・ホームに戻る    ・最近の釣行結果    ・過去の釣行結果    ・おいしい魚の食べ方   ・相手をしてくれた魚達     ・仲間になりたい方へ

日付・天候・船宿

釣物・釣果・コメント

Photo

2002/12/28

  曇りのち晴・ナギ

  松輪 仕立

  ドウガケ、アジ場のヘリ

 (この一匹で不調脱出か?)

アマダイ(1)33〜43cm、0.6〜1.0kg

キダイ(1)22cm

カナド(2)22〜23cm

ヒメ(15)15〜22cm

オキトラギス(5)13〜17cm

ヒメコダイ(5)14〜20cm

タマガシラ(2)15cm

アズマハナダイ(1)15cm

ホシザメ(3)60〜73cm

今年の竿納めは旬のアマダイにしました。一発勝負で高級魚を狙いオデコになっても納められず困りますし、確実に釣れても満足感が少なくてもモヤモヤしますので竿納めの釣物にはいつも頭を悩まされます。昨日の夜から朝にかけて結構強い北風が吹いていましたので「今年最後の修行か?」と不安がよぎりましたが、出船してみると曇っているものの良いナギでほっと一息。時間が経つに従い晴れ間も出て穏やかな海が我々を迎えてくれました。

魚達も機嫌が良くいとうちゃんの1kg級を皮切りに全員が本命の顔を見ることができました。外道も多いのでアタリが頻繁で飽きない釣りを堪能する事ができました。アマダイは昆布締めと味噌漬にして正月料理にしました。ヒメコダイ(アカボラ)とタマガシラは湯引きにしてオロシポン酢で、ヒメ(トンボ)はさつま揚げにして家族の胃袋にあっという間に消えてゆきました。ホシザメは塩、砂糖、ハーブ各種に漬けてトックンの元へ。美味しい燻製が到着するのを待つばかりです。今年も色々な魚達が楽しませてくれました。気の合う仲間達と貴重な自然を大切にしながら来年も色々な日記が書けるように頑張ろうと思いながら竿を納めました。

2002/12/07

  雨・ソヨソヨ

  大磯 恒丸

  二宮沖

アカカマス(24)26〜38cm

マアジ(5)27〜36cm

ゴマサバ(12)25〜28cm

今週は日帰り出張が3回(札幌1回、名古屋2回)とハードな一週間でした。昨日の夜帰りの新幹線で「疲れたけど天気が悪くなければ今年まだ行っていないオカマスに行っても良いかな。」なんて考えながら帰ってきました。帰宅して天気予報を見ると、「昼頃から雨...。」とのお言葉。午前中持ってくれればいいかと楽観的な性格で釣行を決め、深夜の準備となりました。4時頃家を出ましたが第三京浜に乗る頃にはポツポツと雨粒が落ちてきてしまいました。

結局ほとんど一日雨に降られ、日中気温は下がるばかり。最後には指先の感覚までなくなるようなハードなコンディションでした。しかし、1年振りのオカマス君はしっかりと遊んでくれ、小気味良い引きを楽しめました。

2002/12/01

  曇りのち雨・ややシケ

  松輪 仕立

  波佐間瀬、大房岬沖

 

アコウダイ(1)38cm、0.7kg

ユメカサゴ(2)30〜32cm

このところ週末になると天気が崩れるパターンが続いています。先週の日曜日に行く予定だったアコウも1週間延期で今日になりましたが、またまた良い天気ではありません。午前中には雨が降り出すと言う予報でしたがこれ以上の延期もできませんので決行しました。しかし、行く予定だったトックンが体調不良のため急遽リタイヤ、今日が誕生日のナカガワと二人の釣行になりました。久しぶりの深場釣りですが天気も潮の流れも今ひとつ。ナカガワが2投目で釣り上げたクロムツが「今日の一番」になりました。ムツとクロムツはよく似ていますが、クロムツの方が黒っぽく大きくなり、ムツは1.5kg位までしか大きくなりません。

ムツは100〜150m、クロムツは300m前後に多く生息しているようです。味も浜値もクロムツの方が格上ですので、海の神様がナカガワに誕生日プレゼントをくれたのでしょう。雨も強くなってきましたので、小型のアコウを釣ったところで仕舞うことにしました。

2002/11/22

  曇り・大シケ

  勝浦川津 宏昌丸

  三本松

ヒラマサ(1)85cm、7.5kg

マダイ(1)35cm、0.75kg

1年前の11/20にカモシに初挑戦して良い思いをしたので柳の下にもう一匹ヒラマサがいるのではと満を持して勝浦へ出かけました。天気は予報も悪かったのですが沖へ出ると北東の風が10m以上という最悪のコンディション。隣の船も見えたり見えなくなったりというジェットコースター状態です。昨年、宏昌丸の会長(大船長)に手ほどきしてもらったおかげで、今回はすんなりと1投目をスタートさせる事ができました。コマセ(サンマミンチ)を振ってキーパーに置くと早くも小さなアタリが出ました。12lbの竿にハリスは16号、ハリも大振りなので小物は掛からないはずなのですが竿先がチョンチョンとおじぎします。巻き上げ見ると小さいながらもマダイで、こんな道具では竿先だけ曲げるのが精一杯だったみたいです。でも夏にインターネットオークションで手に入れたPENN12Tの初おろしですのでめでタイ限りです。

船の上下動は激しく前後左右にも体が振られる状態で竿を水面から頭上高く振り上げないとカモシ袋からコマセを撒くことができません。そんなきつい運動を数十回繰り返して明日、腰から背中が痛くなるのではと心配したその瞬間に一気に竿先が水中に没しました。大物とのやり取りは結構慣れているつもりですが、今日のコンディションは足元が決まらず、その上閉めてあるドラグからズルズルと糸が引き出されていきます。竿尻が腹に突き刺さり竿をのされそうになりますが必死に堪え走りが止まるのを待ちました。こんな時まるかつの腹が役に立つのです。(こんな時しか役に立ちません。)後はポンピングで巻いては糸を出されの繰り返しで10分弱で仕留めました。去年のヒラマサの倍近いgood sizeで釣り人同様丸々とした腹太ヒラマサでした。もうこれ1本で大満足、後は余韻を楽しみながら波に身を任せてと言う感じでした。家に帰ってクーラーを車から降ろすところをご近所に見つかり開けて見せると大騒ぎ、今晩は皆さんでヒラマサを堪能することになりました。上品な脂が乗ってシコシコ、皆天国に直行した事は言うまでもありません。

2002/11/16

  曇り・ソヨソヨ

  松輪 漁同行

  間口港前(アオリ)、沖ノ瀬(サバ)

 (初めて夜釣りのトックン)

アオリイカ(1)500g

スミイカ(1)500g

マサバ(6)36〜40cm

ゴマサバ(8)37〜43cm

ハチビキ(1)46cm、1kg

ムツ(6)29〜32cm

今日はアオリ・スミイカを仲間で仕立てる予定でしたが、案内したのが1週間前と遅かった為参加者が2名と寂しい結果になってしまいました。(反省!)そこで親父と相談した結果、朝は10時頃ゆっくり出てイカを少しかまって、3時頃から沖に向かい一マズメ夜釣りでサバを狙おうと言う事になりました。太陽も顔を出さず北風が吹く中、近場で餌木をシャクリ始めすぐに1匹顔を出しましたがなかなか後が続かず忘れた頃にスミイカが乗っただけでした。

その後、沖へ転じましたが沖ノ瀬の南のヘリまで反応を探しましたが模様が良くなく結局北のヘリまで戻って千葉の職漁船が数十杯流しているところに合流しました。90mラインで反応はあるのですが食いは今ひとつ、1〜2匹しか掛からない展開でした。前回は10月初めでしたが潮色も違うし水族館のような光景は見ることはできませんでした。漁にはなりませんでしたが、40cmで1kg近いマサバは浜値で3000円だとか。脂ノリノリだけど身はコリコリで最高。アオリとハチビキで3点盛りにしてオカズには最高でした。

2002/11/10

  晴・ナギ

  鶴見 近藤釣船店

  竹岡沖

アオリイカ(1)300g

スミイカ(4)300〜500g

このところ週の後半になると低気圧が通過し週末には天気が良くなっても冬型の気圧配置で風が強く吹くパターンになっています。土曜日(昨日)も西風が強く明日もどうかと心配したのですが、久しぶりに風の無い暖かな小春日和に恵まれました。以前、鶴見に住んでいた時は良く通った船宿ですが久しぶりに富士丸(近藤釣船店)を訪れました。初めて行ったのがもう25年も前になります。その頃は晩秋から冬のアイナメが売り物の船宿でしたが、今ではその頃に小さな子供だった兄弟が親父さんを助けて若船長として頑張っています。今日もアオリ、カワハギ、アジと3隻の乗合船を出していました。お世話になったじいちゃん、ばあちゃんは既に他界してしまいましたが、温かい雰囲気はかわっていなくてホッとして嬉しくなってしまいました。

良い天気に恵まれて一日のんびりとすごす事ができました。まずはしゃくりあげた竿をガシッと止めてスミイカが登場。朝寒かったのではめていた手袋をはずしている時にググッと竿先を押さえられてアオリが見参。クライマックスは11時頃にスミイカを3連発、しかし3匹目は船べりで回転墨機関銃を吐かれ敢え無くバラシてしまいました。贅沢にも晩御飯は2種類のイカを身、エンペラ、ゲソと食べ比べとなり大いに満足しました。

2002/11/04

  晴

  白子 南白亀川河口

 (橋げたの間を狙って...)

