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憧れのカナディアンロッキーの旅

 

 ★当初の予定では8/16(土)には自宅に到着しているはずでした。8/14に北米東部で発生した大停電の影響でACのメインコンピューターが落ちて記録が消えてしまいフライトは軒並みキャンセルで私達もその憂き目に遭いました。結果4泊カルガリーに滞在延長しロス経由で帰国予定だったもののロスでも予約のトラブルが発生して1泊滞在を余儀無くされ12泊14日の長旅になってしまったのです。この間相当のストレスがあり帰国してからも事後処理などでかなり大変でした。既に記憶が曖昧で何を何日にやったのか不明になっている事も多くなりレポはやめようかと思ったのですが、リクエストもいただいたので覚えている範囲で穴だらけのレポになりましたが、書いてみました。色々と忘れてしまい「あれはどうなったの?」なんて事もあるかもしれません。ごめんなさい(汗)では、どうぞ(爆)★

 

<滞在延長1日目2003年8月16日(土)>

 眠れぬ一夜(いや、寝ましたが、実際には、疲れてたんで…笑)が明けました。とにかく最初に昨日の予約をコンファームしないとまずいので朝一番で電話を掛けました。やっぱりなかなか繋がらず、何度も掛け直しをする羽目になりました。そうして、ぼーーーーっと受話器を耳に当てて疲れて来た頃、ようやくオペレーターが出てくれました。やたっ!一気に予約番号などをまくしたてた(らしい)ら「ちょーっと待ってーー」と言われてしまいました(笑)で、昨日の予約が果たしてどうなっているか、、と心配しましたが、無事にコンファームが取れて昨日の人と同じように「カルガリー滞在を楽しんでね」なんて言ってくれました。うう、そんなの楽しみたくないやいっ!どうせならロスに滞在させてくれよっ!と思うわけですが、そういうわがまま(なのか?これ?)が通るわけもなく、まずはとにかくこれで本当に帰国のメドが立ったと言う事で、一安心と言う気持ちが正直な所でした。ってか、朝からこの電話に2.5時間も掛かりきりでぐったり疲れたんですけどね(泣)そうそう、チケットの再発行は土日はまだごった返しているだろうから月曜日にでもやれば大丈夫だからとアドバイスをいただきました。

 

 それからとにかく手持ちの現金が足らないし、なんか食べなきゃ、、、って事で空港へ行きました。まあこういう時は空港内のホテルに滞在してるのってとっても便利かも(爆)ティムホートンでドーナツを食べながら隣のお客が置いてった新聞の一面にぐったりするエアカナダの客が載っていてこうならなくて助かったんかなぁ?なんて会話もしてました。それからATMでキャッシング。いつものカードではなぜか取り扱い出来ないとか言われて「げっ!」と思ったけど、他のカードで、なんとか100ドル確保。これで生き延びねばなりませぬ(汗)

 

 一旦部屋に戻ってチップを置いて(2ドルの現金すらなかったんです)身支度を整えてカルガリーのダウンタウンへ遊びに行く事にしました。エアポートシャトルを使えばダウンタウンのホテルまでスムースに出られるけど、それは高いから、公共交通機関で探検(!)することに。こういう事はまぁさんが居ないと多分私には厳しいです(爆)空港からまずは近くのCトレインの駅まで出る事に。1デーパスを買えばバスもCトレインも一日乗り放題になるのです♪ところがバスの運転手さんはこのパスを販売してないって。本来ならばここで通常のバス賃を払うんですが、この時は「じゃあ、1デーパスを忘れずにきちんと買ってね」って言ってくれたので助かりました。路線マップを見てCトレインの駅を確認しつつバスに揺られて空港の中をぐるーっと廻ってから外へ出ました。お陰さまで大分空港からの様子がわかったような気がしました>でも自分でレンタカーは厳しいでしょう、多分(笑)。カルガリーに到着した時に途中で立ち寄ったモールが見えて来てなんだか変な感じ(笑)このモールへ入ってスタバ以外の設備を確認。 ついでに小腹も空いていたので、フードコートで食事してしまいました。まさか、ここへまた戻って来ることになるとは夢にも思わなかったですけどね。スーパーもあったので、一安心して一旦Cトレインでダウンタウンに向かいました。Cトレインはいわゆる市電なんですが、降りる時は自分でドアを押して開けないと降りられません。日本の自動ドアシステムに慣れていると面喰らう事になるのでご注意を!>って誰がカルガリーでCトレインに乗るんでしょう、、、(笑)

 

 今日は土曜日で、オフィス街は静かなもんでした。眠気がなんだかすごかったのでウェスティンホテル内にあったスタバでコンパナドピオ(エスプレッソのダブルショットと生クリーム)を注文。日本だと小さなカップにふわっと生クリームがのってるあれです。ここでは普通の紙コップを使用。なので、生クリームがすんごいたくさん入れられます。思わずびっくりしたけど、取りあえず大盛りをいただきました。そしたらこれが美味しくて最高!!エスプレッソって濃厚なのでこれくらい思いきり生クリームを入れても釣り合いが取れちゃうんだ〜と意外な発見でした。しかーし帰国してから日本ではまだ体験出来ておりませぬ(笑)

 

 それからカルガリータワーへ移動。せっかくだから登ってみようかと思いつつ今日は曇っていて(山火事の煙りも影響があったみたい)あんまり見晴しが良く無さそうなので20ドル程の料金が勿体無いね〜と意見が一致(笑)内部のショップなどをちらちらと見てさっさと出てしまいました。それからさらにダウンタウンを歩き廻って途中でまたスタバに立ち寄り>咽が乾くのだ〜(笑)。日本では見た事がないメニューを見つけて早速注文。まぁさんが大好きなチャイティーラテをフラペチーノにした物です。シナモンがたっぷり振り掛けてあってすごーく美味しかった。日本でもカスタマイズで注文出来るのでしょっちゅうこればっかり飲んでたりします>太るよー(笑)あんまり大して見る物もないな〜と思いながらもショッピングセンターらしい所へ移動。映画館やショップがたくさんあって怪しい日本食レストランみたいなのもありました。ちょうちんやのぼりがひらひらしているのが哀愁〜(笑)

