジア風味。
ダラットの女学生はアオザイの上にベストやセーターを着込んでいた。寒いもんね。

でもスケスケを期待していたダンナはこれを見てかなりガッカリしていた様子・・・。これ!

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