マハゼ(2)13〜17cm

マコガレイ(4)16〜20cm

イシガレイ(1)18cm

今日は会社のT課長から白子海岸の南白亀川(なばきがわ)の河口にある汐入池(右上の写真)で良型のハゼが釣れる(T課長は釣れないけど隣の人は釣れたらしい)との情報を得てリサーチに行ってきました。T課長曰く、アタリはあるけどハリに掛からないので試してみて仕掛を教えて欲しいとの依頼でした。推奨の汐入池は朝一に試したところ水深が浅く、水門が閉じている為見込みが薄いと判断し、水門の外側(河口)のワンドに狙いを絞りました。7時頃の下げ潮でジャリメ餌をつけて軽く投げるとすぐにアタリ。小型ながらマコガレイで橋げたの間のやや水深のありそうなところに魚が集まっているようです。道具は船のシロギス用にヘチ竿を改造した1.5mの軟調竿にスピニングリール、道糸はPE1号を選択しました。仕掛はシロギス用の2本バリ(流線8号)でハリス1.5号70cmです。本命のハゼも2匹釣れましたが太っていてきれいな魚体でした。約1時間強で風が強くなってきましたので納竿しましたが、穏やかな日の上潮ならばもっと期待できるのではないでしょうか。数人竿を出している人がいましたが、太い投竿に重いオモリで置き竿にしているので釣れません。

ライトタックルを手持ちで仕掛を動かさないとつれないようでした。隣で竿を出していた親子連れの小さな男の子が何度もバケツの中を覗きにきてくれ、「すごいなぁ。すごいなぁ。」と言ってくれましたので魚を全部プレゼントしました。

2002/11/03

  晴・ナギのちシケ

  佐島 つね丸

  真沖

カワハギ(10)16〜23cm

キタマクラ、ササノハベラ、オハグロベラ

3連休ですが寒気が押し寄せており冬型縦縞の天気図になっており風の心配をしながらの釣行です。前夜、天気予報を見ながら「沖目の釣りものは無理かなぁ?」と思案をしていましたが、カワハギくらいならできるかもと2回続けての釣物になってしまいました。前回早上がりだった事と、肝の誘惑もありました。朝はナギでグッドコンディションだったのですが、予報どおり西の風が強くなりまたしても早上がりとなってしまいました。3連休の中日と言う事もあり仕立も入っており、乗合のお客さんは満員札止めになる有様。初心者の方も多く、沖上がりの時には1/3は船酔いでダウンしていました。今日は前回の教訓を生かして9:1調子の超先調子竿を持参しました。

最初はポチポチ釣れていたのですが、風波が出始めてからはある釣り方にしか当たらなくなりました。周りが静かな中自分だけ連発するのは最高に気持ち良いものです。しかし、そこで「波がきつくなったから上がるヨー。」と船長の無情の声が響きました。あと30分できればなぁと残念なまるかつでした。

2002/10/26

  雨・シケ

  岩井 忠蔵

  大房岬、真沖

 

 

(イラ)

(オハグロベラ雌)

カワハギ(6)16〜21cm

アカエソ(1)24cm

イラ(1)26cm

ウマズラ(1)13cm

ホンベラ(1)17cm

キタマクラ、ササノハベラ、オハグロベラ、トラギスは多数

先週20日の予定だった恒例のカワハギ仕立が天候不良の為一週間延期になったのですが、より悪い天気の中での釣りとなってしまいました。雨は降るし、寒いし、船酔い者も出るで早や上がりになってしまいました。今日はフグ用に作った竿を試してみようと軟らかめの竿で始めたのですが、外道のオンパレード。本命らしきアタリには微妙に合わせが遅れるようでハリに乗せる事ができません。隣ではトックンが好調に釣っておりプレッシャーをかけてきます。普段ならば焦りが出てくるところですが今日は新しい竿を試せる事と、外道軍団の図鑑用写真被写体をたくさん確保できた事で妙に満足、ニコニコしてしまいました。結局、中盤まで本命をゲットする事ができずやっといつも使っている硬めの竿に替えたとたん本命をゲットしました。

それから今晩のチリ鍋用の材料を確保してから、竿を戻して楽しみました。それにしても微妙な軟らかさなのですが、奥の深さを再度勉強させられました。夜は久しぶりのカワハギの肝入り水炊きを家族で鍋を囲み楽しみました。やはりカワハギの肝は最高だワ。

(アカエソ)

(ホンベラ雌)

(キタマクラ)

2002/10/25

  晴・ソヨソヨ

  太東 重宝丸

  真沖

ヒラメ(1)45cm、0.9kg

タマガンゾウビラメ(1)30cm

以前よりK氏と季節のカマスに一緒に行きましょうと約束をしていてこの日を取り決めて降りましたが、今年は水温が高い状態が続きカマスの群れが10月に入っても入ってきていないようです。月初から乗合を始めていましたが連日1〜3匹といった貧果続きで、ついに「しばらく様子を見ます。」というメッセージがホームページに出てしまいました。11月になれば水温も下がってきて再開されるだろうと思います。ファンが多いので皆楽しみに待っていることでしょう。といって釣りに行かないのもつまりませんので、解禁後調子の良さそうなヒラメを狙って出撃しました。竿入れ後すぐにK氏がソロソロとリールを巻いています。「魚付いてる?」の問いかけにも首をかしげるばかりでしたが船中1匹目をゲットしました。その後、手持ちで頑張りつづけるもまるかつには一向にアタリが無いのに、またしてもK氏にアタリ。今度はアタリから食い込みまで良く分かった様でニコニコしながらリールを巻いています。玉網で掬って自分の席に戻ろうとしたら、竿が上下に激しくおじぎしているではありませんか。

 (本人の希望と諸般の事情により画像を処理しております)

急いで席に戻り竿を手に取ると、既にハリ掛りしており魚はゲットしましたが、一番楽しいドキドキするプロセスを味わえませんでした。その後、K氏はまたまた首をひねりながら3枚目をゲットし、見事竿頭になりました。下船後、「いつも魚をもらっているし、師匠にオカズを廻せるのは初めてだから。」と1枚いただいて仲良く2枚づつのお土産となりました。晩御飯はお刺身と、贅沢にも釣りたてヒラメのフワフワ・ホコホコのフライにしました。今回のヒラメはサイズのせいか、季節なのかわかりませんが最近で一番美味しいヒラメと家族の評判も上々でした。

2002/10/22

  晴・ナギ

  鶴見 新明丸(午前船)

  運河

ハゼ(71)10〜16cm

シロギス(2)12〜15cm

奥さんから「今年はまだハゼには行かないの?」と食べたいコール。実はうちの奥さんはハゼの天ぷらが大好物なのです。先月に2人で陸っぱりでハゼ釣りに行ったのですが食べるほど釣れず、リリースしてきたのでした。そこで釣果確実な船釣りに行ってきました。型は運河筋なので小さいですが十分に楽しむ事ができました。関(誠)釣具店で仕入れた竿忠の総矢竹の中通し竿はきれいなカーブを釣趣抜群です。以前から持っている竿昭の竿と2本竿で交互にアタリを取るのはなんとも趣のある静かな釣りです。年に1回位しかやりませんが、大切にしたい釣りのひとつです。小さいですが数が多いので捌くのは大変ですが、丁寧に下ごしらえをし、お約束の天ぷらにしました。

奥さんの「美味しいー。やっぱりハゼは最高ね!!」という台詞を聞いて一段と満足感を覚えるまるかつでした。奥さん曰く、「海に降りたハゼよりも、運河筋のハゼの方が独特の泥臭さがあり、その風味が美味しさの決め手。」だそうです。ハゼに関しては奥さんの舌にはかないません、さすがのまるかつもすっかり脱帽でした。

2002/10/18

  雨のち曇り・ソヨソヨ

  大原 長福丸

  太東沖

ショウサイフグ(57)18〜24cm

マゴチ(1)36cm

ガンゾウビラメ(1)28cm

チカちゃんからジギングに行こうと誘われていたのですが、週末に嫁さんの両親が遊びに来る事になり「是非フグを食べさせたい。」という嫁さんからのリクエストがあったので、急遽釣り物を変更しました。2時前に目を覚ますと屋根を叩くような強い雨が降っているではありませんか。天気予報でも雨の気配が全く無かったので、出鼻をくじかれるような形になってしまいました。しかしこんな天気の日は良く食ったりするんです。昨シーズンに比べて大型こそ出ませんでしたがピンポン玉のような小型は全く無く、ほとんど20cm以上の型ぞろいでした。後半少しダレましたが一日良くつれて、お馴染み外道のガンゾウとビックリ外道のマゴチが顔を出しました。チカちゃんとナカガワは予定通りジギングに行ったのですが「阿吽の呼吸」とは恐ろしいもので、東関東自動車道路に入って暫くしたところでチカちゃんの車ともぴったり合流してしまいました。携帯電話が故障してしまったとの事でしたが、どおりで電話しても出ない訳だと合点が行きました。途中のPAで獲物の交換となり、ショウサイフグ+マゴチ+ガンゾウが立派なワラサに化けました。

これでフグだけでなくワラサの刺身も両親に食べさせてあげる事ができます。両者がオカズを手に入れられれば、こんな交換も楽しいですね。しかし、たくさんの車が猛スピードで走っている高速道路でピタッと出会えるのですから「縁があった。」ということでしょうか?

2002/10/05

  晴・ナギ

  松輪 漁同行

  真沖

 (ハガツオ)

 (ダツ)

マサバ、ゴマサバ(120kg)35〜48cm

ハガツオ(5)40〜45cm

タチウオ(3)80〜90cm

ダツ(1)65cm

トビウオ(3)30〜36cm

アコウダイ(1)37cm

スミヤキ(2)45〜55cm

親父から電話があり「港から30分も走った所で夜に型の良いサバが出るから行ってみるべか。」ということで二人で思いっきり水揚げしてくるかと言う事になりました。3時過ぎに出て、日のあるうちに2〜3回深みを試し釣りしてみました。新しい場所の調査でしたが、小型のアコウとスミヤキのみでぱっとしませんでした。5時を過ぎる頃から徐々に暗くなり始め、僚船も十数隻集まり始めました。電気を入れて釣り始めましたが、最初から入れ食い状態でシラサバ(マサバ)中心にゴマサバ交じりです。型も大変良く、ほとんど40cmオーバーで、中には45cmを越す丸太のような型物ばかりです。松輪のサバは築地では九州の関サバよりも値が良い高級魚ですから、丁寧に針をはずし身割れしないように水氷で締めます。二人で口もきかずもくもくと釣り続け、「ゴマサバが多くなってきたな。」と言葉を交わしたのが9時過ぎでした。魚探を見るとかなり流されていて、底が写らないほどの深みで50mまでが真っ赤な反応になっていました。

 (トビウオ)

そこで場所を移す事にして、船を走らせながら軽く食事を取りすぐに再開しました。水面を明かりで照らしているのでさまざまな魚が集まってきます。イワシの大群、ソウダガツオの群れ、フグや小魚、それを狙うイカやダツ、トビウオや大きなエイまでも泳ぎ回り、まるで水族館のようです。サバを釣りながら近寄ってきたトビウオやダツをタモ網で掬い取る事もできてしまいます。11時過ぎまでやって腕や腰が多少ダルクなってきたところで食いも一段落してきたので納める事にしました。カメ2杯と大型クーラー一杯で親父もホクホク顔で、二人でニコニコしながら港へ向かいました。私も夜勤開けの日曜日から名古屋出張なので、大型サバの1/4身を朝塩焼きにしてもらい食べましたが最高の味でした。時間が十分にあれば刺身で食べたいところですが、今回は残念です。先週には台風も直撃し不漁続きだったのでサバは高値が付いているようです。親父も久々の大漁で十分に溜飲を下げる事ができたようです。ちなみにこのサバは昼間は全く姿も見えず、暗くなると顔を出すそうです。

