外国映画レビュー

いまいち 普通 まあまあ なかなか 佳作 傑作 最高
No.タイトル評価監督キャスト内容レビュー
--- 外国映画 ---アジア映画・・日本映画アニメ
001愛と青春の旅立ち T・ハックフォード R・ギア
L・ゴゼット・Jr.
D・ウィンガー
D・キース
海軍士官学校生が厳しい訓練を耐え抜き一人前となっていく姿を恋物語を軸に描く。教官役のL・ゴセット・Jr.がアカデミー賞助演男優賞を、テーマ曲が同主題歌賞を受賞。日本でも大ヒットした青春ドラマ。 いまやロマンスグレーで渋ーいリチャード・ギアの若かりし頃の作品です。ギア演じる主人公の成長、恋愛、友情が感動的に描かれています。有名なテーマ曲はきっと皆さんも耳にしたことがあるはず。最近の映画に比べるとテンポがイマイチですが、青春をテーマにした映画としては秀逸です。そういえば以前、この映画が大好きで何度も観にいったと知り合いの女の子が言ってました。男性より女性向きの作品かも知れませんね。
002アイ,ロボット A・ブロヤス W・スミス
B・モイナハン
J・クロムウェル
B・グリーンウッド
2035年のシカゴ。ロボットは人間に欠かせない存在となっており人間とロボットの共存は、3原則によって守られているはずだったが・・・。SF小説の巨匠アイザック・アシモフの短編集『われはロボット』をモチーフにロボットによって合理化された人間社会の巨大な落とし穴を描くSFサスペンス・アクション。 「クロウ/飛翔伝説」、「ダークシティ」とダークな世界の映像表現に定評のあるブロヤス監督が描く近未来SFということで期待して観ましたが・・・未来都市の世界観はなかなかいい感じです。ふんだんに使われているCGも中々効果的でアクションシーンもよくできています。特にクライマックスでロボットの群れと戦うシーンはかなりの迫力です。ただ、惜しむらくはロボットのデザインがさらっとし過ぎてあまりに味気ないです。この造形がよかったらもっと素晴らしい作品になったのでは?ストーリーに深みはないので娯楽作品として何も考えずに観れば楽しめる作品だと思います。
003アウトブレイク W・ペーターゼン D・ホフマン
R・ルッソ
M・フリーマン
K・スペイシー
アフリカ奥地で発生した未知の伝染病がアメリカに侵入。エボラ出血熱を凌ぐ致死性を持つウィルスの恐怖、それに立ち向かう人々を描くパニック・アクション。 D・ホフマン主演の未知のウィルス感染の恐怖を描いたサスペンス映画ですが、感染の恐怖ばかりでなくアクションシーンもなかなか見ごたえがありました。特にヘリでの追跡シーンは迫力ありますね。最後までハラハラしました。M・フリーマンが脇でいい仕事をしています。
004悪魔のいけにえ T・フーバー M・バーンズ
G・ハンセン
E・ニール
実際に起きたエド・ゲイン事件を基に製作されたホラー映画の金字塔。テキサス州に帰郷した男女5人の若者が、殺人鬼“レザーフェイス”の餌食になる。
005悪魔のいけにえ2 T・フーバー D・ホッパー
C・ウィリアムス
B・ジョンソン
「悪魔のいけにえ」の続編。あの惨劇から13年。前作で甥を殺されたエンライトは、復讐を誓い自らもチェンソーで殺人一家に壮絶な戦いを挑む。 ホラー映画史上最高傑作(個人的)の前作と比較すると世間的には評価が低い2作目ですが、違うジャンルと割り切って鑑賞すれば、意外と・・・いや、マジに凄い作品かと思います。トビー・フーバー監督自身、セルフ・パロディのつもりで作ったんですかね。いやあ、笑えます! まるでドリフのコントですね。兄弟のバカっぷりやおじいちゃんのトンカチのシーンは爆笑です。復讐に燃えるD・ホッパーの切れ具合もいいですね。DJのおねえさんを助けに行ってんのか、ただぶっ壊しに行ってんだかわかりません。あ、もちろんホラーなんで怖いシーンも一応あります。ホラー・コメディのお勧めの一本です。
006アステロイド2 J・タールスキー M・V・ビーブルス
アイス-T
落下してくる巨大隕石から地球を救うために宇宙防衛システムの完成を急ぐペンタゴンと、計画を阻止するカルト教団との戦いを描く。 隕石が落ちてくるというあらすじから、てっきり「アルマゲドン」や「ディープ・インパクト」のようなパニック・スペクタクル物かと思ってたんですが、あらら、B級どころか、C級のアクション物でした。まあ、そこそこって感じですね。安っぽいけど。本当に。
007あなたが寝てる間に… J・タートルトーブ S・ブロック
B・プルマン
P・ギャラガー
