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日付・天候・船宿

釣物・釣果・コメント

コメント・Photo

2003/12/28

  晴・ナギ

  松輪 仕立

  イカ場のヘリ、イワドガケ、シマシタ

 (大久保さんもアマダイをゲット)

トラギス(14)15〜20cm

ヒメコダイ(3)15〜18cm

ヒメ(30)17〜23cm

マトウダイ(1)48cm、1.4kg

オニカサゴ(1)29cm

カナド(3)20〜25cm

今年の大漁会の竿納めには去年に続いてアマダイを選択しました。理由は一日ノンビリ楽しめて、美味しい外道も多いのでお土産に事欠かないからです。やはり竿納めは丸坊主は避けたいですからね。しかし、自分が本命ボウズの外道王になろうとは夢にも思っていませんでした。今日はとっくんの家に4:30に迎えに行ったのですが10分過ぎても現れず、携帯も留守電でつながらず、最近、体調が良くないと聞いていたので家の呼び鈴を鳴らすのも躊躇われ一人で夜道を走って来たのでした。5時半頃に金田湾沿いを走っていると、携帯に電話があり、「ごめんよ。」と元気の無い声でした。早く元気になってね。

昨日の天気予報では晴は確実なものの、やや風が心配されたのですが最高のナギに恵まれました。いろいろな魚からのアタリは頻繁で飽きる事がありません。

 (徳ちゃんも両手に魚でエビス顔)

ポツリポツリと本命も顔を見せ始め、船中も6人中半分が本命アマダイとのご対面を果たしました。そこにまるかつの竿にも強信が到来しました。「待ってたぜ!!」とやり取りをしながら浮かせてくると、20cm近いヒメコダイを咥えた巨大マトウの姿が。上がってくる姿が赤銀色に見えなかったので嫌な予感がしたのですが...。とは言え、これも立派な高級魚なので色は地味ですがお正月用の味噌漬になってもらいました。まるかつも長いこと釣りをやっていますが、これだけ大きなマトウダイは初めてです。もともと身の厚い魚ではないのですが、切り身にして厚みが7cmもありましたからビックリです。最後に粘ってチカちゃんが本命を釣り上げバンザイをしましたが、まるかつと一番釣りに良く行っている某氏の二人だけ嫌われてしまいました。でも、皆が釣れてオカズがあれば幸せです。今年も楽しませてくれた海に感謝感謝です。

2003/12/23

  晴・ソヨソヨ

  早川 富三丸

  初島沖

キンメダイ(20)22〜32cm

ギンメダイ(1)19cm

親父とナカガワと一緒に久しぶりにキンメでもと話していましたが、どうもこのところエンジンの調子が悪くバラして修理したところまだ時間がかかりそうとの連絡が..。この一報で私は諦めたのですが、家族は久しぶりのキンメしゃぶしゃぶにありつけると思っていたらしく他の船で獲って来いと言わんばかりです。

そこで型は小さくてもオカズ位は釣れるだろうと早川のヤッサンを訪ねました。港を出て真鶴付近は風の通り道なのか西風が結構ありましたが、初島近くでは良いナギになりました。午前中は好調で周囲にアタリが無くともまるかつの竿先は叩かれ、ひとりで5点掛けの出る好調さ。最初の投入から5投連続で空振りなしです。次第にアタリも遠くなり、魚探反応も無くなり午後にはトーンダウンしたものの、ノンビリとした一日を過ごすことができました。久しぶりのキンメしゃぶしゃぶ最高でした。後は開きにしたキンメが楽しみだこと。
2003/12/18

  晴・ソヨソヨのちシケ

  大原 長福丸

  太東沖

ショウサイフグ(13)16〜32cm

タマガンゾウビラメ(1)29cm

シマちゃんと一緒に住友金属鹿島工場の見学ツアーに参加した時にバスの道中、釣りの話になり、フグ釣りの面白さ、食味の良さから「是非近いうちに一度...。」と言うことになりました。今までのシロギス、カワハギ入門コースではまるかつレンタルタックルでしたが、この際マイタックルをと言う事で事前に釣具屋に出向き竿とリールを買って鼻息荒く大原に向かったのでありました。前夜の天気予報では晴れるものの北風がかなり強いとの予報でしたが、朝の状態はそれほどでもなくホッとして出港しました。何と船中一番の獲物はシマちゃんのオニューの竿を叩きました。しかし、世の中それほど甘くはなく、潮がほとんど動かずポツリポツリの展開。風も徐々に強くなり、シマちゃんは2匹釣ったところでダウン、暫しの休憩タイムに入りました。

まるかつはこの時点で8匹ですが、1時間後にシマちゃんが「復活っ!!」と叫んで出てきた時もまだ8匹でした。この後、好転する事も無くゲームセット、シマちゃんの初フグは5匹でした。父権維持のかかる晩御飯のために獲物の一部提供があった事はもちろんです。一日飲まず食わずでしたので、さぞかし美味しい夕餉を囲む事ができたでしょう。めでたしめでたし。次回のご検討を!!

2003/12/07

  晴・ナギ

  鶴見 近藤釣舟店

  竹岡沖

 (今日、活躍した餌木君達)

アオリイカ(1)350g

スミイカ(10)250〜700g

このところ週末が天気が崩れるパターンになっていましたが、久しぶりに日曜日が晴れたので急遽、近場からエギングに出かけました。25mダチでの第1投にいきなり本命のアオリイカが乗ってきました。

「こりゃ今日は大変な事になるかも?」と一瞬思ったのですが、そうそう大変な事は起こらないのが世の常で、シャクリが飽きない程度にスミイカ君が餌木に抱きついてきてくれました。久しぶりのエギングでしたがシャクった時にズシンと来る快感を11回も味わう事ができ、オマケに今日は墨攻撃を一度も受けずバラシも無い平和な一日でした。スミイカの型も申し分なく大半が400g以上でした。あー満足、満足。

2003/11/24

  曇り時々晴・シケ

  松輪 仕立

  波佐間瀬、大房岬沖

アコウダイ(1)44cm、1.2kg

ユメカサゴ(1)24cm

シマガツオ(3)38〜45cm

スミヤキ(5)48〜53cm

休みの日にテレビを見ていると良くグルメ番組を放送していてついつい見てしまう。先日も12chで「漁師一押しの美味しい外道」というキャッチで”エンザラ”という魚が紹介されていた。元祖仮面ライダー俳優の藤岡弘が「脂があるけどあっさりで美味いねぇ。」と不可思議なコメントをしたので悪い予感がしたのだが、案の定ガランチョでした。色々な呼び名を持つスーパー外道であるが、好みは分かれるところだろう。今シーズン初めての深場釣りは予想外の強い北風で海が悪く、苦労して最後にやっと1本という辛い展開でした。

 (エンザラ、スミヤキ、ガラことクロシビカマス)

でも久しぶりのアコウは期待を裏切らない美味しさでした。そしてスーパー外道のスミヤキは脂っこい魚が大好きな船頭さんに喜んで貰われて行きました。

2003/11/08

  晴れ・ナギ

  大磯 恒丸

  真沖

アカカマス(21)36〜42cm

マアジ(3)32〜35cm

ゴマサバ(2)34〜37cm

今年は季節の変化が全て遅れているようで海の世界も例外ではないようです。今ごろになってイナダが食っているようですし、水温もまだ下がってこないようです。この時期、例年ですとカマスはとっくにスタートを切っているのですが、やっと先週から始まったばかりで、群れも固まっておらずポツリポツリの釣りでスタートダッシュと言う訳にはいきません。とっくんがコッソリ抜け駆けしたという情報を聞きつけ、辛抱ならなくなりまるかつも出撃と相成りました。最高のベタナギ+ポカポカのコンディションでしたが、朝一こそアタリは活発だったのですが10時過ぎに潮が止まってからは辛抱の釣りになってしまいました。

アタリが極端に小さくエサの先をかじる程度で食い込ませるのに苦労してしまいます。数が出ない代わりに型は申し分なく、いつもならレギュラーサイズの30cm前後が全く混じりません。来ればナイスバディで強い締め込みを堪能できました。混じりのアジやサバもこれまたグッドサイズで脂の乗りも最高でした。久しぶりのオカマスの刺身に舌鼓で絶好調。

2003/10/25

  曇り・ソヨソヨ

  岩井 忠蔵

  大房岬周り

 (初めてお目にかかりました:シラコダイ)