2002/09/22

  曇りのち雨・シケ

  松輪 仕立

  松輪瀬(ワラサ)、波佐間瀬(オニ)

 (予想外のワラサににっこり)

 

今日はエンジントラブルでの修理の為しばらくご無沙汰していた親父の船が直ったので季節もののワラサ狙いで出かけました。もちろんバクチのような釣物なので、久しぶりのオニカサゴで保険をかけてあります。天気も今ひとつ、海も風が吹いていてコンディションはよくありません。チャンスは朝の2時間くらいなので皆で必死にコマセを撒きますが全く気配も無く、ただ時間だけが過ぎてゆきます。

ワラサ(1)76cm、4.3kg

イサキ(1)33cm、0.5kg

オニカサゴ(5)17〜33cm、〜0.6kg

ムシガレイ(1)27cm

45mダチから30mダチに移動した後、健ちゃんの友達にアタリましたがスッポ抜け。その後、まるかつがイサキを釣ったのみでタイムアップ、タイも食いませんでした。他の船もほとんどアタリもなく顔を見た船は無かったようでした。風が一段と強くなりましたが、このままではオカズも無しになってしまいますので意を決して沖へ向かいました。北北東の風なので行きは追い風ですが、帰りが心配です。洲崎沖はかなり吹いていましたが、潮の流れはトロトロで期待が持てます。案の定、一投目から本命がアタリ、何人かは顔を見る事ができました。北から南に流れる潮で、120m位から落として70mまでトモ流しでカケ上がりを攻めると90〜80mラインで必ずアタル展開でした。しかし、3回ほど流すと潮が流れなくなり、80mダチの高根に移動しました。ここで、誘い上げたまるかつの竿にコツンコツンと軽いアタリ。再度、しゃくりあげると強烈な締め込みと共に竿先を叩き始めました。「オニなら大きいぞ!」と声を掛けましたが糸の向こうの抵抗力は予想以上に強く、「ツノメ(サメ)かも。運が良ければ7〜8kgのメダイかも。」と訂正しました。電動の最低速でやり取りしていたのですが、60mラインで一気に10mほど持っていかれました。

これは「サメではない。」と感じ手巻きに切り替えましたが、大型のメダイはかなり強く突っ込みもあるので慎重にと思っていました。しかし、それにしても突進力があるので変だなと思い、徐々に仕掛(クッションゴムの無いオニ用のテンビン仕掛)が心配になってきました。やっとの思いで水面まで上げてくると何と青物ではありませんか。途中から「タモ準備しておこうか?」と心配顔で横にいたトックンが「大きいタモにしておいて良かった。」と構えるタモに無事頭から滑り込ませ見事ゲットしたのでありました。久しぶりの大捕り物に興奮したまるかつでした。今シーズンの初ワラサは船宿で捌き、まるかつが頭とカマを取り、後を6つに分けました。ジャンケンをし、勝った者から欲しいところを取るルールで皆真剣な表情になり暫し盛り上がりました。やはり「サメと思っても顔を見るまで諦めない事」、「丁寧なドラグ調整」が重要である事を再認識させられた出来事でした。前半一生懸命やってかすりもしなかった本命がオニカサゴ仕掛に身エサで釣れるのですから、親父の「海は分からないよ。」の一言が身にしみる一日でした。

2002/09/15

  曇り・ソヨソヨ

  大磯 恒丸

  二宮沖、大磯プリンス沖

イナダ(8)40〜46cm、0.7〜1.2kg

ムロアジ(1)26cm

ゴマサバ(5)20〜33cm

マルソウダ(3)24〜30cm

今年はスタートからワカシ級が少なく、イナダサイズが多いと聞いていましたが、そろそろ型の良いイナダがカッタクリで狙えるかと、トックンと誘い合わせて出かけました。このところ二人とも仕事が忙しく、釣行回数が少なめで行けてもあまり良い思いができていない為、験の良い恒丸を選択しました。この船宿は不満な釣果であった事は一度もなく、アジ釣の外道で大ビラメを釣ったり、アジ餌でワラサを掛けたり運の良い船宿の一つです。トックンも前回のカツオ以来傷心の日々を過ごしていたらしいのですが、今回の誘いにひとつ返事でした。

去年のワラサバラシ事件の事もあり、小アジが釣れたら泳がせたいと考えて、大ドモの席を確保したいと4時前には船宿に到着しました。果たして願いどおり一番乗りでしたが、数分後には次のお客さんが来ましたので危機一髪というところでした。トックンは手釣り、まるかつは竿でのカッタクリを選択しました。手返しが良く疲れの少ない手釣りは数を釣るには有利なのですが、竿カッタクリは掛けてから取り込みまでの間が十分に楽しめるのでまるかつは気に入っています。トックンは魚皮バケを、まるかつはワームを使ってスタートしましたが、一投目からダブルで船中一番乗りを果たしました。これが気持ちイイんです。アタリはポツポツで良い日並ではありませんでしたが、型が全て1kg前後と良く食べるには十分すぎる釣果でした。結局エサになる小アジは釣れず大物狙いはできず、前回の悔しさを晴らす事はできませんでした。帰ってから捌くと、腹身は脂が乗り背側はサッパリして一匹で二通り楽しむ事ができました。
2002/09/01

  晴・ナギ

  下浦 拓郎丸

  野比沖

カワハギ(2)21〜27cm

カサゴ(1)18cm

キュウセン(1)20cm

昨日ハゼ釣りから帰り、久しぶりのお昼寝の後、奥さんが「おとうさん、ハゼ釣りにつき合わせて満足できなかったんじゃないの?明日も何か行ってくれば?」なんて言うじゃないですか。一日やるのは辛いけど午前釣りなら良いかな、なんてインターネットで調べると「9月1日から午前カワハギ始めます。」なんて誘い文句が見つかってしまったんです。「そうか、初日には美味しい思いができるかも....。」なんて下心丸出しですぐに電話してしまいました。いつも松輪の行き返りに気になっていた下浦の拓郎丸という船宿です。若い船長と小さ目の船で目の前の金田湾を良く知っているという雰囲気で、いきなり27cmが出たんです。激しい突っ込みで興奮しました。

結果はまだ早かったかなという感じでしたが船中半分がボウズからすればまだ救われたと言うところでしょうか。でも来ればほとんど大きいんです。確かに30cmオーバーの魚拓が宿に貼ってありました。もしかしたら時期を選べば穴場かも知れません。久しぶりに美味しい刺身とお味噌汁をいただきました。昨日に引き続き昼寝もできたし、妙に満足できた半日でした。

2002/08/31

  晴

  富津 新富水路

マハゼ(11)7〜13cm

今日は以前から奥さんと約束をしていたハゼ釣りに出かけました。ハゼは近くの京浜運河やお台場でも釣れるのですが、インターネットで新富水路が紹介されており、水質が良くこの時期にしては育ちが良く「入れ食い」との情報に誘われたのです。満潮が10時前だったので、7時半頃から始めました。膝下まで立ちこんで始めましたがすぐに数匹良型が上がりましたが後が続きません。こんなはずではと思いつつも潮時も良く、環境、水質共に申し分ないのですがどんどん当たりが遠くなります。インターネットの情報では同じような潮時で2時間半で2人で130匹とありましたが、全く裏切られたような結末でした。でも良いロケーションで奥さんの好きなハゼ釣りを楽しめたので2人とも満足しました。

数も少ないのでハゼはリリースし、帰りに海ホタルに初めて寄りました。完成当時は駐車場の渋滞でとても寄る気が起きませんでしたが、今では程よい混雑振りで夏休み最後の日という感じでした。

2002/08/23

  曇り・ソヨソヨ

  勝浦川津 宏昌丸

  勝浦灯台沖、海中公園沖

カンパチ(0)

マアジ(40)14〜22cm

またまた懲りずに泳がせで丸坊主を食らってしまいました。潮色もあまりよくなかったのですが、船長曰く「今年は泳がせがよくなかった。」すでに過去形になってしまいました。

一回軽いアタリがあったのですが、食い込まずエサだけ取られてしまいました。今年は早めに泳がせを切り上げて「かもし」を始めるそうです。まるかつも「かもし」の準備を始めました。インターネットオークションで新しいリールを落札しました。中古ですが程度が良く楽しみです。(PENN INTERNATIONAL 12T)
2002/08/03

  晴・ナギ

  久里浜 平作丸

  下浦沖

 (満員御礼、船宿はホクホク)

タチウオ(50)70〜105cm

ゴマサバ(3)30〜36cm

行ってきました、今期初タチオウへ。釣雑誌の最新号でタチウオ特集や記事が出ていたせいか、久しぶりに遭遇する「満員御礼」でした。遅めに到着したお客さんは乗れずにアジに転向させられる始末。比較的空いていたアジ乗合も満船状態になってしまいました。朝方は昨晩の雷雨の名残か暗い空模様だったのですが、出船時には明るくなり日中はドピーカンになってシましました。こんな混雑状態でも潮があまり速くなく程よい感じだったので一日釣れ続きました。今日は前半ルアー、途中エサ釣り、また後半ルアーという攻め方でタチオウと対戦しました。小型(指三本以下)はリリースしながら指三本半以上(85cm以上)をキープするようにしました。帰ってから数えると14本のオカズが入っていました。朝一はポツポツだったのですが2回目の潮回り後には怒涛の乗りが訪れました。エサ釣りはたいしたことがないのにとにかくルアーが落ちていかないのです。30m前語で必ず糸フケアタリ、親指で糸を押さえて合わせると「ガツン!」の連続でした。このときまでルアーでやっていたのはまるかつだけでしたが、急遽2名のお客さんが参戦。「雑誌を見て初めて準備してきた。」と言っていましたがとにかく落とせば食うという感じですっかりハマッていました。船長に「今日はルアーをやりたい。」と申し出ておいたのでミヨシの釣り座を指定されていましたがすっかり3人で目立ってしまいました。しかし、よくしたもので食いが一段落してくるとルアー組は小休止、エサ釣り軍団がポツポツと魚を拾うという展開になりましたが、エサ釣りの方が小型が多いように思われました。

