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sea glassたち

 シーグラスって知っていますか?。シーグラフではありませんよ(笑)。

 その名のとおり「海のガラス」。よく海水浴に行ったときに見かけませんか?。そう、浜辺にたくさんあるんですよ。シーグラス。
私は、最近これにはまってしまいました。
小さいのから大きいのいろいろな色ガラスが浜辺の波に洗われてシーグラスになります。
なんかどことなく寂しさやせつなさも感じるのが不思議です。
秋や冬になんか採りに行くと、その年の夏の思い出を知っているシーグラスを採っている気がしてしまいます。
シーグラスって何?

冒頭で紹介したようにシーグラスとは海にあります。たとえば川から流れてきたガラスが、海に流れついて、何度も何度も波に打たれてまんまるになったガラスです。本当はゴミだと思うのですが、手にとってみると、意外や意外「とってもきれい」です。天然(?)のおはじきといったところでしょうか?

 最近、このシーグラスを集めて色々なものを作るのが流行り始めているようです。海沿いに住んでいる人たちにはかなり前から浸透していたようです。

 少し自分で何か作ってみたいとか思ったら、東急ハンズでも売っていないこの素材を採りに行ってみましょう。

 シーグラスは以下の写真のように様々な色があります。
青、薄い青
ビール瓶 コーラ、ラムネ

 非常に多く取れるのは、茶色と白。茶色は使い方が難しそうです。白は、光を通すのでなるべく多く採っていたほうが良いと思います。緑、青などはなかなか見つかりません。緑系、青系と統一して取ることも良いのですが、白があると色あわせが便利なので白は忘れずに。基本的には、色に関係なく、見つかったら採るとしたほうが良いと思います。

どこで手に入れる?

最初は意外と難しかった!?

 人に聞いても「簡単に取れるよ」と聞きますが、実際に取りに行くとなかなか見つかりませんでした。せっかくお昼から海岸に来ているのに、さっぱり、シーグラスが一つも取れずに、だんだん日が暮れてきてかなり焦ってきましたが、何時間も波打ち際を歩いているとどうやらコツがあることがわかりました。このコツさえ覚えれば(これを読めば)、だれでも1時間でペットボトル2本ぐらいはシーグラスをGETすることができます。

簡単に取るコツ

 シーグラスは、波打ち際にあるかと思われがちですが、実は、波うち際より少し岸側にあります。

 場所にもよるかもしれませんが、波うち際よりも少し岸側1mぐらいのところに、砂ではなく、直径50cm〜1mぐらいの小石が溜まった領域があるかもしれません。もしこれを見つけたら、しゃがんで覗き込んで見ましょう。みるみるうちにシーグラスが見つかると思います。この小石の山があったら、首を左右に振ってみてみましょう。おそらくこの小石の山がずーっと遠くまで続いていると思います。(図を参照)

 もし、この小石の山が見つからなかったら、波に打ち上げられた海草を探してみましょう。シーグラスが波に打ち上げられるわけですから、おそらくそういう場所には、海草も打ち上げられていると思います。探してみましょう。

 まったく、シーグラスが見つからない浜もあります。その浜の形状や、波の入り方にも寄るかもしれません。降りた浜だけでなく、しばらく岸づたいに歩いてみてください。私の場合、駐車場からすぐに降りた浜から約5分くらい岸を歩いたらシーグラスが散乱した浜がありました。その浜から浜の間には堤防が一個あり、潮の流れが変わっていたようです。

 浪打ち際に多いシーグラスは、まだ、研磨されていないガラスが多いです。特に原型のわかる

シーグラスをさらにゴージャスにするアイテム

 あとでシーグラスを使った小物で紹介しますが、その小物たちをさらに楽しくさせるアイテムがあります。それは、ほんの1〜1.5cmぐらいの小さな貝殻です。せっかく海に行ったのだから、これも是非探してみてください。残念ながら、シーグラスと貝殻はとる場所が違うので、下の「どこに行けばいいのかな?」の例を参考に、なるべく取る場所が近いところを地図で探してみてください。

楽に取るための道具の準備

 なんて言ってますが、初めてとりに行ったときは何にも持っていきませんでした。(^ ^; 一応、持っていくと便利だなと思う道具を紹介したいと思います。また、私の場合のように何も持っていかなかったときの便利なアイテムもご紹介します。

