NONSENSE/DAILY
2011年8月19日(金)
VGN-FE52B/H[液晶交換]
液晶不良で入手したVAIO type Fシリーズ「VGN-FE52B/H」。
当初はキーボード,バッテリーパック不良で入手したVAIO type Fシリーズ「VGN-FE50B」の部品取りにと考えていたんですが、液晶以外は問題点が見つからないFE52B/H。スペック,OS共に劣るFE50Bが臓器提供者となる事になりました(笑)。

が、無駄に過ごしてきた人生でノートPCの液晶交換経験は無し(爆)。ネットを徘徊してもVGN-FEシリーズの液晶交換情報が見つからなかった為、CPU交換と同様に手探りでの作業です(・ω・)。

【注意】以降の作業を参考にされる場合、自己責任でお願い致します。
先ず、液晶内側の4隅に付いているゴム蓋を外し、ネジを抜きます。ゴム蓋は両面テープでネジ頭に着いているだけなので、先の尖った物を縁に挿し込めば簡単に捲れます。
4隅のネジを抜くとカバーの角が剥離できるので、其処を足掛かりに液晶上辺のカバーを剥いでいきます。外縁に向かってかかっている爪が6箇所、爪の向きを意識して慎重に押し広げて剥離します。
液晶上辺のカバーを剥離できたら、其処を足掛かりに液晶左右のカバーを剥いでいきます。同様に外縁に向かって爪がかかっていますが、上辺よりも爪の噛みが(多分)深い為、上辺よりも意識的に内縁方向にトルクをかけるように剥いでいきます。
液晶左右のカバーを剥離できたら、其処を足掛かりに液晶底辺のカバーを剥いで行きます。同様に外縁に向かって爪がかかっていますが、カバーを持ち上げつつ手前に倒すイメージで剥いでいけば爪が折れる心配は殆どありません。問題は、「VAIO」のロゴ裏部分に貼られている両面テープ(カバーと液晶の縁を接着)で、これが最大の難関。

年式が新しい(と言っても1997年製)移植先のFE52B/Hは、両面テープがカバー側に貼り着いた状態で上手く剥がす事ができましたが、更に1年古い移植元のFE50Bの方は、液晶側に貼り着いたまま上手くカバーを剥がせず、画像の様に割れてしまいました(ノд`)。液晶の縁なのでドライヤーで暖める訳にもいかず、どういった手順が正しいのか謎です。
液晶内側のカバーを剥離すると、液晶パネルとインバーターがお目見え。この時点でインバーターを交換してみましたが、症状は変わらなかったので液晶パネルの交換に移ります。映り込んでいる洗濯物は気にしない方向で(笑)。
液晶パネルは側面の片側2箇所、L字型の支柱(ヒンジ)に天板と共締めする形で片側3箇所のネジで固定されています。加えて、ヒンジカバーが片側2箇所のネジで天板に固定されているので、液晶パネルを天板から外す際は一緒に抜きます。尚、L字型の支柱のネジを天板から抜く際は、左右の支柱の傾きがズレない様に天板,ボディを支えて作業を行うと復元作業が楽です。
天板から液晶パネルが外れたら、液晶パネルからインバーターに繋がる2本のケーブルと、液晶パネル背面の基盤に繋がるフラットケーブル?を外せば、液晶パネルは完全にフリーになります。バックライトの交換を行う場合は、更に液晶パネルをバラす必用がありますが、今回はFE50Bの液晶パネルをバックライト込みで丸々交換するので、これ以上はバラしません(^_^A)。 液晶パネルを交換して、カバーをつける前に試験点灯させて液晶の表示に以上が無い事を確認。全てを元に戻して作業完了、FE52B/Hの液晶は無事復活しました…が、NVIDIAのドライバーが有効になる前(Windowsが起動してデスクトップが表示される前)と無効になった後(シャットダウン画面の後)に一瞬ホワイトアウトします(核爆)。これって正常な動作なんだろうか?違う気がするけど実働には影響ないので黙殺(¬_¬;)。
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