Top 手配編 レポ0 レポ1 レポ2 レポ3 レポ4 レポ5 レポ6 レポ7 レポ8 ヤフーのアルバム 

憧れのカナディアンロッキーの旅

 

<もう帰国(涙)、えっ?>

 さて、楽しかったロッキーの旅もこれで終わりです。うんと早起きして顔を洗って半端に残った化粧品(使用期限が切れてるのだ…わはは)やラフォーレから持って来たスリッパなどは置いておく事にして残りの荷物も片付けて、準備を整えて、チェックアウトしました。心配していた山火事は悪化したような気配がなかったけど、とにかく早くカルガリーまで戻る事にしました。結局滞在中に見学に行けなかった新しいホテルらしい建物を見つけて「あ、あれ、そうじゃないの?」なんて言いながら分岐点でこれまではバンフ方面へまがっていた道をカルガリー方面へ行かなくてはならないのがとても残念でした。ちょうど前を走っていた車を見て「あれ、深田さんの車じゃないか?」とまぁさんが言ったので、えーっ!ほんと?うわー、どこへ行くのかな、こんな早くから、おーいっ!なんて聞こえるわけがないのに手を振ってしゃべっているおめでたい夫婦がそこにおりました(爆)

 

 しばらくは山を眺めながらのドライブでしたが、朝靄と煙りのせいもあってあんまり綺麗には見えませんでした。そうしているうちにあっと言う間にカルガリーまで戻って来ちゃいました(笑)オリンピックパークを見たり、スターバックスを探してみたりしながらさらに車を進めて空港へ急ぎます。ガソリンを満タンにして返却するのに、結局行きに通ったシェラトンホテルの近くのスタンドへ立ち寄りました。さすがに朝は寒くて息が白くなってぶるぶるーっと震えて来ました。それからちょっと走って空港へ無事に到着です。さすがにまぁさんはスムースに辿り着いたので、大助かりです(笑)行きに言われた通りに車が止められていた場所へ車を戻して、スタッフに声を掛けたら「何?車をどこへ止めたって?ここへ持って来なくちゃだめだよっ!」と怒られちゃって、むかつきました。ま、こういう行き違いは良くある事だし、レンタカーを借り慣れている人は「そんなの当たり前じゃんか」と思われるかもしれませんが、私達、まだまだ不慣れなので、どきどきものでした(笑)で、返却手続きとかなんかあるのかな?と思ったけど、別に何にもなかったので、急いでチェックインカウンターの方へ移動しました。

 

まだ朝日が出てない薄暗い朝
真剣に運転中
オリンピックパーク
101ダルメシアンな家。可愛いっ!
懐かしいシェラトンホテル
空港近くで見た朝日

 

<なんだ、これ?!>

 そしたら、そこにすごーく長い列が出来ていてびっくり。うわ、これは大変だ。慌てて列に並びました。それから辺の様子を見回したらトロント行きの便はやっぱり欠航になっていて他にもバンクーバー行きの便が既に一部キャンセルされていて不安がますます強くなって行きました。おまけに、このチェックインカウンターがいつまでたっても進んで行かないの。なんだか皆さんすごく時間が掛かってるみたい。その間にもどんどん後ろに新たに乗客が列をなしていくので、ずんずんと伸びて行くのです。なんだか気のせいか皆ぴりぴりしていて嫌な感じがしました。しょうがないので、昨日持ち帰ったパンをかじって空腹をしのいだり、前に並んでいた中国人の若い女性と情報交換したりしてとにかく待っていました。私達の後ろにはカナダ人らしい中年女性が並んでいましたが、とても不機嫌そうに見えたので、それも辛かったです。そうして、待っている間にも新たにフライトがキャンセルされたりして本当に生きた心地がしませんでした。私達の後ろの方にはJTBや他の大手旅行代理店からのツアー客(私達よりも1時間くらい早い便に乗るらしい)も現地係員と一緒に並んでいたので、その現地係員が指示している話に聞き耳をたて情報を探ったりしていました(汗)さらにその不安を強めたのが中国人の彼女達が乗るはずの便がキャンセルと言うアナウンスです。それもたった1度しか流れませんでした。えっ?どういう事?彼女達もあっけにとられたようでしたが、「しょうがないわ。でも、YVRで乗り継ぎがあるから、何とかしなくちゃ」と言って長い事並んだ列を取りあえず離れたので「幸運を祈っているわ」と声を掛けてお別れしました。そうそう、JTBのツアー客もそれに乗る予定だったらしいですが、現地係員がこのアナウンスを聞き逃していてそのまま何食わぬ顔(ってのも変な言い方だけど)で並んでいたのでキャンセルの事をまぁさんが教えてあげたくらいです。当然彼は慌てて確認に走ってました。そんな人が担当でええんかいっ!と突っ込みたい気持ち。。。むむむ。