カワハギ(10)17〜23cm

シラコダイ(1)17cm

トラギス、アカエソ、マエソ、ササノハベラ、ホンベラ、キュウセン、キタマクラ、マダイと外道は多彩、多数

「今年の恒例岩井ノカワハギは民宿泊まりで行こうか?」と言う話が出ていたのですが、なかなかスケジュール調整がつかないようで実現できずにいました。お馴染みの三バカトリオは待ちきれずに一足お先に仕立てる事にして岩井へと向かいました。季節はずれの台風が北上していたので、影響があるのではと心配していましたが、大きなウネリもなく雨に降られることも無くどうにか一日持ってくれました。底荒れしているのか何処へいってもアタリが無く、「今日は厳しいかな。」と話していると大房岬の前でやっと顔を見ることができました。今日は何故かまるかつには小型が来る事が無く釣れれば良型でニンマリスタートでした。

ナカガワもまるかつに借りた超先調子竿で快調に釣っているのですが、一人蚊帳の外なのはトックンでやっと超小型2枚で「今日は刺身が食えないよー。」と嘆き節です。しかし、後半何か悪い憑き物が落ちたのか、猛然とスパートし終わってみれば三人ともオカズをちゃんと確保していました。流石というか食い意地が張っているというか、帰りの車中が暗い雰囲気にならなくてホッとするまるかつでした。久方ぶりのカワハギの鍋、最高でした。

2003/10/19

  晴・ナギ

  鶴見 新明丸

  根岸湾奥

 

マハゼ(73)8〜16cm

例年この時期になると、「お父さんそろそろハゼの天ぷらが食べたいな。」とリクエストが出ます。今年はマダコがサッパリで乗合船が出ない有様でしたが、ハゼも型が小さく湧きもあまりよくないとの噂でした。まあオカズくらいは釣れるだろうと矢竹の中通し竿を引っぱり出しました。例年ですと近くの運河筋で釣るのですが、鶴見川を下って海に出てつばさ橋をくぐるとフスロットルで根岸湾を目指しました。案の定、数は出る物の小型が多く15cm以上は混じる程度でした。お約束の天ぷらはできましたが、華麗な包丁捌き+2匹付けという有様でした。

 (やはりハゼは和竿でノンビリがいいネ!)

2003/10/17

  晴・シケ

  沼津 清時丸

  戸田沖、波勝崎沖

シイラ(1)72cm、1.5kg

仕事で知り合ったジギング大好きの近藤さんから「メジかカンパチが釣りたい!!」という大それたお申し出があり、まるかつは悩みぬいて外房勝浦のヒラマサかもしで近藤さんはジギングで、まるかつはかもしでとチョイスしたところ、勝浦地区は何故か臨時休業とな??そこで、数日前に10kg級のキメジも上がっているカツオ乗合に再挑戦と言う事になりました。しかしながら、港(静浦港)は静かでも湾に出ると北東の風、ポイントの戸田沖は伊豆半島を越える風の通り道があるのかビュービューのシケ状態。ナブラもあり「またもや!!」と思わせた物の空振り。船長もあまりの海の悪さに移動を決断し、南下してみるとあら不思議其処はナギの世界でした。しかし、鳥も皆無、ナブラなんてありゃしないで波勝崎沖のマリンロボまでクルージングしてしまいました。一度道具は下してはみましたが、何者かに餌をちょっぴりしゃぶられただけでUターンすることになりました。(ルアーにも一度バイトがあったそうです。)

 (波勝崎沖のマリンロボ:浮漁礁)

帰りもクルージングしていると無線が入り、シケの戸田沖でカツオが食いだしたとの事でバッコンバッコン飛ばして波を被りながら到着してみると3投しただけで魚は消え去ってしまいました。船長も気を遣って僚船がいなくなる中、暗くなる5時過ぎまで粘ってくれたのですがまるかつの釣ったオマケシイラだけが唯一の収穫でした。やはり柳の下には1匹だけと言う事なのですね?お疲れ様でした。

2003/10/04

  晴・ナギ

  松輪 仕立

  真沖、下浦沖

イナダ(2)43〜44cm、1.0kg

ゴマサバ(8)34〜40cm

かなり前からこの日はワラサで予約していたのですが、今年は(今年も?)ハズレ年のようでポツポツと顔を出しては引っ込むを繰り返している様です。昨日は下潮から上潮に替わって食いが一時立ち、ワラサも4kgオーバーのカンパチも食ったそうですが、今日は待てど暮らせど...と言った展開でした。このところ皆で松輪から仕立てると結果が芳しくないのですがこう続くと滅入ってしまいます。全員アタリなし、オカズ無しで11時を迎えてしまったので、下浦沖へ移動してタイでもアジでもサバでも何かお土産をと願いを込めました。最初の場所では何もアタリませんでしたが、少し沖目に移動するとゴマサバが顔を出し始めました。朝からアタリ無しで数時間過ごしていますので、皆夢中で釣りまくります。しばらくして僚船から「イナダっこが回ってきたよ。」と無線が入り、急いで移動。

すぐにルアーを落としたチカちゃんにすぐにバイトがありました.続いて落としたまるかつのオキアミ餌にも強烈なアタリがあり、巻き上げてくると強いはずで2本バリにダブルでした。結局、この一瞬、一投だけで素早く落とした二人にしか女神は微笑ませんでした。体長の割には太っていて体高があり、身も良くしまっており先月釣ったイナダよりも格段に美味しい刺身になりました。ゴマサバも軽く締めて家族のお腹に納まりました。

2003/09/18

  晴・ナギ

  沼津静浦 清時丸

  戸田沖

 (静かに出船を待つ清時丸)

カツオ(1)59cm、3.6kg

今年の夏休みは天候に恵まれたので中一日で登板できます。さすがに毎日じゃ体が持ちませんので場所を替え、品物を替えて楽しみは尽きません。今年の駿河湾はイワシが多く、上りカツオが湾から離れず居残り戻りカツオのシーズンである今でも丸々とした魚体で湾内を回遊しているとの情報をキャッチしていました。カツオは昨年も狙いましたが涙をのんだ事もあり、相模湾の状況が芳しくない事も有り沼津までの遠征を決心しました。

8時出船とノンビリした雰囲気でスタートしましたが船団と合流するや急いで仕掛を下して、すぐに巻き上げ移動しての繰り返しで一気に戦闘状態に入りアドレナリンが噴出すのが実感できました。ハリスは20号、オキアミ餌にアミコマセで3回アタリましたが1回目と3回目はすっぽ抜け。何とか2回目はガッチリ針掛りしてくれてロッドが根元から曲がる興奮を味わう事ができました。さすがにこのサイズになると簡単に引き寄せる事ができず、結構締めたはずのドラグから糸が引き出されていきます。結局、この一本止まりでしたが一年分のアドレナリンを使ったような爽快感が残りました。

2003/09/16

  曇りのち晴・ソヨソヨのちややシケ

  外川 三浦丸

  大根

ヒラメ(1)55cm、1.7kg

イナダ(1)34cm

今年のお盆の時期は雨が続き寒かったので夏休みを取った人たちは散々だったようです。まるかつはその時期には仕事をして遅い夏休みを取ったのですが、結果的には大正解で好天が続き残暑も厳しい毎日です。今日は久しぶりに外川港にやってきました。ここは一年中ヒラメが狙える場所ですが久々の一枚が目的です。前の晩の気象情報では「風も弱く...」だったのですが、結構東が吹いており気温も朝方は気温もl低めだったのでカッパを着込んでも飛沫を被ると寒いような状況でした。船が止まって釣り始めると日が当たると暑いという着たり脱いだりという忙しい一日でした。船の上ではまるかつが忙しくしているのに、海中のヒラメはやる気が無いようで活きの良いイワシを送り込んでもかじりもしません。お客は一人で船長も道具を出していたのですが10時まで二人ともアタリなしで静かな時間が過ぎてゆきます。

