NONSENSE/DAILY
2011年7月2日(土)
『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』
レイトショーながら、久々に両隣の席が埋まるくらい大入りの観客でした。
「鋼の錬金術師」通称”ハガレン”は2度アニメ化されており、1度目のアニメ化作品に対する劇場版が2005年7月に公開された『鋼の錬金術師 -シャンバラを征く者-』でしたが、当時の戯言を読み返すと特に不満はなかった様です。実際面白い作品で、スカパー!e2で放送された同作品をHDDレコに保存しており、たまに見ています。そして今日の鑑賞作品が2度目のアニメ化に対する劇場版という位置づけになるんですが…。

ストーリー:アメストリスの首都セントラルにある中央刑務所から、服役中の囚人メルビン・ボイジャーが脱獄する。彼が操る錬金術に心奪われたエドワードとその弟アルフォンスは、メルビンの行方を追ってアメストリスの西側に位置するクレタとの国境へと向かう。やがてその昔「ミロス」と呼ばれていた、周囲をがけに囲まれたテーブルシティに到達し……。(シネマトゥデイ

残念ながらシャンバラ〜には遠く及ばない内容でした。物語の導入こそ、未知の練成陣を操るメルビンの登場や、アニメ版ではあまり触れられなかった隣国での事件等、目新しい展開を期待させたんですが、結局はアニメ版と同様に”賢者の石”が争いの元というシンプルな展開(・ω・ )。原作の完結,アニメ版の放送終了を嘆くファンには良いサービスになったかもしれませんが、劇場作品としては見所の少ない物足りない物でした。後、エンドロールにアニメーションを添えるなら、もう少し凝った物にして欲しかったかなと。

にしても、アルが平気で地下水脈に入水してた時「え!?血印は大丈夫なのか?」と焦っていたのは私だけでしょうか(笑)。
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