 

 とにかく、どうなってるんだろう?と不安が増す中でさらに並び続けました。あと少しなのに、それが中々進まなくて乗り継ぎ時間は迫って来るし、本当に不安。その間に後ろに並んでいた不機嫌そうな女性が話し掛けて来て、不機嫌な理由が判明。なんと、昨日既に予定のフライトをキャンセルされて1泊知り合いの所へ泊ったって。さらになんか食中毒にあったらしくて、お腹は痛いし辛いしですごく苦しかった中、何とか今日は乗せてちょうだいよーと思って並んでいたのだそうです。そうよね、停電は昨日起こったわけだから既に昨日から混乱は始まっているのよね。。。と思うと、目の前の状況も理解出来るような気がするんだけど、でも、自分達だけは、そんな目に遭わないで済むようにと願うしかありませんでした。そして、ようやく、私達の順番がやって来るっ!と思ったらなんだか前に並んだ人達の様子がただ事でない感じ。え?どうしたの?何があったの?と思っていたらカウンターのスタッフが「あなた達はどこへ行くの?」と声を掛けて来ました。「バンクーバーから関空へ帰るのですが、、」と言ってみたもののなんだか上手く伝わらなかったみたいで「チケットを見せて」と言われたので、見せました。そして、衝撃の一言がっ!「バンクーバー行きのフライトはキャンセルされました。ここへ電話して予約を取り直して下さい。」って!!!なんだとーーーーっ!!!!私達の後ろに並んで居た女性が「じゃあホテルとか手配してくれるの?」と詰寄ったけど「これは我々の責任ではありません。」と見事に拒絶されてしまいました。彼女は「ああ、そうですか、全く、、、」と言うような表情を見せながらもそのスタッフに予約を取り直す為の電話番号をチケットの裏に書いてもらってました。私達もなすすべもない、、、と言った感じでどん底に落ちたような気分でした。だけど、キャンセルって事は、もう今日予定通りに日本へは帰れないのです。しかも、明日は土曜日でお盆休みの帰省ラッシュピークです。普通に考えたら例え明日飛行機が飛んだとしても座席が残っているとか思えません。って事は、もしかして、もしかしたら私達、まだしばらくここに居なきゃいけないの?頭の中には良くTVで見る空港で荷物にもたれて疲れ切った表情の人達。あかん、それだけは避けなきゃ、そのためには、えーっと、そうしたら、とにかく今やるべき事は、、、と必死で考えてまぁさんに「ホテル、押さえなきゃ!!」と叫んで、空港内にあるデルタホテルまでスーツケースを引っ張って走りました。

 

<第一の指令っ!寝る場所確保ーっ!!>

 フロントへ無事に辿り着いて「(今夜の)部屋はまだ残っていますか?」と焦りながら聞きました。「お待ち下さいませ」と女性スタッフがコンピューターをチェックしてくれる間がもどかしかった。あんまり安いホテルじゃないと思うけど、いくらになるんかな?200ドルとか300ドルとかしたらどうしよう?とも思いました。そしたら「マーフィーベッド(壁に埋め込まれたみたいなベッド)のお部屋なら175ドルでご用意出来ますが」と聞いてすぐに「I'll take it!」と即答(爆)「フライトがキャンセルされてしまって日本に帰れないのです」と事情をようやく説明。そしたら「大変な事になってしまいましたよね。ところで、エアカナダのマイレージカードお持ちですか?500マイルはためられますよ。」と気を取り直してねみたいな感じで慰めて下さいました。さすがにちょうどチェックアウトの時間帯なので、今すぐに部屋を用意する事は出来ないけれど、1時間くらいで準備出来ると思いますから荷物をお預かり致しましょうか?と言う事になりました。その間にも今日チェックアウトしたらしい男性客が「まだ部屋あるかな?(苦笑)」って戻って来てました。ちょうどそれが最後のお部屋だったみたいです。その後も何人かやって来ましたが、断られていたので、ぎりぎりで間に合ったのだと思います。早く動いて良かった!とここでは自分の行動を誉めてあげたくなりました(大爆笑)>バカです、はい。これで、とにかく、空港で荷物を抱えておろおろうろうろってのは、免れました。さて、それでこれからどうしよう?と思ってロビーの電話でもらった電話番号へ必死で掛け続けましたが、当然、繋がるはずもなく、途方に暮れるって言うよりも、ぼーーーっとしてしまいました。正直(泣)