やっと到来した派手なアタリに集中して待つと数回竿先を揺さぶるようなアタリの後、海中にグーっと竿先が締めこまれたのでここぞと合わせると見事なすっぽ抜け。船長と二人でガックリしていると海の神様は見捨てませんでした。次の投入でいきなり海中に竿先が引き込まれましたが、咥えただけらしくすぐに竿は戻ってしまいました。ここで竿先を送り込むと二度目の食いつきを誘い、15秒位で飲み込ませることに成功しました。最初はドラグから糸を引き出すような対抗がありましたが、比較的おとなしく船長の差し出す玉網にゴールインしました。夏ビラメの割には厚みがあり長さの割には重量感がありました。この後沈船周りを流して船長共々イナダを釣り今日の釣りを締めくくりました。海が悪かったので船長も気を揉んでいたようですが、自分が釣れなくとも「お客さんが釣ってくれてホッとしたよぅ。」と目を細めて笑った顔が印象的でした。5枚に下されたヒラメは今、冷蔵庫で眠っておりまるかつ一家の「うまーいっ!!」の声を聴くのを今かと待っております。このところ型を見ない事も多かった様なので、1枚とは言えラッキーだったのかもしれません。
2003/09/15

  晴・ソヨソヨ

  大磯 恒丸

  平塚沖

20030914photo1.jpg (10177 バイト)

 (夜明けの大磯港)

イナダ(11)35〜42cm

ヒラソウダ(3)35〜38cm

マルアジ(4)23〜26cm

ゴマサバ(1)32cm

季節物であるイナダのシーズンになりました。毎年、この時期になるとそろそろワカシが大きくなったかなと気になりだします。台風14号が日本海を通過している時は南風が強く吹くので避け、風が収まるのを、あって出漁しました。一日同じ釣り方では飽きてしまうので、今日はルアー、カッタクリ、竿釣りと3種類の道具を用意して臨みました。まずはやる気+体力が十分なところで竿カッタクリから始めました。6号2本バリ2.5mの仕掛にワーム(グラスミノー白、ピンク)を付けてしゃくりあげると、いきなりダブルで掛かって来ました。潮行きがあまり良くないようで他船がまだくるくると反応探しをしている時間帯ですから船長(オバQ)も大声で「来たよ!来たよ、本命本命!。」と大騒ぎです。なぜか手釣り(カッタクリ)のバケ仕掛には反応が悪く、ワームにばかり立て続けに6本来ました。

20030914photo2.jpg (13043 バイト)

その後、群れが去り静かな時間が訪れたので釣れない時にキツい竿カッタクリからサンマ餌の餌釣りに切り替えました。ヒラソウダを2本釣った後いよいよ手釣りにチェンジしました。一般にはカッタクリと呼ばれる釣り方ですが、オバQはカッチャクリと発音していました。この方が体力的には楽なのですが、腕、握力、指先などに負担がかかります。竿に比べて手繰るスピードが速くなりやすいので緩急をつけるように注意が必要です。手釣りでガツンと当たった衝撃はなかなか楽しいですが、太い糸で手繰り上げてしまうので掛けてからの楽しみは竿の方が上ですね。最後にルアーを投げてイナダ、ヒラソウダ各1匹を釣り満足なバラエティ一杯の一日となりました。

2003/09/12

  晴・ナギ

  佐島 海楽園

  真沖、葉山沖

20030912photo2.jpg (11993 バイト)

 (海楽園全景)

カワハギ(4)18〜21cm

カサゴ(3)15〜20cm(20cmのみキープ)

オキエソ(1)28cm

トラギス(20)13〜20cm

他に、ササノハベラ、キュウセン、オハグロベラ、キタマクラ、オオスジイシモチなど多数

今日から遅い夏休みに入りました。超大型の台風14号が韓国に向けて北上していますが、関東地方への影響は少ないので、シーズンインしたカワハギに出かけました。10月には本格的なシーズンに入りますので、一年ぶりの練習と言った所でしょうか。船宿は10年以上前に一度仕立てた事のある佐島海楽園です。アットホームな雰囲気の中、近隣の根を熟知した船長で、ノンビリとした一日を過ごすには最適です。カワハギはまだ開始したばかりでムラが多く、このところ潮も濁って芳しくないとの情報でした。出船前に船長や近所の漁師さんと話していたら、「今年は季節が遅れていてお盆の頃が寒かったのは遅い梅雨寒で、今になって夏らしくなってきた。」と言っていました。

20030912photo1.jpg (9892 バイト)

しかしクラゲは出てきているし潮は秋の潮に変わってきているけど、この時期にこんなに赤く濁った潮は見た事無いという事でした。水温が高いので外道軍団の活性が非常に高く、仕掛を入れたら5秒が勝負という釣りでしたが、辛うじて本命を4枚確保できました。忙しい釣りで十分予行演習にはなったけれど、初期の大型狙いで大きなハリ(ハゲ6号)を選択した為か本命が少し少なかったと少し反省です。意外と肝も大きくなっており、ショウガとあっさり炊いて朝ご飯のオカズに、身はトラギスとオキエソでブイヨンを作り、アサリ、ハマグリ、エビなどと塩味のあっさりブイヤベースを作って楽しみました。

2003/09/06

  晴・ソヨソヨのちややシケ

  松輪 仕立

  真沖、下浦沖、観音崎沖

ワラサ(0)

タチウオ(0)

親父から「他船で今シーズン初のワラサが顔を見せたよ。」と連絡があったので下見に出かける事にしました。

予報も悪くなかったのですが、明け方から南寄りのイヤーな感じの風が吹き出して親父も「この風じゃダメかもな。」と先制パンチを食らってしまいました。案の定、アタリは皆無で、押さえにオカズでもと考えていた後半のタチウオまで丸ボウズを食らってしまいました。他船も竿が曲がる光景を目にする事は無く、次回の予約を入れて退散と相成りました。
2003/08/23

  晴・ソヨソヨのちややシケ

  勝浦川津 鈴丸

  真沖

 (これはデカイ!!お味も再認識)

チカメキントキ(4)23〜37cm、0.3〜1.0kg

シイラ(1)58cm、1.0kg

チカメキントキという魚は外道で何回か釣った事があり、食べては不味くはないが飛び切り美味いという訳ではないというイメージを持っていました。ただし鱗が細かく捌くのが大変だった記憶が強烈でした。以前から大原や勝浦からチカメキントキを狙ってイワシ餌で専門に釣る五目乗合があり、チョッと気になっていました。最近の雑誌にも紹介され「デカイ!」、「タイより旨いかも?」と記事になっていて今まで食べたのは時期が悪かったのか型が良くなかったからなのかもう一度デカチカキンを食べてみて再評価しようと思い立った訳です。期待を胸に岸壁で接岸を待ったのですが、初めての船という事も有りお作法が分かりません。聞けば鈴丸は船宿で座席札を取り船に乗るとの事で、もう一人同じ境遇の人と残りの左舷ミヨシ2番、3番に入れてもらいました。結果的にこれが「不幸中の幸い」で船中0〜1匹が多い中で残り物席の二人が良い思いをしてしまいました。大きな船に片弦6人ですから窮屈ではないのですが強烈な速潮+二枚潮+南風でオマツリ連発。仕掛が下りないので変だと思えば水面でシイラにも遊ばれてしまいました。

おまけに右隣のミヨシ1番のおとーさんが長竿をもてあまし仕掛を底に着け引きずってトモとオマツリさせるものだからモー大変です。底ダチを取ったら上へ上へとゆっくり誘い上げるのが正解みたいで10m近く上で食うこともありました。サイズが良いので掛かるとムーチングロッドが思いっきり曲がりなかなか楽しい釣りであることを再認識してしまいました。食べても上品な脂が乗り、事実タイよりも美味しいと感じたのはまるかつだけではなく家族も同意見でした。今日は船長も一日ぼやきっぱなしの最悪なコンディションでしたが近いうちにもう一度と思わせる何かを感じさせる釣物であったことは間違いありません。やはりシイラも大型は美味しかったようにキントキにも同じ事が言えるようですね。

2003/08/11

  晴・ナギ

  勝浦川津 宏昌丸

  海中公園沖、行川沖

マハタ(1)32cm、0.5kg

台風10号一過の好天を狙って1年振りの泳がせに出漁しました。この釣りは甚だ確率が低いのですがアタリを待つ間ワクワクドキドキするのが堪らず好きな釣りの一つです。いつもどおり朝一にサビキで小アジを釣りそれを餌にします。30分ほどで各自餌を確保し本命のポイントに向かいました。今日のお客さんはまるかつを含め3人で右舷に並んで魚からのラブコールを待ちます。最初にアタッたのは胴の間の人で竿先が引き込まれたのですが早アワセでアウト。次の流しでまるかつにも待望のアタリがあり2回ほどの小さなアタリの後、竿先がグーンと入ったのですがすぐに元に戻ってしまいました。上げてみると餌だけが失敬されていました。直後にミヨシの人にもアタリましたがフッキングには至りませんでした。

 (一気のアタリを待つDUEL 12Speedy)

その後、みよしの人とまるかつに小型のハタがヒットしたのみで無情にも沖上がりとなってしまいました。残念な結果でしたが近くを流していたルアー船では本命を上げていましたのでそろそろ本番突入でしょうか?

