東京都調布市 とみさわ歯科医院

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虫歯

レーザー光による虫歯診断

非破壊的検査方法

レーザー光による虫歯の診断

従来の虫歯の診断は、右の図の左側にある様に、虫歯の穴を鋭利な針でつついて調べていました。こんなことをすると不必要に歯を傷めてしまいかねません。学校歯科検診では、未だにこの様な方法が推奨されています。永久歯は一度削ってしまったら、一生傷物です。「削るべきか?削らざるべきか?」慎重に判断したいものです。
近年ではレーザー光線を歯にあて、その反射光により、虫歯の進行度を測る方法が普及してきました。(右図の右側)これにより歯を傷めることなく、「虫歯もどき」と「虫歯」を定量的にかなり明確に区別できます。

DIAGNOdent

DIAGNOdent

レーザー光による齲蝕診断装置はドイツKaVo社により開発されました。日本でも数年前に認可され、ダイアグノデントという名称で発売されています。この装置は虫歯予防先進国ヨーロッパではかなり用いられていますが、日本ではまだほとんど使われていません。理由は日本の保険制度にあります。日本の医療保険では虫歯の診断をいくら正確に行っても報酬はありません。削って詰めて初めて報酬を頂けるのです。DIAGNOdent はかなり高価な装置なので、わざわざそれを買って無報酬の診断を行う歯科医は少ないといえます。しかしながら患者様のメリットを真剣に考えている歯科医であれば採算度外視でこの診断装置を用いていることでしょう。