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2011年6月18日(土)
HMC-401[導入編]
DELLのデジタルハイエンドシリーズ「2408WFP」を導入して半月。
もともとD端子 or コンポーネント入力の使えるモニタをと「2407WFP」を入手したものの、2407WFPはコンポーネント入力の縦横比がおかしくて使い物にならず悩んでいた時に、後継機の2408WFPで修整されたと聞いて2408WFPに飛びついた訳ですが…確かに縦横比は直っていました。が、今度はオーバースキャンが酷く(1割弱のズーム状態)、精神的に良くありません(爆)。安物買いの何とやら(ノд`)。
…あ、来月は某茄子でる(・ω・)。ここまで来たら後には引けず、とりあえず2408WFPのHDMI入力はまともに使えることはPS3で確認していたので、D端子 or コンポーネントをHDMIに変換できる機器を買ってしまえ!という事で、デジタルビデオシステムズ(DVS)から発売されている、HDMI A/Dマルチコンバータ コンパクトタイプ「HMC-401」を楽天ポイントを充てつつ0.8諭吉で購入。そう、何時のも中古ではなく新品購入です(笑)。なので、今回は少し丁寧にレビュー。
届いたのは、製品パッケージ…と呼ぶにはあまりにも素っ気無い箱、普通紙にカラー印刷(爆)でホッチキス止めの日本語取扱説明書、納品書、取扱説明書よりも上質な紙の製品カタログでした。DVSは米国メーカーの販売代理店らしいので、パッケージの素っ気無さも手作り感あふれる取扱説明書もその所為でしょう。
パッケージの中身は、本体(上)、スタンディングベース(左下)、リモコン・電池付き(中央下)、ACアダプター(右下)のみです。ケーブル類は一切同梱されていないので、事前に必要なケーブルを揃えておかないと何も出来ないので注意しましょう。
本体は単行本程度のコンパクトサイズで、素材はプラスチック。操作ボタンも同様にプラスチックで、クリック感は最低です(爆)。腐っても定価0.98諭吉の製品、もう少しクオリティを上げて欲しかった気がしますが、フルHDへのA/D変換機能を考えると価格とトレードオフと見るべきなんでしょうか。因みに、リモコンを使わなくても一通りの設定変更は本体のボタンで可能です。
本体前面(上段)には、アナログ音声,コンポーネントの入力。本体背面(下段)には、アナログ音声,コンポジット,S映像,HDMIx2の入力。HDMI,同軸デジタル音声の出力が備わっています。コンポジット/S端子,コンポーネントのA/D変換だけでなく、HDMIx2を加えた4系統のセレクターとしての機能もある為、デジタル出力を持たない旧世代のゲーム機+現行のゲーム機を束ねたセレクターとして役立ちそうです。因みに、本機の特徴として「伝送効率が高く劣化に強い、金メッキプラグ採用」を謳ってますが、金メッキは背面のHDMI端子だけです。
という訳で、2408WFPの傍らにセッティング。台座のD端子セレクタ「AT-SL73D」は、突発的にPSPやPS2がプレイしたくなった場合に備えて、PS3やHDDレコーダを束ねているセレクタ「SB-RX300D」とHMC-401の間に割込ませています。また、PS3から直接2408WFPのHDMIに繋いでいたケーブルはHMC-401に繋いで、2408WFPのHDMIをHMC-401専用にします。
図にするとこんな感じです(※拡大してご覧下さい)。本来はこれにキャプチャボード「Intensity Pro」や光デジタル端子セレクタ「SB-RX100P」が加わるのでグチャグチャになるんですが、今回はHMC-401の映像処理部分のみを見ていく予定なので省いています。どのみち、HMC-401の同軸ケーブルの出力に対応できる音声機器を持っていないので(爆)。
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