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車のシャッター衝突事件に囚われて、自転車に乗ったことも何も書いていない。もともと自転車に乗るために出掛けようとしていたのだ。シャッターの柱を擦ったときにはもう出掛けるのも止めようかと思ったが、それから、お茶を飲みながら、衝突そのものはたいしたことではなく、気持ちの問題に過ぎないのだと理解できた。結果、出掛けて自転車に乗った。バンパーの緩みが分かっていたら、と言う問題はあるとしても、とにかく出掛けた。自転車に乗った。
菊池川沿いの道はのどかであった。初めての道なのに懐かしく思うくらいにのどかであった。平野部に入った後で、幾つもの川と合流して次第に大きな川となっていくようだ。菊池から山鹿まではまだ小川である。この小川の持つ懐かしさだったのだろう。
緑川は平地に入るともうすでに大きな川の様相を見せる。川の個性を考えるのも興味深い。地形の違いだけではなく、流域に住む人々の性格も関わっているように思う。性格と言うよりは、自然に対するときの物の見方、感じ方だろうか。
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