NONSENSE/DAILY
2011年8月3日(水)
VGN-FE50B[CPU交換]
ジャンク扱いで購入して、キーボード,バッテリーパックが死んでいたVAIO「VGN-FE50B」。
キーボードは外付けで、バッテリーパックはACアダプターを繋いでいれば普通に使えるので、ひとまず置いておくとして、折角リカバリ領域つきのフルに活用できるVAIOノートなので少しでも魅力をアップする為にCPU交換を実行します(`・ω・´)。

VAIOのVGN-FE(type F)シリーズは4世代続いており、4世代目のVAIOオーナーメイドモデルではCore 2 Duo T7400が選択可能になっています。これと同じチップセット,CPUソケット,システムバスのVGN-FE50Bでも難無くT7400が動きそうな気がするのですが、リスクは避けてVGN-FE50Bと同世代のオーナーメイドモデルで選択できた最上位のCore Duo T2600を選択。オークションで中古品を4.2英世で入手しました。

【注意】以降の作業を参考にされる場合、自己責任でお願い致します。
VGN-FEシリーズをバラすのに特殊工具は必要なく比較的簡単です。画像は上側にバッテリーパックがあります。

【1】バッテリーパックを外す。
【2】2箇所のネジを抜いて(ワッシャーでカバーに固定)メモリスロットカバーを取り除く。
【3】3箇所のネジを抜いて光学ドライブを引き抜く(ケーブル類無し)。
【4】2箇所のネジを抜いて(1本はワッシャーでカバーに固定)HDDスロットカバーを取り除き、HDDマウントを固定している2箇所のネジを抜いてHDDマウントごとHDDを引き抜く(ケーブル類無し)。
【5】下面カバーに見えている全てのネジ穴(バッテリーパック収納部分の3箇所は除く)と、メモリスロット内部の1箇所、HDDスロット内部の1箇所のネジを抜く。
【6】下面カバーを手前側(メモリスロット側)から持上げて取り除く。但し、3箇所は上面カバーの爪が噛んでいる点、排気口カバーと下面カバーが噛合せで組まれている点は注意する。
上面カバーの3箇所の爪を折らないように気をつければ、隠しネジも無くあっさり基盤が露出します。後はCPUソケット傍の4箇所のネジを抜いてCPUクーラーを取去り、CPUと御対面。CPU交換後は、CPUクーラーのグリスを綺麗に拭き取って新たにグリスを塗布し、バラした際と逆の手順で組み直し。問題なくCore Duo T2600と認識されました。Centrino Duo誕生の瞬間です(笑)。

そして我が家の性能指標、CrystalMark 2004R3を走らせてみます。比較にCore 2 Duo E4600を積む僚艦PCのスコアを並べてみました。うぅーん、思い切ってCore 2 Duoを乗せれば良かったかなぁと思わなくもないんですが、Core 2 Duo T7400の中古相場が約1諭吉、その半値以下のCore Duo T2600でこの数値なら納得は出来るかなと(・ω・)。交換前のCore Solo T1300に対するコストパフォーマンスも上々でしょう。

さて、そこそこ長い自作PC歴。新たな試み…と言うほど大袈裟な物ではありませんが、CrystalMarkのCPUに関する性能値を比較してみました。こうしてみると、Core Solo T1300って本当に使えない奴だなと(爆)。改めて今回のCPU換装はやって良かったなと思います。一方、昨年5月から1年以上に渡って旗艦PCを最強たらしめているPhenomII X4 940BE。更なる強化の為、現用マザーでも乗せられるPhenomII X6シリーズを乗せてみたいなぁなんて思ったり思わなかったり(・_・)。いやいや、そろそろCore i7じゃないか?と思ったり思わなかったり(・_・)。
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