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飼育ケース2000年仕様 (飼育容器について)

 2000年8月16日

 私が今年カブトムシの飼育(産卵、孵化用)に使っているケースです。

 カラーボックスの下段に置いてあるのはプラスチックケースの中型のものです(略して「中プラケ」)。コバエの侵入防止とマットの保湿のため、ふたと本体の間に新聞紙を2枚はさんでいます。

 中段に置いてあるのは昨年使用したケースと同じように見えますが、開けている穴の数や位置が違います。下のプラケと同じようにふたのところに新聞紙を2枚はさんでいます。


 ふたに開けている穴が撮影しやすいようにふたをはずしてみました。穴の直径は6mm、10ヶしかありません。最初は6ヶだけだったんですが、ふたに結露がひどくて穴の数を徐々に増やして10ヶで落ち着きました。そして本体のほうには1つも穴をあけていません。

 昨年は通気を重視して多くの穴を開けていました。そのためマットは乾きやすく、しょっちゅうマットの乾き具合をチェックし水を補給する必要がありました。カブトムシにとっては快適な環境だったのかもしれませんが、クワガタもたくさん飼育するようになったりしてカブトムシにかけられる時間がずっと少なくなってしまい、マットの水分チェックが苦痛になってしまったので、今年は「通気は最小限、マットの保湿重視」というように方針を変えました。

 おかげでマットの水分補給は1週間〜10日に1度だけで済ませています。なんちゅうずぼらでしょうか。しかし部屋の気温とか風の通り具合によっては4〜5日で乾いてしまうかもしれないので、真似をする人は最初のうちだけはまめに水分チェックをしてくださいね。


おまけ

 こちらは産卵を終えたメスが余生を送るためのケースです。小プラケの3段重ね。

 わざと産卵しないように、マットは未発酵のものを少なめに(深さ2cmくらい)入れています。


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