ハンググライダー初級者講座

グラハンや斜面講習で苦労している人のために



 ハンググライダーの練習をするにあたって、ほとんどの練習生がグラハンや斜面での低空フライト練習をしていることと思います。なかなか思ったようには上達せず、自分は本当に一人で飛べるようになるのか自信をなくすこともあるかと思います。
 しかし、続けてさえいれば必ず飛べるようになります。ハンググライダーの面白さは、翼を駆って空高く飛び回ることにあります。上昇気流をつかまえて空高くどんどん上昇してゆく時の感覚は、一度経験すると病み付きになるほど素晴らしい別世界です。その手前の段階で挫折してしまうのは実にもったいないことです。もう少し頑張れば、止めたくても止められない魅惑の世界?が広がっているのです。
 そこで、ここではグラハンや斜面飛びについて、私がそれぞれの課程でどのようなことを感じ、どんな失敗をしたか書いてみたいと思います。


 なお予め断っておきますが、ここに書いた内容は私がイントラをはじめ諸先輩方に習ったことをベースにしてはいるものの、自分の体験と意見を中心にアレンジしています。従って、教えた方々の伝えたい事とは違う解釈をしている可能性があります。
 そしてこれを書いている私は、ただのサンデーパイロットです。人に操縦について教える資格はありません。
 しかしそれでも、あまり技術レベルの変わらない私の体験話は、その段階にいる人にとって何らかの形で参考になるのではと思い、上級者の方々には笑われるのを覚悟しつつ書き記してみることにしました。
 もちろんここに書いた内容通りにしなければならないわけではなく、基本的には普段お世話になっているインストラクターのアドバイスに従っていただければと思います。内容について何かお気づきの点がありましたら、ぜひご指摘下さい。





初ソロフライトまで
  ○平地でのグランドハンドリング
  ○斜面での低空フライト
  ○タンデムフライト
  ○初ソロフライトに向けて

ソロフライト後
  ○ソロに慣れてきたら
  ○B級生のためのサーマルソアリング
  ○B級生のためのテイクオフ









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