2003/08/02

  晴・ナギ

  松輪 仕立

  下浦沖

 (今日、大活躍のヒラジグラ100gパープル)

 (色々なルアーを試してみたけど...)

タチウオ(21)72〜92cm

マサバ(8)35〜43cm

「いよいよタチウオが出始めた。」ってんで日曜日に前半タチウオ+後半スルメの仕立を計画したのですが参加希望者が3名と少なく中止になってしまいました。親父に「土曜日に予約しているのは誰?」と聞いてみると「太田がタチウオで4人だよ。」との返事でしたので2回ほどご一緒した事のある太田君ならばという事で同船させてもらう了解を取りました。ナカガワは別の用事があるのでとっくんと二人で参加させてもらいました。とっくんを含む4名がエサ釣り、太田君とまるかつはルアーで狙います。事前情報では30m位のタナだという事で魚探で群れを探しますがこれといった反応がなく一投目は空振りでした。下浦沖にはかなりイワシが回っておりこれを追っていると読み大きなイワシの反応の下や横のです細かい反応に合わせてみるとこれが大正解ですぐにバイトが訪れました。たまたま昨年実績のあったヒラジグラパープルを選択したのですが、これが今日のヒットルアーでした。途中、いくつかのジグを試したのですがソッポを向かれ、ヒラジグラパープルに替えるとすぐにアタルと言う展開でした。松輪は5時出船ですので釣り始めた時は周りには刺し網の漁船が1杯位で他の釣船は全くおらず長い流しでも群れが散る事もなくアタリを独占していました。一時、大きなマサバが回りエサには反応しないのですがルアーは大好きな様で20mラインで必ずフォール中にヒットなんてこともあり楽しんでおりました。この時点では底まで50〜60mでタナが30〜40mというところで順調に釣れていました。

7時を回った頃から千葉、湾奥、川崎、横浜、八景、久里浜の釣船が集まりだし次第に大船団がでました。彼らも到着直後は銀色のサーベルを光らせていましたが、次第に大船団に驚き群れが散り始め潮の流れも止まってきたのでポツリポツリの展開になってしまいました。「早起きは三文の得」ではありませんが、美味しいところを食べさせてもらった感じで満足してしまいました。もちろん夕餉も久しぶりのタチウオと超デカサバで大満足だったのは言うまでもありません。炎天下でのジギングはとてもハードですが、あの「ガツンッ!!」を味わってしまうと止められません。

 (下浦沖には大船団)

2003/07/19

  曇り時々晴・ナギ

  松輪 仕立

  波佐間瀬、大房岬沖

 (バラムツとアコウで竿は折れそう)

アコウダイ(2)39〜56cm、1.0〜3.2kg

バラムツ(1)90cm4.3kg

スミヤキ(4)54〜60cm

オキギス(1)55cm

シマガツオ(4)45〜52cm

「最近、深場やってないよね。」という会話がきっかけで家で過去データを調べてみると、最大のアコウ6.4kgも7月の結果で6〜7月まではアコウの実績があることを思い出しました。例年であればそろそろ梅雨明けかという時期ですが、まだ遅くなりそうな気配で合間のナギ日に当たりました。波佐間瀬から攻め始めましたが潮が二枚潮気味で親父も思ったところに船を入れられず苦戦しています。当たってもダボ(オキギス)かガラ(スミヤキ)で今日は顔を見られないかもと不安がよぎりました。

 (裸で夏アコウ)

潮が東へと流れる様子なので親父と相談してナダ寄りの大房岬近くに移動して掛け上がりに合わせる作戦に変更しました。移動後の一回目は仕掛の投入後糸が船下に入りすぎ、胴の間のまるかつの糸がペラに巻かれるトラブルがありました。糸をつなぎ合わせて皆で巻き上げてみると怪我の功名で全員に1匹ずつアコウが掛かっていました。ポイントは正解と言うことで潮周りして2回目を入れると着底と同時にアタリが出て、しばらく糸を送り込み追い食いを狙ってから巻き上げに入りました。かなりの重さで竿が折れんばかりに曲がりますがドラグを効かせながら500mの長丁場を巻き上げると、本日最大の3.2kgのアコウとと尾びれに仕掛を絡めたバラムツが水面に出ました。尾びれに巻いていなければもっと暴れてアコウもろとも糸を切ってしまっていたかもしれません。バラムツは毒はありませんが脂(ワックス成分)が多く食べると下痢をしてしまいます。まるかつもかつて一度だけ食べたことがありますが、「刺身を一切れだけにしておけ。」といわれた事を覚えています。超大トロといった感じでした。

2003/07/05

  晴・ナギ

  松輪 仕立

  江奈港前(マルイカ)

  久里浜沖(泳がせ)

  城ヶ島沖(スルメイカ)

 

  (今日の一言)

人の沖漬け容器に自分のイカを入れるときは「失礼します、入れさせていただきます。」と挨拶しましょう。

マルイカ(16)14〜23cm

スルメイカ(6)30〜36cm

梅雨に入ってから週末は土日のどちらかが晴れ間が出ると言うパターンになっており、ウイークエンドフィッシャーマンにはありがたい展開になっています。今週は絶好調のマルイカを朝一に釣って、それをエサにして泳がせてワラサ、カンパチ、大ダイをアワヨクばという計画です。出だしのマルイカは今年は当たり年のようで、のっけからダブル、ダブルでスタートしました。エサ取りなので1時間位しかやるつもりがないので手返しが重要です。まるかつは今期4回目なので訓練の賜物か最高のすべり出しでしたが、今回同行のT氏×2は片やバラシの連発(本人曰く久しぶりで緊張したとか?)で親父とまるかつから「ヘタクソ」と激励されたり、腰痛気味の方は1投目からライントラブルで空振りし前日からの睡眠不足とウネリで早々とダウン。何とかエサ20杯位と沖漬け5杯と確保し端物狙いに向かいました。場所は久里浜の火力発電所の前の根です。

食い気のある魚が居ればすぐに来るはずと1時間だけ流す事を決め、T田さんも船酔いから復活して3本の竿を並べました。しかし魚がいないのか、活性が低いのか分かりませんがノーヒット。泳がせはバクチみたいな釣りですが、「当たれば儲けもの。」といった気持ちでやらないとダメですが、やってみないとつれないの事実です。早々に諦めてスルメ狙いで城ヶ島沖に船を移動させました。最初にに仕掛を入れたのが南寄りのポイントで竿入と同時に乗り、これはと思わせましたが後が続きません。他船の情報ではこのポイントは朝一にやったが模様が良くなかったとのことで北上したくさんの船が集まっている海域へと移動しました。しかし全く乗りが無く、他船も竿が上がらず無線でボヤいているばかりで時間だけが過ぎてゆきます。これでは今日の締めくくりにならないので親父と相談し最初の南寄りのポイントに急いで移動しました。そこで群れを捕らえ両T氏も2杯、3杯掛け、まるかつも直結仕掛けで5杯掛けの大技が出ました。もう一度と船を回しましたが、もう群れの姿はなくジエンドとなりました。沖上がりしてからマルイカの沖漬けを皆で食べましたが甘くて「こりゃ、美味いねー。」を連発する親父が印象的でした。b
2003/06/28

  雨・ナギ

  太東 重宝丸

  真沖

 

 (天気が悪かったので写真は無しです)

イサキ(3)26〜29cm

マアジ(21)17〜30cm

ウマズラハギ(2)30〜32cm

マルソウダ(2)34〜37cm

スズメダイ(1)12cm

今日は生憎の雨でしたが風がなさそうなのでトックンと二人で外房にアミコマセの五目釣りに出かけました。まるかつは今年はまじめにウイリーを極めようと目標を立てているので最初は付け餌は無しでウイリーを動かして食わせてやろうという魂胆です。