シカゴの地下鉄の改札で働くルーシー。クリスマス・イヴの朝にホームから転落して昏睡状態に陥ったピーターの家族に婚約者と勘違いされてしまう。 家族みんなで安心して楽しめるラブ・コメディの秀作です。主演のサンドラ・ブロックが意外と魅力的です。昏睡状態のピーターの家族が全員いい人達なんで安心して観ることができます。でも、一歩間違えばサンドラ・ブロック演じる主人公の行動はストーカーというか思い込みの激しいあぶない人ですけどね。それと、どう見ても一目ぼれした兄より弟の方が全然いい男ですね。
008アビス J・キャメロン E・ハリス
M・ビーン
T・グラフ
4,000メートルの深海で座礁した原子力潜水艦モンタナ号の救出に向かった深海油田発掘クルーの冒険を描く。海洋SFファンタジー。 うーん。何度も見てるんですが、毎回適当に見てるんでよくわからないです。映像はすごくきれいです。そんな印象しかないです。自分には合わない作品のようです。ごめんなさい。
009アマデウス M・フォアマン F・M・エイブラハム
T・ハルス
「モーツァルトは殺されたのでは…」19世紀のヨーロッパに流れた噂をもとにしたP・シェーファーの戯曲を映画化。75年のアカデミー作品賞ほか全8部門で受賞。 近日更新(長いので中々見る勇気がありましぇん...orz)
010ある日どこかで J・シュウォーク C・リーブ
J・シーモア
T・ライト
ラブ・ファンタジーの佳作。新人劇作家のリチャードは、運命的に出会った古びた女優の肖像画に魅せられ、過去へと旅立つことに…。 なかなかロマンチックな雰囲気のある作品です。主演の二人も美男美女同士でいい感じです。C・リーブって「スーパーマン」の印象しかなかったんですが、こんな役も演じていたんですね。タイムトラベル物の映画はたくさん見ていますが、タイムトラベルの仕方がこんな原始的というか無茶な設定は初めてです(というかこの映画だけでしょうね)。タイムトラベル物と言っても、SF的な要素はまったくない純粋なラブ・ファンタジーに仕上がっています。ただ、ラストが・・・切なくて・・・。ウルッ。
011アルマゲドン M・ベイ B・ウィリス
L・タイラー
B・アフレック
S・ブシェーミ
B・ソーントン
地球への衝突コースをとる巨大な小惑星の接近で、残された18日間の運命に立ち向かう発掘スペシャリストたちの姿を描く。ジェリー・ブラッカイマー製作のSFアドベンチャー大作。 この作品を観て「感動した」、「泣けた」という話も聞きますが、自分的には全般的に中途半端な印象を持ちました。ブルース・ウィリスやスティーブ・ブシェーミなどタランティーノ作品にもよく出てる個人的に好きな役者が出ているんですが、どうもこの映画ではイマイチな感じです。バリバリ、ハードなSFにするか、笑いをとるか、泣かせるかはっきりすればよかったのに残念ですね。まあ、たしかにヒットしましたし、これが、ハリウッドの娯楽映画の王道路線なのかもしれませんが・・・。
012アンドリューNDR114 C・コロンバス R・ウィリアムス
S・ニール
E・ディビッツ
意思を持ったロボットが心身ともに人間になっていく過程を心温まるタッチで綴る。アイザック・アシモフ原作のSFヒューマン・ドラマ。 ロボットが人間になりたいと思って時間をかけて少しづつ人間に近づいていくお話なんですが、長い月日を丁寧に描いているためかちょっと上映時間が長いです。映像的には未来の都市の風景がすごくいい感じに出来ています。ストーリー的には「AI」と似たような話ですが、私的にはこちらの作品のほうが好きです。たぶん、ロビン・ウィリアムスを好きか嫌いかで評価が分かれるような気がしますが・・・。ラストシーンでは泣いてしまいました。
013アンドロメダ・・・ R・ワイズ A・ヒル
J・オルソン
ニューメキシコの片田舎に人工衛星が落下。やがて近所の住民は、宇宙からの謎の病原体によって次々と死を遂げていく。SFサスペンスムービー。 古い映画なので全体的に漂う古臭さは隠せませんが、ドキュメンタリー風の映像は緊張感があって、うーむ、さすがという感じです。病原体の謎を解いていく過程の緊迫感とラストが見どころですね。謎の病原体もの(そんなジャンルあるのかわかりませんが)って、やっぱ怖いですね。
014アンブレイカブル M・N・シャラマン B・ウィリス
S・L・ジャクソン
R・W・ペン
ある日、乗客乗員131名が死亡するという悲惨な列車追突事故が発生する。かつて有望なフットボールの選手だったデヴィッド・ダンは、ケガひとつなく唯一人生き残ったが・・・ 本作はレビューの平均点がかなり低いのであまり期待せずに見たんですが・・・結構、面白いじゃないですか! ヒーロー誕生のプロローグをリアルに描いた作品なんですよね。監督が監督だけにラストがどうこうという意見があるようですが、まだまだ続く話に期待して終わる感じでいいと思うんですが。 B・ウィリスとS・L・ジャクソンの組み合わせというとダイハード3とパルプフィクションがありますが、ダイハード3よりは好きです。それにしてもサミュエルって役の幅が広い役者さんですね。
