のなきち見聞録旅行記タヒチ９日目

	カヌー・ブレックファスト
	朝、爽やかな日差しの中、美しい海の上を
	豪華な食事をのせたカヌーがゆっくりとバンガローに
	近づいてくる・・・。
	その一部始終をビデオにおさめようと、少し早起きして
	準備万端で待っている私たちを襲ったドアをノックする音。
	「オハヨー！　波　高いから持ってきました。」

	ドアから次々に食事が運び込まれ、テーブルに
	セッティングされました。
	どんなにガッカリしたか言わなくても
	わかっていただけるでしょう。

	最悪の天気
	荷造りを終えて、スーツケースを部屋の外に出した後
	まだ出発まで時間があったので
	写真でも撮ろうとホテル内をうろうろしました。
	今までで一番天気が悪いようで、風は相変わらず超強風だし
	ボラボラ島の象徴ともいえるオテマヌ山は、
	厚い雲ですっぽりと覆われていました。
	おまけに大粒の雨が降ってきて、寒くなる始末。

	最後まで天気が悪いなんて悔しー！

	伝票は必ず確認
	チェックアウトのためにフロントに行きました。
	キーを渡して伝票をチェックしたところ、
	覚えのない明細がひとつ。
	「Car Rental .......6,600 CPF」
	車なんか借りた覚えない！
	「何　これ？」と聞くと、レンタカーの伝票が
	差し出されました。　それはよく見ると、私たちの部屋番号とは
	違う部屋の伝票でした。
	走り書きしてあるので読みづらく、
	ホテルの人も間違えたようです。

	さよならボラボラ島
	ホテルの桟橋から空港に向けてボートが出ます。
	もうこの美しい海で可愛い魚たちと泳ぐことが
	できないんだと思うとものすごく寂しい気持ちで一杯になりました。
	天気が悪くて実現できなかったこともあったのが
	何より悲しいです。　人間は自然には勝てません。
	またいつかタヒチの島々を訪れることができればいいなと思います。
	でもしゅうは、もういいと言っています。

	チケットも必ず確認
	また、飛行機が遅れているようです。
	この旅行中、移動の時はずーっと待ってばかりです。　初めは、
	「高いお金払ってきてるんだから１秒も無駄にしたくないのに」と
	イライラしていましたが、もう慣れてしまっていて
	「タヒチの飛行機が時間通りに来るわけがない」と
	開き直って待ち続けることができるようになりました。

	やっと飛行機の搭乗手続きが始まりました。
	並んでいたので１番に手続きしてもらえたのですが、
	おじさんがチケットを渡してくれません。
	「もしかしていらないの？」とも思ったのですが
	そんなことないだろうと、おじさんに「チケットは？」と聞くと、
	どうやらすっかり忘れていたようで、あわてて手渡してくれました。
	チケットはきちんともらいましょう。　さらに記載事項も
	確認した方がいいかも。

	パペーテ到着
	パペーテでは、ソフィテル・マエバ・ビーチ(Sofitel Maeva Beach)と
	いうホテルに宿泊しました。　ここには１泊しか
	しないため、お土産を買うことだけに時間を使うことに
	なりそうです。　ホテルのすぐ近くにビーチがありますが
	そこに行く時間もなさそうです。
	パペーテではあまり楽しい思い出は作れそうにありません・・・

	夕食は日本食
	ハワイ旅行の時とは違って、今回の旅行では
	あまり日本食が恋しくなりませんでした。
	持参の梅干しも、「食べたいから食べる」というより
	「胃腸のことを考えて食べる」という感じで食べていました。
	夕食は日本食にしようと思ったのも、
	礼儀作法がわからなさすぎるフランス料理よりも
	食べやすいかなーと考えたからでした。

	ホテル内にある「さくら」という鉄板焼きレストランに
	行ってみました。　予約していなかったので、
	断られるかもしれないと心配しましたが
	快く通してもらえました。
	大きな鉄板を数人で囲むカウンターがあり、
	（私達の隣にはエールフランスのスチュワーデスがいました）
	器用なお兄さんが肉や魚、野菜を焼いてくれます。
	料理するというよりもショーをしているような感じで
	肉を空中に放り投げたり、包丁でおてだましたり。
	そういえばハワイで鉄板焼きやさんに行ったときも
	こんなことをしていました。　なんで？