他の人は思い思いの餌を付けてイサキを狙います。船長の指示タナは浅めなのですが、一人底近くまで降ろしてシャクリ始めます。まるかつの狙いは大型のハナダイです。出だしは底近くではアタらないものの、イサキのタナ周辺ではイサキやアジ、ウマが食いました。一度、底から6m辺りで強烈なアタリがあり最初の一撃は凌いだのですが、船長がコマセ配り中で船が流されており隣の人と糸が重なり二の矢を防ぐ事ができませんでした。ハリスは2.5号を使っていたのですが、枝スの結び目でブッツリとやられてしまいました。その強烈なショックが尾を引きこのあとはリズムを壊してしまいました。今日は水温もあまり高くなく、潮の流れも少なかったのでエサ釣りの人達も数が釣れず今ひとつの結果のようでした。まだ未熟です。
2003/06/21

  晴・ナギ

  葉山 長三朗丸

  真沖

マルイカ(48)20〜34cm

今年は台風の当たり年かもしれません。梅雨の最中だというのに、またまた上陸するかと心配させました。まるかつも今週は出張続きだったので飛行機や新幹線などに影響が出ないかとハラハラしておりました。幸い九州から日本海へとかすめるように通り過ぎたのですが、金曜日遅くまで風が残り、今週は無理かなと思わせました。が、しかし土曜日は風も収まり絶好のナギになりました。まるかつもこうなる事を願いつつ寝たのでしたが...。コンディションが良ければ外房でウイリーシャクリでもと考えていたのですが、シケ後に出船できて、それなりに釣果を期待できるといえば今、最盛期のマルイカでしょう。トックンから連絡はあったのですが、マルイカでは反応が今ひとつで結局まるかつ一人で出かけました。トックンは何か違う物に出かけたのかも知れません。結果はシケ後で浅場は荒れていてダメかもと思っていたのですが、蓋を開けてみれば絶好調。シケ前の60〜70杯という勢いには程遠いですが、たっぷりと沖漬けを作る事ができました。実は前回沖漬けは15杯程度しか作らなかったのですが、家族からもお裾分け先からも沖漬け絶賛の声が多く、背中を押される形になっていたのでした。マルイカの沖漬けは本当に美味い贅沢な物なんですけど、分かっているの?

 (ジップロックを使って簡単沖漬け作り)

 (今日頑張ったスッテ三兄弟)

2003/06/13

  曇り時々雨・ナギ

  日立久慈 弘漁丸

  伊師浜沖、日立沖

 (3年ぶりのビックワン)

ムラソイ(1)36cm、1.05kg

トックンに「そろそろ日立のソイのシーズンだね。」と水を向けると、「去年は13日でしたよ。」と打てば響くような応えが返ってきました。今日、お世話になった弘漁丸は3年前にまるかつが新規開拓した船宿で、数少ない当たりの船長です。乗船人数も制限し、20cm以下はリリース、座席は花札を使ったくじ引きと色々なこだわりを感じさせてくれます。もちろん地元の根を十分に知り尽くしていて、満足の行く結果を与えてくれます。去年(2002.06.13参照)はムラソイ10匹+クロメバル16匹の大満足をプレゼントしてくれました。今年も去年と同じでお客さんは3人、釣り座も左右ミヨシ、天気も降ったり止んだりのナギ。しかし一つ違う条件があったのです。去年は好天からの崩れ始めで潮が澄んで波も高くなかったのですが、今年は崩れた後でウネリが残り、潮は濁り浅場にはは入れませんでした。また、外房独特のウネリが入ると水温が下がる状態で魚の食いは最悪でした。

  

(とっくんもメバルでにっこり)(ムラソイが吐き出したアブラガニ)

トモのお客さんがアイナメ大小を2匹、トックンが小さなソイとメバルを釣りましたがまるかつには全くアタリがありません。「今日は丸坊主かも....。」と寂しい気持ちになりかかった時にそれは訪れました。コツッ!という餌をくわえるかんしょくのに続いて激しい締め込み、竿先を断続的に叩く大物のアタリです。根に潜られると厄介なのですかさずリールを二巻きし、その後の抵抗を竿で溜めました。ハリスは3号なので無理はできません。最初の抵抗さえかわせば、後は水深が浅いのでゆっくりと巻き上げればOKです。3年前に1.2kgをゲットしていますが、久しぶりのビックワンでした。これ1匹で満足!

2003/06/08

  晴・ナギ

  葉山 長三朗丸

  真沖

マルイカ(40)21〜30cm

昨日、親父が「やっとメト(マルイカ)が乗り出したよ。こないだはちょっと早すぎたかもなぁ。」と話したのをまるかつは聞き逃しませんでした。連荘はちょっとキツイのですがマルイカの甘味のある味に誘われてしまいました。この間(2003.03.24参照)あんなに苦労したのが嘘の様。一日中、ポツポツと乗り、終わってみれば40杯で笑いが止まりません。なんと、丸いかで沖漬けまで作ってしまいました。実はとても良く乗ったツノが2本あったのです。自分で巻いたツノですが、これは弟子にもそうそう簡単には教えられませんね。フフフッ!!

 (見ているだけでヨダレが!)

2003/06/07

  晴・ナギ

  松輪 仕立

  金田湾(シロギス)、間口港前(カサゴ)

 (魚釣りは楽しいね!釣れれば。)

 (今日は仕事じゃないのでもっと笑いましょう。)

シロギス(29)12〜21cm

メゴチ(50)9〜19cm

カサゴ(8)18〜23cm

クロメバル(2)20〜27cm

今日は恒例のシロギス釣りです。先週の予定でしたが気の早い台風のお出ましで延期になってしまいましたが、今日は絶好のナギでシロギス狙いにはもってこいのコンディションです。ベテラン、初心者8名が集合して金田湾のイケス周りを狙いました。竿入れからアタリが続き、真剣に釣る人、ノンビリ楽しむ人それぞれが思い思いのスタイルで浅場のキスからのシャープなアタリを味わいました。例年に比べてピン(小型)ばかりと言うわけでもなく、20cm級も結構混じりました。それに比べてメゴチは超小型は少ない物の大型が少なく、メゴチ天が大好物のまるかつはちょっと不満でした。

半数以上がメゴチ餌のマゴチ狙いをしていましたが、チカちゃんに一度アタッただけ、それもギンアナゴで「キターッ!タモ!!」と騒いだのですがちょっぴり恥ずかしかったみたいでした。マゴチと言えば、トックンが掛けた太いシロギス(20cm級)を追ってマゴチが水面近くで飛びついたようなのですが、まるかつが必死にタモをもって駆けつけたのですが間に合わずしゃぶられるだけで逃げられてしまいました。水面まで追ってヒットと言うのは初めて聞きましたが、マゴチはつがいで居て伴侶が釣られると追ってきて運がよければタモで掬えると聞いたことがあります。

 (ちょっと小振りで苦笑い)

後半、間口港前をサバ短で狙いましたが、カサゴ、クロメバル、トゴットメバル、アジとアタリが活発で楽しめました。皆が型を見る中トックンは水槽で飼うのに手ごろな超小型サイズを連発。いつも皆にいじられる斎藤が風邪で直前リタイヤだったため、皆にからかわれて代理ターゲットになっていました。まるかつの釣ったカサゴは河野さんのお土産に、クロメバルは親父の晩のオカズになりました。1匹だけ大型のクロメバルが釣れたのですが、それを見ていた親父が「こりゃデカくて美味そうじゃないかぇ。」とヨダレを垂らさんばかりに言う物ですから....。

チカちゃんが持ってきてくれた大物シロギス賞の長靴も誰も欲しがらず、親父が漁夫の利でゲットしました。今日は親父が一番得をする日だったのかもしれません。それは早起きしたからでしょう。(前回参照)

2003/05/24

   曇りのち晴 ナギ

  松輪 仕立

  真沖、城ヶ島沖、油壷沖

 

マルイカ(0)

久しぶりのパーフェクトボウズでした。会社の連中と8名で仕立てたのですが、一日中イカ角を躍らせて船中丸ボウズ。船長も家に帰ってからひっくり返ってしまいました。そう言えば、朝から悪い予感がしていました。出船時間の5:00の15分前になっても親父が姿を現さないのです。いつも早めに船に登場するのに、今日に限って皆が準備万端整っているのに顔を見せません。