 

 そこからさらに奥へ進むと大きな公園があったので、そっちでのんびり。ぐあーぐあーと大きな声でカナディアングースが鳴いています。バンクーバーやバッファローでも見たけれど、で、でかいっす。良く見るとそこら中に緑色の長細い物体が落ちてました。何だろう?と思ってすぐに気付きました。フンです!!!でかーーーーっ!!普通の鳥のフンレベルじゃありません、もしも上空から落とされたら相当の衝撃がありそうです(大爆笑)おかしーっ!この公園はなかなか感じが良かったのでここでゆっくりとお散歩してロッキーの自然を懐かしむのでした(笑)それからさらにさらにまた奥へと進んで行ってローカルなバス停へ。タイミングが悪かったみたいで、ちーっとも来ない。ここは普通の民家がたくさんでお散歩も楽しそうだったんですが、ちょーっと疲れてたので、ぶっ倒れてました(笑)だけどホントにちっとも来ないので、諦めて歩き始めました。そしたらさっき待っていたバス停へバスが近付くのがわかったので、次のバス停で待ち伏せして乗車に成功(笑)無事にCトレイン駅までたどり着けました(笑)さて、ここにもスーパーがありました。帰りにまた最初に立ち寄ったモールへ寄るつもりだったけど、今ここで買って抱えてった方が電車を降りて歩いて、、、と言う手間よりも楽だと気付いて、食料ゲットする事に。水、食パン1本、マヨネーズ1瓶、トマト、ブドウ、サニーレタス、チーズ、ターキー、ローストビーフなどを数日分買込み。すんごい可愛いニモのペーパーコップやお皿があったんだけど「使う時ないよなぁ〜」と思って買わず。。。重い荷物を抱えながらCトレインに乗り、途中で乗り換えをして空港近くまで戻りそこからさらにバスに乗り継いでようやく空港へ戻った私達。もーぐったりです>当たり前?

 

 一応ACカウンターの様子をチェックしたけど、やっぱりまだ混雑していました。今わざわざ並んで疲れる必要はないよね?って事でそのまま部屋に戻ってから冷蔵庫に食料をぶっこんで一旦休憩。。。。で、夕飯は洗面所でレタスを洗い、持参していたプラスチックナイフでトマトを切り、自分でサンドイッチを作って食べました。チーズはあんまり美味しくなかったので、以降は抜く事に決定。いっつも思うんだけど、チーズの種類が多過ぎてわかんねーよっ!(笑)まあ今回は一番少ないパックは1種類しかなかったので選択の余地はありませんでしたけど、それが美味しく無かったって事ね、しゅん。んで、お皿がない事にここでようやく気付きました。がぁーーーん。やっぱりニモ、買ってくれば良かったのに。。くすんくすん。。。

 

 確かこの日だったと思いますが、オランドー在住のお友達「先生」に電話して「まだカナダに居るんだけどー」ってな爆弾発言をして驚かせてしまいました。オランドーは荒れ模様のお天気で大変だったらしいですが、私達も大変でした(爆)先生が掲示板の方へ事情を簡単に説明しておくねと言ってくれたので、掲示板での「ただいま〜」報告を気に掛けてくれる人達への申し訳がたったようで胸をなで下ろした私なのでした。

重みでジュウタンにミッキーが(爆)
Blackout slams Air Canada!!!
3年振りにCトレインに乗る羽目に(爆)
これも3年振りに見ました
鉄道
めっちゃ美味しいチャイクリームフラペ
カナディアングースとまぁさん
都会のオアシスか?
結構素敵じゃないですか?
黒いリス、しかも結構でかかった
川下り、、、こんな所で?(爆)
公園とダウンタウンをバックに
バス停、、、疲れちゃった(泣)
食料をゲットして一安心
Cトレインって、こんな風です

トマト、サニーレタス、チーズ、ターキーやローストビーフでサンドイッチを
作りました。冷蔵庫があって助かりました。しばらくこれでしのぐつもりです。
ああ、悲しい。。。

ついでに大好きなチキンウィングもゲット(爆)コーヒーもしっかりいただきます。

 

 

<滞在延長2日目2003年8月17日(日)>

 さて、日曜日。今日は昨日に続いてCトレインな旅をするそうです。いくつかの路線の始発と終点を巡ってみようーって。何が楽しいねん、それ?ってな気もしないでもありませんが、まあする事もないしね(笑)ホテルのビジネスセンターに立ち寄って最初は上手く出来なかった日本語読み書きを確認してみる事に。取りあえず「読めた」けど「書けない(多分出来るんだろうけど、時間が掛かりそう=料金がかさみそう)」なので英語で書き込み(笑)ロス滞在中のミキママさんからメールも来て居たので連絡先をメモしておきました。これがのちのち大きく影響してくるのです。本当に持つべき物は友ですね。有り難かったです。さて、ダウンタウンへ出かける前にACカウンターをチェック。10人程度しか並んでいなかったのでチケットの再発行をやってもらう事にしました。ここで全路線の予約完了とステータスもOKになっている事を確認してやっと本当に安心出来た私達なのでした。それから昨日と同じように空港からバスに乗ってCトレインに乗り継いで移動。日曜日でそこそこ混雑していました。

 