015硫黄島からの手紙 C・イーストウッド 渡辺兼
二宮和也
加瀬亮
イーストウッド監督が硫黄島の闘いをアメリカ側の視点で描かれた『父親たちの星条旗』に続き、日本側からの視点で描いた作品。そこで何か起こったのか、兵士たちは何を思って闘ったのか、戦場での兵士たちの日常がつづられる。 イーストウッドが日本人キャストで撮った作品ということで興味を持って観ました。戦闘シーンはさすがハリウッドという迫力を感じましたが、やはり主演の渡辺謙の重厚な演技が素晴らしいと思いました。題材的にエンターテイメントではありませんが、戦争とは、平和とは何かを考えさせられる作品でした。
016いつか晴れた日に A・リー E・トンプソン
A・リックマン
K・ウィンスレット
19世紀初頭のイギリスを舞台に、過酷な運命に翻弄されながらも多難な恋をし、そして成長してゆく三姉妹の姿を描いた恋愛ドラマ。 ラブ・ロマンスの名作ですね。前半は正直ちょっとだるくて見るの止めようかなと思いましたが、そのうちにどんどん物語に引き込まれていきました。貞淑な姉と奔放な妹の恋愛を飽きることのない展開で見せる脚本が素晴らしいです。E・トンプソン演じる主人公の姉が感極まって嗚咽するシーンはもらい泣きしてしまいました。A・リックマンもハリーポッターのスネイプ先生とは違ってダンディでかっこいいです。K・ウィンスレットもこういう時代がかった衣装がよく似合っていましたね。イギリス映画の雰囲気が好きな方にはお勧め。
017E.T. S・スピルバーグ D・W・ストーン
H・トーマス
宇宙人と地球人の心の交流をテーマにS・スピルバーグ監督が描いた、映画史上に残るSFヒューマン・ファンタジーの傑作。 いわずと知れたスピルバーグの名作です。最近の作品と比較すれば映像技術的にはかなり劣りますが、自転車が空を飛ぶシーンの爽快感はさすがです。(音楽の効果も大きいですね)
018いとこのビニー
J・リン J・ペシ
M・トメイ
R・マッチオ
いとこにかけられた殺人容疑を晴らそうと悪戦苦闘する新米弁護士ビニーの活躍を描いた傑作法廷コメディ。M・トメイは助演女優賞を受賞。 知らない土地(アメリカ南部)を旅行中の若者が無意識に万引きしてしまったことから、殺人容疑をかけられて刑務所へ・・・って、とっても怖い冤罪物の作品かと思ったら、刑務所にいとこで弁護士のビニーが面会に来てそれを勘違いした友達との会話のシーンが面白くて大爆笑してしまいました。まあ、ホームアローンのドジな泥棒役等でお馴染みのJ・ペシが登場しただけでコメディってことはわかりましたが・・・。頑固でプライド高い、いかにも南部の頑固者という感じの判事と、新米弁護士のビニーとの掛け合いも笑えますし、毎朝のお約束?の起床シーンも笑えます。まさにJ・ペシのコメディアンとしての魅力満載です。でも、この映画の最大の見所はなんといっても法廷でのラストです。M・トメイ演じるビニーの彼女が大活躍します。見終わった後、最高に爽快な気分にしてくれる一本です。
019いまを生きる P・ウィアー R・ウィリアムス
E・ホーク
名門校の新任教師と生徒たちのふれあいと成長をクラシックやバグパイプを効果的に使用した音楽を背景に描く感動作。 ロビンの教師役というんでもっとハチャメチャやってくれるかと期待したんですが、意外とまじめで前半はやや盛り上がりに欠けます。が、中盤からラストにかけて物語に引き込まれました。ラストシーンが秀逸です。こんな先生がいたらねー。Oh!、マイ、キャプテン。
020イン・アメリカ/三つの小さな願いごと J・シェリダン S・モートン
B・コンシダイン
J・フンスー
アイルランドから夢を求めてアメリカ・ニューヨークへとやってきた一家が、息子の死という悲劇に見舞われながらもそれを乗り越えて前に進もうとする姿を描いた感動作。 エイズ患者や麻薬中毒者といった連中が住むボロボロのアパートを舞台に、貧しいながらも懸命に生きる家族を描いたヒューマンドラマです。主人公姉妹の姉がイーグルスの「デスペラード」を歌うシーンが印象に残りました。地味な作品ですが、なかなかの秀作だと思います。
021インディ・ジョーンズ/レイダース失われたアーク
S・スピルバーグ H・フォード
K・アレン
W・カーラー
