NONSENSE/DAILY
2009年3月7日(土)
『ジェネラル・ルージュの凱旋』
司法、医療といった薀蓄たっぷりな作品は大好きです(・∀・)。
『チーム・バチスタの栄光』の続編だそうですが、前作は『L change the WorLd』と公開日が被っていたので観ていません。今週始めに地上波で放送されていたので見てみたんですが、TVドラマ版を見て大筋を知った後だと面白さは微妙だなぁと(^_^A)。結果的に今作に対する不安を増加させてしまいました(爆)。

ストーリー:チーム・バチスタ事件から1年後、院内の倫理委員会の委員長を務める田口(竹内結子)のもとに一通の告発文が届く。救命救急センター長の速水(堺雅人)と医療メーカーが癒着し、同センターの花房看護師長(羽田美智子)が共犯という内容。彼女が院内調査を開始した矢先、同様の告発文を受け取っていた厚生労働省の役人・白鳥(阿部寛)が再び現れる。(シネマトゥデイ)

「凱旋」だけに他所から戻ってくるのかと思ったら、既に救命救急センター長だったのは想定外でした(笑)。それはともかく、前作の続発する術死の謎解きに比べると、今作は医療メーカーと医師の癒着疑惑が主題という点でインパクトは弱く感じましたが、基本的に医療現場を題材にしたドラマが好き(某「○ースのお仕事」は除く)なのか退屈せずに楽しめました。田口&白鳥のコンビというと、TVドラマ版の伊藤淳史&仲村トオルのイメージが強く残っていたので、竹内結子&阿部寛を新鮮に見れたのも面白く感じた要因かも。

Wikipediaによると、監督の中村義洋さんは2007年にもっとも将来性のある新人監督に与えられる「新藤兼人賞・金賞」を受賞されたとか。多少ベタでも外連味の無い俳優の起用や映像は嫌いじゃないので、今後の作品も楽しみです。
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