 一旦ダウンタウンまで出てそこで散歩しました。空港でもらった市内マップにマクドナルドのサービスクーポンがついていたのでそれを使って食費をうかそうって魂胆でした(笑)カルガリーは牛の都市なのか、あちこちに面白い牛のオブジェが飾ってあってそれを見るのも結構面白かったので楽しい散歩が出来ました。ところが、肝心のマクドナルドはなんか、スマイルの「ス」の字もない冷たい怖いスタッフの対応が悲しかったです。おまけになぜかこのクーポンが使えないと言われてしまい普通に注文する羽目になっちゃったし。でもある意味マクドナルドやケンタッキーのようなファストフードは救いの女神と言えるかも。何しろ大体のメニューと味が想像できるしべらぼうな値段になるはずもないので、サービスだけは日本が一番かな、、、と実感出来るし(笑)

 

 マップを見ると終点のFish Creekと言う所に大きな公園があるようだったのでそっちを目指してみましたが、駅に着いても取りあえず廻りになんかありそうに思えなくて「???」な私達。。。どこがどうなっているのか想像するのもしんどかったので、廻りをうろつく事もせず写真だけ取ってまた電車に戻る情けない有り様でした←後でわかった事ですが、やっぱり大きな公園はあったようです。残念!でも、当てもなく知らない都市でさまよってみるのもまぁさんと一緒だととても楽しかったです。思い返せば仕事の時は、さまよう余裕もなくノルマだけが頭にあってそれをこなす事に必死だったな〜と同じ都市でまるで違う時間を過ごしている事を不思議な縁のようにも感じていました。

 

 で、実はカルガリーはスタンピードと言うお祭りが有名です。7月初めに開催されるカウボーイ&ガールのお祭りとでも言えばいいのかな?この時期は宿も一杯ですごいんですって。で、そのお祭りのメイン会場になるのがスタンピード公園だと思うので、仕事の時は通り過ぎただけだったそこへ立ち寄ってみました。ここにはカジノもあるみたいですが、どうもオフシーズンは何にも無いと言っても言い過ぎじゃないかも。。。「は?何、これ?」ってな感じです。リフトのような物も全く動いてないし、カジノらしき所にも人の姿はまばらで地元民がなんとなくちょっと時間を潰していると言った風情でした。がっかり。。。しょうがないから適当に記念写真だけ撮ってまた移動(笑)

 

 それからさらにCトレインで別の路線の終点まで。モールがありそうだったのでそこへ立ち寄ってみました。がっ!この日は日曜日。そうです、日本では考えられない事ですが、こちらでは日曜日はお店が早く閉まってしまうのです。案内を見たらもう既に閉店間際。。。(笑)せっかくスタバもあったのに、立ち寄る事すら厳しい〜〜と言う状況でわざわざ駅から一生懸命(?)歩いて来たのに全くの無駄って感じで疲れがドッと出ました(泣)結局またとぼとぼと駅へ戻ってダウンタウンを経由して空港へ戻ったのでした。

 

 この日は空港の中をうろついてめっけ物がありました。beanie babiesのカナダ限定(だと思われる)クマです。可愛くてしかもなんだか5ドルだとか言われて「え、それは絶対間違ってるやろ?」と心の中で思いつつ「うしし…笑」な気分。ま、そういう事があっても良いじゃない?と自分達を慰めたくなるくらいな状況だったので有り難くゲットしておきました♪わはは。

ホテルを出た所にこんな牛がっ!
マクドナルドでゲットしたコーラ
公園がよくわからず消化不良。。
寛ぎすぎ?(笑)
ポンニチ君のカルガリー滞在記念(笑)
銅像がなんだか虚しいスタンピード公園
パラダイスなスタンピード公園
ちゃんちゃん。。。(汗)
ダウンタウンを臨む
ここも大した事なかったっす
日加友好?(笑)
ホテルプールも静まり返ってたりして

 

<滞在延長3日目2003年8月18日(月)>

 この日の最大の衝撃は、朝起きたら私の顔が真っ赤に腫れていた事。化粧水なども持ってなかったのでアメニティにあったクリームを使っていたんですが、咽の乾燥防止で水道水で湿らせたマスクをつけていたのがまずかったのか、ぷくーっと真っ赤に腫れていたのでした。これは、やばい、、、と正直泣きそうな気分になりました。だけど、泣いても治らないし事態をひどくするだけだとも思っていたので、心配するまぁさんに「大丈夫、大丈夫。薬を塗ったから、きっと治る、すぐ治るよーん。でも日焼けだけは怖いからしっかり帽子かぶっておくよ」なんて強がってみせたのでした。それでも放っとくと悪化する?とは思ったので、売店で何か良さそうなローションでも、、と物色に(笑)案の定何にも良さそうな物はなかったし、ショップのおばちゃんに「あんたそれ、かぶれてんじゃない?シーツか枕が合わないんじゃないかい?」と指摘されちゃったし(涙)あー、ホント、この時は凹みました。泣きましたです、はい。

 

 めげずにまたまた空港から町へ出ました。今日は動物園へ行くのです。貧乏旅行に入園料はちと厳しいですが、せめてそれくらいでもして楽しんでなきゃやってられませんぜ、ホント(涙)ところで、この日は快晴で暑かった!動物園はそこそこ込んでてある意味びっくり(爆)ちゃんとカナディアンロッキーの動物達なんて言うエリアもあったのでそこで現地では出会えなかった動物を見て喜んでましたが、暑かったので、彼等も相当辛いのでは、、などと思った私。で、動物園って結構久しぶりなわけですが、広いですな、やっぱり(爆)段々疲れて来て持参したお茶を飲むペースが上がりました(笑)簡単な講議もやっているようだったので、「クマ」についてのコースへ参加。クマにもちゃんと種類があって(当たり前ぢゃ)その見分け方のような話を子どもを使って実演(?)させたりして面白おかしくやってくれました。聞いていた時は「へー、なるほどー」と思っていたのに今となってはまっっっっったく覚えていない私って一体(滝汗)。

