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なごやん隊長ロンドンへ行く!

 

2002.11.1(金)

さて、予想もしなかった事故(?)で大変だった一夜が明けました。一旦早い時間に目覚めた時にベッドから起きるのがすっごく怖かったんですが、取りあえずもちろんすごく痛かったけど、歩けました。心配していたけれど腫れも大した違いはなさそうだったので、心底嬉しかったです。それでも身体がとても疲れていたので、もう少し眠る事にしてベッドに戻りました。それから1時間程して電話が鳴りました。心配してNさんとKさんが掛けてくれたのです。お二人の声を聞いたらとっても嬉しくて上ずっちゃいました(^▽^;)思っていた程悪化してない事と歩ける事を伝えてなんとかこれで日本に帰るわ〜。お二人には迷惑ばっかり掛けてしまったお詫びとかお伝えして電話を切りました。こういう時にも本当に携帯があると便利です。借りておいて良かったわ〜〜。

 

荷造りがまだ半分程残っていたのでそれも片付けないと帰れないし、そろそろ起きなくちゃ〜って事で朝ご飯を食べて顔を洗って着替えました。腕を動かすと痛くて泣けて来たけど、そんな事を言ってる場合じゃないので、頑張ったよ。休足シートは使い切ってしまったので、今日は腫れた足に冷えピタシートを貼っておきました。お陰で大体のメドが着いたのでメールチェックとお昼の買出しに外へ出ました。やっぱり足が痛くて自然にかばってひょこひょこ歩くしかなかったのですが、ゆっくりゆっくりやって来ました。さすがに、昨日の出来事を掲示板で書いたりまぁさんに報告するのは出来ませんでした。いくら無事だったとは言え階段から落ちたなんて聞いたら心配しちゃうでしょうし、動転するまでは行かなくても影響が出たらまずいよねぇ。。とか思ったんですけどね。皆さんだったらどうします??

 

お水が足らなかったのでお水もゲット(ちゃんと炭酸抜きのを買ったよーん)。機内で食べたら良いかな?と思ってぶどうやりんごも買っておきました<食欲だけは落ちないらしいぞ、こいつ。。。(大爆笑)部屋へ戻ってまた少しだけ横になったりしてシャトルバスの迎えを待つ事にしました。本当は今日こそ、地下鉄に乗ってサウスケンジントン近くにあるロンドン科学博物館へ007の特別展示を見て来たかったのですが、それも無理だしお土産探しがてらその辺をうろつくのも不可能で、かなーり悔しかったですが、「ぶ、無事でなにより…」それに尽きるよな?と自分にいい聞かせたりしてね(^▽^;)

 

12時頃、ハウスキーピングがノックして来ました。「お部屋は一体何時に空けてくれるんですか?」って…(^▽^;)それで、昨日の出来事やマネージャーに頼んでチェックアウトを遅らせてもらったんだけどと伝えたらちゃんと納得してもらえましたけど、やっぱりホテル内での連絡とかって全然されてないんですよね。こういう所をきちんと出来るかどうか?ってホテルの格とかそう言うのに関係するのかなぁ?なんて思ったりしましたね。あと2時間近くゆっくり休ませてもらえればそれでいいや〜って事でベッドに横になったりしてのんびりと身体を休めていました。

 

バスの迎えが2時〜2時半の予定だったので1時45分頃チェックアウトしたのですが、部屋からスーツケースを運ぶのが辛くて大変でした(号泣)たまたまハウスキーピングのスタッフが見て手伝いに走ってきてくれたのでとっても助かりました。お陰ですぐにエレベーターに乗れてフロントに到着です(笑)フロントではチェックアウト時に担当した女性がレイトチェックアウトの分をチャージするのか?と他のスタッフに聞いていたので、ちょっとびっくりしたけど問題なかったようで、一安心。カードの伝票にサインする時に腕に力が入らなくてよれよれのサインになっちゃって情けなかったけれど。

 

スーツケースはコンシェルジェの方で預かってくれたのでロビーのソファに掛けてお迎えを待っていました。結局お迎えが来たのは2時20分頃でした。今回もどっちかって言うとあんまり感じの良くないドライバーさんだったのでちょっと残念。おまけに運転が結構荒いのと座席が狭くて膝が前のシートにあたってしまうので、痛くてやばかったです、q(T▽Tq)(pT▽T)p。なんとか深く腰掛けて前に出ないように気をつけるのに必死でした(笑)

