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日付・天候・船宿

釣物・釣果・コメント

コメント・Photo

2004/12/19

  晴れのち曇り・シケ

  大原 長福丸

  太東沖

 (ナカガワ最後まで頑張るも....。)

ショウサイフグ(7)18〜26cm

マアジ(3)18〜21cm

フグ釣りの奥深さに嵌ったナカガワと、フグの美味しさの魔力に取り付かれた本田くんに誘われてまた大原の港に来てしまいました。
日中は北寄りの風が強く、夕方からは崩れてくるとの予報でしたが、港は思いのほか静かで「何とかもちそうかな?」と思ったののもつかの間、沖に出てみるとあっという間に風が強まり期待を打ち砕かれてしまいました。
それでも、最初のうちはアタリもたまにはあり、ポツリポツリと本命が上がっていましたがそれも段々と遠のいていきます。これだけウネリが出て来ると底荒れをしてフグは砂の中に潜ってしまうと漁師さんに聞いた事があります。そうすると反応も無くなりエサにも全く興味を示さなくなってしまうのだそうですが、まさに海の中が見えるような気持ちがしてきました。本田くんもオマツリ騒ぎで下を向いたのをきっかけにキャビンの中に潜り込んでしまいました。ナカガワも必死に竿を握ってはいる物の、口数が少なくなり一触即発かと思わせる表情になってきました。竿頭で11匹、ほとんどの人が2〜3匹という悲しい状態のまま時間ばかりが過ぎ、船長も「ちょっと早いけど海が悪いからすみません。」と決断の時を迎えたのでありました。

 (今日のフグはオケで自由に泳げます。)

あまりに少ない釣果のため、どのように料理しようか悩みましたが7匹を味わい尽くす為に「フグ飯」を初めて作って見ることにしました。
三枚におろし、身は一口大に切り中骨と少量の水ででダシを取ります。アクを丁寧に取ってから、身とニンジン、油揚げを入れ醤油、酒、塩で薄めの味を付けます。これをご飯を炊いている途中に加え、炊き上げれば出来上がり。7匹分の旨みを全て閉じ込めた逸品が完成し、小さな満足感を味わう事ができました。
二人には一昨日釣ったタチウオを捌いてジップロックに入れお土産として渡してありました。偶然、これがあったので悲惨な晩御飯にはならなかったですが、リベンジを固く誓う3人でありました。

2004/12/17

  晴れ・シケのちナギ

  久里浜 平作丸

  観音崎沖

 (船着場はフェリー埠頭のすぐ隣り)

タチウオ(22)80〜115cm

マサバ(1)35cm

やっと気温も下がってきたものの例年に比べてかなり暖かい今年の冬です。やっと防寒着や手袋を準備するようになってきましたが、水温はまだまだ高めの様です。
タチウオが型が良くなり観音崎沖の浅め(70mダチ)でまとまり始めたので、強烈な引きが楽しめるかと休暇を取って狙う事にしました。
前日夜に会社を出る頃には北風が強く、忘年会が終わって家路に着く頃にはビュービューの強風になっていました。「これじゃ朝起きて風が残っている様ならアウトだな。」と自分に言い聞かせて眠りに落ちましたが、朝起きてみるとまだ残っている物のかなり収まってきています。天気図から見ても昼前にはナギになると判断して出発しました。
人気の釣り物だけに9人のお客さんを乗せて出港しましたが、やはり観音崎を回ったあたりから大揺れでやっとポイントに到着しました。1投目は72mの底から探り始め58mで最初のアタリが来ました。この時期のタチウオはアタッてすぐにハリ掛りすることは稀で、アタリが出てからいかにエサを咥えた状態から口の中にハリを入れさせるかを楽しむ、非常にゲーム性が高く駆け引きとテクニックを必要とする釣りなのです。

アタリが出てから、ゆっくりとシャクリ上げながら追わせる方法が良い場合もありますが、今日はこの作戦よりもアタリが出たタナのまま糸を張り強めにバイブレーションを加えタチウオをその気にさせる方法が有効だったようです。
2投目にこの方法を試すと数秒で締め込んで来ました。竿を立てて合わせるとガシッと竿先が止められ巻き上げに入っても途中でドラグが滑る位の嬉しい引き味を楽しませてくれました。その後も60mから40mの幅広い間でアタリが続きハリスを切られたりハリを伸ばされたりしながら昼前までに良型ばかり20本をゲットし満足してしまいました。
その後は置竿でお昼を食べながら2本を追加し、「これ以上釣っても...。」と竿をたたみポカポカになったミヨシでお昼寝モードに入ってしまいました。ほとんどが指4本以上のサイズでご近所で喜ばれた事は言うまでもありません。

2004/12/12

  曇り時々雨・シケ

  松輪 仕立て

  大房岬沖、波佐間瀬

 

アコウダイ(1)40cm、0.9kg

オキギス(1)42cm

クロシビカマス(2)43〜45cm

ユメカサゴ(1)18cm

先週のアカムツ釣りでおいしい思いをしてしまいましたのでツキを使い尽くしてしまい年内は釣果に恵まれる事は無いだろうとは思っていましたが、そこは釣り師の性でまたぞろ出かけてしまうのですね。今回は冨田さんが念願の深場用リール(ミヤX-4HP)をボーナスで手に入れたので筆下しならぬリール下しでアコウを狙ってみる事にしました。資金力に物を言わせ、リールだけではなく竿、強力マグネットまで投資してのデビュー戦です。天気は不安定な様で、港を出る時からナライ(北東風)がかなり吹いていました。おまけに途中からかなり強く雨まで降り出す始末で、久しぶりの修行になってしまいました。出だしは近いポイントから始め徐々に南下しようという作戦でしたが、顔を出すのはダボ(オキギス)、ガラ(クロシビカマス)やドンコ位で全く気合が入りません。気合と言えば、伊藤ちゃんは深場用リールを新調してから5回目の挑戦になってしまいましたが、まだ本命を拝んでおらず今日は目標必達目指して気合入りまくりでした。(冨田さんにデビュー戦でゲットされ追い抜かれては堪りませんから!)

 (いとうちゃん、5回目の正直で初アコウゲット)

途中、350ダチで強烈なアタリがありましたが一目でバラムツと分かる引きで案の定巻き上げ途中でハリス切れとなってしまいました。竿先が海にめり込むような下品な引きで竿が折れてしまわないか心配になるくらいでした。竿が折れたり、道糸が切れたりすると被害甚大ですので仕掛をロストするくらいで済みホッとしました。かなり大型だったとは思いますが相手が相手ですので...。
海も悪くアタリもないまま時間ばかりが過ぎ波佐間瀬の西寄りを流して終わろうと言う事になりました。二枚潮で450mから380mに上っていても糸は出っ放しと言う状態でしたが小さなアタリがあり巻きに入ると今までに無い手応えがありました。先に上がったいとうちゃんには超小型ながら嬉しい初物が、まるかつの仕掛にもお情けの1匹が付いていてジ・エンドとなりました。

2004/12/04

  晴れ・ナギ

  波崎 仁徳丸

  真沖

仕事で忙しい週中は好天でおまけに風も弱く小春日和だというのに、今週もまた週末にかけて天気が下り坂と気象予報士のお姉さんがテレビで伝えています。チカちゃんから「アカムツ行くけどどぉ?」とお誘いがありましたが、お姉さんの声が頭から離れず、「天気が今ひとつだから、迷惑を掛けるといけないからパスしとく。行けるようだったら単独でもいいから、ありがと。」とお断りをしておきました。しかし、週末を迎え金曜の朝に食事をしながらめざましテレビを見ているとお天気お姉さんのちかちゃんが「週末は大荒れ、でも明日の夕方から崩れる見込みですぅ。」と言うではありませんか。出社してから思わずもう一人のチカちゃん(お天気お姉さんのちかちゃんとは大違い)に電話してしまいました。結局同じ会社の溝江さん、伊藤さん(いとうちゃんとは別人)、チカちゃん、まるかつの4人でアカムツ捕獲作戦に繰り出す事になりました。

アカムツ(7)26〜35cm、0.3〜0.7kg

ムシガレイ(1)43cm、1.0kg

ウケクチメバル(1)21cm

ドンコ(4)27〜33cm

ゴマサバ(15)27〜33cm

ユメカサゴ(2)18cm リリース

初めてお世話になる仁徳丸は19tの大型船でまだ新しく豪華特別席(そら耳通信参照)もあり、船長もヤル気マンマンで期待が持てそうです。昨晩の天気予報で外房は波が4mなんて言ってましたが、天気図から見ても分かるように海はナギ、太陽も出てきて最高のコンディションが整いました。
第1投は145mダチから、始めて間もないのに船長がマイクで「前にタモ!」と中乗りさんに指示を出しています。見ると溝江さんが巻き上げの真っ最中で、早々と良型の本命をゲットしました。船中の羨望の熱い視線を受けつつアドレナリンが出ているけど余裕の笑顔風のニッコリポーズでした。
コレで皆のヤル気に火がつき仕掛を躍らせるシャクリにも力が入ります。ここでまるかつの竿先に力強いシグナルが到来しました。「久々のアカムツ様の到来か?」と慎重にか一定のスピードで引きをかわしながら巻き上げると水面にぼんやり見えてきたのはあのメタリックレッドのお姿ではなく茶色の背中です。一瞬ヒラメかと思いましたがタモで掬って見ると左右逆で虫食い模様のハッキリした特大ムシガレイでした。コレは儲け物、実はまるかつも家族もムシガレイが大好きなのです。天ビン仕掛を使っている人が多い中、胴突仕掛を選択してオモリから1本欲バリを出していましたが、コレに食って来ました。
その後、ポツリポツリと本命が上がる中、チカちゃんに巨大アイナメや特大ウスメバルが来て飽きない展開になってきたものの本命をまだゲットする事ができずにいました。徐々にサバが集まり始め皆の仕掛に容赦なく攻撃をし始めました。こうなると胴突仕掛は最悪で30〜60mラインで必ず捕まり投入不能状態になってしまいました。ここでハリ数を減らすべく天ビン仕掛への切り替えを決断、それも皆が使っている2〜3mの吹流し仕掛けではなく、オニカサゴで実績をあげている短ハリス2本の振り分け仕掛を選択しました。これが正解で無事150mの海底に到達させる事ができました。

エサは持参のサバ短から釣ったばかりの超新鮮サバ短+蛍イカの目玉キモ付きゲソの抱き合わせにチェンジ。これが功を奏したのか底ダチを取って数回誘い、ゆっくりと落とし込みを行うと竿先を震わす明確なアタリ、そのまま聞き合わせに入ると押さえ込むような激しい抵抗が伝わって来ました。数メートル手巻きで巻きつつ電動のスイッチを入れドラグを再確認します。150mの道中がこんなに長く感じたのは久しぶりでした。水面に現れたのはお待たせのメタリックレッドの影、それも2つでまるかつもタモ入れの中乗りさんも思わず「ダブルだーっ!」と雄たけびを上げてしまいました。(ちなみに中乗りさんは若い女性の方でした)そして興奮冷め遣らぬまま再投入すると、またしても同じアタリが来ました。そして長い巻上げを経て浮上したのはまたまた二つの影、アッと言う間に本命4匹をゲットしてしまいました。
ホッとして周りを見てみるとかなりの頻度で本命が取り込まれていますが、オマツリも激しくなってきました。前半ほとんどオマツリが無かったのですが、どうやら潮が動き始めてきたようです。上潮はさほど速い様子はないのですが底潮が動き始めて魚の活性が上がりチャンスタイムを迎えていたのです。

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     溝江さん船中1号       伊藤さん入食い

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     こんな大きなムシガレイは初めてだ

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     水深140mから巨大アイナメが浮上 

船長もアタリのよく出たラインを丁寧に流し替えてくれるのでその後3匹を追加する事ができました。ちょっとタナが低いとドンコやカサゴが食ってしまうのでタナ取りがポイントの釣りと言えるでしょう。最高級のアカムツをこんなに釣れることは滅多に無いので思い切って今夜はアカムツでシャブシャブをしてやろうと決心するまるかつでした。
チカちゃん、誘ってくれてありがとう!!