 

 一旦軽いランチを、、と思い食堂へ入りました。ホットドッグとレモネードをいただき、しばしエアコンの中で休息です、いや、ほんとに暑かったのよ(滝汗)。しかーしいつまでもそこに居るわけにはいかんので、花壇の方へ歩いて移動。たっくさんのお花がそれは見事に咲いていました。ひまわりに囲まれるなんてものすごい久しぶり(いや、もしかしたら初めてか?)♪あんまり暑いので、頭に冷えピタを貼ってしまったけど、それが効果あって少し気分が楽になってお散歩を続けられました。ここでは孔雀の堂々たる姿と食いっぷりに絶句。芝生で家族連れが寛いでいたんですが、そこに孔雀がデンッ!っておりました。逃げるわけでもなく寄って来るわけでもなくいかにも「ここはワシの家やねん」ってな感じで堂々と歩いておりました。私達はこんなに近くで(放し飼いの)孔雀を見た事がないので、もう嬉しくて大喜び♪ドキドキしながらお近づきに、、、と迫って行ったのでした(笑)平気です(笑)いや、驚きました。しかも、花壇に植えられた花(葉っぱか?名前がわかりません、カリフラワーみたいなやつです)を啄み始めました。いや、啄む、、、んじゃなくて、ちぎり始めたと言った方が正解かも。かなーり大きな音でばりっ!ばりっ!とちぎっては食べ、すぐに隣へ移動してまたそこでちぎっては食べの繰り返し。すっげー食欲でございました。あんぐりでございます(笑)わはははは。

 

 楽しい孔雀との一時を終えて、さらに園内を出口方面へ向かって見物しながら歩いてみました。ここは恐竜エリアみたいなのもあって、突然でっかい恐竜の置き物(なのか?あれ?)が見えて来たりします。面白いです(笑)そこでまぁさんに「襲われたポーズをしてみなさい」などとわけわからーん課題を出したのは私です、ええ、多分疲れて何も考えていなかったんだと思います(大爆笑)そうして何とか1日過ごして途中でモールに立ち寄って足らなくなったお水や顔につけるクリームを物色して、ホテルへ戻りました。

 

 ここでACのカウンターへ立ち寄りました。良く考えたらロス(米国)経由で帰国するので、出国審査だかなんかがあるんじゃ?ってのが疑問だったからです。そしたら金曜日にリブックカウンターで一旦私達を拒絶した女性がカウンターに居て「あら、貴女達まだ居たの?」と言われてしまいました。そこでこれまでの事情を説明し、ロス便のチェックインの時間などを教えてもらいました。この時念のため、予約を再度確認してもらいました。そこで、両名の予約状況、および確認をしてもらい「これで帰れるわね」と言われたのでした。

 

開き直りで頑張ってます(笑)
強そうな鷲>鷹か?(笑)
ロッキーでは会えなかったね。。
あなたにも会えなかったわね。。
ふくろうとまぁさん♪
バッファローだっけ、牛だっけ(汗)
クマとクマ(爆)
気持ち良さそうに寝てました
クマの成れの果て、、かしら(汗)
フラミンゴ素敵♪
孔雀!!こんな近くに!
全然逃げません(爆)
ものすごい勢いで食べてました
お花畑?
川の流れを見ると気持ち良いです
  逃げろーっ!!>え?(爆)

 

<滞在延長4日目2003年8月19日(火)そして涙、涙の最終日>

 

 いよいよ帰国です。朝早くからチェックアウトしてせっせとカウンターへ移動しました。まだオープンしてなかったけど、先客が1組、つまり私達は2番手でした。やっと帰れるね、良かったね、などと思いながら係員の到着を待ちわびるのがもどかしかったような気がします。それからはやる心を押さえて平常心を装って手続きをお願いしました。ここではなぜか、ロス-関空の搭乗券を出してもらえなくて、「バゲージだけはスルーで行くから、タイ航空のカウンターで荷物があるって事を言ってね」と指示されました。で、なんだかコンピューターの動きが遅くてハラハラさせられました。係員も「今日はなんだか遅いのよ」と言ったので「でも、動いているよね?それが肝心よね(笑)」と言い返して米国入管へ移動しました。結構人が並んでいたので、なるべく少なそうな列を選んでみましたが、あんまり結果は変わらなかったです。と言うか、ここでもなぜか、とっても処理に時間が掛かっているようで、「??」な私達でした。ようやく順番が廻って来てパスポートを出して、審査を受け、荷物検査へ進みました。ここで失敗!「あなた食べ物持っているわね!」と女性審査官に指摘されたのです。うっかりしていましたが、カナダからアメリカへ入国する事になるので、朝食に食べようと持って来たぶどうがひっかかっちゃったんです!!「あ、それ私の朝ご飯、、、」とつぶやいたものの「ダメです!」と没収されてしまいました。えーーーん。こんな事ならここまでの待ち時間で食べておけば良かったよー(涙)大失敗です。でも、特に怒られたわけではなかったので、まあ良しとしましょう(笑)

 

