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2011年10月29日(土)
『ステキな金縛り』
前作『ザ・マジックアワー』から3年、待望の三谷幸喜監督作品!と言うことで、無条件に観に行ってきました(ぉ。実は劇場予告で見た記憶がなく、TVCMで初めて作品の存在を知って「あ、観に行かないと」と思ったレベルで待望でも何でも無かったんですが(爆)、チケット代は楽しませてくれるだろうなと思ったもので(笑)。 ストーリー:失敗が続いて後がない弁護士のエミ(深津絵里)は、ある殺人事件を担当することになる。被告人は犯行が行われたときに自分は金縛りにあっていたので、完ぺきなアリバイがあると自らの身の潔白を主張。エミはそのアリバイを実証するため、被告人の上に一晩中のしかかっていた幽霊の落ち武者、六兵衛(西田敏行)を証人として法廷に召喚させるが……。(シネマトゥデイ) 『ザ・マジックアワー』でもそうでしたが、コメディとしては楽しめるんです。六兵衛を演じた西田敏行さんの演技も非の打ち所がありません。観客は始終笑っていました(ピンポイントで降ってくるエアコンの冷気に体力を奪われ、頭痛と嘔吐感に堪えていた私を除いて)。が、まるでコメディ舞台劇を見ている様なコマ割と俳優どうしの掛け合い。2時間越えのフィルム作品としてはイマイチ。一コマ一コマの笑いは取れても、ストーリー全体でみると大して面白くないんですよね(爆)。うぅーん『THE有頂天ホテル』以降、「楽しませよう」「面白く見せよう」という部分に編重し過ぎて、作品としては平凡な物に終わってしまっている気がしてなりません(辛)。 さて、今作で今年の鑑賞作品はやっと12作品目。今後の鑑賞予定は、1作目を観てしまったので2作目もみてやるか的な『カイジ2〜人生奪回ゲーム〜』、止めて!T・クルーズのライフはもう0よ!!的な『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の2作品だけなので、14本で打ち止めの予定です。こうしてみると、2008年に年間26作品観たのはどうかしちゃってたんでしょうね(笑)。 |
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