2004/11/28

  晴れ・ナギ

  大磯 恒丸

  江ノ島沖、葉山沖、城ヶ島沖

シロムツ(17)20〜23cm

キンメダイ(1)23cm

メダイ(2)31〜32cm

ユメカサゴ(1)20cm

マサバ(3)28〜31cm

例年なら10月スタートで今ごろ深場のアカカマスの最盛期のはずなのに、今年は水温のせいなのかオカマスの便りが聞かれません。船宿も苦し紛れで根魚五目という看板を掲げて、朝一だけカマスの様子を探っているようです。まるかつもじっと我慢をしていましたが、一匹位は顔を拝めるかもしれないとスケベ心を出して船上の人となりました。最近、美味しい根魚を釣っていないしシロムツの塩焼きや煮付けも好物なんだとカマスに振られた場合の保険もしっかり掛けての出発です。

想像どおり「朝一はカマスの模様を見てみるよ。」と船長から号令が掛かり、胴突き3本バリの仕掛けをセットしました。江ノ島方面にかなり走り、アジの船団ができている近くで第一投となりました。オモリが底に着くやいなや竿先に小刻みなアタリが到来しました。「何だ、いるじゃないか!?」と喜び勇んで合わせをくれると嬉しい引き込みが訪れました。「コレですよ。」と巻き上げに入りましたがオカマス特有のキレの良い引き込みではなく、グーングーンという感触で果たして水面に現れたのは唐草模様のサバ君でした。船で支給された餌が塩サバだったので嬉々として餌切りに取り掛かりました。新鮮なサバ餌に勝る物は無しと再投入するとまたしてもサバ君で餌で餌を釣ってどうするのと激しく自問自答してしまいました。小一時間で船長も見切りを付けハリ数を6本に増やし200〜300mダチの根魚狙いに転戦となりました。その後、根魚は一日ポツポツと上がりシロムツの4点掛けもありクーラーの中も賑やかになりノンビリした一日をすごす事ができました。今年はカマスに会えないのかしら?
2004/11/22

  晴れ・ナギ

  勝浦川津 宏昌丸

  海中公園沖

 

マダイ(1)43cm、1.1kg

3年前に初挑戦して2年連続で運に恵まれたカモシ釣りですが、昨年はスケジュールが合わず釣行できませんでした。今年はとっくんが是非初挑戦したいとの申し出があり、日程調整をして飛び石連休の間の平日に禁断釣行を計画しました。天気も良く、前夜に降った通り雨も上がり小春日和の最高のコンディションになりました。ふと頭をよぎったのは過去の2回は海が多少荒れ模様だったことですが、前回、前々回と同じ左舷胴の間の場所に入ることができ、何となく期待が膨らんでくるような気がしました。ポイントは近場の海中公園沖でアッと言う間に到着し船団の中に入り第一投です。とっくんも会長に教えを受け、頭上から怒鳴られながらも何とか投入をする事ができました。後は必死にコマセを振り続け、竿先がズドンと海中に突き刺さるのを待つばかりです。何回か流しなおした後に、左舷ミヨシの人の竿先が入りました。大したやり取りも無く上がったのは本命のヒラマサで4kg級でしたが、皆のやる気を奮い立たせるには十分な効果がありました。その後、33ヒロの指示ダナで35ヒロからコマセを振り巻き上げてきた竿先が軽く引き込まれました。

ズドンとは程遠く竿先を揺らす程度で、アッと言う間に水面まで巻き上げられ姿を現したのはキレイなマダイでした。本命ではありませんがこれで気楽に一日楽しめると思えばありがたい海の恵みと思え、「2年前も露払いでマダイが来た後にデカヒラマサが来たっけ。」と都合良く解釈していました。しかし。その後静かな時が過ぎ、左舷トモで一度バラシ、右隣りの人がアカハタを釣り上げたのみ、右舷に至っては一度もアタリ無しという最悪の状態でした。時間の経つのは早いものでジ・エンド、とっくんの「クーラーも洗わなくていいし、魚を捌かなくて良いから楽だねー。」という悔し紛れの言葉が港に響き渡っていました。今年は縁が無かったけど、コロンでもタダでは起きないまるかつでした。

2004/11/13

  晴れ・ソヨソヨ

  大原 長福丸

  大原沖、太東沖

 (やはり口元に掛けなければ、修行が足りん)

ショウサイフグ(51)16〜27cm

ホウボウ(2)27〜35cm

カスザメ(1)60cm

会社の同僚を一度フグに連れて行ったら、すっかり味を〆たらしく「また行きましょうよ、美味いからねぇ。」とラブコールがありました。そこに嗅覚の鋭いナカガワが、「週末は何か行かないのぉ?」と探りを入れてきたので「じゃぁ、まとめてみんなで行っちゃうか?」という事に即決となりました。朝起きて約束の時間に待っていると、迎えに来てくれる約束のH君が待てど暮らせど?携帯を鳴らしてみても反応が無く、悪い予感が的中してしまいました。前日には「気合を入れて釣りまくります。1:20にはお迎えに上がります。」なんて絶好調だったのに。2回目の電話で起きたらしく30分遅れのお迎えでした。それでもスイスイと船宿に着き、トモ寄りに並んで席を取る事ができ一安心です。港を出る頃は風も少しあり寒かったのですが、日が昇るに連れて風も落ち着き気温も上がってきました。食いは悪くも無く良くも無くという所で、一日ポツポツと釣れ十分なお土産になりました。数は十分釣ったのですが、もう少しリズム良く釣れそうな感じなのに、なかなか調子に乗れず沢山釣れた割には軽いストレスを感じてしまった一日でした。途中、軽い二枚潮でオマツリ続出で頻繁にオマツリ解きをしていたのも原因かもしれません。

ナカガワも40釣り、「これでフグも得意種目か?」なんて小声で呟いていました。初心者二人も健闘し晩のオカズ確保に懸命でした。中にはご近所に「今夜フグ鍋パーティやるから!」と宣言してきた10年勘違いしている奴もいたようです。刺身に鍋、最高だよ。

 (謎の中国人初心者は口元掛けでもOK!)

2004/11/06

  晴れ・ナギ

  松輪 仕立て

  間口港前(アオリ)

  下浦沖(ウイリー)、沈船(アジ)

 (やはり餌木はピンクが定番:アオリーQK8)

 (久しぶりのでかアオリでにんまり)

アオリイカ(3)0.5〜0.9kg

マアジ(7)31〜35cm

サクラダイ(4)15〜17cm

シキシマハナダイ(2)18〜20cm

最近は直撃台風や秋雨前線で週末になると天気が悪くなる事が多かったのですが、今週は久しぶりに土日共に秋晴れになりました。今年はアオリイカの湧きが良く、各地から朗報が聞かれ、早いところ我々も自然の恵みにあやかりたいと思っていました。前半アオリ、後半ウイリーシャクリでオカズをゲットという欲張りな計画を立てて晩御飯のメニューまで描きながらの釣行です。まずは港を出て10分足らずのポイントでアオリを狙って思い思いの餌木を投入しました。すると、1投目からナカガワが乗せ500g級をゲット。続けてチカちゃんに来たのですが道糸が船下に入り、最後の取り込みで船べりにアオリが張り付いてしまいました。こんな時強く引かずにタマ網で掬えば何とか取れるのですが、せっかちなチカちゃんはパニックになり強く引いてしまったのでアウト!!船べりには墨の跡だけが残され逃げられてしまいました。続けてとっくん、まるかつと連続して乗り、チカチャンのリベンジも叶いました。しかし、一生懸命シャクれどもいとうちゃんだけが蚊帳の外で乗りが訪れません。1時間半ほどやって二つ目の種目ウイリーシャクリに移行しました。下浦沖のタイ狙いの船の周りで始めましたが反応も底近くに少しあるだけで、シャクれどシャクれど魚からのシグナルはありません。少し沖目も試して見ましたが反応なし。そこでアジでも狙ってみようかと沈船のポイントへ向かいました。乗合船が2隻錨を打って釣っている周りに仕立て船が数杯いてポツリポツリ魚を取り込んでいる姿が見えました。錨を打った船の後ろに付けて投入すると上手い具合に群れを捕らえアミコマセでも魚が付き色々な魚種が上がり始めました。今日は釣れた魚種の数を競おうと言う事になっていましたので、初めての魚を一番最初に釣った人を記念撮影してゆく事にしていました。

新しい魚種が上がるたびに置き竿にしてデジカメを持って船上を飛び回るため忙しくて仕方ありませんでしたが、こんな企画も楽しい物です。

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     アオリイカ           スミイカ

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     サクラダイ           ヒイラギ 

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     シキシマハナダイ      カナガシラ

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     トゴットメバル         マアジ

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     カイワリ            ゴマサバ

それでも戻ってみるとアジからのラブコールが!!短時間でしたが中味の濃い釣りができ今晩のお刺身が確保できました。最後にもう一度いとうちゃんのためにとアオリに戻りましたが肝心のいとうちゃんに釣れず、まるかつが2杯、ナカガワが1杯追加し親父に「釣らなくて良い奴が余計な事をして。」と怒られて今日はジエンドとなりました。今晩はアオリイカとアジの刺身2点盛りで甘いアオリと脂の乗ったアジを堪能しました。

2004/10/24

  晴れ・ややシケ

  大原 長福丸

  太東沖

ショウサイフグ(14)17〜22cm

ホウボウ(1)30cm

タマガンゾウビラメ(1)27cm

マアジ(1)

10/1に大原のフグが解禁になってから気になっていましたが週末は台風に襲われるやら用事があったりでなかなか行く事ができませんでした。台風の余波もそろそろ収まるだろうと出かけましたがウネリは無くなったものの風がかなり強く良いコンディションとは言えない状態でした。それでもドッタンバッタンと大揺れの中ポイントに着き、釣り始めると周囲は全く上がらない中立て続けに7〜8匹掛かり羨望のまなざしを受けてしまいました。もう一人トモ寄りの若者が釣っているくらいで大トモのベテラン陣も音無しの構えでしたので気分は最高です。

しかし、小一時間経つとパッタリとアタリが出なくなってしまいました。船中もたまに空合わせで顔を見るくらいですっかり沈滞ムードになってしまいました。船長は一生懸命場所を替え流し直してくれますが効果はありません。潮があまり行かない上に風波で濁り、フグが砂に潜ってしまったのかもしれません。2時間経過してもツが抜けず、中には既に飽きてしまってビール片手にクダを巻く親父や船酔いで顔面蒼白になり幽霊のように横たわってしまった若者も出現しました。こんな人種が次々と増える中、頑張ってアタリを待ち続ける人だけに忘れた頃にアタリが到来するのです。そして顔を見ると慌てて周囲の人たちは真剣さを取り戻すのですが10分と持ちません。やはり頑張った人には神様は手を差し伸べるもので、胴の間で真面目にやっていた人に最後に2kg弱のトラフグが釣れたのには驚きました。釣果は不満足でしたが、最悪のコンディションの中、最後まで頑張れたので何だかちょっぴりの満足感を感じる事ができました。
2004/10/22

  晴れ・ナギのちややシケ

  腰越 森健丸

  二宮沖、真沖

スルメイカ(7)40〜48cm

奥さんから「お父さん、イカのストックがなくなったよ。」とそろそろイカを釣ってきてよの催促がありました。そう言えば、最近イカ取りに行っていないなぁと思い久しぶりの森健丸を訪れました。ヤリイカも始まったもののスルメ交じりでどっちが出るか日替わりメニューだと中乗りのおじさんが話してくれました。今年は台風ばかり、それも上陸のケースが多く今週も大型の23号が来襲し、まるかつも出張先の大阪で新幹線が止まり足止めを食ってしまいました。今日は台風一過の秋晴れですがやっと静かな海が戻ってきたと言う状態で底荒れでイカも乗らないのでは心配でした。一投目は空振りでしたが二投目で125mから10mほどシャクリ上げてシグナルが到来しました。

しかし残り30mで痛恨のバラシ、まだウネリが残っているのに巻上げが少し早めだったようです。これが大ショックですっかり流れに乗れず悪循環に入ってしまいました。客は自分一人で中乗りのおじさんと二人だけなのですが、おじさんが3回乗せる間に1回がやっとでドンドン離されるばかりです。ヤリ、スルメはかなり自信を持っていたのですがすっかり意気消沈してしまいました。毎日乗っている中乗りさんですからせめてダブルスコア位にしたいものですが、同じようにシャクれど、タナを合わせど最後までペースをつかむ事はできませんでした。まだまだ修行が足りないと大いに反省させられましたが、南西風が急に強くなりジ・エンド。しかし、最近家族4人が夕食に揃う事は稀なのですが、久しぶりの新鮮なイカ刺しに皆の箸の動きが激しかったのが何よりでした。
2004/10/16

  曇り・ソヨソヨ

  岩井 忠蔵(浜べ丸、元気丸)

  真沖、大房岬周り

 (寒さに負けず皆頑張りました)

カワハギ(10)19〜23cm

カイワリ(1)20cm

他に外道はトラギス、ササノハベラ、キュウセン、ホンベラ

今年は猛暑から始まり真夏日連続記録更新とホットな夏が過ぎたと思えばいきなり秋雨前線で雨続きで寒くなり、秋の涼しい爽やかさを味わうことなく寒い季節に向かおうとしております。秋恒例のカワハギ釣りに総勢10名でチャレンジしてきました。天気予報では「気持ちの良い秋晴れです。」という事だったのですが蓋を開けてみればドンより曇り空の北東風で朝からドンドン寒くなる始末。震えながらも皆制限時間いっぱいまで頑張ってエサ取り名人軍団と勝負をしました。海の中はと言うと24度位水温がありそうでオモリも魚も触るとかなりあったかく感じました。水温が下がってきて群れが集まり釣りやすくなるのがこの時期のカワハギなのですが、こう水温が高くては厳しい展開になってしまいました。