10時から正午くらいまでエサ釣りに転向し、特エサ(イワシ)を持ち出しましたが隣の方があまりに欲しそうな顔をするのでまるかつ特製ケプラー孫針(2001.09.17記録参照)と一緒に分けてあげました。実はこの方ずーっと「アタリはあるけど掛からない!!」とぼやきつづけていたのです。ところが仕掛を換えるとすぐにアタリ、一気にヒートアップしたのです。良かったと二人で喜んだのですが、納竿後、港まで戻る間に仕掛の作り方を根掘り葉掘り質問されたのには参りました。背中合わせのエサ釣りの人が竿頭と思われましたが、この人もかなり仕掛け(小針1本と拝見)を工夫していました。本人曰くイサキ用の中通し竿で小刻みなシャクリで掛け、竿を大きく曲げて楽しんでいました。

特筆は途中で回ってきた太っちょゴマサバです。タチウオそっちのけで血抜きしてクーラーに納めました。久しぶりの締めサバは家族で奪い合いになってしましましたが、いつも魚をあげている「床屋」も狂喜乱舞した事は言うまでもありません。今日のヒットルアーはヒラジグラ(パープル)、ゲソメタル(ホログラムピンク)、メタルベイト(ピンクグロー)でした。

2002/07/26

  晴・ナギ

  早川 富三丸

  根府川沖

キンメダイ(6)24〜28cm

シロムツ(27)18〜25cm

メダイ(1)52cm、1.6kg

カサゴ(1)18cm

マルソウダ(2)34〜36cm

せっかくの夏休みでしたが台風9、11号のおかげで足止めされていました。今年は台風の当たり年なのか毎週やってきます。水不足の心配がなくなるのは良いことですが来すぎるのも困りものです。当初計画では銚子沖のキンメに行く予定でしたが、ウネリがかなり残っていそうなので近場で我慢することにしました。久しぶりの富三丸ですが、やっさん(船長)曰く「濁りの入った時は近くの浅場で食うよ。」という事で行程20分のポイントから始めました。

船長の言葉どおり150mダチで毎回空振り無しでアタリがでます。シロムツ中心ですが途中強いアタリがあり、ツノメザメかと思いましたがお兄さんクラスのメダイでした。満足の行く釣果でしたが、今日は事の他陽射しが強く、逃げ場のない船の上ではこんがり丸焼きという感じで太陽との闘いが一番厳しかったです。シロムツは塩焼きに、メダイは漬けにしてご近所にも好評でした。

2002/07/22

  晴・ソヨソヨ

  勝浦川津 宏昌丸

  海中公園沖、真潮根

 (今ではもう手に入らないMARFIX)

カンパチ(0)

マアジ(50)13〜16cm

今週はちょっと早めの夏休みをいただきました。梅雨明けの時期を読んで設定したのですがバッチリ当たりました。

懲りない親父は2日続けて夢を見ることにしました。今度は勝浦、エサは小アジ。去年はマハタをゲットしたので今年はカン?なんて思ったんですが....。朝一番、サビキでアジを釣りますがこれが釣れる事。10本バリのサビキに入れるたびにほぼパーフェクトの状態。もう15分もあれば十分すぎるほどのエサが確保できました。サイズも一飲みサイズで最高!!もしも自分がカンパチだったら、迷うことなく飲み込んでしまうような美味しそうなアジ君たちです。今日は珍しく女性アングラーがいましたが、これが極めつけのヘタクソ。サビキを一投でだめにするだけでなく、釣っては船べりで放流してしまうんです。

 (エサのアジはたくさんあるのに)

船長の指示でこの方のエサも釣ってあげることになりました。ここまでは台本通りだったのですが、沖へ出てみると潮色は最高、流れもトロトロ、反応バッチリ。しかし、全く口を使わないんだなこれが。船長も嘆き節ばかりで、船中ノーヒットに終わったしまいました。こんな良いエサで何も釣れないなんて初めてです。やはり「海は繋がっているんだ」と思い知らされた懲りないまるかつでした。

2002/07/21

  晴・ソヨソヨ

  松輪 仕立

  沖ノ瀬、シマシタ

カンパチ(0)

マルイカ(7)20〜25cm

やっとじめじめした梅雨も明けました。お待ちかねの夏がやってきました。という事でメトイカを釣ってアワヨクばカンパチをなんて夢を描いて出かけたのですが、自然は甘くないですねェ。

メトは朝一意外と簡単にゲットできたのですが、意気揚揚と沖ノ瀬に向かうも潮が速く思ったポイントを上手く流すことができません。潮色も悪くなく、反応もあるのに....。小一時間やりましたがアタリも無く、シマシタに移動しました。こちらは潮は速くないのですが潮色が今ひとつ、やはり反応はあっても食ってくる気配がありません。諦めて早や上がり、自分でエサを食う羽目になりました。
2002/07/13

  晴時々曇り・ソヨソヨ

  飯岡 末栄丸

  真沖

ショウサイフグ(14)15〜22cm

梅雨の季節に入り雨だけならまだしも風が吹いたり台風まで来たりでなかなか釣りに行けませんでした。仕事が忙しかったこともありますが、禁断症状が出始める一歩手前で大きなカンパチを釣る夢まで見てしまいました。台風が通過した後で天気は回復したものの、底荒れが残っているのではという不安を感じつつ、ナカガワ、トックン両名とフグを釣りに行きました。秋から冬がフグのシーズンですが飯岡や鶴見には一年中フグを専門に狙っている船宿があります。台風前には良くつれている情報だったのですが、まだ海が回復していないのか群れが散ってしまったのか渋い状況でした。トックンが初めてだったので、フグ釣りの面白さを是非味わってもらいたいと思っていたのですが....。彼は分かり易い性格で、初めの一匹が思い通りに釣れると、「わかったョ!なかなか面白いネ。」とコメントします。その逆の時は、「ウーン、今ひとつだね。」となります。

今回はアタリも少なく、良型も出ませんでしたので残念な結果に終わってしまいました。ナカガワの紹介の船宿でしたが、一癖ありそうな親父でちょっと好奇心を刺激されるタイプでした。ただ、下船後に宿で軽く食事をという事になったのですがビールに日本酒、つまみも出てあっという間に宴会モードになってしまいました。帰りの車のこともあり、今後はちょっと要注意です。釣果が悪かったのでとお土産にいただいた生シラス(超高級品です)が最高の収穫でした。

2002/06/16

  曇り・jナギ

  松輪 仕立

  波佐間瀬

アコウダイ(4)40〜61cm、1.0〜3.3kg

シマガツオ(2)52cm

今日は久しぶりに山本さんご夫婦とナカガワの4人で深場釣りに出かけました。あわよくばアカムツを、できればムツを、ダメでもオカズにアコウでもという魂胆です。梅雨の合間の曇り空ではありますが、この時期雨が無く湿気も少ないナギの日並は貴重です。大本命は出なくてもアコウがポツリポツリと釣れる展開で飽きない時間を過ごすことができました。途中降ろしていた仕掛が潮の流れと逆方向に走り、急いで糸ふけを取ると激しい突っ込みが襲ってきました。底に着く前にシマガツオが喰ってしまったのです。悲鳴をあげるリールを手巻きでサポートしながら巻き上げると50cmオーバーが3枚も水面下で暴れています。仕掛は滅茶苦茶、この騒ぎでナカガワの道糸がペラに巻き込まれるトラブルまで起きてしまいました。

騒ぎが収まった後、仕掛を直しながら25年位前に浦安から乗ったシマガツオ乗合のことを思い出しました。当時はまだ電動ではなく手巻きで3本バリに全部食うと腕がパンパンになり、4〜5回やると皆船の上で大の字になってしまったものです。エチオピアとかオッペタンコとか変な名前がついていますが、懐かしいことを思い出させてくれました。

2002/06/13

  曇りのち雨・ナギ

  日立 弘漁丸

  伊師浜沖

ムラソイ(10)18〜29cm、Max0.6kg

クロメバル(16)20〜35cm、Max0.8kg

マアジ(1)23cm

今日はフリーバカンス中のトックンとこの時期限定のムラソイ釣りに行ってきました。年に一度必ず行くことにしている季節限定の釣物です。弘漁丸の船長はユニークでグループごとに花札を使った座席抽選を行ったり、環境を考えて鉛ではなく鋳物のオモリの普及に尽力したりしています。座席抽選は思い入れがあるようで、早い時間からの席取りのために客、船宿双方が早く起きる負担を軽減したり、事故やトラブルをおこさないようにするべきと考えて始めたようです。我々も指定された集合時間までに到着すればよいのですから楽チンです。エサのイワシも自ら網を引き冷凍して確保しているようで頭が下がります。もちろん操船の腕はピカ一で日立周辺の根を良く知り抜いているようです。今日はムラソイはお兄さんクラスが1匹で小型が中心(20cm以下はリリースと決められています)で、7匹キープしましたが今ひとつでした。

しかし、代役のクロメバルが激釣でほとんど30cmオーバー、これが4〜5mの超浅場で竿を引き込むのですからたまりません。エサをチェックしようと水面まで巻き上げ問題ないことを確認して再度おろそうとした時、船底から黒い影が飛び出し、見ている前でイワシに襲い掛かかる、なんて凄い経験もすることができました。もう、アドレナリンが出っ放し、30cmオーバーの大型のダブルも3回ありました。このところこのサイズはご無沙汰でしたが、久しぶりに深い満足感に浸ることができました。ソイは皮が絶品、身も2日ほど寝かせて。楽しみ楽しみ!!