 

 さてさて、どうした物か。。。。と思っていたら、見覚えのあるご夫婦がホテルに入って来られました。えっ!もしかして!そう、なんと最初のツアーでご一緒させていただいたZさんご夫妻だったのです。思わず、天の助けを得たような気持ちになり駆け寄ってしまいました(笑)Zさん達は当然すごい驚いたご様子、そりゃそうですよね(汗)Zさん達は明日の土曜日にユナイテッド航空で関空へお帰りになる予定なので、最後はカルガリー観光をと言う事でこちらに宿を予約されていたそうです。私達の事情をお話したらさらに驚かれてましたが、何とかして、、、と対策などをご一緒に考えて下さって、本当に心強かったです。でもZさん達までがもしかして帰国を延期なんて事になったらそれこそ大変なので、その辺を確認された方が良いですよ〜と余計なアドバイスをしている自分。。。今から思えば本当に阿呆ですな(汗)大変失礼致しました>Zさ〜ん(泣)

 

 それでもZさん達が今夜一緒のホテルにお泊りだとわかって、なんだか本当に心強く、「まあ夕飯でも一緒に食べましょうよ」と声も掛けていただいて、嬉しかったです。それで少し吹っ切れたような感じもあって、もう電話は繋がらないし、どうしようもないんだから、この状況を少しでも有効に活用してみるかーと思ってダウンタウンにでも出掛けてみるかな〜と1人で勝手に思いつつ、一旦空港へ戻ってどうやってダウンタウンへ出るかな〜と考えようかと思っていたらTim Hortonドーナツショップで情報交換させていただいた日本人のグループ(確か女性は4名、外国人男性1人でした)がおしゃべりしているのを発見したので、声を掛けてみました。こちらはまだ帰国は先の予定で、本当は今日からバンクーバー観光を兼ねて移動の予定だったのですが、エアカナダがダメになったので、なんとか別の会社の飛行機を押さえたもののそれが21時頃の便だと言う事でまあ、のんびり空港で、、、なんて所だったようです。で、この時に、空港の中で「Re-book」のカウンターがオープンしているらしいと聞いてびっくり!電話は何度掛けても全然ダメなのはこちらもご存じだったので、「そっちへ並んだ方が確実かもよ!」とアドバイスを下さり、外国人男性ジョンさん(なんと女性の1人は彼と結婚したばかりでハネムーンも兼ねて奥様の姉妹、お友達とカナダ旅行中だと言う事でした)が、そのカウンターへ連れてって下さると言うので、有り難く後をついていきました。そしたら確かに長い列のカウンターがありました。私達はまずそこへ合流。ジョンさんが列の先頭まで歩いてって本当にこの列が「Re-book」のカウンターなのかを確認してくれました。そして「ここで大丈夫。頑張って。僕達はきっと***の奥の方にずーっと居るからまた声を掛けてね」との事。「ありがとうございました!」と何度もお礼を言いましたが、親切が身に染みた私達でした。

 

<一体いつになったら順番が?!>

 それから二人でずーっと並んでいました。とにかく1組の乗客の対応時間が長いです。それは当然かもしれませんが、それにしても果てしなく長いです。全然進んで行きません。は〜どうなるんだろ〜。と思いつつ咽が乾いた〜疲れた〜とか思って並んでいたら、また見覚えのある方が前をすっと通り過ぎました。まぁさんに「ちょっと、今のKさんのお父さんじゃないの?!」と声を掛けて「え?どこどこ?」なんてやってるまぁさんに「(とっとと)追い掛けてどうされたのか、聞いておいでよ!!」と追い出してやりました(笑)結構時間がたった後でKさんの娘さん達がまぁさんと一緒に戻って来ました。彼女達も帰国は今日じゃないけど、バンクーバーへ移動予定だったそうです。娘さんはカルガリーでワーホリ(?)滞在中だった事もあってこんな状況にも慌てず「どうも混乱しているのはエアカナダだけなんですよね」と冷静に対応されたようで感服してしまいました(汗)。彼女のホストファミリーも心配して空港に呼び出し電話を掛けてくれたらしいし、教えてもらった電話番号は何度やっても繋がらないので、途中で歩いていたAC職員をとっつかまえてカルガリーのオフィスの電話番号を聞き出すのに成功したんですって!すごいぞ!で、この電話でなんとか予約の取り直しが出来た(?)と言う事で、その番号を早速教えていただき、「お互いに頑張りましょうねー」と言う事で、なごりを惜しみつつお別れしました。

 

