NONSENSE/DAILY
2008年6月7日(土)
『ザ・マジックアワー』
映画の感想を戯言に残し始めてから、60本目の作品です(゚∀゚)。
三谷幸喜監督作品を劇場で観るのは本作が初めてです。劇場で映画を観始めたのが2004年なので、その気があれば『笑いの大学』と『THE 有頂天ホテル』は観れたはずなんですが…何故でしょう(笑)。三谷作品というと役所広司さんのイメージが強いんですが、本作は佐藤浩市さん主演という点に惹かれたのかもしれません。

港町・守加護を牛耳る裏社会の首領・天塩幸之助(西田敏行)の愛人・高千穂マリ(深津絵里)に手を出してしまった天塩の手下の備後登(妻夫木聡)は、制裁を逃れるためについた嘘から伝説の殺し屋"デラ富樫"を探し出すハメになる。しかしデラは見つからず、備後は無名の三流役者・村田大樹(佐藤浩市)を映画の撮影と騙して雇い、村田にデラを演じさせる…。

三谷監督自ら「最高傑作」と色々な番組で風呂敷広げてましたが、確かに想像を絶する…程ではなく(爆)、でもコメディー作品としては期待を裏切らない面白さだったと思います。佐藤浩市さんが演じるコメディーは二枚目俳優とのギャップが楽しめて良かったですし、主演と同格の活躍をする寺島進さんの"美味しさ"も見応えがありました。ただ、最後のデラ富樫は下りは微妙だなぁ…伝説は伝説のままにしておくほうが良かったかも(笑)。
戻る