現代の卓球ラケットはシェークハンドという丸形のラケットが主流となっています。このラケットは裏表両面にラバーを張るので戦型的にも有利です。 特に最近の卓球はバック面を多用する傾向があるので余計に有利です。 材質は木の5枚合板が一般的ですが、高級品になるとカーボンを使った製品もあります。値段的には2万円近くするモデルもあるくらいです。しかし自分に合ったラケットを探すのは大変なことです。 |
一昔前にはある程度の利用者がいたペンホルダーラケット、その中でも珍しい、ラバーがつぶつぶの表のタイプで、前陣速効型が良く使っていました。 シェークハンドの方も片面にこのラバーを貼っている人もいますが、つぶのラバーは回転力を殺すにはうってつけで、レシーブがやりやすくなっていると同時にボールのスピードも速くなります。 |
卓球と言えばこのペンホルダーが定番で、これに裏ソフトラバーを貼ったものが使われていましたが、現在ではシェークハンドが主流になった為にある年代以降の方が利用しているのみです。 私は中学時代からこのペンホルダーでしたから今更シェークハンドには出来ません。このタイプのラケットはヒノキの一枚板を使った製品が多く、近年ヒノキが少なくなってきた関係から値段が高騰しています。 |
ペンホルダーを手に馴染むようにするにはいろんな工作工具を使って握りの部分を削って馴染むようにしないとなりません。これはかなり大変な作業です。 まずカッターナイフで大まかに削り、次にヤスリで研きながらグリップを調整しますが、削りすぎると元に戻せませんので作業は慎重さが求められます。ショップにやってもらうという手もありますが、やはり自分で削った方が良いでしょう。 |