 それで朝食がなくなったので、ドーナツでも食べるか?なんて言いながらとにかく搭乗口へとずんずん歩いて移動しました。そしたら、そこに居たのはほんの4-5名でした。え?どういう事?こんなに少ないはずないよね?とにわかにイヤな予感がしました。おまけにカウンターに金曜日「フライトキャンセルされたから、ここへ電話してリブックしてね」と突っ返してくれた女性が座っていたのをまぁさんが発見。。すっげーイヤな予感がしたそうです(涙)なーんか、おかしいな〜と思いつつ途中にあったドーナツ屋まで戻ってコーヒーなどを買って来ました。それでも搭乗口には人が増えていません。ますます、おかしい、、、と思っていたら「コンピューターが動かなくて入国審査に手間取っています」なんてアナウンスが!!!うわ、まじ、やめてよ、冗談でしょ?!とその場に突っ伏してしまいそうでした。朝からACのカウンターでもおかしかったし、確かにさっきの入国もおかしかった、、、そうか、そういう事か。まだトラブルが来ますか、、、と愕然。。。幸い私達はロスでの乗り継ぎ時間が5時間くらいあったので1-2時間遅れたってどーって事ないはずなんですが、それでもこの状況は嬉しくないです。取りあえず、じたばたしても仕方ないので、迫って来た搭乗時間は無視して待ち合いで寛ぐしかありませんでした。★後にわかった事ですが、この時はコンピューターウィルスがまん延してそこら中で大騒ぎだったそうです、全く、迷惑な話です★

 

 少しだけ人が増えたかな?と思ったのは搭乗時間を過ぎる頃(笑)その頃やっと搭乗が開始されたので、一番最後の方で乗りました。慌てて乗ったってどうせすぐに飛ばないってわかっていたからです(笑)案の定機内は1/4-1/3の乗客しかいませんでした。私の隣は英語がわからないらしい老夫婦で、奥さんが持っていた杖を荷物入れに預けるようにと言われてもわからないし杖がなくては歩けないようでなんだかもめていましたが後から言葉のわかる乗務員が通訳してようやく落ち着いてくれました。そんな不安な(?)状況の中、離陸を待ちわびていましたが、「遅れている人を待っています。ロスで乗り継ぎ予定があるお客さまが大半ですが、ロスでの状況も全然わからないので、現地で確認して下さい」なんてひどいアナウンスを言うばかりで果たして一体いつになったら飛んでくれるのか?もう本当にわけがわからなくて、通路を挟んだまぁさんの手を握って「大丈夫だよね?大丈夫だよね?」と言い合うのがやっとでした。そうして待ちくたびれた頃「これ以上は待てないので出発します」とアナウンスがあった時は立ち上がって喜びたいくらいでした。まあ、もしも自分達がその「遅れている人達」だったら、そりゃ、反応は違いますけど、、ね(滝汗)機内では嬉しかったのが予定外でFinding Nemoを上映してくれた事です。これで随分心が軽くなった気がしました。しばし海中へ思いを馳せた、、、って言うと言い過ぎだけどさ、えへ(笑)

 

 結局3時間程遅れて懐かしのロスへ到着。でもまだ乗り継ぎには余裕があります、助かりました。しかーしここでの乗り継ぎが今一歩良くわからなくてオロオロでした。取りあえず空港内を循環しているバスに乗ってターミナルへ移動すれば良いのですが、アナウンス(**ターミナルです)を聞き逃したらしく、空港を一周しちゃったよ(笑)ってか、運転手さんも他の乗客には「**だよ」って声を掛けてたんだから私達にもちゃんと教えてくれたら良かったのにな、タイ航空ってちゃんと聞いたのに。。。(笑)無事にターミナルへ着いたので、カウンターへ、、、と思い急ぎました。荷物はないから、通常のカウンターじゃない方へ並びました。通路側の席を取ってくれると良いんだけどな〜と思っていました。ここでもなんだか動きが悪くて遅かったです。ふとみたらカウンターに「コンピューターが動かなくてうんぬん」とか書いてあるんです!げっ!ここもなの?うわっ、大丈夫かな?とまたイヤな予感がしました。もう勘弁してよーと言いたい気分です。ようやく私達の順番が来ました。チケットを見せて荷物のタグも見せて「通路側の席をお願い出来ませんか?」とリクエストしました。にこやかだったタイ航空の係員の表情がコンピューターを叩いてチェックしたその後で変わりました。

 

 「予約に問題があります」衝撃!!なんだと?どういう事なの?と真っ青になる私達。どうも聞いてみると私の分は問題なし、まぁさんの分はチケットナンバーが入ってなかったから予約を落としました、、、と言う。さらに「お一人で先にお帰りになります?」と来た!!んな事出来るわけがなかろーーーっ!!なんで予約を落とすんだよ!何回確認したと思ってんだーーーと叫びたくなった気持ちを必死に押さえて「二人で一緒に帰りたいです。カルガリーで何度も予約は確認していますよ?何とかなりません?」とお願いしてみました。「とりあえず、スーパーバイザーに聞いてみます。搭乗手続き終了予定の13:35にもう一度ここへ戻って来て下さい。や、大丈夫、大丈夫ですよ。きっと(にっこり)」と言う事だった。。。。ちなみに「(スルーになってる)スーツケースはどうなるの?」と聞いた所「大丈夫です。こちらで止めておきます」って。。お、落ち着け、まだダメだと決まったわけじゃない、、、などと思いながらまぁさんと二人で「とにかくラーメンでも食べて来よう!」と食堂へ移動する事に。先月美味しくいただいたスシボーイのお寿司を食べて一息入れるも心ここにあらずな私達なのでした。そりゃそうだよね(涙)

 

