アニメ映画レビュー

いまいち 普通 まあまあ なかなか 佳作 傑作 最高
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001アイアン・ジャイアント B・バード - ピート・タウンゼント製作総指揮の少年と巨大ロボットの交流を描くヒューマン・ファンタジー・アニメ。史上初のアニー賞9部門独占のほか多数賞を獲得。 「ジュマンジ」、「遠い空の向こうに」の監督ののJ・ジョンストンがデザインしたロボットが格好いいですね。またストーリーもわかりやすくて子供達にみてもらいたい作品です。海外のアニメも捨てたもんじゃありませんぜ。
002アルプスの少女ハイジ 高畑勲 - 名作TVアニメ「アルプスの少女ハイジ」の劇場版。おじいさんとアルプスの山小屋で暮らす元気一杯の少女・ハイジの成長を描く。 オープニングのテーマソングから懐かしさいっぱいモードに入れました。見覚えのあるシーンばかりで新たな感動はありませんでしたが、うん、うん、と頷きながら見終えました。やっぱりいいお話しですね。
003風の谷のナウシカ
宮崎駿 声の出演/
島本須美
納谷悟朗
永井一郎
腐海と呼ばれる毒の森とそこに棲む蟲たちに支配された世界。辺境の王国・風の谷には、自然を愛で、蟲とすら心を通わせる少女ナウシカがいた。 宮崎作品の中で一番好きな作品ですね。アニメージュに連載されていた原作も読みましたし、テレビ放映されるたびに何回も何回も観た作品です。全体的に好きなんですが、なぜか巨神兵が火を吹くのシーンが一番印象に残ってますって少し変でしょうか?
004紅の豚 宮崎駿 声の出演/
森山周一郎
加藤登紀子
桂三枝
1920年代のイタリア、アドリア海。空賊相手の賞金稼ぎをしている豚がいた。彼の名はポルコ・ロッソ。紅の翼の飛行艇を乗りこなすこの豚の活躍を小気味よく描いた航空活劇。 普通に面白かったですが、主役のブタの顔がどうも・・・。普通の人間の顔だったら感情移入できたかもしれないです。飛行艇の空中戦はさすが宮崎アニメでした。
005ザブングル・グラフィティ 富野喜幸 - SFロボットアクション・アニメ。TV版よりバージョンアップしたエンディングなどが話題を呼んだ、83年の劇場公開作。 高校生の頃、大好きだったアニメです。劇場公開された作品ではありますが、基本的にTVシリーズのダイジェストです。TV版観てない人にはわかりにくいかも。疾風のように~♪ザブングル!
006千と千尋の神隠し
宮崎駿 声の出演/
柊瑠美
入野自由
夏木マリ
菅原文太
異世界に迷いこんだ少女・千尋がさまざまな出会いと試練の中で、成長し"生きる力"を取り戻していく姿を描く。アカデミー賞受賞作品。 アカデミー賞(長編アニメ部門)を獲ったことで、賛否両論があるようですが、純粋に面白かった!と言える作品であることは間違いないです。これまでの宮崎作品と比べるとテーマ性は薄いですが、極上のエンターティメント作品に仕上がってると思います。何回観てもほっとする感じが心地よいです。「顔なし」の存在感がいいですね。
007鉄コン筋クリート M・アリアス 声の出演/
二宮和也
蒼井優
伊勢谷友介
昔の面影を残し混沌に満ちた架空の街“宝町”を舞台に、そこに生きる親を知らない2人の悪童少年が、不穏な再開発計画に反逆する姿を描く。 パッケージを見て明るい話かと思ったらそうではなかったですね。暴力描写も多いので小さいお子さんには見せないほうがいいでしょう。で、感想ですが、まず、映像がすごいですね。舞台となる宝町の風景が細かく描写されています。でも一番よかったのでは、本職ではない声優陣ですね。特に蒼井優の熱演はすばらしいです。
008天空の城 ラピュタ
宮崎駿 声の出演/
田中真弓
横沢啓子
初井言栄