出だしはいきなり三連続ヒットで型もまずまず、「今日はイケちゃうかも!」とニンマリしたのですが後が続きません。早く叩いたり、遅く叩いたり、這わせたり、ハリを替えたり持っている引出しを全て開けてみましたがなかなか流れに乗る事ができません。朝一ではまだ寝ていた外道軍団も起き出し、猛攻をかけて来たりしますが、場所によっては外道すら食わずエサがそのまま上がって来るという時間帯も多かったように感じました。水温のせいか、風波のせいか、全体的に外道も含めて魚の活性が例年より高くないのでしょう。ポツリポツリと拾い釣りをして何とかツを抜ける事ができました。型が揃っておりワッペンクラスが無く、思ったよりキモは大きくなっていたのが救いでした。2隻の船に分乗しましたが大きな差は無く、最大はいとうちゃんの26cm、幹事のナカガワが11枚釣ってトップ、10枚が二人、9枚が一人、後は「公表を差し控えたい。」といった結果でした。オカズに恵まれなかった人は少し回してもらい夜の胆和え刺身を楽しみに帰路につきました。中には不調のあまりビールを飲み(寒いのによく飲むねぇ)フテ寝までした不届きな輩もいたそうです。

2004/10/02

  晴れ・ナギ

  鶴見 新明丸

  運河(ハゼ)

  鶴見沖、横浜沖、本牧沖(イシモチ)

 (とっくんも久しぶりのハゼでニンマリ)

ハゼ(133)9〜16cm

イシモチ(5)23〜27cm

マアジ(1)25cm

恒例の秋のハゼ乗合が鶴見の新明丸で始まりました。最近は平和島のまる八もとんと乗合を出さなくなりましたし、後は深川の富士見くらいしかやってないのでは?段段とすたれてゆく江戸前の釣りなのかも知れません。今日もかなりのお客さんが乗っていましたがほぼ全員がリール竿で、数人がグラスの中通し竿を1本使っているのみで和竿の対で楽しむ姿は自分のみでした。中通しの和竿を手に入れることが難しくなってきている現在、致し方の無い事かも知れません。でもハゼはこの釣り方が一番楽しいと思っていますので続けられる限り年1回でもできればと願って止みません。今日は右舷のトモに入ったのですが、背中合わせの左舷のトモの二人がどこかで見たような二人連れなのが気になっていました。暫く思い出そうとしていたのですが、最近面白くてたまに訪れているサイト(わはは爆釣隊)で見た写真の人だと気が付きました。恐る恐る話し掛けてみると、やっぱりでタカギーさんとKOBUさんであることが分かり、少し会話をしましたが、気さくな楽しい人達で驚きと同時に嬉しい気持ちになりました。おかげで一日を楽しい気分で過ごすことができました。今年は開幕して一週間程度で釣行しましたので場荒れもなく比較的型の良い(今年はよく太っています)ハゼが揃いました。

心配された台風で流される事も無く元気に育ったようです。口開けから2本の竿に交互にアタリがあり忙しくて嬉しい悲鳴です。特に下げ潮が効いている間は入れ食いモードがかなりの時間続きました。ハゼは午前半日で終了し一度船着場に戻ります。午後からのお客さんを乗せ再度イシモチを狙って午後釣りへという2便制のシステムなのです。この間に昼食や飲み物の補給などコンビニに行く事も可能なのです。普段は昼であがる事が多いのですが、「そう言えば久しくイシモチも釣ってないな。特製サツマ揚げでも作るか。」と言う事で今日は通しにする事に決めていたのです。とっくんはここでリタイヤ、何でも「このところ疲れが溜まっちゃってさぁ。」と行ってましたが缶ビールを3本飲んで気持ち良くなり帰って昼寝したいと言うのが本当の理由だと睨んでいます。沖は運河筋とは違い潮色もチョコレート色でアタリも遠くポツリポツリの展開でしたが時折訪れるビックリするようなハデなアタリを5回楽しむ事ができました。今夜は1年ぶりのハゼ天だ。

2004/09/24

  曇り時々晴・ややシケ

  松輪 仕立て

  波佐間瀬、大房岬沖

 (ピンクロッド1号も頑張ったんだけど!?)

 

※いとうちゃんの初顔見せはいつになるのか?

バラムツ(1)97cm、4.8kg

スミヤキ(3)50〜55cm

オキギス(3)42〜53cm

トウジン(1)40cm

オキアナゴ(2)25〜43cm

ホラアナゴ(1)47cm

親父から「しばらくやってないから、ぼちぼちアコもいいかもな。」と試し釣りを促すお言葉がありました。「いとうちゃん深場リール新調記念アコウチャレンジ」も結果を出す事ができないままシーズンをまたいで4回目となってしまいました。試し釣りで何とか最高の結果をと考え夏休みジョイントフィッシング企画第二弾を決行することにしたのです。週の後半から秋雨前線が停滞気味で関東地方だけ晴れて暑くなるという天気模様でしたが、予報がハズレ気味で「風も無くいけそうだ。」と言う事で6時に出船しました。潮色も悪くなく期待を込めた第一投でしたが430mダチで600m糸が出ても底ダチが取れません。少し場所を南に移動した第二投も辛うじて底ダチは取れたものの2〜3秒でオモリが浮き上がり糸が出てゆくばかりです。

場所を大きく岸寄りに移動しやっと何とか釣りができる状態になりましたが、アタリを送ってくるのは本命ではなく目を光らせたり不気味なご面相の外道軍団ばかりです。中でも底で大きなアタリがあり、「これは!」と思わせたのですが直後にフワッと糸がふけまた激しく竿先を絞り込まれた時は参りました。巻き上げに入ると非常におとなしく上がってくるので、過去の経験から「これはバラが暴れて尾ビレに仕掛が巻き付いているに違いない。」とまるかつが言うと親父が「そうかもなぁ。」と相槌を打ちました。残り100mから竿も折れんばかりに大暴れして水面に姿を現したのは案の定尾びれに絡ませたバラムツ君でした。2時過ぎまで粘ったのですが、まともな魚は顔を見せずじまいで、今夜のオカズは久しぶりにダボ(オキギス)のさつま揚げとなってしまいました。まだちょっと時期が早かったかな??

2004/09/21

  晴・シケ

  外川 三浦丸

  真沖

ヒラメ(1)51cm、1.6kg

この夏休みはいとうちゃんのリフレッシュ休暇とうまくスケジュールが重なった為二人で釣行計画を立てていました。その第一弾がヒラメですが、当初は勝浦からカンパチ+チカメキントキのダブルヘッダーを企てていました。しかしヒラメ大好き人間のいとうちゃんから「ヒラメ行きたいよー」コールを受けて外川からの出船となりました。他の地区は禁漁期ですが外川は周年ヒラメが狙えるのです。日本海に前線を伴った低気圧が入ってきており強い南風が吹く中激しいピッチングで尾底骨割りを受けながらポイントまで進みました。止まってみればそれほどの揺れでもなく、慎重に活きイワシを掴み親バリを口の中から上アゴへ、孫バリを背中に打ち第一投となりました。底ダチを取ると早くもシグナルが到来し、6回目の強めの引き込みで竿をゆっくり立てるとガッチリとハリ掛りしました。ここまで投入合図から3分ほどで20mの浅場なのであっという間にタマ網へ。

これは一日で何枚釣れる事かと考えている中、潮回り後の第二投で今度はいとうちゃんに強い締め込みが到来しました。軟調竿を思いっきり曲げながら楽しみ、上がったのは3kgはありそうなグッドサイズ、思わず笑みがこぼれます。しかし、大変な一日になるという心配は何処へ行ったのか船中アタリは遠く最高のスタートダッシュの後は長い耐久レースとなってしまいました。でも今シーズン初物がゲットできて幸せでした。プリプリのエンガワが楽しみだねー。

2004/09/18

  曇りのち晴・ややシケ

  鶴見 近藤釣船店

  竹岡沖、金谷沖

カワハギ(15)15〜25cm

ウマズラハギ(1)20cm

トラギス(多数)

ササノハベラ、キュウセン、ホンベラ、キタマクラ、サバフグ、ネンブツダイ

毎年10月に入ると岩井から仕立でカワハギ釣りに行くのが恒例行事です。秋から冬にかけての時期しかカワハギをやりませんので、一つウオーミングアップをと思い以前鶴見に住んでいたころの常宿から出船しました。天気予報は晴れて夏日という予報だったのですが、朝は曇りで小雨もパラつきました。直ぐに晴れに変わったのですが、南風が強く向かい風で進む為波を思いっきり被ってしまいました。やっとの思いで竹岡沖までたどり着き、第一投となりましたが底ダチを取る間もなくビビッという懐かしいアタリ、最初から本命(小型)が挨拶に来てくれました。トラギスを掻き分けながら同サイズを追加し、次にコツッという小さなアタリに合わせると強烈な手応え。しかし、10m位巻き上げたところでフワッと軽くなってしまいました。

 (君は誰?仔ウマ君かな。)

痛恨のバラシ、仕掛をチェックしてみると一番上のハゲバリが伸ばされていました。そう言えばハリをセットするときに久しぶりなので無造作に小振りのハリをセットしていました。いつもなら一番上のハリは大型対策で軸の丈夫なハリをセットするんだったと後悔しても始まりません。これもウオーミングアップの目的の一つと諦めました。でも、同じ失敗はしませんよ、ハリを替えて大型を連発できたのですから、これで準備は万端です。まだ肝もあまり大きくはなっていませんので今夜はカワハギキモグラタンで家族団欒といきましょうか。

2004/09/16

  晴・ナギ

  久里浜 平作丸

  下浦沖

タチウオ(15)70〜100cm

ゴマサバ(1)40cm

やっと遅い夏休みに入りました。うちの会社は7〜9月の間に各自一週間の夏休みを取るのですが、小さな子供のいる若手に優先的に時期を決めさせると家庭の事情の少なくなったおじさんは後から休む事になってしまいます。でも暑い時期に働いて、人様が働く時に遊ぶのも悪くありません。先月、今シーズン初のタチウオの予定でしたが(8/14参照)、船のトラブルのため前半のワラサで大満足したもののギブアップとなりました。今年は大貫沖の浅場で開幕しなかなか深みへ落ちるのが遅かったのですが、やっと観音沖を経由して下浦沖の70〜90mダチに群れが集まり始めました。これから一時期ムラがあるものの釣れ、10月後半まで産卵で食い渋る傾向があるのがいつものパターンです。平日なのに16人が乗船しタチウオの人気をうかがわせますが、船が大きいのでユッタリです。今日は大潮で最初下げ潮なので午前中が勝負と読んでいました。

出だしはジギングからスタート、70mダチですが途中止めながら下しても90m近くラインが出てゆきます。100号オモリのエサ釣りの人たちの道糸もかなり斜めに入っているのですが、ミヨシで一人だけジギングのまるかつは迷惑をかけないように気を遣いながらの投入となりました。しかし、底ダチを取って10mシャクリ上げると直ぐにバイト。エサ釣りにアタリが出ない中注目を浴びて巻き上げるのは快感です。隣のオジサンも「ルアーの方が食いが良いのですかねぇ。」と話し掛けてくる中、2投目は底から30mで強烈な締め込みが来ました。これが今日一番のメートルサイズで「今日は何本釣れるやら?」と心配になりましたが世の中そう旨くはいかず、潮がどんどん速くなる中90mダチに移動するともうジギングでは釣り不可能な状態になってしまいました。そこでルアーで4本釣ったので満足しエサ釣りにチェンジしました。今日は1本バリ2.5mで柔らかめの竿で止めずにシャクリ上げる釣法で勝負する事にしました。エサ釣りでほとんど釣れていない中ルアーに反応が良かったのがヒントとなり作戦成功です。船中1〜5本がほとんどでしたが、食わせる釣りで満足な結果になりました。
2004/09/11

  曇りのち晴・ソヨソヨ

  松輪 仕立て

  勝山沖(カツオ)、館山沖(オニカサゴ)

 (これはデカイ!!ヒラソウダ)

 

※まるかつ家でも、新婚当時(20ウン年前)は手作り愛妻弁当を作ってもらった事を思い出してしまいました。でも2回くらいであまりのプレッシャーから辞退し、それ以降コンビニにお世話になっております。