神秘的な力を宿していると言う十戒の破片を納めた聖櫃をめぐって、ナチスと対決する考古学者インディアナ・ジョーンズの冒険を描いた超娯楽作。 スピルバーグ監督が一番勢いがあった頃の傑作アドベンチャー作品の第1作です。いやあ、さずがインディ・ジョーンズですね。もうかなり古い映画なんですが、久しぶりに観ても十分楽しめました。それにしてもハリソン・フォードが若いですね!元気、びんびんという感じでエネルギッシュです。考古学アドベンチャー作品数あれど、やっぱりインディ・ジョーンズが一番だと改めて思いました。
022インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
S・スピルバーグ H・フォード
K・キャプショー
K・ホイ・クァン
1935年の上海。暗黒街の組織の策略にはめられたインディは飛行機から脱出、インドの山奥に。伝説の秘宝「サンカラ・ストーン」を探し求めるシリーズ第2弾。 インディ・ジョーンズのシリーズは3作ともレベルが高く非常に面白いんですが、その中でも、この2作目が最も娯楽性にとんだ作品だと思います。次から次へと色んな見せ場が用意されており、観客を飽きさせない演出はさすがです。まさにジェットコースタームービーですね。前半の飛行機からの脱出シーンから、えっ!こんなんあり?て感じで最高でした。本当、最初から最後まで楽しめるエンターティメントです。
023インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 S・スピルバーグ H・フォード
S・コネリー
D・エリオット
キリストの血を受けたといわれる伝説の聖杯を探して行方不明になった父ヘンリーを追ってベニスに飛んだインディの活躍を描くシリーズ第3弾。 3作目となりインディのアクションは減ってますが、その分、ジョーンズ親子の掛け合いが見物です。特に親子で敵に捕まっていてそこから逃亡するシーンは最高ですね。このコンビの活躍をまた見たいと思うのですが・・・。S・コネリーが元気なうちにぜひ、お願いします。
024インデペンデンス・デイ L・エメリッヒ W・スミス
J・ゴールドブラム
B・プルマン
巨大なUFOが世界各地を襲撃、絶滅の危機に陥った人類が立ち向かうSFアクション大作。最新CG技術を駆使したスペクタクルシーンなど見どころ満載。 こういうスケールの大きな特撮映画大好きです。能天気なアメリカ万歳!的な映画かも知れませんが、わけのわかんないタコみたいな宇宙人をやっつけてスキッとすればいいんです。深いテーマなんてものは必要ないんです。そう、映画は娯楽なんですから。それにしてもこのエイリアンの宇宙船は超でっかい!感じがよく出てます。街を一瞬にして破壊するシーンは迫力満点です。この監督はスケールの大きな特撮が本当にうまいですね。
025インビジブル P・バーホーベン K・ベーコン
E・シュー
J・ブローリン
天才科学者が人間を透明化する血清を発明。しかし自分で試みた結果、元に戻れなくなり次第に狂気に落ちていくSFホラー。 奇才バーホーベン監督が古典的な透明人間を映像化するとこうなるんですね。まずは肉体が透明化する過程の映像(CG)がすごいリアルですね。内容は非常にえげつないというか、めちゃエロいです。それにグロいですね。このあたりがやっぱりバーホーベンの持ち味なんで好き嫌いが分かれると思います。暴走する主人公をケビン・ベーコンが怪演してます。もし、自分も透明人間になったら、この主人公と同様にエロいことしちゃうんですかねー。するんだろうな。きっと。えへっ。
026宇宙戦争 S・スピルバーグ T・クルーズ
D・ファニング
T・ロビンス
H・G・ウェルズが1898年に発表した小説を、S・スピルバーグ監督が再映画化。地球への異星人襲来の恐怖を描くSFパニック大作。 1953年版の作品と比較して、まず映像技術の圧倒的な進歩に驚かされました。トライポッドが地中から出現し、人類の駆除を開始するシーンでは迫力の映像と素晴らしい音響効果によって戦慄さえ覚えました。スピルバーグ作品としては、ジュラシックパーク以来の傑作恐怖映画ではないでしょうか?大統領も科学者はもちろんヒーローも登場せずにT・クルーズ演じる一市民の視点で描かれているところがリアリティを感じました。ラストに賛否両論あるみたいですが、個人的にはこれでOKだと思います。それから僕はロリではありませんが、ダコタ嬢は往年の美人女優を彷彿させる魅力がありますね。今後の成長に注目です。
027ヴァンパイア 最期の聖戦 J・カーペンター J・ウッズ
D・ボールドウィン
S・リー
生き血を吸い不死の力を手に入れるヴァンパイア達と最強の戦士ジャック率いるチーム・クロウの戦いを描く世紀末バトルアクションホラー。 十字架もニンニクも効かないという設定のヴァンパイアは手ごわいです。でも全然、怖くないのはなぜでしょう?子供の頃は吸血鬼ってすっごく怖かったのに。J・ウッズが吸血鬼役のほうが怖かったかも。
