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 急速に店舗数を増やしているスターバックス。しかし、初めての人にはなかなか入りづらいイメージがあるらしい。確かに、僕が初めてスタバでコーヒーを注文したときも、しどろもどろになってしまった記憶がある。これまでの経験でいうと、サンドイッチの「サブウェイ」で初めて注文する感じに似ている。メニューが多いのと、何をどう頼んでよいのかがやはり分かりづらいという感じもする。ということで、ここではスタバ初体験でドギマギしない方法を・・・。


(1)まずはカップの大きさを!
(2)ドリンクの名前は略称で!
(3)次はオプションにも挑戦!
(4)砂糖などで自分の好みに!
(5)実はこれが一番無難・・・

(1)まずはカップの大きさを!

 まず、基本はカップのサイズを決めることである。スタバには「ショート」(240cc)、「トール」(360cc)、「グランデ」(480cc)の3種類のカップ・サイズがある。簡単に言えば、「小」、「中」、「大」である。次は飲みたいコーヒーの種類だが、最初で無難なところでは、「本日のコーヒー」を頼んでみる。これは日替わりで豆の種類が変わるブラック・コーヒー。これなら、「本日のコーヒーをトール・サイズで」と簡単に注文できる。
 ちなみに、注文してレジでお金を支払った後は、横のカウンターで注文した飲み物を受け取るシステムになっている。この辺りがやや戸惑うところだが、とにかくいかにも注文は終えましたという手持ち無沙汰な客がいるところで待っていれば、自分が頼んだコーヒーが出てくる。しかし、ここで注意しなければいけないのは、他の客も自分と同じコーヒー、かつ同じサイズを頼んでいる可能性があることだ。ドギマギせずに落ちついて辺りを見回していれば、ここいらへんの「間」は分かると思うが。


(2)ドリンクの名前は略称で!

 さて、次は違うコーヒーを頼むケース。スタバには横文字で長い名前のコーヒーがたくさんある。例えば、ミルクたっぷりの「スターバックス・ラテ」。これを慌てて早口のままフルネームで注文すると、舌を噛む可能性が高い。
 「スターバックス・ラテをトール・サイズで」と落ちついて言えばいいのだが、概して現在のスタバは混んでいる。そこで、慌てると「ス、ス、スターバックス・ラテの・・・ト、トール・サイズ」とどもってしまう。このようなケースでは、「ラテのトール」と言えば2秒で注文は無事終える。しかし、余りにも短いので、早口でさっと言い放つと、逆に店員が理解できない場合もあるので注意が必要。同様に、「アイス・カフェ・モカのショート・ザイズ」なら「アイス・モカのショート」と言えば簡単になる。ただ、唯一の例外が「フラペチーノ」で、これだけはフルネームで注文する必要がある。何故なら、「フラペチーノ」には「コーヒー」と「モカ」の2種類があり、「カフェ・モカ」などと間違われやすいからである。


(3)次はオプションにも挑戦!

 さらに、上級者になると、オプションの注文をすることになる。いわゆる、トッピングみたいなものだが、甘いモノが嫌いな人には「エスプレッソのショット追加」が可能。逆に、甘いモノが好きな人だったら「アーモンド」、「ヘーゼルナッツ」、「バニラ」の各種シロップを追加注文できる。料金はいずれも¥50円。注文する場合は、「アイス・ラテのグランデに1ショット追加」と言えば恐らく大丈夫であろう。
 ちなみに、エスプレッソの3種類だけは、カップの大きさではなく、エスプレッソの量で注文することになる。エスプレッソの量は「ソロ」(30cc)と「ドピオ」(60cc)の2種類。「エスプレッソ・マキアートのドピオ」を頼む場合は、「マキアートのドピオを」と言えば簡単になるはず。
 しかし、たまに起こることであるが、新しくオープンしたスタバに行くと、思わぬメッセージを返される場合がある。個人的に経験したものでは、スタバ初体験で無事に注文を終えて「ラテのトール」をもらう段階になって、「お客様にはエスプレッソで一番美味しい30秒のところをお入れしました!」と店員に大声で言われたときである。今では聞かなくなったが、こういうケースでは店員の目を見てニコリと微笑めば大丈夫である。


(4)砂糖などで自分の好みに!

 さて、注文を終えたら、近くに魔法瓶みたいな銀色の筒が置いてあるカウンターに向かおう。ここでは、砂糖各種(普通/低カロリー/ブラウン/はちみつ)やフレーバー・パウダー(ココア/バニラ/シナモン)を自分で付け加えることができる。さらには、ミルク(牛乳/無脂肪/コーヒー用クリーム)や冷たい飲み物に入れるガムシロップも置いてある。やる気になれば、牛乳を無料で飲むこともできるが。
 また、サンドイッチを注文する場合は、さらに舌を強く噛む可能性がある。というか、名前が「バルサミコ・チキン」などと長いからである。でも、スタバには自分で食べ物をレジに持っていくタイプの店と店員に注文するタイプの2種類がある。自分で持っていく場合は問題ないが、注文する場合は指で食べ物を指し示して、「これ」といった方がどう考えても簡単なように思える。


(5)実はこれが一番無難・・・

 最後になったが、一番簡単な方法もある。砂糖などが置いてあるカウンターには、パンフレットがある。数種類あるが、その中から一番小さい「BEVERAGES」と書かれたものを、注文する前に読むことである。でも、これは最近置かれるようになったんだけど。
 もし、このパンフレットがない場合は、「アイス・ラテのトールで1ショット追加」などとオーダーを自分の頭の中で3回呟いてから、レジに向かえば恐らく失敗することはないだろう。