2002/06/08

  晴・ナギ

  松輪 仕立

  三崎港口(東)、シマシタ、沖ノ瀬

  (今日の格言)

 竿を2本出す時は気をつけて。

 残念だった人にはオカズを回しましょ。

 

マルイカ(7)24〜37cm

スルメイカ(2)35〜37cm

イカと釣りたい(食べたい)という仲間からのリクエストに応えてイカ族2本立てを企画しました。朝一番に浅場でマルイカを狙い、後半沖でスルメイカを釣って沖漬けやおき干しを作ろうと言う魂胆です。港を出てすぐの浅場から反応を探しながら三崎港の入り口まできて高根のヘリに反応を発見。一投めからすぐに乗りました。高根のてっぺんは15mくらい。根を外れるとすぐに24mくらいまで落ち込みます。その落とし込んだ瞬間に乗るわけです。慣れていないと底立ちの上げ下げのタイミングが遅れたり、根掛かりさせてしまいイカをゲットすることはできません。始めてから2時間で切り上げる予定にしていましたが、最初の3〜4投までで日が高くなると極端に乗らなくなってしまいました。そこで早めに見切りをつけて沖に向かいました。最初すぐ近くのシマシタに向かいましたが反応はあるものの全く乗りません。そのうちイカヅノにマアジが掛かってきて、反応の正体がアジであることが判明。急遽洲崎方面へ大移動することになりました。途中、波佐間瀬から戻ってくる船を見て洲崎も芳しくないことを知り、沖ノ瀬で小さな反応にぶつけながらこまめに船を回す作戦に変更しました。

結果としてはこれが正解でスルメの顔を見たのですが、如何せん群れが小さく底近くに集中している為まるかつの直結13本仕掛は空を切るのみ。ブランコ仕掛で底近くを丁寧にシャクッた人だけが顔を見ることができました。今日はムギ級の小型を泳がせて端物を狙うのがまるかつの目的だったのですがこれではアウト。そこで準備しておいたサバの短冊をつけてテンビン仕掛を下しました。タナを取るとすぐにアタリがあり巻き上げると鈍重な引き込み。嫌な予感がしましたが果たしてパンパンに水を飲み込んだ「チカちゃん」(ミズフグ)が上がってきました。ハリを結びなおして再度タナを取り、ふてくされてトモで用を足していると親父が「アーッ!!アーアー!!」と大声を上げ、自前の竿を出しながら振り返るとなんと竿が大きく上下し引き込まれているではないですか。途中で止めるわけにも行かず急いで戻り親父から竿を受け取りましたが、直後ハリス切れでサヨウナラ。落胆したまるかつに中川が釣りたてのスルメをバケツに入れて「沖漬け作れば。」と優しく慰めてくれました。その後乗りが少し良くなったのを見て直結仕掛けを再投入しましたが2杯乗ったのみ。これはナカガワを見習い不調のトックンにバケツに入れて「沖漬け作れば。」と渡しました。「イカは天下の回り物」ということでしょうか。マルイカは刺身感覚のサラダ仕立パスタと美味しいイカ墨パスタを作り我が家の女性陣からの絶賛を得たのでありました。
2002/06/02

  晴・ナギ

  行徳 大城丸

  木更津沖

アナゴ(22)36〜45cm

あまりに良い天気なのと食味の良さに誘われてまた行ってしまいました「日中アナゴ」に。前の日の晩御飯の時に娘が「この間のアナゴはおいしかったよネ。」と発言。奥さんまで「大きくてふんわりとろける絶品だったよネ。」なんて言うもんだから...。

今回はまっすぐ木更津に向かったので型物は少なかったですが、数は釣れました。大き目は白焼きにワサビを乗せて、小振りはふっくら薄味にたいて握り寿司に仕立てました。作るのは大変だけど、食べるのはあっという間。でも家族の幸せそうな笑顔が残りました。今晩は竿三本に同時に当たった今日の一番のシーンを夢でリプレイしましょう。
2002/05/26

  晴・ナギ

  松輪 仕立

  金田湾

 (朝一のビッグワンで逃げ切り)

 (最後の最後で逆転!!)

シロギス(19)11〜20cm

メゴチ(55)10〜22cm

毎年恒例のシロギス釣り教室を今年は経験者が多くなってきたのでシロギス釣り大会にして開催しました。願ってもない晴天、ベタナギのグッドコンディションの中9名の参加で幕を開けました。今回はシロギスのベストサイズ(長さ)と大物外道賞(長さ)を競うこととしました。

1位 22.0cm チカちゃん

2位 21.0cm いとうちゃん

3位 20.0cm 関口さん

4位 20.0cm まるかつ

5位 19.5cm ナカガワ

6位 19.0cm 釣具屋まことちゃん

7位 19.0cm とっくん

8位 18.5cm 林さん

9位 17.5cm 河野さん

大物外道賞 マゴチ40cm いとうちゃん

メゴチの猛攻の中、苦労しながらシロギスをポツポツと拾う展開となりました。順位の差も0.5〜1cmの激戦ではありましたが、チカちゃんの逃げ切りとなりました。1位の賞品は釣竿、2位の賞品はリール、他の順位ももれなくおまけ景品があたり、今晩の天ぷらダネと一緒にお持ち帰りいただきました。このようなのんびりした釣りもたまには良いものですねぇ。

 

2002/05/19

  晴・ナギ

  行徳 大城屋

  極東沖、木更津沖

アナゴ(9)39〜51cm

行ってきました、「日中アナゴ」へ。以前から噂には聞いていたのですが、雑誌で特集記事を読んだんです。アナゴは夜に釣るものと思っていましたが、釣れるんですねぇ、昼間でも。おまけに型が良いんですよ。深みを攻めるせいか、夜に連れるサイズの3倍の重さはありそうです。数は出なくても十分にオカズになり、満足感もたっぷりでした。夜釣りだと時間も短くせわしない釣りというイメージが強いのですが、3本竿を出してのんびり待つというスタイル。おまけに良い天気でナギときては久しぶりに東京湾のゆったりした時間を楽しむことができました。特徴としては身エサ(イワシ)と青イソを併用することくらいでしょうか。昼間でもケミホタルやビーズなどの目立たせグッズは使うのです。たまに行くにはとてもよい釣りでした。川岸から桟橋で船まで行くのも爽やかで気持ちが良かったです。

(まるかつオリジナル天秤)

2002/05/15

  曇り時々晴

  松輪 調査

  大房岬沖

アカムツ(2)31〜42cm、0.6〜1.3kg

アコウダイ(2)41〜45cm、1.3〜1.5kg

ユメカサゴ(1)26cm

オキギス(4)40〜50cm

トウジン(1)35cm

今日は親父と二人でキンメ漁の予定でしたが、昨日山本さんがタイ狙いの後アコウを少しやりアカムツも出たと言うことで急遽アカムツポイントの調査に変更になりました。第一投でいきなりアタリ、これはと思わせましたが、引きが弱くダボとチョッピのお出ましで暗い雰囲気になりました。しかし、三投目に強いアタリがありましたがハリに乗らず、注意して待つと続けて同様のアタリが来ました。今度は竿を立てて乗せ10mほど手巻きで巻いてからすぐに巻上げを始めました。普段の深場釣りでは考えられない対応です。350mの長丁場をドラグを効かせながら上げると、果たしてねらいどおりのアカムツが現れました。その後、数投するものの潮がよどんだので深みに移動しオカズのアコウを釣り潮が動き始めるのを待ちました。アコウも最初の一投は食ったものの後が続かず船の心地よい揺れで二人とも眠くなる始末でした。

潮の動き始めとともに浅場に戻りましたがツノメ(サメ)にからかわれ大きく南にポイント移動したところ、小振りながら本日2匹目のアカムツをゲットしました。これで親父もまるかつも「アカムツとアコウの両手に花」になりましたので満足して港に向かいました。アカムツの産卵期は梅雨時から夏と言われていますが、ちょうどこのポイントに集まるのかもしれません。今では個体数の少ない貴重な超高級魚ですが狙って釣れたのは今回が初めてです。前回釣ったのが2001年02月ですから1年3ヶ月ぶりということになります。その時が44cm、1.2kgですから今の時期の方が太っていると言うことになります。事実上品でコクのある刺身を堪能することができました。親父も「アカムツの味を忘れたから、思い出さなくちゃ」なんて言っていました。やはり貴重なアカムツ、絶品です。

2002/05/12

  曇り・ソヨソヨ

  太東 重宝丸

  真沖

 (マハタ)

イサキ(17)24〜34cm

マアジ(多数・15キープ)20〜29cm

ハナダイ(2)22〜24cm

マダイ(1)22cm

マハタ(1)35cm、0.6kg

チカメキントキ(1)36cm、0,8kg

ウマズラハギ(1)24cm

マルソウダ(2)38cm

外房でアカイカが顔を見せ始めたとの情報で三バカトリオ(ナカガワ、とっくん、まるかつ)でイサキ・アカイカリレー乗合に行ってきました。真沖に40分ほど走ると25〜30mの浅い瀬があり、この時期イサキもアジも産卵のため集まって来る好ポイントがあります。水温も高く魚の活性も高いので、竿入れから空振り無しで釣れ続きました。特にアジの群れは凄く、奥さんから「今夜はアジフライ作って。」とリクエストが出ていたのですが、わずか30分で予定キープ数の15匹をクリアしてしまいました。後は全てお帰り願った次第です。

 (チカメキントキ)

後はイサキ、ハナダイを家族4人分とお刺身にできる型の良い物を1匹なんて思っていたところ、次々にアタリが続きマハタやチカメキントキまで上がりました。予定数が終了したら小型のアジで泳がせでもやるかと思っていたのですが、4枚目のハナダイが釣れずズルズルとイサキを釣ってしまいました。後半アカイカをやる予定でしたが、僚船からの無線でアカイカは絶不調で船中2杯なんて言っているので、船長はイサキ継続を決断してしまいました。結局クーラーが一杯になるほど釣ってしまい、家に帰ってからの魚捌きが憂鬱になってしまいました。(幸いおさかな好きの皆様にもらっていただけましたが)本命はアカイカだっただけに.....。また行こう!

2002/05/03

  晴・ナギ

  松輪 漁同行

  布良瀬

  

キンメダイ(21kg)MAX1.2kg

アコウダイ(6)20〜45cm

ムツ(1)40cm、0.8kg

GWの初日、ナカガワを連れて親父の漁に同行釣行しました。せがれのケンちゃんも一緒で3人で竿を出しました。絶好のナギで3時に出港し、2時間強の行程で大島と布良の鼻の中間のポイントに到着しました。他の漁船は「潮が速く反応はあるけくわないよぉ。」と無線でぼやいていますが、こちらは誰かに掛かるポチポチの展開です。親父の道具もそうですが、ガラ巻きの道糸は太く、道具もハリ数を多くする為に太くてごつい物を使っています。そのために鉄筋オモリで下ろしても400m前後の水深に対して300mの余計に糸が出てしまい、底を十分に歩かせることができないのいでしょう。

それに対して竿だと細い道糸(8号)や細い仕掛を使えるので潮が速くて300号オモリを使っても100m程度の糸フケで済み、道糸がPEであることもあり、底立ちやアタリをしっかりと把握できるのです。10時頃から漁船が諦めて帰り始めた頃から、食いが良くなってきて一流しで16匹(ケンちゃん4、ナカガワ5、まるかつ7)という大技も出て大型クーラー2個が満タンになりました。今晩はムツの刺身とキンメのしゃぶしゃぶにするかと相談しながら帰路につきました。

上がってからムツとキンメを捌き、刺身としゃぶしゃぶで全員でお膳を囲みました。親父もお母さんもケンちゃんも「キンメはいつも食べているけど、こんな食べ方は初めてだ。うまいもんだねぇ。」と感激しきりでした。翌日は泊まってアコウにでもという話でしたが、急遽お客さんの予約の電話が入り合宿は中止、解散となったのでした。久しぶりの大漁でした。

2002/04/29

  晴・ナギ

  勝浦川津 宏昌丸

  行川沖、勝浦沖

 (大型ヤリイカでニンマリのなかがわ)

ヤリイカ(25)34〜47cm

スルメイカ(18)38〜45cm

ウルメイワシ(1)24cm

マサバ(4)28〜40cm

ヤリイカもそろそろ終盤なので今シーズン最後のヤリイカ釣りを検討していましたが、予定していた犬吠沖は今ひとつ奮わず迷っていたところに勝浦沖に新群れが入ったとの情報をキャッチしました。久しぶりで三バカトリオの揃い踏みで3時半に川津港に集合しました。昨晩の電話連絡では「本当に勝浦で大丈夫なの?」と言いたげな2人でしたが、竿入れと同時にヤリヤリスルメと連発また連発。ヤリイカはほとんどが40cm級のオスの大型ばかりで、底まで降りればほぼ確実に乗ると言う嬉しいスタートです。底まで降りず途中でスルメに捕まったり、サバに遊ばれたりしながらも桶はイカで埋まっていきました。後半、乗りが今ひとつになったので、40分ほど走って勝浦の真沖に移動しました。この場所ではスルメが多かったものの乗りが復活し、今日は一日ズッシリとしたイカの乗りを堪能することができました。

 (もうヤリイカの取り込みは怖くない?)