028A.I. S・スピルバーグ H・J・オスメント
J・ロウ
W・ハート
不治の病に侵された息子をもつ夫妻は人工知能をもつ少年型ロボットを家に迎えるが、息子が奇跡的に蘇生したことから、ロボットは家を出されてしまう…。 「アンドリューNDR114」と似たような人間になりたいロボットのお話です。ただこちらのほうが救いがないっていうか、可愛そうなストーリーですね。オスメント君の演技は素晴らしいですが、個人的にはアンドリューのほうが好きです。特にラストにはちょっと・・・ううむ。
029エイリアン R・スコット S・ウィーバー
T・スケリット
J・ハート
宇宙船を襲ったエイリアンの恐怖を描いたSFホラーの傑作。謎の宇宙船内にあった卵から飛び出したエイリアンが、調査隊員に付着する・・・。 「遊星からの物体X」と甲乙つけがたいSFホラーの決定版です。最初にこの映画を見たときは本当に怖かったです。閉ざされた空間の中に化け物が潜んでいて、人を襲って来るというのは精神的にかなりびびりますね。それにしてもエイリアンの造型って気色わるー。
030エイリアン2 J・キャメロン S・ウィーバー
M・ビーン
L・ヘンリクセン
宇宙を舞台にエイリアンと戦う傑作SF映画の続編。唯一生き残ったリプリーがエイリアン絶滅の使命を担って怪物と対決しに行く。 R・スコット監督の前作はSFホラーの名作でしたが、J・キャメロン監督の本作品はジャンルが変わってSFアクションの傑作ですね。監督が変わるとこんなに雰囲気って変わるもんなんですね。パート1とは甲乙つけがたいですが、個人的にはこっちの方が好きです。エイリアンの巣窟って考えただけで気持ち悪いですわ。ほんま。
031エイリアンVS.プレデター P・アンダーソン S・レイサン
L・ヘンリクセン
南極の氷の下で発見された謎のピラミッド。そこでプレデターとエイリアンの戦いに巻き込まれたピラミッド調査隊の運命は!? 「バイオハザード」のP・アンダーソン監督が贈る「フレディVsジェイソン」に続く人気モンスターキャラクター対決作品です。主役(プレデター、エイリアン)の登場までが時間がかかりますが、そこからは期待通りの壮絶アクションが見られます。お約束のシーンもあるし、なんてたってビショップが出ているのは感動もの。ストーリーは強引ですが、よくぞ、ここまでまとめたなーって感じです。AVP2に期待!今度は群れるエイリアンとプレデターの対戦が観たいですね。
032es O・ヒルシュビーゲル M・ブライブトロイ
C・ベルケル
M・エッゲルト
実際に行われた実験を映画化した衝撃のサイコムービー。無作為に看守役と囚人役に分けられ、模擬刑務所に収容された24人が驚愕の変貌を遂げていく。 実験が進むにつれて普通の人々の精神状態が変化していくのが怖かったです。どこまでが実話かわかりませんが、よくできた映画だと思います。同じような実験をみてみたい気もしますが、いま、こういう実験やったら、人権問題でしょうね。
033エスケープ・フロム・LA J・カーペンター K・ラッセル
S・ブシェーミ
S・キーチ
「ニューヨーク1997」の続編。西暦2013年。廃墟と化したロスに世界を滅亡の危機を救うために再び世紀の大悪党スネーク・プリスケンが送り込まれる。 前作より大幅に予算アップしたはずなのに、このチープさは一体?予算はどこに使ったの?って感じのB級テイスト溢れる作品です。ストーリーは基本的には前作と同じというか、これはセルフパロディなんですかね?突然現れてサーフィンしてあっという間に去って行くP・フォンダや敵に捕らえられてルームウォーカーしているスネークなど意味不明なシーンがてんこ盛りですが、なぜかかっこよいのです。狂った医師役のB・キャンベルも本当に危ない感じが実によいです。それにS・ブシェーミ、いかにもずる賢そうでこれまたよいです。ラストはそんなんあり?って感じで痛快です。スネークって強いんだか、弱いんだかよくわかんないけどイカシテマス。お勧めのバカ映画のひとつです。
034X-MEN B・シンガー H・ジャックマン
F・ヤンセン
P・スチュアート
突然変異により特殊能力を持ったミュータントたちが人間との共存を目指し敵と戦っていく…。最新VFXを駆使して人気コミックを映像化したSFアクション。 こういうバビル2世みたいな超能力物って好きです。アメコミの映画化の中では非常によくできているのではないでしょうか?こんな超能力があったらいいなあと思いますが、目から光線が出るのだけはちょっと・・・生活上、不便ですね。キャラクターの中ではウルヴァリンが一番かっこいいですね。この手の映画って粗さがしをしようと思えばいくらでもできますが、素直に楽しみましょう!