 

空港までにいくつかのホテルを経由しましたが「どこのターミナル?」って聞かれた時に「えっ!そんなん調べてないや。やばやば…」と慌てたけど、「JAL」って言ったら分かってもらえたよーん。ラッキー??カートをゲットしてスーツケースとバッグをのせてもらってチェックインへ向かいました。カートを押して歩くと結構痛くて泣けました。そんなところへ「こちらの受付もどうぞ♪」とJALの職員に声を掛けてもらった時は「えーー、そこまで歩くよりここで待ってた方が痛くないんだけどなあ。。。」と内心思いつつ移動したら「大丈夫ですか?体調がお悪いんですか?」と言って駆け寄って来てくれたので「実は、昨日階段から落ちて…」と話をしたら「まあ大変!大丈夫なんですか?それでは、お隣の座席とかちょっと見てみましょうか」と言ってくれてカウンターの係員さんに事情を話してくれたの!!カウンターでは「どちら側が痛いですか?」と聞かれたので「右側が」と言うと「ではそのように(?)」とか言って隣の座席をブロックしてくれました。成田ー名古屋間も一応足下が広いように…としてくれましたがこれは変更になってしまうかもしれませんとの事でした。それでも本当に嬉しかったです。幸い今日のフライトはそこそこ余裕があるそうで「ラッキーでしたね」とお二人で言ってくれた時は本当に嬉しくて心強くて「JALにして良かった〜〜〜!!」と痛感しちゃいました。

 

チェックインの後も最初に声を掛けてくれた職員の方がセキュリティチェックまでもずっと付き添って荷物を預かってくれて私がゆっくりしか歩けないのに合わせてとても心配してくれてびっくりしました。以前は客室乗務員だったそうですが、新中部国際空港の話しとかしたら「えっ、あの知多半島ですか!!私いつもあの上空を飛んでいましたよ」って懐かしそうにされてました。チェックインが早かったからかゲートナンバーが搭乗券に出てなかったのですが、その女性が「私の担当ですから、もうわかってますよ。*番(忘れちゃいました…汗)です。ゲート迄が随分長いので6時になったら歩き出して下されば6時30分の搭乗にちょうど具合よく行けると思うので、後はそれまでなんとか時間を潰していただかないとだめなんですが、本とかお持ちですか?」などと心配もしてくださって嬉しかったです。そしたら目の前にスタバが見えて来たので「私ここで、時間を潰してますわ」と言うとカートをテーブル近くに上手にセッティングしてくださって「それでは、お気を付けて」と戻って行かれたけれど、嬉しかったです。素直にああ良かった。助かった、、ラッキーだったなぁ。。こんなに運が良くって〜〜なんて思っていました。え?そりゃ、もちろんビジネスとかにアサインしてくれたら…なんてせこい事を考えなかったわけじゃありませんけど、もう、これだけで本当に充分でした。JAL大好きになっちゃったぞ(大爆笑)

 

さて、搭乗迄の時間はほんっっとに長かった(爆)それでも動くとやっぱり辛かったので、最小限トイレの移動くらいで我慢しました。ちらっと本屋をのぞいた時もあんまり欲しい本とか見当たらなかったし。ここのスタバではキャラメルクリームフラペチーノなんていかにも美味しそうなメニューがあったので期待して注文したら「ノーフラプチーノ…」とか言われたよ、、、q(T▽Tq)(pT▽T)pつまんね〜〜とか思って注文を止めちゃいました(笑)結局搭乗予定時刻の18時まで本当にぼーーっとするしかありまへんでしたが、一応ゲート移動に便利そうなQuietとか書いてあった方の待ち合いスペースに移動して待ってました。ようやく時間が来て移動したら本当にゲートが遠くてびっくり。。。。ひ、広すぎるぞヒースロー!!!勘弁してくれ〜〜と言いたいくらい遠かったです。

 