家に電話してみると寝ぼけ声で「アー、アー」と言うだけ。急いで現れましたが完全に寝坊したようで、他船の船長達からも無線でからかわれていました。魚探反応は十分にあるのですが、何が気に食わないのか全く乗り気がありません。最初は潮が変わればとタカを括っていましたが、最後まで好転する事はありませんでした。一日徒労に終わってしまいましたが、今日参加していただいた皆さん、これに懲りずにまた一緒に釣りを楽しみましょう。お陰で昼寝ができたわい。
2003/05/23

  曇り時々晴 ナギ

  腰越 喜久丸

  真沖、葉山沖

マダイ(2)23〜24cm

メジナ(1)26cm

マアジ(5)20〜25cm

ゴマサバ(20)30〜35cm

カワハギ(1)23cm

喜久丸は相模湾のウイリーシャクリの元祖の船宿で、是非一度行ってみたいと思っていました。潮が極端に澄んでしまい、良いコンディションとは言えませんでしたが、付け餌を使わずコマセワークだけで「喰わせた」という実感が得られました。腰越は年に数回は行く港ですが、船長が予想通り感じの良い人で「もう一度行こうかな。」と思わせるような気持ちの良い船宿でした。マダイ五目の看板でしたが、結果はピッタリの五目で日並の良い時は型も期待できるようでした。
2003/05/10

  晴・ナギ

  行徳 大城屋

  木更津沖、姉ヶ崎沖

 (大城屋クマちゃん??)

アナゴ(16)35〜47cm

いよいよアナゴのシーズンに入ってきました。家族からも「お父さん、そろそろじゃないの?」と催促があり風も無く穏やかな日並になりそうなので出かけてきました。アナゴといえば夜釣りが通り相場ですが、去年から日中アナゴにはまっています。夜釣りには夜釣りの楽しさがありますが、如何せん時間が短いのでセカセカしていて何だか落ち着いて楽しんだという気がしません。その点日中アナゴは時間もたっぷり、お日様を浴びて潮風に身を任せる事ができ、本当にリフレッシュできます。日中アナゴをやっている船宿は限られているのと、アンカーを打ってやる釣りなので大ドモを確保すべく早めに家を出発しました。とはいっても8時出船ですので、いつもと比べればノンビリです。第一投はアクアラインを少し過ぎたあたりでしたが、潮が良く効いていて20号のオモリがかなり流されます。胴の間からミヨシのお客さんには増しオモリの指示が出ますが、大ドモは場所の利を生かして3本竿で糸を伸ばします。嬉しい事に口開けからアタリが連続しあっという間に9本をゲットしました。

その後、ますます潮が速くなるとともにアカクラゲが絡み仕掛を浮かせてしまい釣りにならなくなってしまいました。この後場所を替えましたが、ポツポツと釣れる程度で3時間以上ノーヒットでした。船中では良い人で3本と絶不調で顔を見ていない人もいる有様です。その後帰り間際に一山ありましたが、残念ながらゲームセット、今シーズン初回にしては型も良く満足のいく結果でした。朝一番の怒涛の入れ食いが続いていたら100本は行くのではと舌なめずりしていましたが、やはり自然の前では無力な物だと思い知らされました。白焼き、天ぷら最高です!!

2003/05/05

  晴・ナギ

  松輪 調査

  波佐間瀬、大房岬沖

アコウダイ(2)42〜43cm、1kg

アカムツ(1)32cm、0.5kg

キンメダイ(1)26cm

ユメカサゴ(2)27〜30cm

スミヤキ(7)45〜60cm

シマガツオ(13)40〜50cm

GWはやっと良い天気に恵まれたのですが獲物に恵まれないまるかつとナカガワは親父と一緒にオカズ釣りをしながら居残り授業を受ける事になりました。早めに出港し波佐間瀬でアコウの顔を見る事ができたのですが型が今ひとつで満足はできません。しかし、ここで1年振りのアカムツが出たのです。

型は小さいながらルビー色に輝くこの1匹でこのところの不調で沈んでいた気持ちが一気にニコニコになってしまいました。それはこの魚の美味さを良く知っているから。もう心は今晩のお楽しみに飛んでしまいました。その後、型物が出ないのでポイントを移動しましたが仕掛を投入すると途中で止められてしまい降りてゆきません。これはサバでも食ったのかとリールを巻き始めると、竿が折れんばかりに海中に突っ込み激しく叩かれます。やっとの事で巻き上げてくると水面下に銀色の魚体が数匹右へ左へ泳ぎ回っています。親父が「オッペタンコだべー。」と叫び、「あーぁ、エチオピアだぁ。」と思わず力が抜けてしまいました。魚探を見ると100〜200mのあたりが真っ赤になっていました。それからは何回投入しても同じ繰り返しで仕掛をぐちゃぐちゃにされたナカガワに針数を減らしてかわすようにアドバイスするとやっとアコウを1匹ゲットする事ができました。ここであきらめて帰ることにしました。
2003/05/03

  晴・ナギ

  剣崎松輪 仕立

  松輪瀬

 (これ2枚目で2Kgオーバー、たまりましぇーん!)

マダイ(0)

トゴットメバル(10)13〜17cm

毎年GW前後に乗っ込みダイを狙って仕立てる事が恒例行事になっていますが、今年はやや遅めのタイミングをセットしていました。読みはズバリで前日はかなり型が見られたとの情報で気合まんまんで乗り込みましたが最高のナギでベストコンディションに反して松輪瀬を攻めた船全般にはあまり芳しくないコンディションでした。しかし「やる時はやる」親父は頑張り、船中6枚の結果を出しました。後半、潮が変わってから上げたいとうちゃんの1枚を除き、全て潮替わりちょっと前のタイミングに大ドモの二人がたたき出した好結果でした。今回、メールで案内を出してエントリーした順番に好きな席を選んでもらうシステムを取ったのですが、その順位1、2の二人が権利を十二分に生かした結果となりました。参加率の高い三バカトリオは揃って丸ボウズでたまにきてくれる人々にお土産になりましたので、これも神様のお計らいかと妙に納得してしまいました。今日のMVPは富田さんで3枚上げ、一日中ニヤニヤと顔が崩れっぱなしでした。このまま連休明けに出勤すると「危ないオジサン」になりそうですので要注意です。おめでとうございました。まるかつはここ数年、乗っ込みダイは必ずゲットしていたのですが今年はハズシ、傷心の日々がしばらく続きそうです。

 

 (本日お喜びの皆様方)

 (TV番組取材中の児島玲子を激写するナカガワ)

2003/04/28

  晴・ナギ

  日立久慈 川秋丸

  真沖

 (まさに五目釣り:上からウスメバル、キツネメバル、クロメバル、カサゴ)

ウスメバル(4)20〜27cm

クロメバル(1)22cm

カサゴ(1)21cm

キツネメバル(1)23cm

1ヶ月ぶりに釣りに行く事ができました。仕事が忙しかった事もありますが、週末になると決まって天気が崩れるのには参りました。雨だけではなく、春先特有の風が強く吹く事が多く、天気の神様の気分に左右されてしまう事が多いのです。そして迎えたGWですが、案の定口開けの土日は悪天候で、やっと移動性高気圧に日本列島が覆われた月曜日に日立までメバル狙いで遠征しました。完璧なナギ、最高の天気、煮干サイズのシコイワシ餌と三拍子揃っていたのですがここまで。最初の40mダチではそこそこ食ったのですが、浅場に移動するにつれ底潮が冷たく魚は口を使いません。同行したトックンは隣までアタリが来ても自分まで回らずついにメバル3匹で不貞腐れビールをあおる一日でした。

 キツネメバル:初めて釣りました)

朝一のポイントではウスメバル(赤)、クロメバル、マゾイ(キツネメバル)、カサゴと同じ魚が続けて釣れ、まさに「これぞ五目釣り」というスタートで気を良くしていたのですが、その後数時間アタリなしという暗いトンネルに入ってしまいました。家族からも「久しぶりに美味しいお刺身を!」とリクエストされていましたので、小振りな獲物を華麗な包丁捌きでお刺身に仕上げてささやかな夕餉を楽しみました。でも獲物は少なくとも一日潮風に当たるとリフレッシュ出来るものですね。

2003/03/29

  曇りのち晴・シケ

  松輪 仕立

  北のヘリ

 

アコウダイ(2)37〜44cm、0.7〜1.2kg

トウジン(1)70cm

スミヤキ(4)53〜62cm

今日はナカガワと二人で高野さんが仕立てた船に便乗しました。前回、山本さん夫婦とアコウに行ったところ小型ながらも潮行きが良く好調だったので、太田君とミイ君を誘って仕立てたそうです。春の訪れとともに桜の開花の便りの聞かれる今日この頃ですが、天気の変化も目まぐるしく風の強い日も多く釣行日を決めるのにも一苦労です。朝の一投目から本命の顔を見る事ができましたので今日はいけるかなと思いましたが、残念ながら潮行きが悪く狙いどおりの結果には恵まれませんでした。

アタリがあってもガランチョやトンガリ、ダボの類でやっとこさオカズにありついたと言う感じでした。例年に比べると今シーズンはまだ良い思いができていないので、次の予約を入れて帰途に着きました。今晩はお鍋!

