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2011年7月5日(火)
HMC-401[HDMI入力編2]
◆ 2011/06/18 〔HMC-401[導入編]〕◆ 2011/06/22 〔HMC-401[HDMI入力編]〕 HDMI A/Dマルチコンバータ「HMC-401」のレビュー、HDMI入力編2です。 信用するに足りない(爆)モニタ「2408WFP」と直に繋ぐのは避けて、GAME SWITCH「PS3-S201A」を中継してキャプチャボード「Intensity Pro」にHDMI出力を撮り込んで見てみる事にしました。尚、残念ながらIntensity ProのD5入力は1080p/24のみ対応の為、HMC-401のD5出力はキャプチャできません(爆)。以降の検証は全てD4(720p)で行っています。 先ず、PS3のゲーム画面。左側はPS3から直の、右側はHMC-401を割込ませた映像です。やはりHMC-401を経由すると僅かながらオーバースキャンになっています。パッと見にはHMC-401の映像も違和感はありませんが、画面端からの距離を計算して綺麗にレイアウトされたアイコン等に目を向けるとオーバースキャンによるレイアウトのズレを実感できるので、精神的にはあまり宜しくありません。 決定ボタンの拡大です。GT5は1080pの作品なので、720pで表示するとダウンコンバートによる潰れが出てしまいますが、比較的輪郭はハッキリしています。対して、右側のHMC-401の映像はアンチエイリアスが利いている様な滑らかさですが、言い換えればボケ気味。因みに、HMC-401の画質設定でシャープネスを上げる事もできますが極端にエッジが立って不自然になる為、シャープネスは弄っていません。 続いて、PS3によるDVDの再生。毎度お馴染み『COWBOY BEBOP 天国の扉 - Knockin' on heaven's door』の1シーンです。今回、初めてPS3のアップコンバート機能を確認できたんですが、なるほどゲーム機とは思えない性能ですね。で、ゲーム画面と違ってもともとがSD画質のソースの為、HMC-401を通しても殆ど見劣りはしません。 ジェットの目元を拡大。HMC-401を通した方が気持ち階調が甘くなっている感じでしょうか。ただ、ここまでアップして違いが解るかどうかなので、モニタやテレビから適正な距離を保って鑑賞する分には問題無さそうです。 最後にBlu-rayの再生。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』より、みんな大好き式波・アスカ・ラングレーの登場シーン。そこ!阿修羅男爵って言わない(爆)。これもDVDと同様にHMC-401を通しても解像感等で見劣りする事はありませんが、発色の違いは如何ともし難い感じです。HMC-401はマニュアルで画質設定を行わないとまともな発色を得られないんですが、これが限界ですorz。 〆は式波の瞳の拡大(*´д`*)。これだけアップにしても殆ど差は感じません。 といった訳でHMC-401のHDMI入力は、オリジナルのデジタルシソースを無視してコンバートの過程で僅かにオーバースキャンになり、かつマニュアルによる画質調整を行わないと見るに耐えない映像ですが、解像感はオリジナルと同等なので、2入力・1出力のHDMIセレクタとしてアリかナシかで言えば…アリかも。個人的にはナシですが(爆)。 |
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