<持っていくと便利だと思うもの>

   熊手(子供が砂場で使うやつです)、バケツ(これも子供が砂場で使う)、軍手など

<代用できるもの(つまり何も持っていかなかったとき)>

   浜辺で見つけた板(なるべく手のひら1.5倍くらいの大きさ)または棒切れ、ペットボトル(途中で買った)かビニール袋(コンビニなど)、素手

と、用意するものはこれだけ。ペットボトルは口が小さいので、必然的にこの口に入らない大きさのシーグラス&貝は拾いません。均一になって意外に良いです。大きなシーグラスも拾いたいという場合はコンビニの袋なんかが良いと思います。コンビニの袋は簡単にグラスを収められるので、とにかく楽ですし、入れる前はポケットにでも入れておけるので。熊手などは、あると非常に便利です。シーグラスの山は、何層にもなってシーグラスが詰まっていますので、まず一番表面に出ているシーグラスを拾い終わったら、熊手を使って軽く表面をかき出してください。ほんの少し良いと思います。あんまり深く掘っても砂ばかり出てくるのと、前の砂と混じって効率が悪いです。

 貝殻などは軍手などがあると便利だと思います。貝殻の山はざらざらしているので、手が荒れるのが嫌な方にはお勧めです。私は素手やったのでぼろぼろでした。あとシーグラスはガラスなので、ついあまり研磨されていないガラスを触って怪我をするのも困ります。気になる方はシーグラスの時も使うと良いでしょう。

どこに行けばいいのかな?

 浜辺があるところならばどこでも取れると思います。この辺りだと鎌倉、葉山、湘南に向かえば間違いないでしょう。とりあえず私が取った場所を教えますね。

 長者ヶ崎。ここには無料&有料駐車場があります。無料駐車場はわかりにくい場所でした。私は気づかず有料に入れてしまいました。無料は、有料の下浜辺の入り口に近いところにあります。有料から浜辺に行く途中にあるので、「なんだここだったのか?」とがっかりさせられます。頑張って無料駐車場に入れましょう。(笑)

 さて浜辺に下りますが、砂浜を見てもシーグラスはさっぱり見かけません。あなたが海に面して右の方の歩いてみてください。途中に防波堤がありますがここを越えるのがミソです。そこから先はシーグラスの山。笑っちゃうぐらいに見つかります。見つけ方は上の「簡単に取るコツ」を参考にしてください。ちゃんと盛り上がった山が1〜2m置きに出現しますから。

 ゴージャスなアイテム「貝殻」ですが、これ浜辺に行ってもなかなか取れないものです。何せ浜辺だと貝がシーグラス同様に波に研磨されて丸っこくなってしまっていますし、とにかく見つかりにくいです。一気に大量に見つけることができる場所を2つご紹介しましょう。

 一つは、神奈川県三崎市城ヶ島!。ここには城ヶ島公園というのがあるのですが、磯に下りると岩と岩の間に貝殻が散乱しているのが見えます。気づくと回りは砂浜ではなく全部貝殻なんです。大きいのから小さいのたくさんあります。時間をかけてゆっくり選別しながらとることができます。

 もう一つは、荒崎海岸。ここは海岸といわれますが、磯がある浜辺?です。ここも城ヶ島同様に、砂浜ではなく貝殻浜辺です。

 ということで、貝殻を取るのは磯が多いところが良いようです。

たまには海に出かけて取りに行ってみてください。気づくとシーグラス&貝殻とりで夢中になってますよ。

これを使って何を作ろうか?

今考えられるのが、キャンドル立て、冷蔵庫につけるマグネット、タイルなど。ただ、シーグラスを集めて、グラスに入れて飾るのも良いかもしれません。この他にも皆さんのアイデアで色々なものができると思います。今回はまだお見せできるものがないのですが、何かできたらまたここに掲載したいと思います。その時は、作り方もご紹介したいと思います。

 貝殻の使い道だけ教えておきます。色々使い方はあるのですが、1つだけ例を。貝殻は、マグネット・シーグラスで使います。いらない磁石に、なるべく大き目のシーグラスを接着剤で貼り付けます。その上に、2〜3個小さな貝殻を自分で好きなように配置し接着します。沖縄の星の砂を少し散りばめても良いかもしれません。シーグラスだけよりも、だいぶいい感じです。