カツオ(4)36〜40cm、0.8〜1.0kg

ヒラソウダ(2)44〜48cm、1.6〜1.9kg

マルソウダ(1)31cm

ゴマサバ(13)23〜37cm

マサバ(1)34cm

オニカサゴ(3)18〜25cm リリース

空前のワラサラッシュから早1ヶ月が過ぎましたが、あの千歳一遇のチャンスを逃してしまった仲間からのリクエストの要望に応えて予約をしていました。例年であればそろそろというグットタイミングなはずなのですが、潮が変わりワラサは全く口を使わなくなってしまいました。これだから自然相手は大変なんですが、思うようにいかないところがまた釣りの魅力でもあるわけです。替わりに登場したのがカツオ君で、数日前の出だしは4kg級が揃ったと言う事で期待は盛り上がりました。まるかつも2回続けてカツオですが「デカけりゃ話は別よ!」という事で即方針変更です。後半、オニカサゴをやろうと言う事になっていましたので、エサのサバを釣らなくちゃという訳でコマセをガンガン撒きます。

今回はデカカツオに照準を合わせてきましたので強めの自作ワンピース(グラスムク:黒金仏壇色仕様)を準備してきました。竿が重めなので、準手持ちで20m、25mのタナ決め打ち作戦にしてみました。すると、チョンチョンフワフワのサバ君アタックが数回続いた後、キューンと竿が根元まで絞り込まれました。やっと来たかと手繰ってくると水面下でギラッと銀色の魚体が光ります。カツオかとタモですくうと、これがデカいヒラソウダでびっくり。次に「今度はちょっと弱めだな。マルソウダか?」と抜き上げると横腹に縦縞があって本命のカツオ君で、思わず「失礼しました。」と魚に謝ってしまいました。いとうちゃん、まるかつが順調に釣り上げる中、首を傾げているのは新婚ほやほやのキタケズネです。アタってもバレてしまうとまるかつ特製仕掛のハリ先を気にしていましたが、それより北海道仕様の竿の硬さが原因だったように思われました。今回2万円の小遣い生活の中、「お土産釣ってくるなら」という条件付で特別申請が承認され、結婚後初の釣り(初釣:しょちょう)が叶った訳ですので大変です。おまけに手作り愛妻弁当まで持参してしまいましたので後には引けません。(弁当の写真撮影を狙いましたが失敗)最終的にはオカズは確保されましたので皆さん、安心してください。オニカサゴは潮が超早く潮目も悪かったので小型の顔を見ただけで撃沈でした。久しぶりのデカヒラソウダは身が締まっていて絶品の味わいでした。
2004/09/03

  晴・ナギ

  大磯 恒丸

  川奈沖

 (小さくたってクロマグロの子供だ、ナメんなよ)

カツオ(8)38〜43cm、0.85〜1.3kg

メジマグロ(1)38cm、0.7kg

8月後半に取ろうと思っていた休暇が急な仕事でダメになったので振り替えて急遽休みにする事にしました。開幕してから気になっていた相模湾のカツオ、ポイントを聞いたら伊豆の川奈沖まで走ると言うのでビックリしてしまいました。ビックリといえば、そんな予感が強くしていたのですが駐車場で居眠りをしていると窓をドンドン叩く音がしました。そこにはトックンの姿が、彼もまたチャンスをものにしようとやって来ていたのでした。船も空いているので、両ドモに分かれて座り仲良く楽しむ事にしました。この釣りはカッタクリかオキアミエサの竿釣りが選択できるのですが、竿を使った「竿カッタクリ」で10〜20mのタナをさぐりる事にしました。オキアミだけだと付けエサが外れやすいのでイカの短冊を併用する事にして、ヒラヒラ感をアピールする事にしました。

この釣り方だとシャクリ上げたエサに魚を反射的に食いつかせることができる事と、広いタナを探る事ができるメリットがあります。また、竿を引き上げた瞬間に食いつくことが多く、ガツンッと当たり直後に魚が走るのでパワフルな釣りが楽しめます。ポイント近辺に着いて鳥ヤマやハネを見つけながら南下してゆきます。最初に見つけたナブラでは小振りながらひとしきり釣れましたが、食いが悪くなるとクルージング、アタリが無ければ即移動の繰り返しです。釣っている時間より走っている時間の方が長いかもしれない釣りですね。オカズには十分すぎるほど釣って昼ころには早上がりとなりました。カツオは鮮度が落ちやすく冷凍もききませんので、近所にも配り、家では3本食べる事にしました。1本は保存の利く角煮を生姜たっぷりで作り、後は刺身、タタキ、中落ちのユッケカツオバーグと堪能することができました。中でも刺身系に飽きてきたら、ユッケやカツオバーグはお勧めですので是非一度試してみて下さい。(美味しい魚の食べ方参照)
2004/08/14

  晴・ナギ

  松輪 仕立て

  真沖(イサキ場のヘリ)

「昨日が公用とすれば今日は私用」って事で今年は久々に絶好調のスタートを切ったワラサに挑戦です。何でも8月のこんな暑い時期から食いが立ったのは30年ぶりとかで、例年であれば9月に入ってから本格化するのですが、今年は7月の後半にイワシを追ってきた群れが入り、マダイ船で姿が見られ始めました。コマセに口を使い始めるのはいつか?と皆気にしていましたが思ったより早く開幕した訳です。型は大きくないものの、群れは濃く、早めの釣行を目指していたと言う事なのです。折りしも、お盆休みなので声を掛けても仲間が集まらず、大田君の仲間3人に声を掛けて仕立てることができました。

ワラサ(5)57〜64cm、2.5〜3.3kg

とっくんの家に2:30に迎えに行き、「玄関閉めたか、電気は消したか?」と指差し確認ののち出発。「今日は早めにいっても大ワラサフィーバーで駐車場は船端に止められないかもね。」なんて話しながら着いてみると、何と駐車場に車があふれ返っています。まだ出船2時間前と言うのにやっと確保した駐車スペースはドン詰まりの一番奥でした。でかいクーラーや大荷物を船まで運ぶのも一苦労ですが、その後到着して右往左往する人たちに比べればホッと一安心です。船が何艘も岸壁に着くので5人揃った我々は河岸払いして沖で時間を待ちます。50杯以上の船が準備万端で待ち構え5:30と同時にフルスロットル、一斉にポイントを目指す様子は壮観で思わず気合が入ってきます。第一投こそ食いませんでしたが、場所を少し沖目に変えてからの第二投からは戦闘態勢に入りました。ハリスは8号6m、クッションゴム1mで+3mのタナを取ります。

 

底に着いたら4m巻きコマセを振り、また4m巻いてコマセを振り、最後に2m巻いて待ちます。手持ちでゆっくりと誘いあげると付けエサがフワフワと引かれ、ワラサが堪らず反射食いすると言うわけです。この手で4連チャンの入れ食いでアドレナリンは出っ放し、船上は大騒ぎで誰かが食わせていると言った状況です。1時間ほどでクーラーは満タン、一服となりました。ギッシリ乗った乗合船では食わせてもオマツリばかりで魚が取り込めず悲鳴が聞こえてくるようです。後半、観音崎沖のタチウオに行きましたが、船がエンジントラブル、久々の大釣りでエンジンもビックリしてしまったのかな?それでも皆曳航される船上でニコニコでした。刺身にアラ煮、カマの塩焼き、ああ幸せ!!

 (伝五郎丸に引かれ港に曳航される若松丸)

2004/08/13

  晴・ナギ

  飯岡 隆正丸

  真沖

帰り道、浦安の奈良家におじゃまし、台所とダイニングをお借りしてフグとアジの刺身盛り合わせ、フグとシロギスの天ぷらを作り、宴会をさせていただきました。美人姉妹と美人妻の接待を受け、まるかつも本田もご満悦のうちに楽しい時間を過ごすことができました。特にまるかつ家では子供たちの巣立ちの時期を迎え寂しく生活をしていますので、久しぶりに子供達とのふれあいは昔を思い出しつつ新鮮でした。皆が刺身、天ぷらを「旨い!」「美味しい、おかわり!」と喜んでくれたのは大変嬉しかったです。

奈良家の皆さんどうもありがとうございました。

ショウサイフグ(36)15〜25cm

シロギス(4)16〜23cm

マアジ(8)15〜19cm

アイナメ(1)23cm

会社の仲間達がまるかつの釣りの話を聞いて「美味い魚が食べたい。」ということになり、自分達で釣って楽しみ食べて楽しむ事になりました。当初は浦安からシロギスでもということになっていたのですが、「フグが釣れているらしい!」、「腹いっぱいフグを食ってみたい!」という話が急遽盛り上がり飯岡まで遠征する事になりました。集合4:00、出船4:30と聞いて、素人衆は一瞬ひるみましたが、そこは食い気が勝り慣れない超早起き+深夜運転の修行となりました。

出だしは潮もあまり流れず食いも良くありませんでしたが、後半は貸し竿(なんとスピニングリール)というハンデを克服しフグ釣りの奥深さを垣間見る事ができました。各自の成績はH12、N10、O7と言う成績でしたが、初めての船釣りの人もいましたので頑張ったといえるでしょうか??

2004/08/07

  晴・ソヨソヨ

  腰越 多希志丸

  真沖、茅ヶ崎沖

 (極小キタマクラのスレに苦笑いのトックン)

 

今回は大ハプニングがありました。4時にトックンを迎えに行き出発。高速道路に乗ってからまるかつがなんとなく気になっていたことを思い出しました。「トックンの家の電気がついていて、ドアが開いていたような気がする。」トックンは「そんな事無いよ。」と言いましたが引き返すこともできず船上の人となりました。釣り始めてしばらくするとトックンの携帯電話が鳴りました。やはり、開けっ放し、電気つけっ放しで来てしまった様で、朝起きた奥さんはビックリして電話をかけてきたようでした。トックンは家に帰ってからコッテリあぶらを絞られたと思いますが、皆さんも気をつけましょうね。泥棒が入らなくてヨカッタ、ヨカッタ!!

ヤマトカマス(11)14〜24cm

マアジ(58)16〜20cm

ウルメイワシ(14)15〜18cm

イサキ(7)17〜20cm リリース

ムツ(1)20cm

ササノハベラ(2)16〜19cm リリース

ネンブツダイ(5)7〜10cm リリース

このところ釣果にあまり恵まれていない事もあり、一日ノンビリかつお土産は確保という釣り物を選択しました。晩秋のアカカマスは毎年恒例の釣り物として定着していますが、盛夏のヤマトカマスのサビキ釣りは10年以上ご無沙汰です。コマセを使わず魚群を追っかけて仕掛を入れるので第一投が重要な釣りになります。

 (太陽の下、熟成の時を待つコカマス達)

最初は行程10分ほどの真沖からスタートしましたが、いきなりアジとウルメイワシの入れ食いから始まりました。型は小振りですが尾が黄色く触るとヌルヌルしているので脂が乗っている証拠です。ウルメイワシは8本バリにたくさん掛かってくるのですが、短めの竿に長い仕掛なので取り込みにモタモタしているとハリからハズレ一回に2匹くらいしかゲットできず効率が悪いです。これもまたバッチリ氷で締めて持って帰れば刺身に最高なので夢中で釣りまくりました。茅ヶ崎のエボシ岩沖に場所を移すと潮の色が悪く、チョコレート色をしていましたが、カマスがポツンポツンと上がり本命をゲットすることができました。この釣りは釣期が7、8月と短いので7月の中旬位に早めに釣行したほうが良いようです。今晩はカマス、アジ、ウルメイワシの握り寿司3点盛り、明日はアジフライと酢締めの酢の物で決まりです。コカマスは丸干しになってもらい、まるかつを朝ご飯で喜ばせてくれる事でしょう。

2004/07/18

  晴・ナギ

  鹿島 幸栄丸

  真沖(行程1時間)

 (やっと梅雨明けだーっ!!)

