のなきち見聞録旅行記ハワイ２日目

1996/11/18
（月）

レンタカーでドライブ

　標高3055ｍ、富士山の8合目にあたる高さの山、ハレアカラ火山。

　1790年代の噴火を最後に、200年の間眠り続ける

　世界最大の休火山です。

　この山へは頂上まで整備された舗装道路が延びているので

　気軽にレンタカーでも行けるらしいのです。

　▼レンタカーってコレ？！▼郵便局で切手をGET

　▼カフルイのマクドナルド▼マウイ島はひょうたん島

　▼シルバーソード（銀剣草）とは▼2001年宇宙の旅

　▼イアオ渓谷▼キヘイの夕日は最高！

	レンタカーってコレ？！
	すでに日本でレンタカーの手続きをしていた私たち。
	国際免許を握りしめ、ホテル内にある
	レンタカー屋さんのハーツへ。
	一番小さなサイズの車（カローラⅡみたいなの）を
	お願いしていたのであんまり期待していなかったのですが
	駐車場に行ってみてビックリ！
	オープンカーだ！！
	かっこいー！　むちゃくちゃ嬉しかったです。

	郵便局で切手をGET
	ハワイから友人たちにエアメールを出そうと、
	切手を買いに行きました。
	ホテルでも売っているのですが
	日本の切手と違ってカラフルで、なかでも
	とくに可愛いという噂のラブスタンプを
	手に入れたくて郵便局を目指します。
	このラブスタンプは数年おきに新しいデザインが出ていて、
	どれも必ず「LOVE」という文字が入っているそうです。

	ホテルを出てラハイナに向かって走ると
	すぐに郵便局があります。
	中にはいるとみんなが並んでいたので、私たちも
	後ろに並んで順番待ちです。
	日本人には少し高すぎるカウンターの向こうに、
	ごっついおじさんが忙しそうに応対しています。

	「日本へのエアメール用の切手が欲しいのですが」と言うと
	「はい、これね」と、切手が出されました。
	もう11月なのでクリスマスの絵柄になっています。
	「ラブスタンプはありますか？」と聞くと、
	「日本へのエアメールは￠60。ラブスタンプでは
	料金不足だよ」と言われました。
	それでは仕方がない、絵もラブスタンプよりクリスマスの方が
	可愛いし、普通の切手を買うことにしました。
	でも、よく見ると普通の切手は￠32。
	コレだって料金不足です。
	悩んだ末に2つずつ切手を貼ることにしました。

	無事に切手を買うことができ、ほっと一安心。
	でも、ガイドブックには「日本へのエアメールは葉書が￠40、
	封書は￠50」と書いてあったのに、
	値上がりしたのかな・・・。
	あ！　もしかして郵便局のおじさんは
	私たちが日本へ封書を出すとおもって
	￠60って言ったのかな？　それにしてもおかしいな・・・。

	カフルイのマクドナルド
	マウイ島全体の1/3の人が住むという、経済・商業の
	中心であるカフルイ。
	ランチにちょうどいい時間だったので、この町で
	食事をすることにしました。

	日本でもよく見かける「Ｍ」マーク。
	マクドナルド発見！
	車を止めて、店の中で食べることにしました。
	ハワイでも日本同様、セットをすすめられます。
	ドリンク、ポテト、ハンバーガー。　但し、日本と違うのは
	ハンバーガーが2つ、ついてくるところ。
	やっぱり食事の量が違うなー。　1つじゃ足らないんだ。
	そこで私たちは、そのセットとドリンクを1つ注文しました。
	お姉さんが「足りる？」と心配してくれましたが、十分足ります。
	お店は広くておしゃれで、人もまばらに居るくらいだったので
	快適でした。

	マウイ島はひょうたん島
	ガイドブックには、カフルイかプカラニで
	必ずガソリンを満タンにするようにとあったのですが、
	あまりガソリンが減っていないので給油しませんでした。

	ハレアカラまでの道は広くて運転しやすく、
	標識も出ているので迷うことはありません。
	山を登りはじめても、そんなに急な坂道ではないため
	ゆるやかな坂道を上っているようで、
	この時、この山の大きさを感じました。

	ハレアカラは国立公園に指定されているので
	乗用車は1台＄4の入園料を支払わなければいけません。

	登れば登るほど、周りの景色からは木がなくなり、
	草がなくなり、とうとう土や岩だけに
	なってしまいました。
	私は富士山に登ったことがないので
	わからないけど、
	富士山もこんな感じなのかな？

	山頂までの数カ所に展望台があり、
	マウイ島が眼下に眺めることができます。
	地図の通り、マウイ島はひょうたんの形をした島でした。

	シルバーソード（銀剣草）とは
	このハレアカラと、ヒマラヤにしか生えない珍しい植物。
	草木1本生えない溶岩地帯に繁殖し、
	銀色の鋭い葉を持っていて
	花は7年に1度しか咲かないそうです。

	山頂手前の「カラハク展望台」付近で見ることができますが
	6～9月が見頃ということなので、私たちが訪れたときには
	花はすっかり枯れてしまったあとでした。

	それにしても、その銀の葉には感動しました。
	どうしたらこんな色になるのでしょうか。

	2001年宇宙の旅
19.4KB	頂上付近の最初の広い駐車場が、クレーター展望台。
	標高はなんと3000ｍ。
	そこから眺める巨大なハレアカラクレーター。
	まるで月世界のようなその光景は、想像以上に美しく、
	アメリカ航空宇宙局が月面着陸の練習を行ったり、
	映画「2001年宇宙の旅」のロケ地になったり
	したというのも、わかる気がしました。

	それにしても、この時はお昼過ぎだったというのに
	とても寒かったです。
	くれぐれも、上着は忘れずに。

	イアオ渓谷
	ハレアカラを下りて、西の方へ向かいます。
	昼食を食べたカフルイの町や、
	小さな町ワイルクを通り過ぎ、
	西マウイの中央のプウククイ山の中、イアオ渓谷へ。
	断崖に囲まれ、奇岩・奇峰が密集するこの渓谷は
	長い間の浸食作用でできたということです。

	ハレアカラにいた頃は青空が広がっていたのに
	だんだん空が暗くなってきました。
	やっぱり山の天気は変わりやすいのですね。
	イアオ渓谷に到着したときには、小雨が降ってきました。
	せっかくのオープンカーなのに、幌を閉めなくてはなりません。

	イアオ渓谷で最も有名な、針のようにそびえ立つ岩峰、
	海抜680ｍのイアオ・ニードル。
	「でっかい岩だー」と思って見ていると、
	突然風雨が激しくなりました。
	近くの展望台らしき所にダッシュ。　「もうサイテー」と思ったら
	虹です！　イアオ渓谷と虹のツーショット、
	なかなか良かったです。

	イアオ渓谷を離れると、不思議と雨はあがりました。
	雨が降りやすい所だったのでしょうか？

	キヘイの夕日は最高！
20.7KB	せっかくレンタカーを借りたのだから、
	1日中乗り回さないともったいない！
	ということで、まだまだ帰るわけにはいきません。
	どこかまた別の町で、夕食を食べることにしました。

	カフルイへ戻り、そこから南に向かってキヘイの町へ。
	約10Ｋｍも続くキヘイの海岸線。
	公園やショッピングセンター、
	コンドミニアムがたくさんありました。
	この通りから見える夕日があまりに綺麗だったので、
	ある大きな公園に
	車をとめて写真撮影会を開始。
	椰子の木と夕日という、南の島らしい写真が撮れました。

	このキヘイの町にあったデニーズで夕食をとり、
	ホテルへ戻りました。