NONSENSE/DAILY
2011年3月1日(火)
SRS-VS1
永遠に終わらない、音探しの旅(・ω・)。
昔はAVアンプを用いた5.1chサラウンド環境とソニーの34型モニター「KX-34HV2」で悦に入っていましたが、地上アナログ放送終了を前にデジタル入力を持たないKX-34HV2は退役、部屋の隅で巨大な肥やしと化してます(爆)。また、あらゆるソースの視聴を旗艦PCのモニターで済ませる様になった結果AVアンプも無用となりました。

今では旗艦PCのモニターの前がシアタールーム(笑)。旗艦PC用のスピーカーにも拘って現在はローランドのステレオマイクロモニター「MA-4」+ヤマハのマルチメディアサブウーファー「YST-MSW8」の2.1ch環境に落ち着いていますが、欲を言えば5.1chサラウンド環境を欲しいところ。ただ、スピーカーの設置方法を考えるだけで頭痛がするので(笑)考えない様にしていました。が、世の中には「仮想サラウンド」なる技術があるそうな(爆)。

毎度お馴染みリサイクルショップで購入した、SONYのデジタルサラウンドプロセッサー内蔵スピーカーシステム「SRS-VS1」、音出しのみ確認のジャンク扱いで3英世でした。最初に店で見かけた時は「古臭いデザインだし、昔のTVのオプションか何かかな?」と思い型番だけ控えて帰ったんですが、ググってみて光デジタル入力を備えた仮想サラウンドを実現するスピーカーと知り、売れてしまっては大変と会社帰りに買ってきました(・∀・)。

とう訳で、セッティング。案の定、古めかしいデザインはモニターにマッチせず、サイズも机上で使うには大きすぎますが…気にしない(゚∀゚ )。 旗艦PCのマザーボードには光デジタル出力が無い為、クリエイティブのUSBオーディオ、USB Sound Blaster Digital Music LX「SB-DM-LXV」を用意して(モニター右下の箱)、SRS-VS1とは光デジタルケーブルで繋ぎます。そしていざ試聴。

SRS-VS1はの出力には「DIRECT」「CINEMA」「GAME」と3つのモードがあり、DIRECTは通常のステレオスピーカー、CINEMAはバーチャルサラウンド、GAMEはゲーム等の2chソースを臨場感豊かに再現するバーチャルサラウンドとなっています。で、時間が遅かったのでHDDレコーダーに撮り貯めていたドラマをCINEMAモードで再生してみたのですが…おぉぉ(笑)。

音場の再現性は5.1chサラウンドには遠く及ばず(過去のレビューによると本製品でサラウンド効果を最大現に得られるスイートスポットは狭いらしい)、かなりエッジの利いた音質ですが、音の立体感は見事で、2.1chシステムでは得られない臨場感を得られます。サブウーファー用の外部出力も備えていますが、サブウーファーが無くても低音ブーストを効かせるだけで十分な低音を得られます。

スピーカーの配置に悩まず5.1chサラウンド環境を実現するにはサラウンドヘッドホンという選択肢もありますが、これは右耳に慢性中耳炎を患った時点で却下。そんな自分には2スピーカーでバーチャルサラウンドを実現するSRS-VS1はかなり良い買物でした。というか、またソニー製品に戻ってこれたのが(・∀・)イイ。
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