新潟や福井では北上した梅雨前線の影響でかなりの土砂災害が出ているようですね。生活の根幹を揺るがすような自然災害には太刀打ちできませんが、一日も早い普及をお祈りしたいと思います。関東地方ではこの三連休は天気も穏やかで晴天と言う予報でしたので、昨日の勢いをかって好調が伝えられている鹿島のオキメバルに行く事にしました。

ウスメバル(2)29〜32cm

マサバ(3)30〜32cm

気象予報士の話の通り夜半は通過する雨雲の影響で高速道路を走っているときも、港に着いてからも雨が降っていました。昨日、船宿に電話した時には6人くらいと言う話でしたので安心していたら何と17人も乗ってしまいました。船は結構大きいのですが中深場(120m位)の釣りですから前途多難な悪い予感がしました。船長の話では予約は12人だったのですが素人5人組が浅場メバル五目から急遽心変わりしたとか。おまけにその中の2人が道に迷い、出船時間になっても現れません。仲間と船長が携帯電話で道を教えていますがとんでもない方へ車を走らせてしまった様で一時間弱も遅れての出港となりました。おまけに先着していた3人の内二人が私の両サイドに入る事に。こんなに良い天気なのに、もう目の前が真っ暗。1時間のクルージングの後に第一投となりましたが、まるかつは助かったものの船中いたるところでオマツリ騒ぎです。左隣はネプチューンの堀健似も若者で新品の電動リールを持ってきたのに使い方が分かりません。右隣のイガグリ君は貸し道具でリールの使い方すら分かりません。実は一投目は二人が仕掛を準備中で投入しなかったからまるかつはセーフだったのです。「ナカガワ、来なくて正解だったよ。」と心の中で思わず叫びました。

 (今日のエサのヒイカとゴロ:小ハゼ)

次からはオマツリの嵐で、幸い魚が食っていませんでしたのでイライラする気持ちを押さえてベテランらしくオマツリを解き、仕掛や道具の扱い方、同時投入の大切さ、エサのつけ方等親切に教え、どうにか様になってきましたが「これじゃまるで中乗りじゃねえか!」と言う気持ちが腹の底から込み上げてきました。一度、強烈なアタリがあり慎重に巻き上げてきたのですが、残り30m辺りで堀健の道糸が擦り寄ってくるではないですか。もう悲鳴に近い声をあげて高速巻きをしていた堀健のリールを止めましたが時既に遅し生体反応は消え去っていました。ここまで顔を見たのは何と数人程度、悪夢のような一日にピリオドを打ったのは最後のポイント沈船で投入直後に良いアタリがあり追い食いを待つことも無く巻き上げました。型が良いのが唯一の救いでした。しかし、新明丸も幸栄丸もHPの結果は倍付けのウソですね。

2004/07/17

  晴・ナギ

  鶴見 新明丸

  竹岡沖、佐貫沖、大貫沖

マダコ(3)200〜1300g

三連休なので遠出しようかと思っていましたが、前日が飲み会だったので寝ずに釣りに行くのはさすがにキツイ年になってきました。そこで思い出したのは前回の悔しい思いを晴らしたいという強い気持ちでした。「あまりガツガツした気持ちで小突くと、手釣り糸から殺気がテンヤに伝わりタコがそれを察知して乗らない。」と良く冗談めかして言われるのです。

しかし、穏やかな海を走る船の上で風に吹かれていると、悔しい気持ちも忘れ「毎週海に来れるだけで嬉しいな。」という爽やかな気持ちになってきます。そんな気分が幸いしたのでしょうか、2投目から型物をゲットしすっかり殺気は消えていました。その後小型を2杯追加してリベンジ成功となりました。これで家族から要望のあった「タコ飯」や一度作ってみたいと思っていた「タコとオクラの明太子和え」も作る事ができます。久しぶりに満足感を味わう事ができました。
2004/07/07

  晴・ナギ

  鶴見 新明丸

  竹岡沖、佐貫沖、大貫沖

マダコ(1)200g

去年はマダコの湧きが悪く6月に乗合船が始まったと思ったらすぐに中止になり復活する事はありませんでした。今年は開幕してから1ヶ月が経ちますが華々しい結果は無い物の地道にスタートできたようです。約2年ぶりに極上の活けダコをゲットしようとタコの常宿である新明丸を訪ねました。平日なのに11人の大盛況、何とか1杯位は割り当てがあるだろうと左舷トモ2番に入り全員片弦に並びました。小一時間のクルージングで竹岡沖へ、よく晴れナギに恵まれ佐貫の東京湾観音も良く見えるところで第一投となりました。潮はそこそこ流れているのですが船中1杯目がなかなか出ません。やっと胴の間の方に500g級が出たのは11時前の事で超乗り渋りに、皆悪い予感が脳裏をかすめたのではないでしょうか。遠くから見ればひたすら渋糸をつまみ、小刻みにコヅく姿はアル中でヨイヨイになった危ない親父にも見えますし、船べりに立ってヘソの前あたりで右手を激しく動かしているのはかなり怪しく見えるのではないでしょうか。

誰一人そんな事を気にすることも無く、黙々とコズき続けますがタコがテンヤに乗ってくる気配がありません。ほとんどの人が顔を見ないまま昼が過ぎ、残り1時間になった時に大貫沖まで若干の移動をしました。ここで投入直後に2年ぶりのモターッとした感触が訪れました。釣り方は体で覚えているとは言え、久しぶりの感触が突然、それも5時間以上むなしくコズき続けたところに来襲したから堪りません。「この感触が来たら一呼吸待ってタコを良くテンヤに乗せる。」なんてテクをすっかり忘れ合わせをくれてしまい、かなりの重量感を感じながら10手ほど嬉々として手繰ったのですがフワーを感触が消えてしまいました。激しい落ち込みに襲われていると、4人ほどミヨシ寄りで「来ターッ!!」という悲鳴のような大声が轟きました。「嗚呼、さっきの奴が行ってしまったんだ?#*」と目の前が真っ暗に...。しかし、気を取り直して再投入するとすぐに同じ感触が訪れ、今度はしっかり待ちを入れて合わせると先程の手ごたえにははるか及ばず、イイダコの兄貴分がまるでサーフボードに乗るようにテンヤに乗り傷心のまるかつを慰めに来てくれたのでした。強くリベンジを決意!!
2004/07/04

  晴・ナギのちソヨソヨ

  葉山 長三朗丸

  真沖、長井沖

 

マルイカ(13)18〜30cm

またまた週末に台風来襲です。先週も天候不順で出漁できませんでしたが今度はアベック台風7号、8号で天気は晴れで風も離れているのでさほどではありませんが強烈なウネリが押し寄せています。ご近所友人からマルイカの沖漬けが絶賛リクエストで日曜日に少しは海が平らになっただろうと出かける事にしました。季節物ですから何時までできるかわかりませんので行ける時に行こうと言う作戦です。海は穏やかにナギ、天気も上々ですが、予想していたとは言えウネリでマルイカの群れは散り々々になってしまったようです。ちょっと釣っては反応を探してクルージング、いい揺れ加減で眠くなってしまいます。

あまりの乗りの悪さに背中合わせの老人と「今日は10匹行けば良いかもね。」と話していたのですが11時を過ぎても老人5匹、まるかつ4匹と涙が出そうな展開で、まだ顔を見ていない人が沢山います。朝一は葉山沖を一流しして全く乗りが無いので佐島・長井沖に移動していました。残りの時間を葉山沖に戻って賭ける事になりました。菜島の周りを数回流して「やはりダメかな今日は。」とため息が出たところで本日始めて急ブレーキのようにバックに入れた操船でハッとしました。これは良い反応を見つけたときのサインなのです。急いで投入するとなんと3点掛けで続けて5連続でイカが乗りました。船長もまるかつもホッとする事ができました。沖上がり間際に乗ったので、今日の沖漬けは漬け時間が短く味が薄めでした。
2004/06/19

  晴・ややシケ

  剣崎 仕立て

  真沖(マルイカ)、金田湾(シロギス)

 (ナカガワ、アカイカ級でにっこり)

マルイカ(16)17〜26cm

シロギス(25)13〜23cm

メゴチ(31)12〜22cm

ヒメジ(1)18cm

キュウセン(1)21cm

今年は台風の接近が早い時期から多く、当たり年になってしまうのかもしれません。台風6号の接近に伴い南風が強く、一時は躊躇しましたが何とか一日やることができました。前半マルイカ、後半シロギスの二本立て、朝のうちはマルイカは今一つという事前情報でしたが、「イカ族は早い時間が勝負。」という鉄則に習いマルイカからスタートです。

いつもと同じように操舵室の窓越しにおやじと話していると肝心の魚探が無いじゃありませんか。聞くと調子が悪く修理に出しているとのこと。皆に言うと動揺が走るといけないのでまるかつの胸にだけしまっておき下船後話のタネにする事にしました。長年のキャリアを誇るおやじですから、ヤマを見るだけで十分なはずです。いつものイカ釣りだと反応を見て投入するので、入れた直後に乗りその後群れから外れて乗らなくなり再投入というパターンなのですが、今日は投入後直ぐには乗らないが、しばらくして群れに当たり乗り始めるといった違いがありました。3時間ほどで各自お土産を確保、沖漬けも作って第二目標にチェンジしました。風が強く濁っているのでどうかなと心配しましたが二流し目から引っ手繰るようなアタリで今年もシロギスが挨拶に来てくれました。例年に比べ良型揃いで、短時間でしたが皆十分に楽しむ事ができました。

2004/06/11

  曇り時々晴のち雨・ナギ

  日立久慈 弘漁丸

  伊師浜沖、日立沖

ムラソイ(5)20〜31cm、〜0.6kg

クロメバル(8)18〜28cm

アイナメ(1)23cm

アナハゼ(1)19cm

※20cm以下の小型ムラソイ2、クロメバル1は弘漁丸るルールにのっとりリリースしました。

かねてより計画していた6月恒例のムラソイ釣りに日立までとっくん、いとうちゃんと遠征してきました。この梅雨時に浅場で食うマニアックな釣り物ですが、今年は水温が低く例年に無く抱卵している魚体もあり活性が今ひとつ高くないという話でした。5時に集合し、弘漁丸おなじみの花札くじ引きで右舷ミヨシからいとうちゃん、まるかつ、とっくんの順に席が決まりました。平日ですが5組8名の盛況振りです。出船前の船長の説明で、「今日は仕掛を2連結して上にコウナゴ餌、下にイワシ餌を付けクロメバルを狙ってください。」とのことでした。

「よほど自信があるのか、よほどムラソイが出ないのかどちらかだね。」ととっくんと話しておりましたが、昨年は顔を見ることのできなかったクロメバルを今年は好かれたのか出だしから連発で5匹タルに泳がせる事ができました。いとうちゃんは型を見た物の小型続きで今ひとつ納得ができません。右隣のとっくんは根掛かりが多く苦戦し、型を見ることができず得意のボヤキが出始めそうになったその時、起死回生の一発が訪れました。左舷側で口開け早々に大物を2匹連続で仕留めたラッキーおじさんがいたのですが用を足しに行ったついでにその釣果を拝んできた直後の出来事でした。これで満面の笑みに早変わり、口も滑らかになり数は出なかった物の大満足のようでした。

2004/06/09

  曇りのち雨・ナギ

  行徳 さわだ釣船店

  盤州(アクアライン北側・南側)

アナゴ(17)30〜53cm

「そう言えば今年はまだアナゴに行っていないな。」と思ったら無性に白焼きや煮アナゴ、天ぷらが食べたくなってきました。ここ数年味をしめた日中アナゴもいいけどたまには夜釣りも風情が楽しめていいねぇと何処の船宿に行こうか迷っていると、あったんです「一粒で二度美味しい」船宿が。13時出船で20時沖上がりと言うシステムで日中釣と夜釣りが楽しめちゃうんです。これなら朝ゆっくり起きて、天気を確認してから出かけられますのでなかなか優れたシステムですよね。予報では「朝方まで降っていた雨も上がって曇り、夜に小雨があるかもしれない。」と言う内容でした。

 (やはり夜釣りは独特の雰囲気で楽しい)

 (トモにアナゴ裂き場が作ってありました)

天気図を見ても風はなさそうなので絶好のアナゴ日和(アナゴは晴れていないほうが良いのです)かなと判断しました。出港してから小一時間走って木更津沖のポイントに到着しました。出港前に船長から「今日は北寄りの風で上潮だからトモはどうかな?」というお言葉があったのですが、アンカーを入れるカカリ釣りなので振れの大きいトモが有利と言うのがまるかつ理論なのです。1本目は竿入れから直ぐに訪れ「これはイケルかも!」と思わせましたがポツポツの展開でした。クライマックスは船に電気を点す直前のマズメに3本立て続けがあり、念願の太い奴もゲットしました。沖上がり直前に船長が「場所が悪くてもトップ取るのは腕かねぇ。その手作り仕掛ちょっと見せてよ。」と来たのにはちょっぴり嬉しくなってしまいました。

2004/06/07

  曇り時々雨・ナギ

  勝浦川津 宏昌丸

  行川沖、大沢沖

アカイカ(39)23〜38cm

スルメイカ(1)20cm

ヒラソウダ(3)35〜36cm

今週はフリーバカンス、しかしタイミングを見計らったように梅雨入りとなりました。ここ数年外房のアカイカは群れが入らず不調でしたが、今年は早くから活況で乗合船がこぞって船を出しています。しかし小型が多く、アカイカというよりはマルイカ乗合と言った感が強く相模湾とたいしてかわりがありません。でも、次に何時できるのか分かりませんので雰囲気を楽しみに出かけました。梅雨前線が南海上から北に移動し日本海まで来ましたので南の湿った暖かい空気が日本列島に流れ込み、不安定な天気ではありますが、風が吹かず海上はナギだろうという予測です。AM1時に起きて見ると土砂降り、準備をしているとピタッと上がり、車中は降ったり止んだり。