 で、ここら辺は本当に記憶が飛んでしまっていて順番が前後しているかもしれませんが、この時、なんと、珍しい、懐かしい人達を空港で見つけたんです。DLRへ遊びに来ていたCさんご一家でした。なんとこちらもなんだかお困りの様子。聞けば予約の日にちを間違えていて今日帰ると思ってたのにチケットが明日の日付けになっているとか?!えっ、そりゃ、また大変。しかし、今日の飛行機は関空行きで、Cさん達は成田へ帰りたいのでした。そこもまたややこしいけど、どうにか乗せてもらえないの〜?なんてやっておられた所だったとか。私達のトラブルも報告すると「それは、大変!」全くですぅ〜(涙)。どうも、この日のタイ航空の便はオーバーブック状態みたいだと段々分かって来ました。結局Cさん達は明日の飛行機にすると言う事で、お泊りだったホテルへ戻ってみると言う事でした。私達ももしかしたらロス滞在になるかもしれないので、ホテル情報を教えていただき、万一の場合はそちらへお邪魔するかもしれませんと言ってお別れしました。実は私はこの時ものすごい偶然と言うか、運命のような物を1人で感じていました。なぜかと言うと、あの2001年9月11日のテロ発生時、Cさんのご主人はワシントン辺に滞在中で収拾つかない混乱の中、ご自分でチケットの再手配などをされて無事にお戻りになっていたのです。で、私は今回のこの大停電に巻き込まれた時にCさんのご主人がどう動かれたのか掲示板に書いてあった事などを一生懸命思い出して勝手に心の支えにしていたのでした(笑)そのご本人によもや再会するとは!(笑)いや、本当に心強かったです。ありがとうございました。この場を借りて改めてお礼申し上げたい気分です。

 

 結局、搭乗締め切り前からカウンターで朗報を待っていましたが、ダメでした。ってか、このスーパーバイザーって野郎(失礼)がなんかほんっとにやる気あんのか!って言いたい感じでした。「いつも最後にあらわれない乗客ってのが居るから、スタンバイで待っていろ。搭乗ゲートと連絡取ってオッケーだったらここから走ってもらうから、ここに居ろ」とか言われてそれをわらにもすがるような思いで「うんうん」頷いて必死に待っていたけど、そんなの出来るわけがありませんでした(号泣)そうして、飛行機は離陸してしまったのです、私達を乗せないで。。。しょうがない、、、なんとかして明日(は成田行きだけど、この際なんでもいいやっ!な気分)の飛行機に乗せてもらわなくっちゃ、、、と気持ちを切り替えようと思っていたら「予約が落ちたのはエアカナダの責任だから、そっちで予約を取り直して来たら明日の便でも乗せてあげるから」と来た。うーん。。。イヤな予感。。。さらに「では、私達の荷物を返して下さい」と言ったら「ちょっと待ってて下さい」と言われて30分くらい待ちました。そしてまた衝撃!!「荷物は(予定便で)離陸した、紛失したわけではないから大丈夫だ。エアカナダで予約を作り直して来たら成田でも関空でも送り届けるから、連絡してこい」と来た。。。。

 

 もう、開いた口がふさがらないとはこういう事を言うのでは?一体どういう事?泣けました。もう完璧に泣けました。ここに来る迄のてん末を聞いた女性係員がとても気の毒がって一生懸命慰めてくれました。一体どうしたらいいんだろう、、、、と途方に暮れそうでした。しかし、ここに同じ状況に置かれたとても気の毒な日本人がもう1人居たのです。一見学生さん?と間違えるくらい若い青年Nさんでした。彼もエアカナダ絡みと言う事で、一緒に行動する事にしました。何しろ予約を作り直さねばならないらしいので、ターミナルを移動してエアカナダへ向かいました。その間にも怒りがふつふつとこみ上げて来て、これまで「努めて」冷静を保っていた私もぷっつん!しました。はい。それでエアカナダのカウンターで「本日はなんのご用でしょう?」なんてにっこり言われた時には多分相当湯気が出てたと思います。「問題を抱えているのです!」「どのような?」「私がここに今いる事が問題なんですよ!(怒)」とちょっと(ほんとよ、ほんとにちょっとだけ)語気を強めたら「マダム、そのような態度では私はお話を聞けません!」と突っぱねやがったよ、おいっ!!

 

 …ここで、はたっ!と気付きました、主張の国とは言いながらこれではあかんのや、、、と(号泣)そして、深呼吸をしてから、状況を説明するのに成功しました(笑)そしたら「ではチケット係りを呼んで来ますから、しばらくお待ち下さい」と来ました。やれば出来るやんか>お互いか?(笑)ここで10分程待ちました。男性係員が出て来たので、状況を説明してチケットを見せると「予約にはなんの落ち度も問題もない。どうしてお前らここ(AC)に戻って来たんだ?これはタイ航空とお前らの問題だ!いずれにしても俺の担当範囲じゃないからスーパーバイザーを呼んでやる、そっちで話してみろ。」と言いのけました。これじゃダメです。タイ航空はACのせいだと言い、ACはタイ航空のせいだと言うのです。こうなったらもうお手上げで誰も何にもしてくれないだろうと思いました。ここまで何とか頑張って来たつもりですが、これは厳しかったです。うーん、こうなったらどうすれば良いのか、、、、ひたすら凹みました。その頃かな、ロスに滞在中のミキママさんから電話が来ました。それで状況を説明するのがやっとでした。それこそ、着替えの下着も歯ブラシも何にもないのにロスで放り出されちゃったんだもん(号泣)ミキママさんもとっても心配してくれて、本当に有り難かったです。感謝!!