035X-MEN2 B・シンガー H・ジャックマン
F・ヤンセン
P・スチュアート
突然変異で超人的パワーを得たミュータントたちの戦いを描くSFアクションの続編。謎の襲撃者の出現で再び混迷の度合いを深めていく。 前作より予算も増えたんでしょう。かなり派手になりました。超能力使いまくりって感じです。個人的にはアラン・カミング演じるテレポーターがよかったですね。このテレポート能力って色々と便利そうです。まだまだ続きそうですが、続編も期待です。
036X-MEN:ファイナル ディシジョン B・ラトナー H・ジャックマン
H・ベリー
I・マッケラン
シリーズ完結編。今回はミュータントの能力をなくしてしまう「キュア」という薬が開発される。キュアを巡ってミュータント内部の対立はさらに激化し、人類も交えて三つ巴の戦いが繰り広げられていく。 B・シンガー監督がスーパーマン・リターンズのために降板しB・ラトナー監督がメガホンをとるということで不安がありましたが、見事に前作までのイメージを踏襲しつつ、エンターティメント性を増した傑作を作ってくれました。とにかくミュータントがたくさん出てきてバトル、バトル、バトル。前作までの物語性はなくなりましたが、スカッとするアクション映画になりました。次回作にも期待します。
037エル・マリアッチ R・ロドリゲス C・ガラルド
C・ゴメス
J・デ・ホヨス
小さな町にたどり着いたギターケースを抱えたマリアッチが殺し屋と間違われてギャングから命を狙われることになるバイオレンス・アクション。 わずか7000ドルで作られたR・ロドリゲス監督のデビュー作です。「デスペラード」の原点がここにあります。非常に地味ーな低予算映画ですので、無名の役者(メキシカン)しか出てきませんが、カメラワークが素晴らしいです。ストーリー的にはちょっと・・・というところがありますが、設定が面白いので許しましょう。
038オーシャンズ11 S・ソダーバーグ G・クルーニー
B・ピット
M・デイモン
J・ロバーツ
ビッグ・スター共演による犯罪サスペンス。ラスベガスの3大カジノの現金が集まる巨大金庫から1億6000万ドルを盗み出すべくプロが集結した…。 たしかに豪華キャストなんですが、なんかいまいちという感じです。ただ、豪華なキャストを集めただけじゃだめなんでしょうね。続編12も作られましたけど、このまま13,14・・・と続けてくれたら価値が出るかも?
039オールウェイズ S・スピルバーグ R・ドレイファス
H・ハンター
A・ヘプバーン
友人を救うために事故死した森林火災救助隊のピートは、幽霊となって下界へ舞い戻ってくる。遺してきた恋人ドリンダに一言「愛してる」と言いたいがために…。 ゴーストと似たような話なのですが、主人公がいまいちかっこよくない年配のおじさん(ファンの方すみません)なんで、話しに乗れませんでした。残念。
040オーロラの彼方へ G・ホブリット D・クエイド
J・カヴィーゼル
S・ドイル
30年の時を越え"声のタイムトラベル"で結ばれる親子の絆を描く。6歳の時に父親を亡くしたジョンは、無線機を通じて30年前の若き父親と交信を果たす…。 最初作品のタイトルから普通の感動物かと思って観てみたら大間違いでした。SF、ファンタジー、サスペンスが見事に融合したジャンルを超越した傑作です。特に写真や机の焦げ跡など小物を使ったタイム・パラドックスの描き方は見事です(かなりややこしいですが・・・)。脚本がすごいんでしょうね。また主人公の父である消防士役のD・クエイドがいい仕事しています。
041おじさんに気をつけろ! J・ヒューズ J・キャンディ
M・カルキン
両親が実家に戻ってしまったラッセル家。そこに風変わりな叔父さんが、子供たちの面倒を見にやってくて繰り広げるホームコメディ。 そこそこ面白いホームコメディ作品です。叔父さんが洗濯機と格闘しているのを向かえの女性が勘違いするシーンが一番笑えました。それとやっぱりカルキン君が光ってましたね。
042カーリー・スー J・ヒューズ A・ポーター
J・ベルーシ
K・リンチ
「ホームアローン」のジョン・ヒューズ監督が贈る世界で一番ちいさなサギ師カーリー・スーが繰り広げる、笑いあり、涙ありのハートフル・コメディ。 まさしく笑いあり涙ありの作品です。ホームレスの中年男ビルと幼い女の子カーリー・スーのペテン師コンビと敏腕の女弁護士の出会いから物語は始まり、そこから先は現実にはあり得ないようなストーリーが進んで行きますが、映画なんだから・・・と、割り切って細かいことは気にせずに見ていけば最後には幸せな気持ちになれることは間違いありません。
043ガタカ A・ニコル E・ホーク
U・サーマン
J・ロウ
