| |||
2009年1月31日(土)
『20世紀少年<第2章> 最後の希望』
今回は浦沢直樹先生原作「20世紀少年」の劇場3部作、その第2章です。第1章の公開が昨年の8月なので、5ヶ月を経て第2章の公開ですが、劇場作品で連作の場合は半年ぐらいの間隔がベストでしょうね。同じ3部作でも1作目の公開から1年4ヶ月経っても2作目が公開されない何処かの作品とは偉い違いです(爆)。 ストーリー:“血の大みそか”から15年後の2015年。歴史では、2000年の巨大ロボットによる人類滅亡計画は、悪魔のテロリスト、ケンヂとその仲間が行ったものとされ、それを阻止した“ともだち”は救世主と崇められていた。高校生になったケンヂのめいであるカンナ(平愛梨)は、そんな“ともだち”中心の国家に反抗し、問題児とみなされてしまう。(シネマトゥデイ) …話の整理に疲れて、途中で飽きました(爆)。 第1章は、原作を知らなくても主要メンバーが確り立っていて、中でもベテランの唐沢寿明さん演じるケンヂの視点で話が展開していたので着いていけたんですが、第2章では平愛梨さん演じるカンナが端役の有象無象に呑み込まれてなにがなんだか(-_ー;)。だから顔の知れた芸能人を意味無く使いまくるのって嫌いなんですよ。後、シリアスなドラマだと思っていたのに結構幼稚な映像が出てきて( ゚д゚)ポカーンとする事も。 そして飽きた一番の原因は、劇場作品としては長い140分の上映時間のなかで、状況説明に始終して核心に辿り着かないもどかしさ。最終章で全てを明らかにする為の伏線なんでしょうけど、原作を知らないと辛いですね。ここまで観てしまうと最終章だけ観ないってのもアレなんで観に行くと思いますが…やっぱり原作読んだ方がいいかなぁ(つд`)。 一度死んで、蘇って神格化される。最終章を残して死ぬ訳ないと勘ぐってしまったので全然驚きがなかったんですが、先の展開が読めない原作の連載中は劇的な展開だったのかなぁ…。 |
![]() |