2003/03/21

  晴・ナギ

  大磯 恒丸

  瀬ノ海

マアジ(44)20〜25cm

ゴマサバ(11)23〜30cm

トゴットメバル(7)17〜20cm

ヒラメ(1)66cm、3.2kg

3連休にナカガワからアコウ釣りのオファーがあったのですが人数が集まらず見送りになってしまいました。天気も良さそうだし、風も無くナギになりそうだったので久しぶりにのんびりアジ釣りにでもと恒丸に出かけました。家族からも「タタキやアジフライを最近食べてないナ。」という声もあり20匹も釣れればいいかという気楽な気持ちが良かったのでしょうか???4〜5投してアジを数匹バケツに泳がした時でした、1匹掛かって追い食いを待っていると以前にも経験のあるグーっという強い引き込みが竿先を襲いました。これはヒラメに違いないとドラグを緩め親指で糸を押さえながらやり取りを開始しました。水深が100m以上あったので長く感じましたが水面に近づくと思っていたより大きな茶色い影が浮かび上がってきました。急いで船長を呼び大ダモで一発で仕留めました。実はこれには伏線があったのです。まるかつが船宿に着いたのはゆっくり目の6時過ぎで右舷トモから3番目に場所を確保しました。その後も結構お客さんが来た為、オバQが「小さいけどもう一杯船を出すよ。」と言って顔見知りの客を何人か指名したのです。ほとんどの人が移りたくないという態度でしたが(船が小さいので)、まるかつはオバQの指示に素直に従ったのでした。

 (深夜の解体作業)

ちなみに船長はオバQにそっくりなので渾名をつけてあります。ちなみにオバQは雇われ船頭ですが、オーナー船長の渾名は「日焼けした中条きよし」です。実は2001年の正月にオバQの船でアジを釣っていて4.5kgの大判を仕留めているのです。女将さんもオバQも良く覚えていて、「縁があるんだねぇ。」と喜んでくれました。また、中条きよしも「最近、あまり出なかったんだ。喰っても皆ハリス切られてバラしちゃうんだよ。2号で良く上がったよな。」と誉めてもらったので思わずまるかつも鼻の穴を膨らましてしまいました。しかし、底から5mもタナを取っていましたのでいくらヒラメが高根のてっぺんでエサを狙っていたとしてもかなり上のアジに飛びついたことになります。活性の良い時は高いタナでヒラメが喰うと言うのは本当なんですね。良いことは続かない物で、帰りの東名は事故渋滞で18km、4時間近くかかってしまいました。お陰でせっかくの獲物は晩御飯に間に合わず翌日のお楽しみになってしまいました。

2003/03/09

  晴・シケ

  松輪 仕立

  波佐間瀬

オニカサゴ(5)15〜27cm

ウッカリカサゴ(1)36cm、0.7kg

ゴマサバ(2)28〜30cm

今週は週末晴れましたが風が強く出船を躊躇わせるほどでした。港で迷っていると親父はさっさとエンジンをかけてスカンパを引きました。親父のやる気に背中を押されて準備を始めましたが、沖へ出てみるとかなり海は悪い状態でした。北風と南からのうねりがぶつかって喧嘩している感じなので立っていられないほど揺れが激しいのです。そんな中、ポツリポツリとアタリは出るのですが小型ばかりでリリースの連続でした。やっとキープできる型が出た時は10時を回っていました。ミヨシでとっくんが「重いだけだよ〜。」とリールを巻き始めましたが根っこかもしれないと笑いながら上げてくると何とタコが仕掛に掛かってきました。慌ててタモを取りすくい上げましたが、色が薄くマダコではなさそうで、足を1本もらって帰りましたが、ミズダコのようでした。

 (ウッカリカサゴ)

自分の席に戻ると、置き竿に強いアタリがでているではありませんか。竿を取りゆっくり巻き上げると水面に大きなカサゴがポカっと浮かびました。以前は深場の大きなカサゴと思われていたのですが、実は近似種で別の分類にされ、うっかりカサゴと間違えていたので「ウッカリカサゴ」という命名をしたそうです。通称「カンコ」で通っていますが、カサゴ同様なかなか美味しい魚です。

2003/03/02

  晴・ややシケ

  松輪 調査(おかず釣り)

  北のヘリ、波佐間瀬西のヘリ

 (この曲がり、たまりません!)

キンメダイ(5)24〜35cm

アコウダイ(1)36cm、0.7kg

ギンメダイ(2)22〜24cm

ユメカサゴ(3)27〜30cm

今週末もまた天気が崩れました。なんでも4週連続なんだそうですが、土曜の昼頃から降り出して明け方までかなり強く降り、風も吹いていました。前夜から親父と示し合わせていて朝5時の様子で決めようと言う事になっていました。東京は雨は上がっていましたが風が強かったので半ば止めるつもりで電話してみると、「雨が降っているけどナギたよ。」という返事がかえって来ました。行ってみてから止めてもいいやと気軽に出発しました。高速はまっすぐに走れないほど横風が強かったのですが、横須賀あたりから弱まり、海岸線に出た時にはほとんど収まっている状態でした。天気が悪かったので駐車場もガラガラで、乗合船が出払った後、ゆっくりと支度をして出発しました。親父と二人だけですので、おかずが釣れれば良しと言う事で、新しい場所を試しに行く事にしました。

 (キンメの影で目立たないギンメダイ)

潮があまり良くなく思った様に船を流す事ができず良いコンディションとはいえませんでしたが、何とかオカズにはなりました。一ヶ所、キンメの好場所を見つけましたがかけ上がりに流せず、かけ下がりになってしまうので顔を見た程度でした。潮行きによっては楽しみなポイントです。珍しいギンメダイが釣れましたので小型のキンメと一緒に開きにしてみました。以前一度釣った事があり、煮て食べたのですが今ひとつだったので、今回は趣向を変えて試してみようという訳です。人気の高いキンメに比べてあまり知られていない日陰の魚といったところでしょうか。

2003/02/21

  晴・ややシケ

  勝浦川津 宏昌丸

  ホテル出し

 (絶好調でオケもおかわり)

ヤリイカ(78)18〜51cm

スルメイカ(3)30〜39cm

2週続けて土曜日が仕事だったのでまたまた代休で釣行です。外房にヤリイカの群れが入ってきたとの情報をキャッチしていましたので、願ってもないチャンスです。最近春の気配がしてきており天気の変化が早くなってきています。昨日は雨でも今日は晴、しかし風がおさまるタイミングを読むのがとても難しいですね。今日も車で高速を走っている時はかなりの吹き方でしたが、港に着く頃には次第におさまり始め、なんとか一日楽しむ事ができました。時期と潮具合が良かったのでしょうか、竿入れからポツポツですがほとんど空振り無しで3点掛けも出ました。型も大、中、小入り混じった状態で幸先の良いスタートでした。8時過ぎにナダ寄りにポイントを変えてから爆乗りが始まり、入れれば仕掛を止められ5点掛け6点掛けのラッシュでした。圧巻は50杯を越えたあたりで出た8点掛けのパーフェクト、久しぶりの大技でした。

 (今日の最大級と最小級)

風があってウネリがあると呼んでダブルカンナの仕掛を選択していたのも正解でした。また、サバの邪魔もなく潮も良かったのでオマツリがほとんどなかったのも好結果の一因でしょう。後半、サバ餌でイタズラしようと準備していたのですがそれは叶いませんでした。今日はちょっと釣りすぎかと思いましたが、さすがヤリイカは人気者で知人、隣人たちの笑顔に化けてくれました。これだけ釣るとさすがに今日は疲れたワ。