DNA優先の管理未来社会の中で、宇宙飛行士になるという夢を追い求める青年の苦悩と希望を描いた近未来SFサスペンス。 とってもCOOLな印象のSF映画です。綺麗な映像にぴったりのキャスティングです。J・ロウの最後はあまりにも悲しいです。うぅ。
044カプリコン・1 P・ハイアムズ E・グールド
J・ブローニン
B・バッカロ
大胆な発想と壮大なスケールで国家的陰謀の顛末とそれに挑む宇宙飛行士たちの誇りを描いた、異色のSFエンターテインメントの大傑作。 SFと思って観始めたのですが、これはサスペンス映画ですね。陰謀にせまる記者や逃亡する宇宙飛行士にせまる国家権力が怖いです。軽飛行機とヘリの空撮シーンは見事ですね。ラストも思わずニヤリとする終わり方でよかったです。
045危険な情事 E・ライン M・ダグラス
G・クローズ
A・アーチャー
妻の留守中に不倫した弁護士ダン。彼にとって遊びでしかなった相手の女性が、彼に執着し殺意を抱くというサイコサスペンス。 女性って本当に怖いと改めて思いました。不倫はいけませんね。みなさん気をつけてくださいね。え、僕ですか、心配ないです。だって、独身ですもん。
046奇跡の旅 D・ダナム R・ヘイズ
K・グライスト
V・ローレン
シーラ・バーンフォード原作のベストセラー小説を映画化。飼い主の家をめざしてアメリカ大陸をひた走る2匹の犬と1匹の猫の冒険を描いた感動作。 まさにディズニー映画の王道って感じです。犬の表情の演技?がいいですね。お子様にも安心して見せることができる映画です。たまにはこんな映画もありですね。
047ギャラクシー★クエスト D・パリソット T・アレン
S・ウィーバー
A・リックマン
今なお熱狂的なファンを持つテレビ番組を見た宇宙人が、登場人物を本物のヒーローと勘違いし助けを求める、パロディ精神に溢れたSFコメディ。 この映画は素直に面白かったです。ぷぷぷって感じで笑ってしまいました。探せば有名でなくても面白い映画ってあるもんですね。スタートレックのパロディらしいですが、よく出来た脚本で元ネタを知らなくても充分に楽しめました。それにしてもシガニー・ウィーバーがあのエイリアンのリプリーと同一人物とは思えないくらいセクシーでキュートで驚きました。またA・リックマンがあんな「かぶりもの」をするなんて・・・幅の広い役者さんですね。ちなみにこの映画の元ネタは「サボテン・ブラザース」です。
048キューティ・ブロンド R・ルケティック R・ウィザスプーン
L・ウィルソン
S・ブレア
名門ハーバードの法学部に入学したブロンド美女が、周囲の偏見を持ち前のポジティブさで乗り越え、一人前の法律家として成功をつかんでいく姿を描いた痛快コメディ。 ごく普通のラブ・コメディかと思ったら後半は法廷物なんですね。意外な展開に驚きました。ただし、法廷物と言っても浅く軽ーい感じなのでお気楽に観れましたが。主人公が常に前向きで何事にも挑戦していくのがいいですね。非常にポジティブになれる映画です。主人公エルの元カレ・ワーナーへの最後の言葉が痛快でした。
049CUBE V・ナタリ M・D・ウィン
N・D・ボア
D・ヒューレット
大ヒット新感覚ゲームサスペンス。さまざまなトラップが仕掛けてられた謎の立方体の部屋の集合体で、極限状態の男女6人が絶望的なサバイバルを展開する。 これは設定の勝利ですね。あまりに不条理な状況に置かれた人間の恐怖が描かれています。ハラハラ、ドキドキしながら最後まで見ました。ホラーというより心理サスペンスって感じです。でも、ラストはちょっと・・・そう来るかって感じです。同時収録の短編「エレベータ」もかなり怖いです。
050ギルバート・グレイプ
R・ハルストレム J・デップ
J・ルイス
L・ディカプリオ
過食症の母、知的障害の弟と2人の姉妹。アイオワの田舎で亡き父の代わりに一家を支え、希望や夢を抱く暇さえない日々を過ごすギルバート。だが、自由で快活な旅人ベッキーとの出会いが、彼の心に少しずつ変化もたらした。 L・ディカプリオを単なるアイドル俳優と思ってましたので知的障害者役を演じていることに驚きました。演技力もなかなかですね。こりゃおじさん、一本取られた!という感じです。J・ルイスも決して美人じゃないけれど自然な演技ですごくチャーミングでよかったです。そしてJ・デップがなんといっても最高でした。彼は男から見てもいい男だし、本当にいい役者ですよね。ストーリー的には淡々とした家族の物語なんですが、見終わるとじんわりと心が温まる良作です。一度観るべし。
051キル・ビル Vol.1
Q・タランティーノ U・サーマン
L・リュー
千葉真一
D・キャラダイン
栗山千明
