わしも同感じゃ。この頃の若いもんはねずみを追うイメージトレーニングが不足しておる。
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Dr.ハマネコの部屋            topページに戻る

どうもこの頃感じることは、文章題が苦手な子が多くなってきているということだ。以前から苦手な子は多かったが、特にこの頃その度合いがひどい。
文が長くなるとなおさらだ。単純な足し算で解ける問題も、文を長くすると解けなくなる。
まず、問題文を読もうとしない。次に読んでもイメージできないのだ。
 この、イメージできないというのは深刻だ。抽象的な文字から、具体的なイメージを導き出せないのだ。2桁で割る割り算を既に勉強し、計算問題としてならすらすら解ける小学4年生に、「みかん6こで600円、みかん1こいくら?」と聞いても即座に答えられない。目の前でみかん6個と拳を並べ、600円、1個いくら?と聞けば答えられる。
抽象から具体的イメージができないということは、創造性がないということである。長い問題文を読まないということは、論理的な積立て思考ができないということである。このままだと将来の日本は極めて深刻な状態になるであろう。
 この原因は、テレビ、ヴィデオ、ゲームなど、先に視覚から入る情報に慣れ、自分で想像する。イメージするという訓練がなされていないせいだと思う。
これには、単にテレビやゲームの時間を制限するのではなく、イメージする教育を家庭でも、学校でも工夫し、実施していかなければならないだろう。


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