 それで、まぁさんに列に残ってもらい、すぐ前にあった公衆電話で教えてもらった番号へ電話してみました。でも、やっぱりもうこの番号もこの時間は全くダメでした。がっくり。。。その間にも列はどんどん伸びているし、どっかのお店からお水やスナックをカゴに入れて売りに来る人まで居る始末でした。最初は「わ、エアカナダ、こんなサービス始めたの?」と勘違いした私は相当おめでたいですよね。そんな事あるわけないじゃんね。はっはっは>脱力〜〜(泣)。そうして列に並んで2時間が過ぎた頃、ようやく、ようやく私達の順番が来ました。この段階ですでに「やったっ!」と思えるくらい疲れ果てておりました。カウンターの女性に状況を説明して、なんとか早く日本へ帰りたいと告げました。そしたらあっさりと「現状で日本への帰国便の手配は出来ません。ここへ電話してリブックして下さい。(私は)他の乗客(カナダ国内の移動ですよね)の対応をしなければなりませんから」と拒絶されてしまいました。さすがにここで私もめげました。自分でも驚いたけど、ぽろりと涙がこぼれました。そして、ここで引き下がっては行けないと思って、手のひらに書いてある電話番号を見せながら「そこは朝から何度も掛け続けてるんです。それでもダメなんです。何とか、助けて下さらないのですか?」とつっかえながらも訴えました。それが効いたのか、「次の方〜」と言いかけて居たのをやめて、私達のチケットを確認して、なにやらコンピューターを叩き始めました。「お願いします、何とか、、何とか〜」とかなんか、そんな事をぶつぶつと言い続けていたような記憶があります(笑)

 

 で、結局どうなったかって言うとですね、明日のバンクーバー行き(2便)のキャンセル待ち(Waiting list)に私達を加えてくれました。そして連絡先としてデルタホテルの部屋番号を入力してくれて、「とにかく、この混乱で、バンクーバーまでたどり着けていない人が相当居ると思うから、バンクーバーまで行って関空行きのキャンセル待ちをやってみて。もうその電話に掛けてリブックする必要ないし」と言う事でした。その前にバンクーバー行きが既に満席でそこがキャンセル待ちなんですけどね。。。。で、状況に変更(つまり確定されたら)などがあったらホテルに電話を入れるから、とにかく明日このどちらかに乗れるように空港へ来て、頑張ってみてくれと、そういう事でした。それって、要するに、門前払いとあんまり変わってないような気がしました。結局確定は何一つ出来ていないわけですからね。それで、また、脱力して、は〜〜〜と思いながら取りあえずジョンさん達に報告しなくては、、と思って彼等を探しました。ちょっとうろうろして無事に彼等を発見して、かくかくしかじかでと状況を説明。そこにスタバがあったので、コーヒーを買って、一息ついて、あーだこーだと色々お互いにおしゃべり。その間に「お腹空いてる?」とベーグルヤドーナツを分けていただいたりして(笑)本当に嬉しかったです。ここで多分1時間くらいしゃべっていたかな〜、そうしている内に夕方になり、もしかしたら部屋に連絡があるかもしれないと言うのもあって改めてお礼を言って、メールアドレスを交換してお別れしました。

 

