その他 |
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硬さ試験機 |
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投影式自動ブリネル硬さ試験機 型式FBH‐350 |
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本機は1955年KARL FRANK社が製造したFRANKOSKOP 3,000(Nr533)を最新の技術をもって改造し、槓桿式ブリネル硬さ試験機と当社独自の特殊構造レンズによる投影装置を組合せて、荷重の負荷より圧痕投影迄の行程を足踏ぺタル又は押釦操作のワンタッチにより自動化したものであります。従って従来のブリネル硬さ試験機と比較して検査作業能率が一段と向上、省力化されました。又本機の機構上荷重精度の変化が殆んどなく鋳鍛工場のように環境の悪い場所での御使用に充分耐え得るように考慮設計されております。
構成及び機能
本機はL型本体、スタンド、槓桿、重錘及び負荷、除去装置並びに試料台伝導装置、瞬時停止装置、電気的制御装置等より構成されております。
本機は強靱な鋳鉄本体に精密加工された槓桿部品にて組立てられ負荷装置に空圧を使用し、作業の進行状態の表示盤が設けられて居り、自動及び手動もスイッチ操作のみにて簡単に切換えられ検査試験の自動、省力化にその機能を充分発揮しています。
本機の特徴
- 感度がよく、荷重精度が安定しており中間精度検査の必要がない。
- 最初のレバー設定位置が負荷均衡状態で凡そ水平になるように設計されている為ストロークの全範囲にわたって荷重変動が殆んどない。
- 試料の硬さを測定出来るばかりでなく、ユニバーサルスケール上の選別用指標を適当な位置にセットする事によって選別機としても使用出来る。
- 負荷圧子軸と鏡筒レンズが夫々独立している為過酷な使用、衝撃によってレンズの破損、影像の位置ずれがない。
- 鏡筒部は完全防護型になっている為、塵埃の多い環境の悪い場所でも鮮明な影像が見える。
- 試料面が上部ストッパーに上昇接触すると伝導機構が直ちに停止する特殊な耐久性の瞬時停止装置が具備されている。
- 耐久性がよい。
- 保守、管理が容易である。
- 自動化されている為検査能率がよい。
- 手動を使用すれば標準の試験も行える。
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ブリネル硬さ試験機
ロックウェル硬さ試験機
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ショアー硬さ試験機
プラスチック硬さ試験機
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