空から降ってきた少女シータと、彼女を助けた少年パズーが繰り広げる、空中の浮島ラピュタ帝国をめぐる傑作ファンタジー・アドベンチャー・アニメ。 すばらしいのエンターティメント作品です。宮崎アニメの中で3本の指に入る傑作だと思います。この作品もあまりテーマ性はありませんが、序盤の盗賊や役人との追いかけっこのシーンはアニメ史上に残る名シーンだと思います。ラストのラピュタが空に昇っていくシーンもいいですね。この映画以降、空に浮かぶ都市という話を聞くとすべてラピュタをイメージするようになりました。
009伝説巨神イデオン 接触編・発動編 富野喜幸 - TVシリーズ全話を編集した「接触篇」とTV放映が叶わなかった本来の完結編となる「発動篇」の2本の劇場用作品。 高校生の頃、熱中して観ていたアニメの劇場版です。同じ富野作品でも僕はガンダムよりもこちらの作品の方が好きでした。模型クラブ(だっせー!)在籍時にイデオンのプラモデルを作った思い出もあります。TVシリーズでは放映打ち切りとなってしまって残念でしたが、この劇場版でその最後をしっかりと見届けることができました。「皆殺しの富野」全開のラストは圧巻です。
010東京ゴッドファーザーズ
今敏 声の出演/
江守徹
梅垣義明
岡本綾
現代の東京を舞台に、3人のホームレスがクリスマスの夜に偶然見つけた捨て子の親探しに奮闘するファンタジー・ドラマ。 まずは声優陣のキャスティングが絶妙です。江守徹、梅垣義明、岡本綾という本職ではない3人が主演なんですが、これが実にぴったりはまってます。特に梅垣演じる「おじさんのおばさんのハナ」は彼のために作ったキャラじゃないかというほどぴったりでした。ストーリー的にも、このまま実写化しても全然OK!という感じです。そんな馬鹿な・・・という展開も、テンポがよく笑いあり涙ありでとても素敵なお話でした。それから背景となる東京の街並みがすごく綺麗に描かれています。
011時をかける少女 細田守 声の出演/
仲里依紗
石田卓也
板倉光隆
1965年の原作発表以来、幾度となく実写映像化されてきた「時をかける少女」の約20年後を舞台にした続編としてアニメ化された作品。 久しぶりに面白いアニメですね。ロングランヒットとなったのが頷ける内容です。軽い雰囲気なんですが、命に関わる事件も起きたりして最初から最後まで飽きさせません。声優も無名の人達ですがそれもよかった点ではないでしょうか?
012となりのトトロ 宮崎駿 声の出演/
日高のり子
坂本千夏
糸井重里
サツキとメイの姉妹が引っ越してきた家のそばの森で「へんないきもの」トトロと出会い、胸躍る体験をすることになる…。 宮崎アニメの中では一番お子様向けの作品だと思います。だからといって大人が見ても十分楽しめます。音楽といい登場するキャラクターといいとても心があったかくなります。特に隣のおばあちゃんがいいですね。子供の頃の素直な気持ちを少しだけ・・・本当に少しだけ思い出しました。(だって大昔のことなんだもん)猫バス乗ってみたいですね。
013ナイトメア・ビフォー・クリスマス H・セリック - ハロウィンタウンの「カボチャ大王」ジャックは、偶然迷いこんだクリスマスタウンの楽しい光景に、すっかり魅せられた。彼を思うサリーの心配をよそに、ジャックはハロウィン風クリスマス計画に没頭する。ティム・バートン製作総指揮。 クレイアニメの最高傑作です。よくもまあ、こんな映画を作ったもんだという感じですね。ストーリーはディズニーらしいお話なんですがキャラクターデザインが秀逸です。キモかわいいキャラクターがたくさん出てきます。
014ハウルの動く城 宮崎駿 声の出演/
倍賞千恵子
木村拓哉
美輪明宏
魔女の呪いで90歳の老婆に変えられてしまった少女ソフィーと、実は臆病者の美青年魔法使いハウルが、王国の争いに巻き込まれながら心を通わせていく。 今回はヨーロッパを舞台に宮崎駿監督の映像世界が繰りひろげられます。キャラクターもいいし、映像も素晴らしいのですが、ストーリー的にちょっと・・・。雰囲気は楽しめるのですが、結局、なんで?という部分が多くて単純に楽しめませんでした。それとソフィー(倍賞さん)の声がいまいち・・・でした。
015母をたずねて三千里 高畑勲 声の出演/