トックンもまるかつに教わった秘密兵器Wカンナのおかげで、得意の船べりポチャンも無く、快調に連発していました。まるかつは最後の一流しに仕掛を換え、密かにサバの短冊でアカオニを狙ったのですが、なんと2投目に「ゴンゴンゴンッ!」と強信が。ドラグが滑り、思わず隣のトックンの方を向いて「してやったり!」とばかりにニヤリとしたのですが、直後の強い引き込みに6号ハリスが耐えられず.....。8号か10号にしておけば良かったと内心悔しがったのでした。でもお土産はたっぷり、今シーズンのヤリイカは満員御礼打ち止めです。

2002/04/27

  晴・シケ

  松輪 仕立

  松輪瀬

マダイ(1)39cm、1kg

イサキ(3)20〜23cm

今年は桜の開花が例年より2週間も早く、暦がずれていると感じていたので、恒例の乗っ込みマダイの予約を早めにしておいたのでした。予想はズバリ的中で先週より群れが入ってきた様子との事。勇んで久しぶりの大人数(8人)で出かけました。天気は最高なんだけど、北東風が強く、海は大シケ、おまけに日が出ても寒いと言うコンディションでしたが、魚は元気でした。ポイントは松輪瀬の浅い(35〜40mダチ)場所を選択、竿入れから25mのタナで8mハリス+1mクッションでイサキ、メジナが顔を出しました。しばらくして4人にほぼ同時にマダイがヒット。小型でしたので無事に取り込めました。

 

その後、大型のアタリもありましたがやりとりむなしく、ハリ折れ、ハリス切れ、おまつり、サメに取られて顔を見ることはできませんでした。5〜6回くらいは「あーあっ!」と言う声が船に響いたかもしれません。中には根掛かりで「来たーっ!!」と叫んだ人もいたようですが..。」前半はアタリも多く乗っ込みならではの雰囲気があったのですが、後半は一転して静かに時が過ぎ行く展開になってしまいました。海は悪かったのですが、全員オカズにはなりましたので良かった良かった。親父もほっとしたのではないでしょうか。ベタナギの時よりちょっと海がザワザワしている時の方が食いが良いとよく言いますが、今日はまさにそのような状態でした。今日のタイはきれいな桜色でお腹ぷっくり(まるかつと同じ)で眞子がぎっしりと入っていました。松皮造り、潮汁、眞子と肝とアラの干物、春菊を散らした変わり揚げで美味しくいただきました。満足満足!!

2002/04/20

  晴・ナギ

  大洗 政勝丸

  大竹沖

 

 

 

 (ビール3本飲んでお昼寝中のトックン)

ウスメバル(42)15〜26cm

クロメバル(5)18〜22cm

アイナメ(2)30〜42cm

マアジ(2)20〜26cm

ササノハベラ(1)23cm

今日はトックンの強い希望で大洗のメバルに行ってきました。実は美味なメバルのほかにもうひとつターゲットがあるのです。それはこの時期網でよく取れるサルエビをかき揚げや空揚げにして食べたいということなのです。もちろん餌としてもこの活きエビは抜群なのですが、人間が食べても最高なのです。大型のエビはむいてワサビ醤油で食べると甘くて、大変美味しいのです。過去には餌のエビをコッソリ船長に見つからないようにタッパに入れて持ち帰ったりしていたのですが、今日は出船前にお母ちゃん(ばあちゃん?)に頼んで「網船から小型をもらっておいて。」と頼んでおいたのです。これで二人とも釣に集中することができ、おまけに最高のメバルナギになったので、ゆっくり楽しむことができました。潮の流れも程良く、上手く根の上を流せたときは必ずアタリが誰かにあるという大変良いコンディションでした。

 (エビはまっすぐハリに付けるのがコツ)

食いの良いときは単発で上げずに我慢して多点掛けを狙うのがポイントです。トックンはナギはいいし、釣れるのでで早くから缶を片手に上機嫌でした。アタリがあってももう少し待ったり、下バリに良く掛かるときは少したるませたりすると、もっと数が伸びたかもしれませんね。あと大型のクロメバルが入れば完璧でしたがちょっと残念でした。初めて大洗で釣りをしたのはもう20年以上前ですが、当時は5号のハリスの5本バリで30cm前後のクロメバルがパーフェクトなんて事もざらでした。やはりだいぶ魚が少なくなってきたのでしょうか?

 (アイナメのマユゲ(マツゲ)?)

今まで何匹もアイナメを捌きましたが、目の上にこんなマユゲがあることには気が付きませんでした。ビックリ!!今が旬のアイナメの刺身は最高でした。

2002/04/06

  晴・ナギ

  早川 富三丸

  瀬ノ海、初島沖

 (初島遠景)

 

スルメイカ(15)32〜34cm

ヤリイカ(1)40cm

今日は奥さんから「両親が泊まりに来るので好物のイカを釣ってきて!」という依頼があり、いわば公用ということで大手を振って出かけました。前日まで大風が吹いており、当初計画していた外房は4〜5mの高波で全船出船中止。一緒に行く予定だったトックンもリタイヤしてしまいました。考えた結果、相模湾ならばということで、早川港を選択しました。天気は最高、風も無く良いナギになりましたが、大シケで海がもまれたせいか、反応があっても活性が低くたまにポツリという状況でした。最初、瀬ノ海でスルメ狙いということで、電動直結で攻めました。竿入れ直後は2回続けて乗り、これはいけるかもと思ったのですが、すぐに渋くなり1時間無応答状態。船長もしびれを切らして、初島へ大移動を決断し小一時間のクルージングとなりました。移動後もポチンカポチンカの状況は変わりなく、最後まで日向ぼっこで終わってしまいました。スルメはムギとスルメの間くらい、良くニセイカと呼ばれるサイズで軟らかく刺身で食べても甘くなかなかの物でした。でもヤリイカには勝てず、ヤリの卵と混ぜた刺身には両親も「うーん、たまらん。」と箸が止まらなくなってしまいました。今日はとりあえずお役目が果たせてほっとしたまるかつでありました。
2002/03/31

  晴・ナギ

  松輪 漁同行

  洲崎沖

 (アコウの提灯行列)

アコウダイ(9)38〜54cm、0.8〜2.9kg

トウジン(1)35cm

オキギス(1)47cm

親父に頼まれたピンクロッド2号が完成したので、竿おろしの漁に行くことになりました。前日は強風が吹き荒れていたのですが、朝少し時雨れたもののナギで暖かい陽気になりました。

 (ピンクロッド2号)

最初、洲崎沖の沖目をやりましたが潮が速く、200号オモリがカッ飛んでしまい底立ちが全く取れない状態でした。そこで館山湾の入り口まで戻り再挑戦したところ、300〜450mダチでアコウをキャッチすることができました。竿おろしも無事に済ませることができ、初物が2.9kgのグッドサイズで、親父も大変気に入った様子でした。オカズに1匹ずつ取り、残りは組合に持っていったところ、10.5kgの水揚げで、またまた親父はニッコリの良き日となりました。

2002/03/24

  晴時々曇り・ソヨソヨ

  外川 三浦丸

  犬吠崎沖

 (沖メバル3種類)

上からウスメバル、トゴットメバル、ウケクチメバル、これらを総称して「沖メバル」と言います。クロメバルに対してアカメバルと言う場合もあります。

  

ウスメバル(12)27〜36cm

トゴットメバル(1)20cm

ウケクチメバル(3)24〜26cm

メダイ(1)43cm、1kg

FVの最終日は2月から行きたいと思っていた沖メバルにしました。2月からシーズンインしていたので、気にはなっていたのですがまだ間に合ったようです。1日ポツポツの食いでしたが、型が良いので中型クーラーは一杯になってしましました。集合が5時前と早いので東京から2時間半と見て2時出発と厳しいスタートです。まるかつが最後の到着で空いていた右舷胴の間に入りましたが、この席が本日の大当たり。早く着て四隅を確保した人たちが首をひねっている時も、入れればアタルと言ったマイペース。メダイのおまけまでつきました。型も小型はほとんど無く、バケツが小さく感じるほどでした。

 (2回目の出撃のピンクロッド)

今日は前回に引き続き完成後初おろしをした「ピンクロッド」を使いました。前回はオモリ200号でしたが、今回の150号でもアタリの感度も良く、魚が掛かってからはグラスむく特有の粘りがあります。糸をピンクをベースに赤、銀を使ったので、まるでクリスマスがイチゴのケーキみたいで家では少女趣味で気持ち悪いけどカワイイと言われています。

実は親父がこの竿を見た瞬間何か感じる物が有った様で、「いい竿だ!これは釣れそうだ。色が良い!」とご執心なのです。さすがに下ろしたてをあげる訳には行きませんので、同じような竿を作ってあげる約束をしました。いやぁ、親父が少女趣味だったとは知りませんでした。ちなみにグラス素材は手元11mm/長さ120cmの物を使います。ガイドの配列で調子が決まりますので、作ってみたい人はまるかつにご相談ください。オモリ負荷120〜200号の粘りのあるショートロッドが出来上がりますよ。