港に着く頃には明るくなってきてカッパ無しで出船しました。しかし、南の沖の空は黒くいつでもカッパを着られるように準備して第一投を協定のAM5時に開始です。先日まで良く乗っていたという行川沖に職漁船、釣船入り乱れて30杯位が集結しています。しかし、どの船でもイカが取り込まれる光景は見ることができず空しいシャクリが繰り返されます。1時間ほど繰り返した後、全船フルスロットルで南下し大沢沖に向かいました。早く着いた船は早くも取り込みに入り船長の悲鳴にも近い「入れてーっ!!」という掛け声をを皮切りにボルテージは一気に上昇しました。底ダチを取れば乗りが訪れ、3点掛けも出てアドレナリンが噴出します。この一流しだけで20杯は確保しましたが、慣れない人は根掛かりさせたり、船べりで落としたり、スミを掛けられたりで悲喜こもごもでした。この後ポツリポツリと釣れ続き、沖漬けを作ったりノンビリと長い午前中を存分に楽しむ事ができました。帰ってからは新鮮だから楽しめるイカスミパスタとイカスミリゾットで珍しくおしゃれでリッチな晩御飯でした。
2004/06/05

  晴・ナギ

  松輪 仕立て

  ウワバタ、大房岬沖

 (久々の大物、アコウより釣り人のお腹の方が)

「いとうちゃん深場リール新調記念アコウチャレンジ」は再々リベンジで三回目の挑戦になってしまいました。過去2回は天気や海のコンディションにもあまり恵まれませんでしたが、今回は違います。梅雨に入る前の移動性高気圧に覆われ、夏のような陽射しで海はナギ、これで釣れれば最高というコンディションです。

アコウダイ(2)0.3〜5.0kg

ユメカサゴ(1)25cm

バラムツ(1)120cm、15kg

沖の潮が速いらしいという情報を得ていたので遠走りせずにタカ(近場)のキワ(房総半島の岸寄り)から攻めてオキオキに(南下して)行こうということになりました。第一投目ウワバタの350mラインに落としたのですが、いとうちゃんにドンコ、まるかつにノドグロ(ユメカサゴ)が来ました。トックンは「アタリがあったもののハリ掛りしなかった。」という説明で空振りでした。そこでいとうちゃんのドンコを見て「小せえなぁ。」と一言。ご存知の通りトックンはドンコが大好物でつい、いとうちゃんのドンコが羨ましくなりからかった一言を言ってしまったのです。これが後から分かるのですが「ドンコの復讐」を招いてしまいました。次の投入は「もしかしたらメヌケが出るかも、出ればでかいぞ。」と言うことで600mダチに落としました。底ダチをとってアタリを待っていると、突然まるかつの竿先がまっすぐになってしまいました。慌ててリールを巻くと何の手ごたえもありません。注意して巻き上げると300mで道糸がスッパリ。たぶんタチモドキの仕業でしょう。絡み防止リング、水中ライト、仕掛け、オモリ全てを一瞬にして大ショックですが、気を取り直して予備道糸100mを結び再開準備を整えました。次は少し沖へ出て400mラインを狙いましたが、底立ち後、いとうちゃんに強烈なアタリ、しかしすぐに仕掛けが切られてしまいジ・エンド。

続いてとっくんにも強いアタリ、そしてまるかつにも竿先が50cmも引き込まれるようなアタリが到来しました。トックンの魚は最初に大暴れした割には静かに上がり20kgはありそうなバラムツが尻尾に仕掛を絡ませながら浮上しました。まるかつの竿は時折強い引き込まれながら力強く巻き上げるリールをサポートします。そして残り70m位になった時からテンションが弱くなり道糸が斜め前方に伸び始めました。これは魚が浮き始めた証拠で水泡がボコボコと上がり始めました。そしてクライマックス、目玉の飛び出した大物がボコッと浮上しました。その後は静かな時間が過ぎてゆき、トックンに小さなドンコが釣れ嬉しそうな顔で「これでドンコのたたりも終わって次はまともな魚が釣れるかな?」と期待したのですが最後まで復讐が終わる事はありませんでした。いとうちゃんのチャレンジもまだまだ続きそうです。

2004/05/29

  晴・シケ

  腰越 喜久丸

  真沖

マダイ(2)23〜24cm

マサバ(2)34cm

ゴマサバ(1)35cm

カタクチイワシ(24)14〜17cm

今週は天気には恵まれ夏日のような熱い太陽の陽射しを浴びる事ができましたが、南風が強くシケの海に弄ばれる事になってしまいました。朝、港に着いてみると船長も沖の空を眺めて思案顔です。前の晩から嫌な感じの生暖かい風が吹き始めていたのですが、夜明け前に少し弱まったものの日が出るとまた強まり始めていました。仲間の船頭衆が集まり、「行くだけ行ってんべーョ。」と言うことになり7人のお客は船上の人となりました。

ポイントは港を出てすぐですのでゆっくり進んでも時間はかかりません。風波ですので濁りもひどくはありませんので後は揺れる船の上でふんばる為足腰が心配なだけです。最初に顔を見せたのはカタクチイワシ。雑魚ではありますがこの時期のカタクチイワシは味が良いので大切に扱います。続いてスズメダイ、これはお引取りいただきました。そして20cmにも満たない仔サバに捕まり悪戦苦闘の中25mダチの底からハリス分上げてから3シャクリのところで今までとは違うシャープなアタリが出ました。小さいながらも小気味良い引きを味わわせてくれてマダイが顔を出しました。続けて今度は底から10mもしゃくりあげて入れなおそうかと思った時に引っ手繰るようなアタリで同サイズ。その後アタリが遠くなったので沖目でサバ狙いをして戻りましたがアタリもありません。気が付くと周りの他のお客さんは全員ダウン、マグロ状態になっていました。今日は早上がりです。
2004/05/22

  曇り・ややシケ

  勝浦松部 和八丸

  灯台下、真潮根

 (イサキは30cm前後と型揃い)

イサキ(26)24〜32cm

マアジ(8)13〜20cm

カタクチイワシ(3)15〜16cm

4月の後半から連休以降、週末に天候が悪くなったり、出られても釣果に恵まれなかったりツキに見放されていました。今週も台風が接近して週末はダメかと思われましたが、意外と南寄りのコースを速いスピードで通り抜けたため土曜日に出船する事ができました。しかし、台風一過で暑い日になるかと思えば15〜16度しかない曇り空でおまけに北寄りの風が強く冬みたいに寒さに震える釣りになってしまいました。台風の影響のウネリもあまり無く、期待を込めた第一投でしたがコマセを振れどもピクリともしません。船中誰も釣れず沈黙の時間が流れてゆきます。風が強いので一人二人と酔ったり寒さからキャビンに消えてゆきます。さすがのまるかつも気持ち悪くはなりませんでしたが軽い酔いを感じ、あまりの不漁に脱力感を覚えるほどでした。風が強いので一人二人と酔ったり、寒さからキャビンに消えてゆきます。

さすがのまるかつも気持ち悪くはなりませんでしたが軽い酔いを感じ、あまりの不漁に脱力感を覚えるほどでした。近場から始めてポイントを順に流しながら船長も必死に釣らせようと頑張ります。2時間程経って、「少し走ります。」とアナウンスがあり真潮根に移動することになりました。これが大正解で、「今までの時間は何だったんだろう。」と思わせるような入れ食いモードに入りました。タナも今までの20〜30mではなく、13〜15mと浅いので手返しも早く夢中でダブル、トリプルと釣りまくりました。落ち着いて周りを見ると潮の色が違う事に気が付きました。今までは台風のウネリに揉まれ水色に濁った色だったのですが、真潮根は澄んだ黒っぽい青でした。船長に聞くと出だしは16度台だったけど、ここは18度あるので食うのだろうという話でした。「この入れ食いが続いたらあっという間に50匹は釣っちゃうな。もうかなり満足なんだけど。」と思ったら不思議な事に食いが落ちてきて、1時間弱で怒涛のサービスタイムは終了しました。この時間帯にキャビンにもぐっていて出遅れた人は悔やんだことでしょうね。魚は卵も白子もまだ未成熟のせいか、身に脂が乗っていて塩焼き、刺身共に絶品で、久しぶりにゲン直しができて満足な一日でした。
2004/05/02

  曇り時々晴・ややシケ

  松輪 仕立て

  波佐間瀬、大房岬沖

ユメカサゴ(1)26cm

ウケクチメバル(1)24cm

ドンコ(2)26〜36cm

オキギス(3)40〜48cm

ホラアナゴ(1)42cm

オキアナゴ(1)45cm

前回3/20にアコウ狙いで出かけた時にいとうちゃんは新しいリールの初下しでしたが運悪く釣果に恵まれませんでした。そこでリベンジということでGW中に予約を入れていたのですが、期待に反して天気も曇りで北東の風がかなり吹いています。それでも釣れればOKなのですが、一日やって本命からのラブコールは船中一度もありませんでした。おまけに海の中はオッペタンコ(シマガツオ)が大乱舞。

なぜかミヨシのとっくんとトモのいとうちゃんがしょっちゅう200〜300mで捕まります。不思議と胴の間のまるかつは投入で一度も捕まる事はありませんでしたが、巻上げ時に一度捕まりました。小さな赤い魚が2匹、黒い魚が2匹、キープはそれだけでクーラーは氷の塊が動く音が響きます。確か去年のGWも釣果に恵まれませんでしたが何か縁が感じられません。いとうちゃん、また次の機会に頑張ろうね。

2004/04/24

  晴時々曇り・ソヨソヨのちややシケ

  鹿島 不動丸

  鹿島沖

 (これがカレイか?ヒラメじゃないの?)

イシガレイ(10)29〜52cm、0.35〜1.9kg

週末は出張でトックンからお誘いメールが頻繁に来ていたのですが、帰れる時間が読めないのとオファーのあった「イサキ+アカイカ」がまだ時期尚早と思っていたのでお断りの返事をしていました。(事実結果は涙だったようです)帰りの新幹線で雑誌を見ていると鹿島の特大イシガレイの記事があり、前回の日立マコガレイのときもインターネットに載っていた情報を思い出しました。今年はヒラメが不漁で試しにカレイを狙ってみたところ4kg近い超大物も含め絶好調との事。昔は銚子あたりでも座布団イシガレイと有名でしたが最近では専門に狙う事も無かったのです。まるかつも東京湾のマコ狙いやフグ釣りの外道で釣った事はありますが本命として狙うのは初めてですがこれに決定、家に帰って急いで準備し仮眠も2時間で出かけました。実は「おさかな図鑑」の写真にイシガレイが無く、密かに狙っていたのです。仕掛けも前回のマコガレイの物で良く、一回り太いハリス5号の仕掛を車の中で急遽2組作りました。予報があまり良くなかったせいか19トンの船にお客さんも少ない為、「竿は何本でもいいよ〜。」と言う事で予備竿で置き竿も準備しましたがこちらには小型が2枚で圧倒的に手持ちで誘いが有利でした。配られたエサは北寄貝で拳位の大きさの丸1個を各自が親指の頭位に切って使います。

期待に胸膨らませて第一投、置き竿もセットして小突く事30回位で早くも竿先を大きく叩くような前アタリが来ました。ゆっくり飲ませるようして5秒後に聞きあげると激しく尾びれで底を叩くような強烈な締め込みが来ました。ドラグは調整してありましたしハリスも太いので安心して楽しみながらやり取りできましたが「いきなりの一発」ですっかり満足してしまいました。同じサイズならばヒラメよりも強いと思わせる程の強烈な引きで大型イシガレイを見直してしまいました。続いて置き竿にもアタリ、入れなおした手持ち竿にも2kg級が連発と1時間で5枚の急発進でした。実は朝の数回の流しがいきなりクライマックスで後は海が悪くなるのと相反するように静かな展開になりました。50cm級が4枚、30〜43cmが6枚と大満足、中型クーラーが満杯になってしまいました。

2004/04/10

  晴・ナギ

  日立久慈 弘漁丸

  日立沖

  (これが噂の席決めの花札だ!!)