 

 スーパーバイザーなる人を待つ間も地獄のようでした。私は正直「もうダメだ」と諦めモードでしたが、一緒に居たNさんが粘り強くACの制服を見かける度に「かくかくしかじかでスーパーバイザーを待っている、連絡先を教えて欲しい」と話し掛けていたのです。ほとんど「待ってて下さい」としか言われなくてそれも効果なしに思えましたが、ようやく話を聞いてくれる女性に出会えました。状況を理解してくれて、同僚へ電話してくれたのです。曰く「とにかく誰かがこの人達の面倒を見てあげないとダメよ。相当落ち込んでいて大変よ」ってな話しです。それでしばらく待っていたらカスタマーサービス担当のDさんが降りて来てくれました。改めて最初から、事情を説明です。そしたら「まあ、一体なんて言う事なんでしょう!」と驚き怒りを表してくれたので「ああ、やっと話が通じる人に出会えた!」と思いました。彼女は素早くタイ航空のスーパーバイザーに連絡を入れてくれました。曰く「予約が落ちてるって人の荷物を飛行機に乗せちゃったってどういう事?チケットナンバーを入れずに予約を入れるなんて不可能なのよ、こちらは間違いないのに一体どうなっているんですか?」と言ってくれました。で、タイの言い分は「やれる事はやった。後は予約課に聞いてくれ。荷物の件は悪かったけどね、、、」って事だったらしい。はーはーはーはーはー。。。ってな気分になりました。Dさんもこの対応に呆れつつタイ航空の予約課へ電話してくれました。ここでのタイの言い分は私達が一度もリコンファームをしなかったと言う事でした。

 

 ってか、私達はACを通じて予約を入れてそれを3度も確認しているんですが、それは関係ないわけ?と怒りがこみ上げて来ましたが、まあ、水掛け論と言うのか、もう「逃げ」の一点張りと言う感じで、その場で全員呆れてしまいました。Nさんは実は普通運賃でチケットを買っていたのですが、その彼も同様に予約を落とされていたので、オーバーブッキングになっていたのを認めずにACに責任をなすりつけて逃げているのだろうと皆で納得。。。Dさんの怒りぶりも結構なもので、タイ航空とACはスターアライアンスの一員なんですが、「もうこんな会社は絶対使っちゃダメよ!」と隣の係員にもぶちまけてる程でした。で、それを聞いた女性係員も「あそこはダメよね」って。。。あ、ありですか、そんなの?(号泣)結局、Dさんが私達のチケットを調べ直して、何とかして日本へ早く帰れるようにと翌日のJAL便の空きを調べてくれて3人予約を入れてくれました。そしてそれをきちんと再確認して発券までやり直してくれました。チェックインの時間も指示してくれて、「明日、**時に今日と同じ服を着て(爆)空港へ戻って来てね」と(爆)それから、さらに「本来はこういう事はしないのですが、余りにもお気の毒なので」と言ってロスでの滞在ホテルを押さえてさらに「足らないとは思いますが」と10ドル分のミールクーポンもつけてくれました。そして「歯ブラシや下着を買って全部領収書をとってタイ航空に苦情とともに請求しなさいね!」と言ってくれました。この時、既に18時を過ぎていました。ほんっっっっとうに疲れました。凹みました。でも最後にまた光を見い出したような気分でした>大袈裟かもしれませんけどね(笑)

 

 で、そのホテルはどこにあるんだろう?どうやってそこへ行けば良いのだろう?と思ってDさんに聞きました。シャトルバスが出ているからバス乗り場から乗ってね、無料だからと言う事で、さらにさらに感謝感激でした。実はDさんは日系人(日本語はしゃべれない)だったのでお刺身やお寿司の話しをする余裕が最後には出た私達なのでした。Nさんと三人でバス乗り場まで移動して、係員に確認して暫く待ってからバスに乗り紹介されたHacienda Hotel へ数人の乗客と一緒に移動。ホテルのすぐ近くにスターバックスとスーパーがあったので嬉しかったです(笑)3人でチェックインをして、明朝のシャトルバスも予約をお願いしておきました。取りあえずお部屋をチェック。なんか、ちょびっとしょぼい気がしました(爆)シャンプーも小さいのがたった1つだったので、がっくり(泣)過酷な一日を過ごして(そうなのか?)お腹も空いていたので、Nさんと一緒にホテル内のレストランで夕食を食べました。メキシカンな感じのお店だったのでファヒータス(?)を食べましたがお肉がかっちかっちで苦しかった(爆)私達は米ドルの手持ちが全然なくて20ドル分のクーポンを超えた分はカードで払うしかなくってなんか情けなかったかも(爆)その後でまぁさんと二人で気分転換も兼ねてスーパーへ出かける事にしました。さすがに、下着や着替えを買う気力はもう残ってなくて、取りあえずお水や果物、シャンプー、歯ブラシなどを買っておきました。それからスターバックスへ立ち寄ってコーヒーをゲット♪ここでカードで払おうとしたら「ID見せて」って言われたのでパスポートを見せました。やっぱり提示しなくちゃいけない場合もあるのね〜。美味しいコーヒーとラテを飲みながらホテルへ戻ってちらっとホテルを見学してカルガリーで足留めされるよりもここの方がうーんと良かったよねぇ、、、って話していたけど、まさか、本当にここでまた足留めされるとは思ってもいなかったので、二人とも疲れてぐったりでした。

 

 部屋に戻って何をすると言うわけでもなく、お風呂に入る事にしました。さっき買ったシャンプーがすっごく使い心地が良かったのがメッケモンでした(爆)今度から北米へ出たら買って来ようと誓う我が家(笑)わはは。で、当然と言えば当然なんですが、パジャマがありません(笑)バスローブを置いてあるような高級ホテルでもないし、はたっ!と困ってしまいました。結局二人とも下着だけで寝ましたけどね(笑)延長をお願いした休暇や携帯電話のレンタルもまた延長しなくてはいけなくて連絡に追われたり、ほんと、うんざりでしたけど、幸いにも明日には帰れる事になっていたので、それを励みに眠りにつくのでした。

 