2002/03/20

  晴・ソヨソヨ

  松輪 調査

  中ノ瀬、波佐間瀬、大房岬沖

 

アコウダイ(4)40〜51cm、1.2〜2.2kg

メダイ(1)46cm、1.3kg

マサバ(5)35〜37cm

ウケクチメバル(1)20cm

ユメカサゴ(6)23〜36cm、max0.7kg

ギンメダイ(1)18cm

オキギス(3)55〜60cm

今日は恒例の場所探しです。色々なポイントを試してさまざまな種類の魚と出会うことができました。中ノ瀬は初めてやりましたが、ノドグロが大きく場荒れしていない印象をもちました。300mダチで針数食ったマサバは丸々として抱卵していました。最後に4日前に潮の流れが悪く不調だったアコウ場を3回流してみましたが、3打数2安打と今日は食いが良かったです。自然にはかなわないと実感させられました。

魚は親父と分けましたが、メダイは切り身にしてミソ漬けに、アコウは柵にして冷蔵庫で寝かせ、サバは1匹は煮付け、1匹はフレークを作りました。(おいしい魚の食べ方参照)ノドグロは下処理してフリーザーのストックに追加されました。今回はギンメダイという初めての魚と出会うことができました。

300mダチでサバとはあまりに深いのでビックリしましたが、産卵は深場で行うのかしらん?魚の生態も不思議なことが多いですね。

2002/03/18

  晴・ナギ

  勝浦松部 和八丸

  海中公園沖

イサキ(17)24〜32cm

ウマズラ(3)26〜35cm

今週はFV(フリーバカンス)でお休みをいただきました。まるかつにとってはフィッシングバカンスとも言えます。低気圧と高気圧が交互に日本列島を通り目まぐるしく天気が変化するこのごろですが、今日は低気圧が日本海にあり関東は晴になりました。昨晩もかなり強い風が吹いていましたが、外房の朝は静かな海に恵まれました。前々回のイサキの開きがあまりにも美味しかったので、また作って今度はお隣さんや床屋におすそ分けしようと再チャレンジしました。今回も前半は良いペースだったのですが、風向きの変わった後半はまたまた潮上でポツポツになってしまいました。とは言っても17匹釣れば十分な干物作りが楽しめます。今晩はイサキの刺身を味噌+醤油+味醂(少々)+ネギのタレで和えて食べてみました。ワサビ醤油で食べるのとまた一味違い美味しいですよ。

今回は2個目の改造アンドンビシを試しました。ガムテープを内側から貼り、シリコンで固めて補強します。強度、コマセの出具合共に良好で満足な結果となりました。改造前のビシではどうしてもコマセが出すぎてしまいます。こんなアイディアも試行錯誤の結果生まれてきますが、道具作りや改造も結構楽しいものです。そんな自作の道具で釣った魚は大きな満足感を与えてくれるんです。

2002/03/16

  曇り・ソヨソヨ

  剣崎松輪 仕立

  大房岬沖

トウジン(3)34〜83cm、1.8/2.5kg

ドンコ(2)30〜36cm

2週間前の調査で良い場所を見つけ、先週の山本さんの釣行でも海が悪くて3回しか流せなかったのに10匹の好漁だったのに....。満を持してのアコウ狙いが残念な結果に終わってしまいました。いとうちゃんと冨田さんが是非アコウを釣りたいと言っていたので完璧なセッティングかと思っていましたが、「やはり自然にはかなわない。」と言うことでしょうか?同じポイントでも潮の流れは違い、特に底潮があまり動かず冷たかったようです。

でも2人には小さいながらもアコウが釣れたのが何よりでした。とっくんと私はダボかチョッピのオンパレード。特にチョッピ(トウジン)は親父に「こんなデカいのは商売でも見たこと無い。」と言わせるほどの大物。最期までファイトし、泡を出しながらオモリを浮かして道糸が斜めになったときは思わず「これはアコウだ。やったー!」とはしゃいでしまった恥ずかしいまるかつでした。今週から1週間休暇で、スタートダッシュをと勢い込んでいただけに、いきなりコケてしまいました。久しぶりにオカズが無く、晩御飯は奥さんとソバ屋に行ってしまいました。とっくんは大好物のドンコを見て傍に寄り、「ドンコだ!いいな。」を連発。お持ち帰りいただきました。ちゃんちゃん!!
2002/03/09

  晴・ナギ

  勝浦松部 和八丸

  海中公園沖

イサキ(13)25〜33cm

今日は移動性高気圧に覆われて全国的に暖かい陽気になりました。この時期脂が乗っていて人気のある寒イサキにナカガワと行ってきました。前半は北よりの風で左舷が潮下になり調子良かったのですが、途中から南よりの風に変わり潮上になり極端にアタリが少なくなってしまいました。それでもポツリポツリと釣れ、ほとんどが30cm前後の良型だったので十分満足できました。ダブルが1回のみで魚の活性は今ひとつだった様です。隣を流している船(寿々木丸)を見ると坊主頭の釣り人が少年のような笑顔で手を振っているではありませんか。そう言えば「チカちゃんが小湊でイサキの仕立に行くといってたなぁ。」と思い出しました。晩御飯は新鮮なイサキで塩焼きとお刺身、仕上げにタイ茶漬ならぬイサキ茶漬け。 (おいしい魚の食べ方参照)

 (熟成の時を待つイサキちゃん)

小振りなイサキは開いて干物を作りました。イサキの開きなんて贅沢な物はそうは売っていません。釣り人ならではの贅沢な一品です。ああ、今から月曜日が楽しみ楽しみ!

2002/03/03

  曇り・ややシケのちナギ

  松輪 調査

  大房岬沖、館山沖

アコウダイ(10)37〜55cm、0.8〜2.2kg

ユメカサゴ(2)24cm

ドンコ(1)32cm

トウジン(4)33〜44cm

オキギス(4)48〜57cm

今週は珍しく釣りに行かずにおとなしくしていようと思っていたのですが...。土曜日は奥さんとウォーキングに出かけ穏やかで暖かい春の一日を満喫しました。親父から連絡があり、このところ調査している西のヘリは先日下田からの帰りにも良く見てきたが「ここは!!」と思うところが無く見込みが薄いとの事。今までに実績のある東のヘリを丹念に調査したほうがいいかもと言うことで、2人で北東風がやや強く久しぶりに寒い朝に船を出しました。ポイントまでの道中、「ナギの時は釣れた記憶が少ないから、こんな日は釣れる気がする。」とまるかつが言うと、親父も「そうかもな。沖は潮がかっ飛んでいるから、湾口はちょうど良い出し潮で口を使うかもな。」と気分は盛り上がりました。

釣れる日というのはこんな物で、釣れても同じポイントは流さず場所探しに専念しましたが、3匹掛け、4匹掛けもあり絶好調でした。特別大きい魚も出ませんでしたが、型も揃っていて全部で14kg近くになりました。小型1匹とノドグロを親父のオカズに、同じく小型1匹とドンコをまるかつのオカズにしました。後は魚屋に卸しましたが十分油代は出てお釣が来たようです。これで、近々仲間達とアコ釣りができそうです。これからがベストシーズンに入り、魚も旨みが増してきます。美味しいアコウ料理が楽しみです。

2002/02/23

  晴・ソヨソヨ

  岩井 忠蔵

  大房岬沖、富浦沖、岩井沖

 (良型を釣りニッコリのトックン)

クロメバル(30くらい)10〜27cm

  20cm未満はリリース、10匹キープ

ササノハベラ(2)20〜25cm

アナハゼ(1)20cm

「春告魚」(はるつげうお)とはメバルの事を表現した言葉で、春の雰囲気が感じられる頃に釣れ始めることから付いた呼び名です。メバルには黒いクロメバルと赤い沖メバル(数種の総称)がいますが、つり方も色々あり、使う餌や方法によって呼び名があります。

今回は生きたイワシ(シコイワシ)を使ってクロメバルを釣る「イワシメバル」に仲間達と行ってきました。ここ数年エサのイワシが入手難で、本当に久しぶりの「イワシメバル」です。過去の記録を見たら1999年2月以来でした。その分魚影は濃く、大型のチャンスがあるのではないかと、皆ワクワクして船に乗りました。前日がシケたため、館山のイケスまでエサのイワシを買いに行くことになりましたが、館山湾を横切る小船でのクルージング?はなかなか快適で楽しかったです。出船から1時間強経ってから期待の第一投。すぐにアタリ、キープサイズぎりぎりをゲット!幸先良いスタートでした。後半、風が出てきてからはアタリが遠くなりましたが、前半は好調で十分楽しめました。ナカガワはなんと1.1kgのヒラメをゲット。細いハリスに細いハリでしたがすんなりと玉網に入ってくれました。

エサは小振り(5〜8cm)なので食い込みは良いのですが、小型もたくさん釣れてしまいます。各自の判断でリリースして資源を守る約束をしていました。「普通のお客さんなら皆持ってくよ。」と言いたげな船長でしたが、ポンポンとリリース。但し、オカズが全く無しのオデコは超不機嫌になってしまいます。本当は小さいのをたくさん持って帰って、捌くのもシンドイというこちらの事情もあったんですが...。

最近は数にやたらこだわる釣り人が多いのですが、「オカズが釣れればOK。」と言うのがまるかつの釣りの基本姿勢です。但し、人には色々な考え方がありますので自分の考えや思想を押し付けてはいけませんし、批判をしてはいけません。よく電動リール批判などありますが、自分自身がこだわれば良いのではないでしょうか。

 

 (まさに「イワシメバル」)

 (思わぬ外道にヨダレをたらすナカガワ)

本当は船長に「ヒラメだぞっ!」と言われるまで根掛かりだと思っていたみたいでした。魚のアタリが分からなかったのかしらん?