松尾佳子
信沢三恵子
永井一郎
名作TVアニメ「母をたずねて三千里」の劇場公開版。イタリアの港町ジェノバの少年マルコは、アルゼンチンへ出稼ぎに行った母を捜してはるかな旅に出る。 ダイジェストという感じで、話しがどんどん進んでいくので色々なエピソードが削られています。が、やはり懐かしいですね。名作です。
016火垂るの墓 高畑勲 声の出演/
辰巳努
白石綾乃
山口朱美
野坂昭如の有名な戦争文学をアニメならではの表現で映像化。太平洋戦争末期、空襲で母と家を失った幼い兄妹の運命を描いた名作。 最初に観た時は、正直泣きました。しかし、何度も観るという作品ではないです。というか観れないですね。つらいです。毎年、敗戦記念日が近くなるとテレビ放映されますが、見ないようにしています。「誰にとっても戦争は愚かである」ということが伝わってきます。
017劇場版フランダースの犬
黒田昌郎 - 日本中に感動を与えた名作アニメ『フランダースの犬』を復活させた劇場版。画家を夢見る心優しい少年ネロと愛犬パトラッシュの友情を描く。 子供の頃にTV版の最終回を観て泣いた思い出がある作品です。ストーリーがわかっていてもネロとパトラッシュにウルウルきてしまいます。劇場版として作り直しただけあって昔のTV版より映像もすごく綺麗でした。ぜひ、現代の子供達に見てもらいたい普遍の名作です。
018ポーラー・エクスプレス R・ゼメキス T・ハンクス 「フォレスト・ガンプ」コンビが送るファンタジーアニメ作品。クリスマス・イブの夜、サンタクロースを信じない少年の家の前に、急行「北極号」が到着する。車掌に誘われて渋々乗車した少年は、車内で他の子どもたちと合流。やがて急行は、森や凍った湖を通過し、北極点に到着するが、そこにはクリスマスの秘密が隠されていた。 パフォーマンス・キャプチャーという手法を使ったフルCGアニメということですが、映像がすごくきれいでした。(特に背景)ストーリーもさすがゼメキス監督作品らしく最初から最後までハラハラするシーンが用意されており素直に楽しめました。良質なクリスマスムービーだと思います。
019Mr.インクレディブル
B・バード - かつて活躍していたスーパーヒーローが活動を禁止されて15年。今は保険会社の一社員として働く鬱屈した日々の中、けなげに妻子を養うボブのもとにスーパー・ヒーローとしての仕事が密かに舞い込んだ…。 これは面白い!久々のヒットです。どうせ、アメリカのアニメなんて・・・と思って観たら、アニメの枠を超えて大人も子供も楽しめるエンターテイメントに仕上がっていました。ちょっと「スパイキッズ」に近い感覚の作品ですね。わくわく、どきどきという感じです。と思ったら監督はあの「アイアン・ジャイアント」のB・バードなんですね。どうりでメカに凝ってると思いました。ぜひ、続編を希望します。
020モンスターズ・インク P・ドクター - 子どもたちを怖がらせて、その悲鳴を集めるモンスター株式会社。 悲鳴獲得ポイントNO.1のサリーだったが、人間禁制の会社に女の子が入り込んできて大騒ぎ! 子供は喜んで観ると思いますが、私にはちょっと?でした。絵もきれいだしストーリーも面白いのですが・・・。もっと小さい頃に観たかったですね。
021ルパン三世 カリオストロの城
宮崎駿 - ヨーロッパの小国カリオストロ国を舞台に、美しいクラリス姫をカリオストロ伯爵の陰謀から守る、ルパン三世の活躍を描く劇場作品。監督はあの宮崎駿。 「ルパン三世」+「宮崎アニメ」=「最高のアニメーション!」という方程式が成り立つような非常に素晴らしい作品に仕上がっています。カリオストロ城の色んな設定も面白いですし、クラリスはすごく可愛いです。ただし、いつものルパンに比べるといい人過ぎですし、不二子のお色気もイマイチですが、こんなルパンもありだと思います。なんてったって銭形警部がカッコいい!
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