マコガレイ(1)37cm、0.6kg

アイナメ(1)39cm、0.8kg

このところ天気の移り変わりが早く春の天気の移り気なところに翻弄されていましたが、二三日穏やかな陽気が続き海もナギが期待できそうでした。雑誌の特集などで気になってい常磐地区の大判カレイに狙いを絞り、出張先からナカガワにメールを入れると、「数年前のリベンジに!!」とやる気まんまんの返信が届きました。予約したのはムラソイ釣りで毎年お世話になる弘漁丸ですが、行ってビックリ、満船状態の9組18人でした。恒例の座席決めは花札を使いますが、予約順でグループごとに札を引きます。例えば松ならば1月なので1番と言う具合です。まるかつは予約は最後から2番、おまけに引いたのは最後の9月で、今日はど真ん中の胴の間で丸ボウズを覚悟しました。しかし、普通の座席は14人分であとの4人はミヨシの出っ張りと言う事で、この場所は嫌われ最後に残ったのは最先端の両側ということになりました。風波がある日はキツイ釣り座ですが、今日のようにベタナギならば大して揺れないし潮先になる可能性が高く胴の間よりチャンスがあります。おまけに結構広さもありますのでナカガワと顔を見合わせてにっこりしてしまいました。しかし、この人数、マコとアイナを1匹づつ、できれば良型と目標決定です。ミヨシの出っ張りでのクルージングは最高で30分強でポイントに到着しました。エサは赤イソメ(岩イソメ)でハリス4号2本バリ、オモリは40号です。大型やナメタガレイも来ますので太めが必須なのです。

数回流して船中数枚が出たところで、いよいよ隣の人にデカいナメタが登場、羨ましいと思った瞬間に来ました「クククッ」という独特なアタリが!!。東京湾では置き竿の待ち釣りが主流ですが、常磐では小突いて聞き合わせですのでアタったら待たずに即合わせでOKです。乗ったら息子の中乗りさんに合図してタモを準備してもらうのがルールですが、今日の釣り座はまるでお立ち台、見られる快感も味わってしまいました。もちろん久しぶりのマコのお刺身が甘かった事は言うまでもありません。1枚でも満足満足!!

2004/04/03

  晴・ナギ

  外川 三浦丸

  外川沖

  (桜色のきれいなハナダイ)

ハナダイ(25)15〜25cm

トラギス(1)18cm

ホウボウ(1)45cm、1.2kg

マアジ(14)13〜15cm

カタクチイワシ(20)14〜15cm

3月初旬に「そろそろハナダイでも」と思っていたのですが、水温の低さで低調だと聞き復調を待っていました。しかし、なかなか朗報が聞けず1ヶ月が経過してしまいました。その間メバル、マルイカ、アコウ、ヤリイカと春の釣り物を楽しんできましたが、そろそろあのキュキューンという鋭い当たりと引きを楽しみたくなり、まだ日によりムラがあると聞いていましたが行く事にしました。前日が低気圧通過で朝から晴れたものの前半ウネリが残ったものの、後半は風も止みポカポカで良いナギ日よりになりました。トックンも「是非ご一緒したい。」と言っていたのですが風邪気味でリタイヤ、以前から「ハナダイ行きたい。」と言っていた北ケズネと二人での釣行となりました。しかし、約束の2時半にピックアップポイントで待てど暮らせど北ケズネは姿を現しません。携帯を鳴らしても留守電に???住所を頼りに寮を探してみましたが見つからず3時まで待って諦めました。これ以上待っては船が出てしまいますので止む無く一人で寂しく行く事にしまし、これからは「北ケズネ」改め「ねぼすケズネ」というニックネームにする事にしました。

結局、か細い声で「済みませ〜んっ」と携帯に電話が掛かってきたのが6:20でした。師匠を迎えに来させて高イビキとは太い根性のバッテン弟子ですね。出船してから小一時間走りポイントについて餌の活きエビが配られました。「大き目のは頭を取って刺してよ。」と船長の説明がありましたが、思わずまるかつはニンマリしてしまいました。(理由は後述)最初はアタリも少なく潮回りが頻繁でアタッても合わせてハリに乗るのですが10mも巻き上げないうちにバレてしまう事が数回ありました。隣の釣り人も同じ様子で首をかしげています。釣り上げた魚はひんやりと冷たく、底潮の水温がかなり低く魚の食いが浅い様でした。前半はでっかいホウボウが食ったくらいでポツリポツリの展開でした。船長が定期的に餌のエビを補充してくれるのですが。小さいエビを刺し餌にして、大き目はジップロックに入れてクーラーへ。船長がお替りをどんどん入れてくれますのでクーラーの中もどんどん溜まります。これが家に帰ってから絶品のかき揚げに変身するのです。反応があった様で、船長から仕掛けの上にサビキを半分にしたものを連結するように指示がありました。入れるとカタクチイワシと小アジが入れ食いになりました。トックンが見たらよだれを垂らしそうなエビと小アジで、早くも色々な料理が頭の中を駆け巡ります。後半は海もナイでアタリも増え、ノンビリポカポカの最高なコンディションになりました。ハナダイ釣りのコツはオモリを底に付けたまま糸を張った状態でエビを躍らせる事ですのでウネリは具合が悪いのです。帰っても刺身、小ダイの酢締め握り、塩焼き、タイ飯、南蛮漬け、イワシ天、かき揚げ、潮汁と数日間楽しめそうです。バンザ〜イ!!
2004/03/30

  曇り・シケ

  勝浦川津 宏昌丸

  ホテル出し、小湊沖

 

ヤリイカ(21)20〜54cm

スルメイカ(8)42〜50cm

アカイカ(2)28cm

今年は外房のヤリイカが北上するのが遅く3月に入ってもなかなか良い知らせが届きませんでしたが、やっと後半になって群れが到着し始めたようです。それでも第一陣で大騒ぎして一休み状態の谷間ではありますが第二陣に期待して出漁しました。出だしはスルメ交じりでポツリポツリの展開で今日を選択したのを後悔する気持ちが広がってきました。おまけに南風が強くシケ模様ときてはイカ釣りには??です。

乗っても単発でやっとツが抜けてホッとする有様です。相模湾ならいざ知らず、外房まで出かけてくるのはズシンズシンのノリノリに痺れつつ冷凍庫のストックを一杯にする為でなのです。船長は10時過ぎに一大決心をして小湊沖に船を移動させました。これが大正解で第一投でオモリが底に着いてシャクリ始めるとズシン!と来ました。グイグイと竿先を絞り込むので追い乗りを待たず巻き上げると超大型のパラソル級が登場しました。その後も多点掛けこそ出ない物の1杯、2杯と空振り無しで連発、それも40〜50cm級ばかりですのでたまりません。強い風とウネリの中僚船も集まり、久しぶりに興奮する釣りができました。最後の最後に山が来ましたので前半の不調は帳消しで満足感一杯で終わる事ができました。
2004/03/20

  雨・ややシケ

  松輪 仕立て

  波佐間瀬

 

アコウダイ(2)50〜59cm、2.0〜2.8kg

オキギス(2)40〜53cm

オキアナゴ(3)46〜55cm

ドンコ(2)27〜29cm

ユメカサゴ(1)26cm

いよいよアコウの乗っ込みシーズンになりましたが先週、山本さんが仕立てて3人で13匹と好漁だったと親父から連絡がありました。すぐに予約を入れたのですが前の晩天気予報を見ると一日中雨の予報で翌日曜日に変更し様かと仲間に打診したところ生憎都合がつかず決行となりました。釣りの途中で雨が落ちてくる事は良くあり苦にならないのですが、車から降りてカッパを着る時に既に雨が降っていると流石に気が滅入ります。

それでも今日は覚悟の上ですので支度をして出発しました。最初、深みでベニアコウ(コウジンメヌケ)が出たと言うので600mラインを狙いましたが巨大なトウジンだけで空振り、次のポイント400mラインでは首尾よく2kg級が顔を出しました。しかし後が続かず洲崎寄りに移動して350mラインを流しましたがサメやドンコ、ユメカサゴで不発の上雨風も強くなってきました。最後にやはり400ラインが良さそうだと言う事で始めての場所に挑戦しかけ下がりで糸を出しつづけると500m位糸が出たところで強いアタリがありました。慎重にゆっくり巻き上げてくると残り70mをきったところで道糸が前の方に張り始めアコウであることを確信しました。アコウは水圧の変化で浮き袋が膨らみ目玉が飛び出してオモリを浮かすほど浮いてくるのです。案の定3kg近い良型で最後に納得の一本でした。全体的には海も悪く、寒さに震えながらで船中2本しか釣れませんでしたので、パンツまで濡らして頑張った仲間には酷な一日でした。独り占めしてご免ね。
2004/03/14

  晴・ナギ

  大原 長福丸

  太東沖

 

ショウサイフグ(20)23〜28cm

マフグ(1)18cm

ウマズラハギ(1)35cm

秋から始まり冬の代表的な釣り物のショウサイフグですが、何回トライしても「もうフグ釣りは分かった。」と納得のいく事が無いのは何故でしょうか?行く度に「今度はこんな仕掛けを試してみよう。」とか「こんな調子の竿を作ってみよう。」ときりがないのです。今回もこれで作るのは最後にしようと完成させた極先調子の竿を試してみたくて出かけてしまいました。この竿は30年前に使っていた古いグラスロッドの穂先を丁寧に削リ出して作ったワンピース竿です。軽くて穂先が敏感でフグにはうってつけなのですが、肝心のアタリが少なくて参りました。出だしは20m程度の浅場を攻めましたが潮周りの直後にポツンと顔を見る程度でアタリが続きません。後半40mダチの深いッポイントに移動しアタリは増えたものの手返しが悪く数が伸びません。

おまけに底が砂地から根回りに変わったため根掛かりが増え、カットウが取られたり、道糸が切れてしまったりすっかりリズムを崩してしまいました。型が揃っていたのでオカズとしては十分でしたが、またまた課題を作ってしまい次にフグに行く口実になってしまいました。さあまた仕掛け作りだ!!

2004/03/10

  晴・ナギのちソヨソヨ

  葉山 与兵衛丸

  亀城根

 (あぶずりの船宿街)

マルイカ(8)19〜34cm

スルメ(ムギ)イカ(2)17〜19cm

春一番が吹いてから週末は荒れ模様になる事が多く、週末フィッシャーマンは天気図が気になっているようですね。しかし、3月に入って最後の冬将軍が来て寒い日々が終わり、やっと春がそこまで来たという気温になってきました。マルイカが亀城根や城ヶ島西側で出始めたらしく気の早い乗合が数軒出始めましたので久しぶりの平日釣行で様子を見に行ってきました。まだ走りですので水深は60〜80mと深めでタナも底から15m位の広い範囲に群れているようです。最盛期の浅場では15m位の水深ですので5本もあれば十分なのですが、深めでは7本ツノでタナを探る事にしました。朝はナギで良いコンディションの中、竿入れから多点掛けは出ないものの、1杯づつ大事に取り込み手返しを早くする作戦で順調に行きそうでしたが、途中から南西風がソヨソヨとし始めたと思ったら、パタリと乗りが止まってしまいました。船長曰く「反応はあるのに〜。」ということですが、周りの船もすっかり音信不通状態になってしまいました。そのうちにあっという間に風が強くなり、11時半早上がりになってしまいました。同船者も不完全燃焼気味でしたが、まるかつは初マルイカが食べられると思うと軽い満足感を感じる事ができました。

小型とムギイカを沖漬けにしましたが、ジップロックを使うとタレも少なくて済み楽チンですのでお勧めです。→作り方

 (ジップロックで簡単沖漬け作り)

2004/02/28

  晴・ナギ

  佐島 つね丸

  真沖

クロメバル(4)19〜24cm

カサゴ(3)20〜25cm

今週は週の初めから出張続きで木曜日の朝疲れた顔で会社に向かっているとチカちゃんに会いました。「今週は行かないの?」の問いかけに、「ちょっと疲れ気味...」と曖昧な返事をすると「シロギスでもどぉ?」と安近短なお誘いでこれに乗る事にしました。後から考えてみるとシロギスはこれからまだまだできるけど「イワシメバル」が始まったなぁと言う事で急遽方針変更と相成りました。ゆっくり行って胴の間にでも座って一日ノンビリやってオカズが釣れればいいやというまさに安近短釣行です。天気予報を見ると静かな暖かな日よりになりそうですし、まさに「春告魚」と戯れるにはうってつけのコンディションになりそうでした。まるかつのイワシメバルタックルはヘラブナ竿を改造した2.2m仕様がメインタックルでしたが、昨年磯竿を改造して2.9mの2本継ぎの竿を作りました。

今日は風もなさそうなのでこれでメバちゃんに思いっきり竿を曲げてもらおうとワクワクしながら準備をしました。イワシメバルはシーズンインして雑誌やインターネットでも特集されていますので船宿も大賑わい、船も満船状態かとちょっと心配でしたが、思ったほどではなく片弦8人位でした。エサのシコイワシが大中小交じりで船長も「デカイとアタリだけで全くハリ掛りしない、小さければ小さいほどいいよ。」と説明がありました。まるかつの経験では食い気のある型物はかなりデカイエサでも食いつくのですが、やはり相模湾ではメバルも小振りと言う事でしょうか。水温は低くなかったのですが潮が澄んでいて一日ポツリポツリで外道のアタリも少ない静かな一日でした。時折イワシをしゃぶりに来るのですが、なかなか食い込まず思わずニガ笑いと言う展開です。それでも食い込んだときは心臓が止まるかと思うほど竿が曲がり視覚で楽しむ釣りを満喫できました。一日ノンビリできましたがもう一度千葉方面へという気持ちで家路につきました。
2004/02/21

