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1996/11/22
(金)
  シーライフ・パーク

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 ハワイで遊べるのも今日1日のみ。
 ホテルでは花火もあがり、いよいよ旅行もクライマックス。
 なのに最大の難関、「お土産選び」がじゃまをする!
 
 ▼The Busに乗れたよシーライフ・パークにて
 ▼忙しい!お土産選び花火の足跡?
 ▼泣きながら夕食


このページの先頭 上 下 このページの最後 The Busに乗れたよ
どうしてもハワイでイルカのショーが見たくて
シーライフ・パークへ行くことになりました。
この日も早起きし、ベランダに出て
「おいしいご飯が食べたいねー」なんて言いながら
ABCストアで買ったおにぎりを食べ、
みそ汁をすすりながら
美しいワイキキビーチを眺めていました。
 
無料のシャトルバスがあるはずだけど分からなくて
The Busに乗ってみることにしました。
ホテル前の停留所で15分くらい待つと、
白いボディにイエローとオレンジのラインが入った
バスがやってきました。
 
距離に関係なく1回の乗車が大人$1のこのバスは料金先払い。
降りるときには、窓のところにあるロープを引っ張って
チャイムを鳴らします。
このロープを引っ張るのが少し恥ずかしかったのですが
シーライフ・パークに行く人が多く、
他の人が引っ張ってくれました。
 
それにしてもどこまで行っても$1なんて、安いですね。


このページの先頭 上 下 このページの最後 シーライフ・パークにて 支出メモ
  東オアフ、マカプウ岬の先にある海洋動物園、シーライフ・パーク。
ここでイルカやペンギンのショーが見られるという。
これは見なくては! 
 
到着すると、もうペンギンのショーが始まっていました。
そして、はっと気づく。 英語だ・・・。
トレーナーのお姉さんが話す言葉が分からない
でもペンギンたちの仕草が可愛くて、まあなんとか
楽しめました。
 
シーライフ・パーク イルカのショーが少し心配になりましたが
彼らのジャンプが見ることができれば
満足です。 ショーまでまだ時間があったので
園内を見て回りました。
説明など、書いてあるものは全て英語。
ほとんど意味不明。 雰囲気で読み(?)、
勝手に解釈。
 
そのうちにショーの時間が来たので広場に行きました。
結構いい場所がとれたと満足していたら、
向こうからワイワイ騒ぎ声が近づいてきます。
どうやら、幼稚園の遠足らしい。
みんなイルカのショーを見に来たみたいなんです。
私たちは英語を話す幼稚園生と肩を並べて
ショーを見ることになりました。
 
イルカのショー
そのショーはというと、お芝居のようなもので
あるお話に沿ってイルカや鳥が芸をするといった
少し変わったものでした。
歌もナレーションもやっぱり英語。
おかげで話の内容はよく分かりませんでした。
(たぶん幼稚園の子たちより理解できていないはず)
イルカたちの大きなジャンプを期待していましたが
それもあまり見ることができませんでした。
少し寂しかったです。


このページの先頭 上 下 このページの最後 忙しい!お土産選び
  シーライフ・パークからホテルまでの帰り道に
ハナウマ湾というシュノーケルに絶好の海があります。
本当ならばそこに寄って行きたかったのですが
今日中にやっておかなければならない大仕事が・・・。
それは恐怖の「お土産選び」。
 
買い物をするために旅行してるんじゃないんだけど
手ぶらで帰るわけにはいきません。
そこで、アラモアナ・ショッピング・センター!
オープンエアーのSCとしてはハワイ最大規模を
誇るこのアラモアナ。 ここに行けば何か見つかるはず。
 
広い! 広すぎる! 店がたくさんありすぎて
何を買おうか、どこで買おうか迷ってしまう!
いろいろな有名ブランドのお店には目もくれず、
クリスマスツリー&ゆき (2人ともブランド物には興味がない)
必死にお土産を探します。
歩いて、走って、座って、やっとのことで
買いそろえました。
チョコやクッキーなんかは絶対ABCストアの方が
安く買えると思った私たちは、帰りながらも物色。
 
外はもう暗くなりかけ、よれよれになった私たちでしたが
SCをはじめ、町がクリスマス・デコレーション
飾り付けを始めたようで、巨大ツリーや
イルカにまたがった巨大サンタなどがライトアップしてあり
この時期に、ここに旅行できたことを嬉しく思いました。


このページの先頭 上 下 このページの最後 花火の足跡?
  今日は金曜日。 ハワイではアロハ・フライデー
呼ばれているそうです。
週末を前に、その週の生活に感謝するという
意味だそうですが、ガイドブックによると
私たちが滞在しているホテルでは
8:00p.m.から打ち上げ花火があがるということでした。
 
ほんの5分くらいらしいけど、せっかくなら
部屋のバルコニーから見ようということになり、
サンドウィッチとビール、おつまみをABCストアで
買い込みました。
 
あと30分ほど時間があったので、ホテル内の
DFS(免税店)で最後のお土産を購入中、空でバーン! という
どこかで聞いたような音が・・・。
「何? 今の音。 花火?」
「まさか! まだ時間があるはず」
時計を見るとまだ 7:30p.m.すぎなのです。
花火のはずがありません。
いや、でも、もしかして・・・。
音はするけど姿は全く見えません。
2人とも全速力で、音の方へ走り出しました。
 
やっと空が少し見えるところまで来ると
花火が開いた後、夜空に流れて消えていく瞬間でした。
しかも、屋根が邪魔して下の方だけしか見えませんでした。
最悪なことにそれが最後の花火
しばらく放心状態でしたが、次の瞬間、怒り爆発!!
「ガイドブックの嘘つきー!! 時間が違うよー!」
 
あまりにショックな出来事でした。
でも、部屋に戻ってホテル案内を読み直すと
花火 7:30p.m.
おいおい! 何だよ、それって!
ガイドブックだけを信じてはいけません。


このページの先頭 上 下 このページの最後 泣きながら夕食
  セーフティーボックスは有料だし、
日焼け止めローションは買わされるし、
お土産選びはたいへんだったし、
花火にはふられるし、もう少しでオアフ島が
嫌いになるところでした。
 
でも、部屋のバルコニーからの景色は最高に綺麗でした。
夜、ビーチで燃えるたいまつのオレンジ色の炎が
とても幻想的で、それを地上30階から眺めることができて、
さらに波の音を聞きながらの夕食は本当によかったです。
まあ、食べている物はちょっと貧乏なのですが・・・。


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