2003/02/12

  曇りのち晴・ソヨソヨ

  大原 長福丸

  太東沖

ショウサイフグ(51)18〜30cm

タマガンゾウビラメ(4)24〜32cm

ホウボウ(1)34cm

今日は土曜出勤の代休をいただきました。先月、体調を崩してフグに行けなかったので今日は一人でのんびり美味しいフグを釣ろうと言う魂胆です。最近、天気の変化が激しく雨が降ったり止んだりという状態でしたが、日中は晴れるという予報を信じて大原に向かいました。夜中は思ったより寒くなく風もナギでしたので出船直後は釣りやすいコンディションでしたが、次第に北よりの風が強くなりウネリが出てきました。

それでも、ときおり30cm級が竿を絞ったり、外道のガンゾウやホウボウが強いアタリを送ってくるので10時頃まで何も飲み食いせずに久しぶりに釣りに没頭してしまいました。左隣の松戸から来たお父さん(竿頭)が好調で声を掛け合いながら交互にポンポン掛けて行くのはとても楽しかったです。下船後、宿で料理の話になり「フグチリって知ってる?」と女将さんに聞かれ「鍋でしょ。」と答えると、「違うのよ。チリソースよ。美味しいのよ。」というじゃありませんか。早速、今夜のメニューにする事にしたのですがこれが結構いけるんですよ。一口大の身に片栗粉をまぶし湯通しておき、野菜を炒めた後に最後に入れるのがコツです。たくさん釣れた時には是非一度お試しあれ。
2003/02/09

  晴・ナギ

  鶴見 近藤釣船店

  つばさ橋沖

マコガレイ(1)30cm

マハゼ(1)18cm

アナゴ(2)28〜31cm

イシモチ(11)25〜31cm

ナカガワ、トックンそれぞれから「今度の土曜日はどぉ?」と誘いを受けていたのですが、生憎昨日(8日土曜日)は仕事が入っていました。昨日も良いお天気、夜半から雨が降るものの朝には晴れるという天気予報を信じて、久しぶりにマコガレイを狙ってみる事にしました。以前は冬の1〜2月には必ず釣行したターゲットですが、このところご無沙汰で調べてみると1997年の12月に行って以来でした。近藤釣船店は鶴見に住んでいるころ良く通った懐かしい馴染みの船宿の一つです。朝方に本命のマコガレイが何枚か顔を出したものの、昨晩の雨で水温が下がったのか日中はカレイは泥に潜ってしまったようでした。

マコガレイは1枚だけでしたが非常に肉厚で幅があり堂々とした魚体で、久しぶりに会った事もありしばらくながめてしまいました。代打で登場したのが型の良いイシモチ(グチ)で飽きない程度に竿先を震わせてくれました。ハゼやアナゴも混じって東京湾の小物釣りもなかなか楽しい物だと思い出させてくれました。最近はセカセカした忙しい釣りが多い中で、置き竿でのんびりした時間を過ごすことができました。カレイは空揚げに、イシモチはタタキと天ぷらにして楽しめました。

2003/02/01

  晴・シケ

  松輪 仕立

  沖ノ瀬西のヘリ、波佐間瀬、大房岬沖

アコウダイ(1)29cm

キンメダイ(3)22〜32cm

まるかつも久しぶりに風邪をひいてしまいました。ナカガワも奥さんがダウンしてしまった為、先週は揃って予定していたフグ釣りをリタイヤしてしまいました。教える約束をしていた皆さん「ゴメンナサイ!」。久しくアコウを食べてないので一丁行くかということになりました。親父も下田に漁に行ったのは良いがキンメを16匹釣ったところでエンジンのターボが吹っ飛び1週間足止めを食らうは、修理費は嵩むは、水揚げはないはでエンジンの試しと験直しで行こうと一つ返事でした。

親父、ナカガワ、サイトウと意気込んで出船したのですが....。下田の帰りに沖ノ瀬の西のヘリの300mダチで良さそうな反応があったと言う話で、攻め出しは其処からにしました。道具を入れて見るとすぐにアタリが出たのですが、上げてみると20cm位の「木っ葉キンメ」ばかり。皆、期待していたのにガッカリしてしまいすぐに波佐間瀬に移動しました。ここでは多少まともなキンメと極小アコウのみでまた移動。北よりの風が大変強く、移動だけでも大仕事です。やっとの思いで大房岬の沖の400mダチに到着しましたが小さいドンコやチョッピしか出ません。挙句の果てにはウナギ(ホラアナゴ)の住処に道具が入ってしまい鈴なりに。時間も大幅に過ぎてしまいましたので今日もアウトでした。
2003/01/18

  晴・ソヨソヨ

  松輪 仕立

  真沖、ウワバタ

ヤリイカ(8)28〜43cm

三馬鹿トリオ+いとうちゃんで冬の風物詩であるヤリイカに行ってきました。朝一は100m前後の浅場で小型(メス)を狙いましたが二流しはポツポツと乗りがあったのですがご機嫌があまり良くないようで、触りがあってもしっかり乗らなかったり、乗ってもすぐに落ちてしまったり、ツノに墨がベッタリ付いて上がってきたりで散々でした。次第に触りすらなくなってきて親父は一大決心をしてウワバタへの大移動になりました。今日は北風でしたので向かい風の中30分ほど走りましたが作戦は裏目で、反応はあるものの全く乗りません。

1時間ほど流しましたが1杯も出ず、痺れを切らして元に戻りました。今度は船団からやや離れて深みの170mダチに落としたところ、これが大正解。オスのデカヤリがグイグイと竿先を絞ってきました。ここで2杯掛けや3杯掛けも出て一気に最高潮へと思ったらこれまた二流しまででおしまい。ちょうど潮の変わり鼻だったのか後はまたポチポチに戻ってしまいました。昨年の竿納めのアマダイで気を吐いたいとうちゃんは一日頑張ってシャクッてもソッポを向かれ泣きの1杯。トックンが4つ、ナカガワが6つと皆ふるいませんでした。不調だった人には当グループの伝統よろしくオカズを回し、今晩の甘いヤリイカ刺しを思いながら帰路につきました。
2003/01/12

  晴・ナギ

  飯岡 隆正丸

  銚子ポートタワー前、灯台前

 (初釣りの初日の出)

アイナメ(7)20〜42cm、0.2〜1.1kg

クロメバル(2)18〜24cm

ショウサイフグ(1)21cm

今日が本当の「初釣り」と言うことでトックンとアイナ釣りに行きました。思い起こせば5年前にトックンが弟子入りし初めて連れて行ったのが飯岡のアイナメでした。それ故、アイナ(アイナメのことを茨城方面ではこう呼びます)には思い入れがあるようで、昨年末から1月には是非と誘われていました。2時前には早々とお迎えの車が到着し順調に港までドライブできたので狙っていたミヨシの席を確保できました。これが大正解で2人で大物を釣り満足な初釣りとなりました。トックンが新鮮な岩イソメ、青コガネ、磯エビと調達してくれたのでアイナもどれを食べようか迷ったのではないでしょうか。やはり定番メニューの岩イソメが一番食いが良かったようです。お刺身、空揚げ、お味噌汁で美味しくいただきました。

 (渡りの黄色いオスアイナメ)

2003/01/10

  晴・ナギ

  松輪 漁同行

  洲崎と大島の中間

キンメダイ(2)38〜40cm、1.0kg

皆さん明けましておめでとうございます。今年も「まるかつ釣り日誌」をよろしくお願いいたします。

昨年末の休日出勤の代休を取って親父と健ちゃんとでキンメ漁に行ってきました。移動性高気圧のおかげで快晴&ナギの最高コンディションだったのですが、海の中は分からないものですね。

350号のオモリや鉄筋オモリを使っても400m足らずの水深で800m糸を出しても底立ちがしっかり取れないのです。正確に言うと一瞬底立ちが取れるのですが、ものすごい速さで糸が出つづけてしまうのです。これではアタリも取れるわけがなく、あきらめて巻き上げてみるとキンメがついている事もあると言う有様です。それも最初の二流しの話で、川の流れのようになってしまいましたので3人で尻尾を巻いて早々と仕舞いにしました。辛うじて初釣りは美味しい「キンメしゃぶしゃぶ」を味わえましたが・・・。

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