NONSENSE/DAILY
2008年8月14日(木)
微妙に残念な仕様
昨日までの10連勤(爆)が終わり今日から盆休み。とりあえず土日が潰れて放置していたUWL-1をAVアンプに繋いでみました。

この手のデバイスを使うのは始めてだったので、PCのスピーカーとAVアンプのスピーカー両方から音が出たりするんじゃないかと心配していたんですが、単に外部出力が増えるんじゃなくUSBオーディオとして再生用デバイスが増えるんですね。

受信機の電源を入れてスタンバイ状態にし、PC側のUSBポートに送信機を挿せば再生用デバイスが自動で切換り、後はアプリケーションに依存せず標準のボリュームコントロールで制御できるWAVE,SWシンセサイザ,CD音量の3種類が送信できます。某所のレビューで「ATRAC3が再生できない」という書込みを見て、コーデックに依存するのかと一寸心配だったんですが、SonicStageを使ってATRAC3のデータも再生(送信)できたのでコーデックは関係ないようです。

使用後は送信機をUSBポートから抜いてしまえば再生用デバイスもPC本体の物に自動で切換るので、使い勝手は悪くなさそうです。送信機の常時挿しっ放しも考えたんですが、家の環境ではスタンバイからの復帰時に認識できないのと、送信機が結構な熱を持つので使わない時はUSBポートから抜いておく事にしました。
さて、肝心な音質に関してですが、受信機とAVアンプを光ケーブルで繋いでいるのでフルデジタルでほぼ無劣化だと思うんですが、128kbpsのMP3と132kbpsのATRAC3の差がハッキリと解るくらいクリアーに再生できてます。と同時に、リッピングしたデータを128kbpsで保存してきた事を一寸後悔しましたorz。128kbpsのMP3データは、まともなスピーカーで聞くと高音の伸びが省かれているのが良く解ります。そんな訳で音質に関しては十分満足です。

…が、やっぱり曲頭が切れます(爆)。一曲目の頭が切れるのは、送・受信機間で通信が確立するまでのタイムラグなので仕方ないかな?という気もするんですが、問題は連続再生。これは家のAVアンプの仕様の所為かもしれませんが、曲間の無音部になるとAVアンプの方で入力が完全にオフになり、次の曲が始まると入力がオンになる為、曲の出だしに間に合わずに切れてしまいます(多分)。UWL-1には曲切れを低減させるUWL Assistantという常駐ソフトが付属し、このソフトが無音部分でダミー信号の様なものを流しているんじゃないかと思うんですが、試しに使ってみましたが家の環境では殆ど効果がありませんでした。

うぅーん、微妙(笑)。曲頭が切れるといってもコンマ何秒なので、気になる曲は凄く気になり、気にならない曲は全く気にならないんですけどね。前出の某所のレビューには「ラトックのREX-Link2は曲頭が切れたりしない」との書込みもあったので、REX-Link2を試してみたい気もするんですが、本当にREX-Link2は曲頭が切れなかったりしたらショックなので止めときましょう(苦笑)。高音質かつ手軽にAVアンプから楽曲を聴けるという点ではNC-501Vより遥かに優秀なので、このまま使い続けたいと思います。もしかしたら、ONKYOのAVアンプなら曲頭がきれないのかも(笑)。
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