 翌朝、取りあえず、スターバックスへ出掛けて軽く朝食を取りました。それからチェックアウトしてNさんと一緒にシャトルバスで空港へ戻りました。タイ航空のカウンター(と言っても入れ代わりでこの時は別の会社だった)を見ると怒りを通りこして呆れた気分になりましたが、まあそれはしょうがないんでしょう。JALのカウンターでチェックイン。タイ航空のお陰で預ける荷物はありません(大爆笑)係員に「チケットの原本を見せて下さい」と言われた時には「また、ダメなのかな?」と言う不安が一瞬頭をよぎりましたが、大丈夫でした。無事に搭乗券をもらえて本当に帰れると分かった時はやっぱり嬉しかったです。

 

 それからここでまたCさん一家に再会しててん末などを報告したり荷物の見張り番をしたり、美味しいドーナツのお裾分けをいただいたりして楽しくおしゃべりする事が出来てとても嬉しかったです。お互いにまだやる事もあるよね?ってな事でここでお別れ。その後私達はまぁさんの弟一家へのお土産(旅行保険の延長手続きをお願いしたので)探し。ついでに何か面白いものはないかしら?とウロウロしていました。この時、黒人の男性が私達に近付いて来てIDを見せて少しお話を、、、と言って来ましたが、「孤児うんぬん、、」みたいな事を言い出したので「Don't bother us」と追い払いました。これが日本語でも繰り返しアナウンスされている「空港内での募金運動は一切支持しておりません。皆様は募金をする必要はありません」と言ってるやつなのね〜とちょっとびっくりしました。そしたら日本人らしい若い男性も同じようなバインダーを持ってウロウロしているのを見つけましたが、あんまり気分の良いものではありませんね。皆さんも気をつけてね。

 

 それとミキママさんに無事に搭乗券がもらえてこれで帰れるよーって報告。いざとなったらアナハイムまで何とか来てくれれば着替えも貸してあげるし、一緒に泊れば、、、とまで心配して話していたのだとミキママさんにお聞きした時は涙が出そうでした。(嬉し泣き)先月ご一緒した現地のお友達も電話口でおしゃべりしてくれてなんだかとっても嬉しくて懐かしかったです。せっっっっかくロスに居るのに会えずに帰るのはほんっとにもったいないよね、うん。そうして搭乗時間までの長い待ち時間を過ごして遅れた飛行機に乗り込んでようやく日本へ戻ったのでした。

 

 関空へ到着し、一番最初に「荷物はどうなったんだろう?」と思ったのですが、バゲージクレームへ降りて行く時にでーんと二つ見なれたスーツケースが置いてあるのがわかりました(大爆笑)JALの係員に声を掛けて「あれ、私達の荷物なんですが」と言うと「タイ航空の方でお話を伺いたいそうなので、呼んで参りますからしばらくお待ち下さいませ」と言われてがっくり。一刻も早く帰りたいんじゃ!と思ってたから。しばらく待っていたらタイ航空の若い男性係員がやって来ました。それでこれまでの事、いかにタイ航空の対応がひどかったかも含めて報告しました。でも、結局「荷物の件は本当にこちらの責任で、、、」と言うけれど「予約が落ちていた事に関しては、エアカナダさんにお聞きいただくしか、、、、」と言いました。(怒)(怒)(怒)もう、呆れてものも言えないっす。あああ、そうですか、はいはい。もう顔も見たくないわよっ!ってな気分です。怒り過ぎかな?でもしょうがないでしょ?って感じかな。ここで結局30分以上時間をつぶされて挙げ句の果てがこういう言い草だったので、ほんっっっとにうんざりでした。すっかりがらーーーーーんとした税関を抜けて宅配でスーツケースを送る手続きをしてみどりの窓口で新幹線とはるかのチケットを買い直して(用意してあったものは期限切れになってしまったので)まぁさんも私も怒り爆発だったのを必死で堪えてなんとか名古屋へ戻ったのでした。

ZIP便は可愛いデザイン
朝食
アメニティがあまりに寂しい、、
ベッドは結構凹んでました(爆)
それなりの設備は整っていました
パスポートを見せてカードで買ったの
ホテルの全景
そして翌日空港へ
ようやくラーメンを食べられました
いよいよ出発〜
機内食
 ついにこれが最後の機内食となりました(爆)先月と一緒だった気がするけど

 

 ★長い長い休暇でした。もともと盛夏のロッキー旅行なんて我が家には到底無理だったはずでしたが、運よくマイレージで1人分のチケットがゲット出来たので、それなら!と今回の旅行が実現出来たのです。でもACがNGO-YVR線を廃止した為に成田、そして関空へと振り回され、迎えた出発当日の「冗談でしょ?」と言いたいような台風の襲来、人身事故による「はるか」の運休を乗り越えてたどりついたカナディアンロッキーは本当に素晴らしかったです。車が結構走っているので、意外に空気は汚れている?と町では思ったけれど、青く澄んだ湖、氷河をたたえる山々、川のせせらぎ、親切な人々など、やっぱり行って良かったと思っています。北米東部の大停電のせいでカルガリーで4泊も足留めを食らい、ついにと思ったロスアンジェルスでも足留めを食らい、唯一ロスでのホテル代と10ドルの食券だけはACが払ってくれましたが、カルガリーのホテル代、買い直した新幹線の切符、旅行保険、アリスの延泊分、携帯の延長、足留め中の食費などもろもろ、、、で結局15万程の余分な出費がありました。でもね、お金はね、ある意味仕方がないんですが、このトラブルは精神的にすごい「キマシタ」はい。ある意味今も尾を引いていると言っても良いかも知れません。まあ、良い勉強をさせてもらったと言えば良いかな?旅行保険は「航空機遅延」を追加しとくとか(笑)それでも2万しかカバーしてもらえないとか(笑)航空会社は面倒見てくれないよとか(笑)それでも我が家の二人は旅が大好き♪これからもお金と時間の許す限りぼちぼちと出掛けて行こうと思っています♪最後迄読んでもらえたでしょうか?長々とありがとうございました。では、また♪

 

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