NONSENSE/DAILY
2008年12月20日(土)
『ワールド・オブ・ライズ』
映画三昧?だった今年を〆る3本の3本目。
劇場予告を何度か観て、「レオナルド・ディカプリオとラッセル・クロウの騙しあい?ちょっと面白そう。」といった感じで興味が沸いて観に行ってきました。

爆弾テロを繰返すイスラム系テロ組織の首謀者を追っていたCAIのロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)は、CIAのベテラン、エド・ホフマン(ラッセル・クロウ)と共に架空のテロ組織をでっち上げて首謀者を誘き出す作戦を立てる。しかし、作戦は途中で失敗。フェリスは人質交換でテロ組織に捕らわれてしまう…。

温い邦画が3本続いた所為か、久々にパンチの効いた作品を観た気がします。TVコマーシャルでは「どちらの嘘が世界を救う?」なんて軽めの印象ですが、実際にはシリアスで"ジハード"や"ビン=ラーディン"なんてフレーズが飛交う、ノンフィクションに限りなく近いフィクションといった感じです。まぁ、こういった作品が観れるのも映画の醍醐味ですね。ディカプリオといえば個人的には軟派イメージが強かったんですが、本作で大分印象が変わりました。PG-12指定なのでそれなりの映像もありますが(爆)、面白い作品でした。

今回で今年の劇場鑑賞は全て終了しました。邦画14本、洋画8本、アニメーション4本の計26本。ベストは洋画の『ダークナイト』にしておきます。『イーグル・アイ』と接戦でしたが、やはりバットマンを最後までヒールとして描ききった内容が好印象でした。因みに、ワーストは邦画の『SS』。内容はともかく、シアター貸切というインパクトだけならベストですが(笑)。
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