搭乗ぎりぎりまでカートを使ってよろよろ移動してましたが、さすがに搭乗に並ぶ時には近くにあったカート置き場へ返しておきましたが、列に並んだおばちゃんの中にはそのままカートを持ってる人が居てそれもびっくらこきました(爆)ち、注意してあげる気力も失せてましたけど、廻りの様子を見て気付かないですかねぇ??恐るべしかもですな。うん。いざ機内へと言う時に親切にして下さったJALの係員さんに気付いて改めてお礼を言いましたが「お気をつけて」と優しく言ってくれて心がほんわか暖まりました。機内へ入った時に行きのフライトで楽しくおしゃべりしたステファニーさんを見つけて嬉しくて声を掛けてしまいました。「あら、またお会いしましたね、嬉しいわ♪」なんて言ってくれたので「あのね〜昨日、かくかくしかじかで…」と言うとめちゃめちゃびっくりした様子で心配して荷物を持って席へ先導してくれました。荷物も棚へ上げてくれるつもりだったようですが、足下にあった方が便利なので遠慮しましたが、「空港の係員さんが親切で隣をブロックしてくれたの」と言うと「まあそれは良かったわ。今日は私は前にいるけど、用があったらいつでもすぐに呼んでちょうだいね」と言ってくれてとても心強かったです。席に座って落ち着いた頃に「これ、エクゼクティブから持って来たわ♪」って耳栓とアイマスクのセットをくれました♪ヾ(@^▽^@)ノわはは

 

心配していた座席も本当にちゃんとブロックされていて助かりました。後ろの列は4人一杯座ってましたが私の列は右端に私、左端に日本人男性の2人しか居なかったし、前の席も空席だったので、かなり楽でした。離陸前に客室乗務員が数人の上客らしい乗客(しゃれか??)に挨拶をしていたので「さ、さすが、JAL?」とか思ったけどね(爆)ところで、いつになっても離陸の気配がなくて「あれれ?」と思っていたらアナウンスがあって「お一人お客さまをお待ちしております。もうしばらく…」とか言われてびっくり。一体だれやねん?そういう困ったやつは〜〜と思っていたら続く英語のアナウンスでどうやらそれは「男性」だとわかりました。それから10分程待ったでしょうか、その男性が見つかったとアナウンスが入りホッとしたらなんと私の前の空席がその人の座席だったらしくてちぇーーっとか思ったのですが、離陸後に上客に挨拶していた乗務員がその隣の日本人男性に声を掛けに来て後ろへ移動させたみたいで席が空いてホッとしました。椅子を倒されるとひざに当りそうで辛かった物ですからついついそう思ってしまいました。えへへへ。

 

結構辛かったけど美味しいカレー♪
ソーセージが不思議な味だった…(^▽^;)

 

さて、機内ではこのフライトもなぜか結構眠れました。痛み止めも飲んでいたので余計に眠気もあったかな?と思うけど普段だったら睡眠薬を飲んでもそれでも眠れないのに今回は行きも帰りも結構眠れて本当に助かりました。途中で足に貼っておいた冷えピタシートを取り替えたらぱりんぱりんに乾いていてめさめさびっくり!!こんなに乾燥してるのね、機内って。。。ひゃあ〜〜って感じでした。途中でりんごをかじったり、ぶどうを少し食べたりトランプゲームもやったけど、ほとんど寝ていたような感じでした。結局10,000円を両替えした分がほとんど余ってしまったので、機内で買い物しちゃったりして(爆)ようやく成田へ着きました。我さきにと降りる乗客をぼけーっと眺めてゆっくりと最後の方で降りたのですが、足をかばっていたら「大丈夫ですか?」と客室乗務員がかばんを持ってくれてそれも助かりました。飛行機を降りたら、名古屋への乗継ぎ便のゲートとか良くわからなくて「???」だったので、カウンターで確認してセキュリティをまたやって移動しました。目指す搭乗口まで(これもなんだか遠くてうんざりだったよ)ひょこひょこと移動。。。。

 

ようやく、あと少しだ〜、もうあとは名古屋へ戻るだけだ〜そしたらまぁさんがお迎えしてくれるし〜〜と心が晴れたと言うか気が随分楽になったので、まぁさんに電話してみました。一応予定通りに進んでるよ〜とか言いながらちょっといたずら心がむくむく(?)して「あのね〜、ちょっとね〜、大変だったのね〜。(私を)見て驚かんようにね〜」なんて言ってしまったやつだったりして<ちなみに、まぁさんはこれを聞いて「も、もしかして車椅子で降りて来たりして???」と思ってたらしいです(^▽^;)

 