 このままカルガリーで立ち往生が続くかもしれない、そう思って、ふと気付きました。お部屋は明日には出なければ行けないかもしれないのです。そらあかんがな!とフロントで事情を説明して、明日もしかしたらチェックアウト出来るかもしれないけど、もしかしたら出来ないかもしれないので、部屋をキープしておきたいけれど、どうしたら良いですか?とご相談。そしたら明日の状況次第と言う事で了承して下さり、チェックアウトもしくは延泊のどちらでもそのままお部屋を使えるようにしてくれたので、ほっと一安心して部屋へ戻り(って事は、ロビーでごちゃごちゃやってる間に部屋の準備が出来て、一旦部屋へ入ってたらしいです、もうその辺の記憶がおぼろげすぎてはっきりしませんのですが、、、ごめんなさい〜)メッセージは当然何にもなくて脱力。ニュースを見たら、バンクーバー空港で足留めをくらって立ち往生している人が何千人だか何万人だか(もう忘れたよ)居ると言う事で、そういう乗客の姿をカメラが捕らえていました。で考えてみたのですが、明日キャンセル待ちをしても、乗れる保証はどこにもないわけですよね、って事は明日一日無駄になる可能性がとても高いわけです。なので、言われた通りにぼーっと待つのはやめました。Kさんに教えてもらったローカル番号と部屋にあったACの番号の両方を交互に掛け続けてみたわけです。しばらくはやっぱり全然ダメでした。でも、30分か1時間かたった時、初めて呼び出し音が聞こえました!!わ、やった、かかった!と思って「しばらくお待ちください」みたいなアナウンスをまるで天の声のように感じました。それから待って待って、ようやく男性オペレーターが電話口に出てくれました。ああ、よかった、やっと繋がった、、と思ってかくかくしかじかで、、と今日何回目かな?と思える現状を説明して、キャンセル待ちから確定にはなっていないか、それよりも、何とか、一日でも早く日本へ帰国出来るようにしてもらえないか?とお願いしました。そしたら、なんと、「8/27まで成田便は満席、9/1まで関空便も満席ですね」って!!!おい、今日何日だよっ!と突っ込みたくなりました。あかんて、それでは話にならんて、、と言う事で、例えばJALやANAに乗り換えられないのかなどと言ってみました。「東海岸が大打撃を受けていて乗客達がみーんなこぞって西へ西へと移動しているので、そっちの便もどんどん満席になってるんですよね」と(滝汗)。それで、こっちも返事に困ってしまいましたが、だからと言ってこのままずっとカナダに残るわけにも行かないので、何とかどうにかして日本へ帰れないか?とさらに食い下がってみました。そうしてまた随分と待たされてようやく「8/19(火)のAC741便(YYC-LAX)およびTG775便(LAX-KIX)が取れました。なぜかわかりませんが、通常はこの段階でコンファーム出来るのにコンピューターが動かないから明朝コンファームしてみて下さい。まず大丈夫ですけどね。」とのお返事をいただきました。現状ではこれが一番早い日本へのルートだそうです。今日は8/15(金)です。って事は後4泊、カルガリー滞在確定ですか?って事で、電話口の彼から「Enjoy your stay in Calgary!」と言われてしまいました。。。。うーん。。。。そうか、ロスへ飛ぶのか、だったらロスで4泊した方がいいやないかっ!と思ったのは当然ですが、そういう次元の問題ではありませんので「ええ、そうします。どうもありがとうございました」と告げて電話を切りました。明朝確認するまでは、100%とは言えないけれど、これでようやく道が見えて来たな、正直一安心して、本気でカルガリー滞在を楽しむしかないな〜と心の切り替えに入りましたです。で、実は私が必死で電話にかじりついてたその間にZさん達がカルガリー観光を終えて部屋へ立ち寄ってくれていたので、とにかく、Zさん達のお部屋へお邪魔する事にしました。

 

 Zさんは実はシャワーを浴びていた所だったのですが、快く迎えて下さって、で、どうなりましたか〜と色々と心配して下さいました。ダウンタウンで食事も済ませて来られたそうですが、「もうこうなったら一杯やりますか!」とお疲れなのに誘って下さいましたが、さすがにそれは申し訳なかったのでお断りしました。でもレンタカーかグレイハウンドのバスなんかでバンクーバーへ出てしまった方が良いんじゃないか?と一緒に考えて下さって本当に嬉しかったです。結局明日のコンファームにかける事になったわけですが、やっぱり混乱しているのはエアカナダだけって事みたいで、ユナイテッドは問題なく飛ぶんだそうです。Zさん達も特典航空券での旅行だったので、私達もユナイテッドで取ってたら良かったんだな〜となんか、複雑な気分もありました。ここでまた少しおしゃべりして、気分をほぐしていただいてお別れをして部屋へ戻りました。で、お腹も空いたし、落ち着いて食事でも、、、と思って空港のフードコートへ移動しました(笑)そうそう、とにかく予定通りには帰国出来ないわけなので、お互いの両親、まぁさんの職場、それから獣医さんに「帰国が遅れる」旨を伝えておきました。みんなびっくりしつつもNYの大停電はさすがに日本でも知られていたようで「やっぱりそのせいなのね?」と母に言われたりして私もびっくりしましたけどね。

 

 その後かな、なんか、ものすごーく疲れた私達のお部屋はプールビューだったりしたので、ホットタブに浸かりたくなって水着に着替えてクローズ間際だったけど、ちょっとだけお湯に浸ってなんか、怒濤の勢いで過ぎていった今日と言う日を考えて未だに信じられない気持ちになりながら、部屋に戻って慣れないベッドメーキング(?)をして寝ました。今朝キャンモアのホテルに置いて来た化粧品やスリッパの事を後悔しながらね。。。長い長い一日でした(泣)

冷蔵庫、コーヒーメーカー完備で便利
窓の下はプールです(笑)
簡易ベッド。。なんか、情けない。。
テーブルは大きいのがありました
スターアライアンスデザインの機体

 

Top 手配編 レポ0 レポ1 レポ2 レポ3 レポ4 レポ5 レポ6 レポ7 レポ8 ヤフーのアルバム