  曇りのち晴・ナギ

  松輪 仕立

  城ヶ島沖(キンメ)、波佐間瀬(ヤリイカ)

 (久しぶりのヤリイカでにっこりのいとうちゃん)

 

キンメダイ(2)33〜40cm、0.45〜0.75kg

シロムツ(1)28cm

ドンコ(1)28cm

ヤリイカ(7)26〜32cm

スルメイカ(1)42cm

カイワリ(1)34cm、0.6kg

先週に下見をしたキンメと旬のヤリイカを組み合わせて仕立てる事にしました。参加募集のメールを仲間に送ると内容を見て皆「行きた〜い!!」と反応があるのですが用事がある人が多く涙をのんで...という返事が多かったです。そんな中トックン、ナカガワ、いとうちゃん、まるかつの常連メンバーが集まりました。皆、このチャンスは逃さないとばかりに気合が入っています。最初にキンメからやる事になり先週のポイントにまっしぐらで船を走らせます。魚探を見ればちゃんと反応がありキンメが移動せずにいる事が分かりホッとしました。一投目から着底と同時に竿先が叩かれ先週の下見の時よりも型の良いキンメが上がりました。しかし、二投目はアタリがあったもののエサだけ取られ、三投目は空振り、四投目は途中200m付近でシマガツオに捕まってしまいリタイヤ。その後は潮のせいかアタリが遠くなってしまいました。一番良かった流しは三投目でこの回だけミヨシからの投入になり、前二人には多点掛け、後ろの二人は知らん顔という天国と地獄の境目になってしまいました。まあこればかりは腕ではなく運次第ですので仕方ありませんが...大ドモのナカガワに1枚もこなかったのは可哀想でした。

後半、場所を替え道具を変えてヤリイカを狙いました。大きな反応は出ないのですが、ポチポチの反応がいたるところにあり流し返るたびに必ず乗るという展開で多点掛けはでないものの確実に1、2杯づつこまめにというパターンでした。今度は大トモのナカガワがスタートダッシュで乗せまくれば、ミヨシのトックンは乗せる事ができずイライラして悪循環、おまけにバラシの連発(ターへ)。いとうちゃんは久しぶりのせいか乗ったのかどうかわからず首をかしげてばかりでしたが後半帳尻を合わせていました。まるかつに底でサバかと思われるアタリがきて竿先を叩かれながら巻き上げてみるとこれがびっくりデカいカイワリでイカヅノをエラまで飲み込んでいて大儲け!コッテリと脂が乗っているのに身がコリコリ、最高のお味でした。まるかつはオカズを取ると色気を出してメダイ狙いに切り替えましたが、一度もアタルことなく竿先は沈黙を守ったままでした。先週ミイが3kg物を2枚釣ったと聞いていたので確率高いかなと思ったのですが?トックンはまるかつとナカガワの釣った外道のドンコを舌なめずりしてもらって帰りましたが、お礼にナカガワにキンメを4枚あげてメデタシメデタシ。トックンも結構いいとこあるじゃん。

2004/02/11

  晴・ナギ

  松輪 漁同行

  布良瀬、城ヶ島沖

キンメダイ(9)28〜41cm、0.3〜1.0kg

トウジン(2)50〜55cm

久しく親父から電話が掛かってこないので元気にしているかとこちらから掛けてみました。すると、「明日漁に行くけど行くか?」と渡りに船のお誘いがありました。ヤリイカの模様を聞こうと思っていたのですが美味しいキンメしゃぶしゃぶが脳裏をよぎりすぐに「行く!」と答えてしまいました。4時過ぎに港を出て約2時間の行程で布良瀬へと向かいました。潮の流れは悪くないのですがキンメの反応が底近くに固まり食いがよくないパターンです。水深530mで着底しましたが300号のオモリで大きな糸フケはありません。親父は40本付け、まるかつは20本付けで仕掛を作っています。第一投は親父に3匹、次はまるかつに3匹と言った具合にどちらかが顔を見ながら飽きない程度にアタリは来るのですが活性が低く多点掛けができません。根掛かりはしないポイントで反応が底中心なので、最初のアタリの後オモリを底に付けて糸を出します。

それでも3匹以上同時に掛かることはありませんでした。昼過ぎまでやりどちらも同じような結果でしたので、ハリ数が多ければ良いと言うわけではないようです。帰りがけに前から気になっていた城ヶ島沖の250mダチのキンメらしき反応を1回試し、30cm前後のキンメの群れである事を確認しました。この水深ならば小型の電動リールでも勝負できるので、次回は皆とキンメ+ヤリイカのリレーで仕立てることにしました。キンメしゃぶしゃぶは何回食べても美味い、最高!!

2004/02/04

  晴・ソヨソヨのちナギ

  大原 長福丸

  太東岬沖、大原沖

 

ショウサイフグ(16)19〜32cm

タマガンゾウビラメ(3)27〜32cm

ホウボウ(3)32〜50cm、0.4〜1.3kg

ウマズラハギ(5)30〜32cm

先月の期初会議でたまたまタナベと北ケズネがまるかつの隣の席に座りました。そこで会議が始まる前に「近々、フグに行きたい。」という話になり、「じゃぁ、2月に入ったら平日に休んで行くか!」と決まるまで3分とかかりませんでした。各自、色々なスケジュールが入ってくるのを調整に調整を重ね今日を迎える事ができました。北ケズネから情報を得たいとうちゃんとカワナが合流したいと言ってきましたが、結局いとうちゃんは都合がつかず断念となりました。前日の予報では低気圧通過後なので晴れるものの風波がありそうと言う事でしたが、思ったより悪くないコンディションで出港する事ができました。北ケズネは2回目、タナベとカワナは始めてのフグ釣りで、今晩のメニューを思い描いて鼻息が荒いこと。ところが底荒れか低水温の影響でしょうか極端に食いが悪く、エサのアオヤギもほとんどかじられずに上がってくる始末です。それでもポツリポツリは上がり、型が良いのが何よりの救いです。今日のまるかつは本命のアタリは遠いのですがどうも外道に気に入られた様で、ガンゾ、ホウボウ、ウマの外道三兄弟の入れ食いです。圧巻は50cmの二の腕より太い超大型ホウボウまで釣ってしまいました。

船中、サメやエイまで釣れる始末で水族館みたいになってしまいました。それでも後半には気持ち盛り上がり、晴れて急速にナギになった海で楽しい時間を過ごすことができました。3人も数は13、9、7と不満だったでしょうが良型だったので身はタップリ、オカズには十分だったと思います。皆、外道も混じりお土産を手に「面白かったぁ。」と帰路につきました。

2004/02/01

  曇りのち晴・ナギ

  久里浜 平作丸

  観音崎沖

タチウオ(10)70〜110cm

ゴマサバ(1)34cm

今週は月水金と飛び石で出張があり帰りも遅くくたびれておりました。トックンからも「土曜に飯岡のアイナどぉ?」と誘いを受けていたのですが疲れが取れて気が向いたらと曖昧な返答をしていました。土曜の夜に天気予報を見ていると「週末は穏やかな天気で暖かく...」と言っており、家族も「お父さん、今週は行かないの?この間のタチウオの塩焼き最高だったね。もう一度食べたいなぁ。」と刺激する発言。じゃあ、オカズ位は釣れるだろうとノンビリ釣行を決心しました。7時15分出船なので5時半に起きればと楽チンで、胴の間にもぐり込んで準備を終えたら出船です。

あっという間にポイントに到着、しかし全くアタリがありません。船長が「孫バリを付けると絶対釣れないよ。」とアドバイスしてくれ、過去の実績からも「まるかつ特製ケプラー孫バリ」はそんな事は無いと分かっていたのですが、なんせ頭上から見られているので素直に言う事を聞きはずしました。しかし、やっとアタリが来たのは10時過ぎ、それも誘えどハリ掛りしません。そこで特製孫バリを付けると一発でフッキング、3本連続で上がりました。船長も横目で見ていたのでそれ以降何も言いませんでした。昼過ぎてから一山あり大型が連発、前半の鬱憤を十分に晴らすことができました。ドラグを滑らせるほどの引きを見せた最大は指5本の幅があり顔付きも獰猛そのものです。今晩は塩焼きだけでなく押し寿司も作って皆で楽しむ事ができました。
2004/01/18

  晴・ナギ

  早川 富三丸

  江之浦、根府川沖

アカアマダイ(6)25〜45cm、0.3〜1.2kg

ヒメコダイ(15)15〜23cm

カスミサクラダイ(10)15〜22cm

カサゴ(1)22cm

キダイ(1)16cm

トラギス(3)15〜18cm

アズマハナダイ(3)10〜14cm

北日本は台風並みに発達した低気圧の影響で大荒れになり、昨日は東京でも雪が舞いました。今週末は出漁不能かと思われましたが、今日(日曜日)は穏やかな日並に回復しました。昨年末の釣り納めは色々な魚が釣れて満足したものの、本命のアマダイちゃんに嫌われあの甘味のあるコブ締めを堪能する事ができなかったのでこの機会に復習する事となりました。今回は1本竿で誘いに徹する事に決め、積極的な釣りを展開したところやはり結果はついてくるものですね。最初の1匹こそ小型(25cm)でしたが、時間が過ぎるごとに型が良くなり(33、35、26、45、33cm)、ノンビリだけど忙しく満足な一日でした。コブ締め、吸い物、アラ煮、干物、天ぷら、ミソ漬け、照り焼きとしばらく堪能できそうです。楽しみ楽しみ!!
2004/01/10

  晴・ナギ

  松輪 仕立

  観音崎沖(タチウオ)

  竹岡沖、間口港前(スミイカ)

 (大久保さんのドデカタチウオ2.2kg)

 

明けましておめでとうございます。今年も充実した釣りを楽しめます様、よろしくお願いいたします。

初釣りはヤリイカかウィリーシャクリでもと考えていましたが、例年だとそろそろ終わりになるタチウオが釣れているので、型物を狙ってアオリ・スミイカのエギングとの二本立てに決定しました。新年の初釣りとあって、「ちかちゃん」「北けずね」「とみたさん」「いとうちゃん」「トックン」「ナカガワ」「大久保さん」とまるかつを含め8名が集合し、数日吹いていた北風も収まり絶好のナギの海へ出航です。

タチウオ(5)83〜108cm、1.5kg

スミイカ(3)250〜500g

実は一昨年の初釣り(2002/01/13)も同じターゲットだったのだが、後半がタチウオで極端な食い渋りでオデコになった事を思い出しました。そう言えばタチウオは朝から午前に食いが立つことが多く、船がたくさん集結してしまうと反応が底近くに移動して食わなくなる事が多いのです。その事を思い出して前半タチウオ、後半エギングにしたのですが、これが大正解。竿入れからアタリがありトックンが餌を切っているのに、北けずねが1本目を上げトックンの悲鳴が船中に響き渡ります。右舷ではちかちゃん、大久保さん、まるかつのルアーチームが必死にジギングを繰り返しますがノーバイト。その時、底まで落としてしゃくりあげた大久保さんの竿に強烈な重量感が訪れました。あまりの強さ、重さに「サメじゃないの?」と本人は半信半疑でしたが水面近くまで来ると巨大タチウオの腹掛かりと分かり一同ビックリ!!。普通、タチウオはタモですくう事は無いのですが、あまりの大きさにランディングしました。(網が鋭い歯で破れちゃうからね)しかし、その後ルアーには反応が鈍く、3人とも分の良いエサ釣りに転向しました。するとやっとまるかつにも強烈なアタリ、浮かせてみると先ほどの大久保さんには及びませんが108cm、1.5kgの大物で指5本サイズでニンマリです。5本ほどオカズをキープしてからは超大物狙いで底中心に切り替えたり再度ルアーを試したりしましたが記録物をゲットすることはできませんでした。結局、良くつれたのは1時間程度でやはり反応が底に沈み、口を使わなくなってしまいました。皆、満足顔でオカズを確保しましたので二つ目のターゲットに切り替えることにしました。今までですと、エギングは剣崎間口港前の根回りでやるのですが、今日初めてやる人が結構いるので根掛かりが少なくポイント移動の短い竹岡沖から攻める事にしました。

 (久しぶりの好漁にニンマリのとみたさん)

これが正解でポンポンと乗り、ナカガワを顔見世にあっという間に半数(4人)が顔を見ることができました。移動後、間口港前で大久保さんが1杯乗せただけで終了しましたが釣れなかった3人にもまるかつの釣果をお裾分けしお土産にしてもらいました。親父からもキンメダイ、大根、沢庵と至れり尽くせりのお土産で皆ニコニコで初釣りを終える事ができました。親父も、乗合船がガラガラな状態の中8人も乗せ意気揚揚で初仕事ができ皆から好物の饅頭や最中をお年賀にもらってニコニコの一日でした。今年は良いスタートで期待十分です。!!

 (墨爆弾に及び腰のナカガワ)

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