名古屋へ戻る便の隣がバンクーバー行きのゲートだったのですが、ゲート付近は結構な混雑でした。あとから女性がやってきてお隣に座ったのですが、彼女はバンクーバーに行くのだそうで、思わず羨ましくて良いですね〜なんて話し掛けてみたら沖縄からやって来たそうで、エドモントン(懐かしい名前です!)に滞在中のお友達とバンクーバーで一緒に過す予定だって事でますます羨ましかったです(爆)しばらくおしゃべり出来て楽しかったです。結局先発予定のバンクーバー行きが随分遅れているようで、私の方が先に乗る事になって「楽しんで来て下さいね」とお別れしました。

 

さて、名古屋行きの便はなんとスクリーン前でした。しかもお隣はちゃんとブロックされていたというか、空席でした。お陰で足は楽だったし、気分的にも楽ちんで助かりました。名古屋まではドリンクサービスくらいしかなかったけど、熱々のコンソメスープをもらってほぉ〜〜っとしている内に到着したような感じであっと言う間(爆)ここでも、我れ先に降りる乗客を眺めながらゆっくりと最後の方で降りました。アナウンスでは曇りって言ってたのに着いたら雨降りだったよ。入国審査を済ませて荷物受け取りへ移動した時はやっぱりゆっくりだったのが災いしてめちゃめちゃ込んでいてカートを取ったのは良いけれどどうやって荷物を取ろうかしら?とげんなりしちゃいました。(:_;)。それでも何とか自分のスーツケースをゲット出来て税関へ。。。。「ロンドンからですかぁ?」「カナダへも何度かお出かけなんですね?」とか「向うは寒かったですか?」などと真意が良く解らない質問を受けましたけど、無事に通過。外へ出たらまぁさんの顔が見えてすっごくホッとしました。「ただいま〜〜〜〜」「おかえり〜〜〜」「見てみて〜〜〜(と冷えピタだらけの足を見せて)転んじゃったんだ〜〜」「なに〜〜〜!!どういう事〜〜??」とか会話してかくかくしかじかでね…なんて言ってまぁさんと一緒に駐車場へ移動して余りの寒さにびっくり!!!なんじゃ、こりゃ??ロンドンの方がうーーんとあったかかったぞ?ロンドンへ帰る〜〜〜とか言って笑ってました。

 

階段落ちの様子とかマクベスの事とか、お友達の事とか、あーだこーだと夢中で喋っていました(爆)途中でラーメンを食べてようやく帰宅。それから荷物を出したり、着替えたりあれこれしていて、大変な事に気付きました。。。。

 

(名古屋空港で)携帯返すの忘れた!!!

 

( ̄□( ̄□( ̄□ ̄;)!!ガーンガーンガーン………しまった、すっかり忘れてた。。。ちゃんと機内持込のバッグの一番上に入れてたのに〜〜〜。いかんいかん…慌てて書類をチェックして会社に電話してみましたが、通じません。。。当然かも、今日土曜日だし。。。q(T▽Tq)(pT▽T)p。。。しょうがない、明日空港へまた返しに行こうってことになりました。わーん。。。ばかばかばかばか…

 

んで、翌日の11/3、また空港迄戻って事情を話して返却して来ました。「一応延滞とかかからないとは思いますが会社に連絡して下さいね〜」って言われましたが、祝日の振り替えで翌日はさらに休日でした。。。いやん、もう!!で、結局11/5の火曜日にようやく会社に連絡が取れましたが、そういう場合は着払いで良いので宅配便で会社へ直接返却してほしいんだそうです。それとファックスで良いので会社へ事情を連絡しておいて下さいとの事でした。で、先日請求書が届きましたが、延滞料金は取られずに済みました(大爆笑)

 

と言うわけで、なごやんの初ヨーロッパ、ロンドン一人旅は終わりました。これを書いている今日現在(12/3)まだ、打撲した所は触ると痛くて泣けて来るのですが、それでも、ロンドン楽しかったです。とってもとっても楽しかったです。旅は道連れって本当ですね♪Nさん、Kさんに知り合えたお陰で本当に素敵な旅になりました。お世話になったお二人、本当にありがとうございました。それから行きの機内で知り合ったドイツ人のウドーさんともあれから何度かメール交換をしてすっかりお友達になりました。そんなわけで大変な事が起ったけれど、とってもとっても素敵な旅でした。ここまで読んでもらえて嬉しいです。ありがとう!!!

 

 

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