(後日談)ナカガワから「アタリは分かっていたんだ!名誉毀損で訴える。」と鼻の穴を膨らましてクレームがありました。弟子に訴えられても困るので訂正に応じることにしました。

最初の一撃は根掛かりだと思ったそうです。すぐに魚であることを察知し臨戦体制に入りましたが、超浅場だったため高い操舵席から見ていた船長に魚影が見え、「ヒラメだぞっ!」となったようです。玉網を探して船上で大騒ぎしたのは、誰あろう「まるかつ」でした。

訂正してお詫びいたします。決して妬んだのではありません。少しヨダレが出ただけです。

2002/02/21

  晴・ナギ

  白間津 甚四郎丸

  白浜沖

ヤリイカ(41)20〜32cm

スルメイカ(2)35〜39cm

久しぶりに初春の南房を訪れました。花摘み畑が満開でいたるところできれいな色のじゅうたんが敷き詰められていました。今日はシーズンインしたばかりのヤリイカを狙いました。朝からほとんどカラブリ無しの入れ乗りでしたが、底中心で1、2杯がほとんどでなかなか大技が出せません。10時頃に今までより少し深めの150mダチへ移動した時にやっと5点掛けが出ました。底から10m位でイカが触るのが分かり糸が止められましたが、リールを止めずに無理やり底まで仕掛を沈めるとズッシリした感触で思わずニンマリです。

まだ中小型のメスばかりで大型のオスは乗込んでいないようでした。3月に入ってからパラソル級を狙いに行くのが楽しみです。今日は数を釣って満足しましたが、明日背筋が痛くならないか心配です。

2002/02/16

  晴・ナギ

  松輪 調査

  沖ノ瀬西のヘリ、シマシタ

 こんな大きなユメカサゴは初めて

ユメカサゴ(1)40cm、1.1kg

キンメダイ(1)29cm、0.35kg

マサバ(1)43cm、0.7kg

オキギス(1)47cm

トウジン(2)37〜44cm

深海ザメ、オキアナゴ

先週沖上がりしてからお茶を飲みながらアコウ場について話していたところ、漁で下田へ向かう途中に良さそうな場所を健ちゃんが見つけ、数字を(場所を)押さえてあるという話になりました。そこで「一度調査に行くか。」と言うことになり、山本さんと4人で行くことになりました。しかし、港に言ってみると健一は前日友達に誘われ飲みに行き、午前様!!!数字がはっきりしないまま3人で向かいましたが結果はご覧の通りでした。実績のある場所ではなく、新規開拓が目的ですから200〜650mまで色々な場所を攻めてみましたが、本命の顔を拝むことはできませんでした。唯一、アタリが出た場所がありましたが10本バリの上から2番目に木葉キンメ、真中にサバ、下から2番目にダボ(オキギス)、一番下にノドグロ(ユメカサゴ)という腰が抜けそうな多点掛けでした。

しかし、そのノドグロがビックリするくらいの大物で、こんなに大きくなるもんだと感心してしまいました。何せ漁師の親父ですら「こりゃタマゲた!!」と言ったくらいです。大きなユメカサゴが食う場所は荒れていないと言われていますので、ポイントはしっかり押さえました。戻ってバツの悪そうにしている健ちゃんに確認すると、ノートの全く違うページの数字を指差すではないですか。これでは釣れる訳がありません。次回再調査をすることにして、そのときには健ちゃんに「オトシマエ」を着けてもらうことにしました。Bigノドグロは刺身にしましたが、大きさだけでなく美味しさも脂が乗っていて驚かされました。日本酒の好きな人はヒレを干して焼きヒレ酒にすると良いらしいです。

 外道のダボ(オキギス)

2002/02/10

  曇り・ややシケ

  松輪 仕立

  波佐間瀬

 

アコウダイ(1)44cm、1.3kg

キンメダイ(1)35cm、0.6kg

ユメカサゴ(1)20cm

今日は山本さんからのお誘いで深場狙いにご一緒しました。太陽も顔を見せず北風が強く寒い一日でしたが250mダチから450mダチまで少しづつ移動しながら流していきました。潮も暗めで食いはよくありませんでしたが、ポツポツとアタリがあり釣れなかった割には不満はありませんでした。近くに松輪の船(某船宿のチャーター)が数隻底物をやっていたので、親父はポイントをはずしたりしてスカしていたようです。本命場所にも行けませんでしたし、手の内を隠そうとする親父に文句も言えません。他船に見つかれば割を食うのは自分達ですから。

今晩は久しぶりに「クッキングペーパー包み」(おいしい魚の食べ方参照)にしました。ナカガワにお土産でもらったエスニック風調味料でいただきましたが、奥深い味を堪能することができました。やっぱりアコウは軽く火を通すぐらいが身も固くならず旨みが出てくるような気がします。美味しかった!!

2002/02/02

  晴・ナギ

  大原 長福丸

  大原沖、太東沖

ショウサイフグ(31)15〜30cm

アカメフグ(1)30cm

フグ釣りは5〜6年ぶりでしょうか。昨年思い出したようにフグ用の短竿(130cm)を2本作り、カットウ仕掛を久々に取り出し針先を研いで準備していたのです。昨年末から何回かチャンスを伺っていましたが天気の巡り合わせが悪く果たせずにいました。今日は絶好のナギで潮は澄み加減ですがトロトロでまずまずのコンディションでした。第一土曜日は勝浦地区が休みで大原にお客が流れるかと思いましたが、飯岡は小型ばかりという情報があったので迷わず大原を選択しました。前半は真沖の大型狙いのポイントを攻めましたが群れが小さく活性も低い状態でした。中型交じりでポツポツでしたが後半は僚船の集まっている太東沖に場所替えすると小型中心ながら、活発なアタリが続きました。待ち釣りだと小型ばかりなので、カワハギ釣りの叩きを応用して小型を蹴散らしてやろうかと考えたら、なんと注文通りアカメが来たのです。

 (上がショウサイ、下がアカメ)

あっという間に沖上がりの12時になり楽しい時間は終わりました。フグは道具も少ないので片付けも楽だし、船宿できれいに捌いてくれるので楽チンです。なんとアカメくんには結構な大きさの白子が入っていてこれまたラッキーでした。テッサ、てっちり風吸い物、唐揚げとふぐ尽くしで家族も大喜びで楽しい夕餉になりました。刺身の食べ比べをしましたが、やはりアカメを食べるとショウサイが???になってしまうのは仕方ないか。

2002/01/26

  曇り・シケ

  松輪 仕立

  沖ノ瀬(北、東のヘリ)、波佐間瀬

 

 赤い魚がいろいろ

キンメダイ(2)35〜40cm、500〜800g

ヒオドシ(1)30cm、500g

ウケクチメバル(4)22〜24cm

ユメカサゴ(1)20cm

先週の魚探反応を心の支えにして再戦に臨みました。天気予報では西から低気圧が近づき、夕方から雪になるかもという状況でした。港口は穏やかでしたが、やはり沖に出ると風・ウネリともに強くかなり厳しい釣りとなりました。開始早々メバルが釣れたり、トックンにメダイが出たりしましたが、食いが悪いので場所替えをするか、イカに変更するか迷いましたが、このシケではイカがのっても取り込みでばらしてしまうだろうと判断し、場所を替えて底物を続けることにしました。この判断が正解で、キンメの顔を見ることができました。ナカガワにも強いアタリが来て、ゆっくり巻き上げると水面に黒く長い姿がくねくねのたうっています。2kgはありそうなハブ(クロアナゴ)でした。沖上がりしてからまな板を2枚つなげて捌き半身をもらって帰りました。

実はグロテスクな姿とは正反対にきれいな白身で丁寧に捌き骨切りしさっと湯がいて氷水で冷やした身はプリッとしてからし酢味噌にぴったりなのです。昨年6/22にヒラメの外道で釣って以来ですが、狙ってつれるものではありませんのでゲットできたときは、美味しく料理したいものです。

今回は珍しい魚が釣れました。(ヒオドシ)

オニカサゴと良く似ているのですが、目の後ろにヒゲのようなマユゲのような突起があるのが特徴です。味は白身でGoodです。

2002/01/20

  晴・ややシケ

  松輪 仕立

マサバ(5)40〜45cm

ゴマサバ(1)38cm

三崎の週末だけ出船する漁船から沖ノ瀬の北、東のヘリでメダイ、キンメ、ムツが食うとの情報を親父が入手しました。場所の見当がつくので、「下調べに行くベ。」と言うことになり、山本さんと3人で行きました。

結果は反応はあるものの潮の流れが悪く魚が口をなかなか使いません。船中2kgのハチビキ、キンメ、サバとふるいませんでした。海の状態もあまり良くなく粘りましたが好転することはありませんでした。今日のおかずのサバは空巻き上げ(高速)の途中40mの深さでハリ数だけついたものです。ゴマかと思ったら太ったシラサバだったので大儲け。刺身や焼き物で美味しくいただきました。
2002/01/17

  雨のち曇り・ナギ

  平塚 庄三郎丸

 

マアジとマルアジの違いはセンゴを見ると分かります。マアジがえらぶたの近くまであるのに対して、マルアジは尾びれからまっすぐの部分に短くあるだけです。タタキで食べるとあまり変わりませんが、ちょっと水っぽく焼いたりすると違いが分かります。

 

アマダイ(3)28〜36cm

マルアジ(9)23〜25cm

ムロアジ(9)23〜27cm

今日はナカガワとフグを釣りに行く予定でしたが昨晩からの低気圧通過で外房はコンディションが悪いだろうと急遽相模湾の釣り物に変更しました。午前中雨が残りそうな予報だったので、コマセ釣りでなくのんびりとできる釣り物を検討し、久しぶりのアマダイに決定しました。とぼけた顔に再開するのは何ヶ月ぶりでしょうか?海はナギでしたが、雨と寒さで途中オキアミをつけるのもままならないほど手がかじかみましたが何とか中小型を3匹ゲットできました。

顔を見れなかった人も多かったので、帰り際にアミコマセ+サビキでお土産のアジ釣までしてしまいました。やっぱりアマダイはきれいで味も上品ですね。

2002/01/13

  曇り・ナギ

  松輪 仕立

  間口港前、下浦沖、観音崎沖

 初釣り初日の出

アオリイカ(0)

スミイカ(2)400〜500g

タチウオ(0)

明けましておめでとうございます。

今年も去年と同じで年初より風が強く、なかなか初釣りに行けませんでした。やっと冬型も緩みましたのでアオリイカとタチウオの2本立てで仕立てました。結果はご覧の通りの本命オデコでしたが、ナギの海で久しぶりに楽しい時間を過ごすことができ、釣りの良さを満喫できた1日でした。もちろん晩のおかずに上等なスミイカの刺身が確保できたから本命ボウズでも心安らかにいられた訳です。今日は潮の動きが悪く、アオリのポイントでは下潮が良いのに上潮だし、タチウオは反応があるのにほとんど口を使わない状況でした。それでも皆(5人)はスミイカ、ヤリイカ、タチウオ、タコと何かしらお土産をもって帰る事ができました。

自然に感謝。

スミイカは刺身、ナメロウ、ヌタになって家族を喜ばせてくれました。

 スミをかけられないかビクビクです

 今日頑張った餌木君

     
     

・ホームに戻る     ・最近の釣行結果     ・おいしい魚の食べ方    ・相手をしてくれた魚達      ・仲間になりたい方へ