結婚式当日、ビル率いる殺し屋集団の襲撃を受け参列者を皆殺しにされ自らも昏睡状態に陥ったヒロイン。目覚めた彼女は復讐を誓って病院を抜け出す…。 タランティーノ監督が好き放題作ったB級大作です。突っ込みどころ満載!な映画ですが、そこはご勘弁を。なお、血しぶきが苦手な方はご遠慮ください。このVol.1は主人公の復讐劇の前半を描いています。時間軸がずれているので順番は前後しますが・・・。青葉屋での100人斬りが圧巻です。斬って斬って斬りまくります。うって変わって雪の中でのルーシーとの一騎打ちもなかなか雰囲気があります。Vol.1はさしずめキルビル日本編ってところでしょうか。千葉真一のくさーい演技と栗山千秋のGOGO夕張がナイスです。それにしてもU・サーマンってめちゃかっこよいですね。もちろん布袋さんの音楽も最高です。
052キル・ビル Vol.2
Q・タランティーノ U・サーマン
D・キャラダイン
D・ハンナ
M・マドセン
Vol.1の続編。残った3人の復讐相手を追ってテキサスからメキシコへと向かうザ・ブライド。果たして結末は・・・ 前作とはうって変わった雰囲気でじっくりとドラマを見せてくれます。アクションシーンは減りましたが、以外な展開がたくさんあって楽しめました。主人公が修行するシーンに登場するカンフーの師匠がいい味出してますね。印象に残ったのは、生き埋めからの脱出シーンですね。無茶すんなーと思いながらもハラハラしました。ただ、最後がいまいち盛り上がりに欠けたような気がします。あえて静かに終わりたかったんですかね。
053キング・コング
P・ジャクソン N・ワッツ
J・ブラック
A・ブロディ
「ロード・オブ・ザ・リング」のP・ジャクソン監督が情熱のありったけを注ぎ込んで33年製作の同名映画をリメイク。 あのP・ジャクソン監がキング・コングを撮影と聞いた時から、期待でワクワクしてました。さすがP・ジャクソン監督。ここまですごい映画を撮るとは恐れ入りました。次から次へと見せ場が続き3時間の長さを全く感じさせません。映像技術もすごいですが、それ以上に監督の力量というかパワーに圧倒される感じですね。76年版のキング・コングも当時としてはすごい迫力だったのですが、まるでレベルが違うというのが正直な感想です。映画って素晴らしいと思える作品です。
054クィック&デッド S・ライミ S・ストーン
R・クロウ
L・ディカプリオ
G・ハックマン
悪名高き保安官へロッドが支配する法も秩序もない荒野の街で、早撃ちトーナメントが行われようとしていた。名うてのガンマンが集まる中、六連発銃を腰に携えた謎のブロンド美女エレンが現れる。 早撃ちトーナメントを舞台に対決シーンの連続でみせる「なんちゃって西部劇」という感じですが、G・ハックマンの悪役やS・ストーンのかっこよさが光る佳作だと思います。カメラワークはさすがサム・ライミですね。弾丸の視点やアップの撮り方など「おぅ!」って思いました。結構、こういうのって好きです。
055グッドウィル・ハンティング/旅立ち G・V・サント M・デイモン
R・ウィリアムス
B・アフレック
人生に悩む20歳の天才ウィルと最愛の妻を亡くした精神分析医。孤独を抱えた二人の出会い、成長、旅立ちを描くヒューマンドラマ。アカデミー賞2部門受賞作品。 いつもの笑わせてくれるR・ウィリアムスではなく、抑えた演技がよかったです。M・デイモン、B・アフレックの二人の友情もいい感じでした。涙はでませんが、さわやかな感動があります。
056グーニーズ R・ドナー S・アスティン
K・ホイ・クァン
屋根裏で偶然、宝の地図を発見した落ちこぼれ少年団"グーニーズ"は、宝捜しの大冒険に挑む! S・スピルバーグ製作総指揮で贈る傑作アドベンチャー。 子供版「インディー・ジョーンズ」と言える作品です。いま観ると古臭い感じがするのは仕方ありませんが、童心に返って単純に楽しめます。シンディ・ローパーの主題歌が懐かしい。「ロード・オブ・ザ・リング」のサム役のS・アスティンが若いですね。
057クライム&ダイヤモンド C・V・ヴェル C・スレイター
T・アレン
R・ドレイファス
偽造詐欺師が巻き込まれた450万ドルのダイヤを巡る壮絶な騙し合いを描くアクションコメディ。過去の名画の引用を随所に散りばめた異色作。 映画好きの殺し屋「毒舌ジム」役のティム・アレンが最高です。まるでお伽話しを見ているようでした。90分という時間も長すぎずちょうどよろしい。映画好きには堪らない佳作です。
058グラディエーター
R・スコット R・クロウ
R・ハリス
H・フェニックス
西暦180年の大ローマ帝国を舞台に繰り広げられるスペクタクル史劇。将軍から剣闘士(グラディエーター)に身を落とした男の運命を描く。アカデミー賞受賞作品。 いやあ、見ごたえのある作品ですね。主演のR・クロウもいいですが、皇帝役のH・フェニックスの演技が素晴らしかった(本当に憎たらしい!)です。マキシマスが皇帝の前で仮面を脱ぐシーンにジーンときました。またサウンド的にもコロシアムのシーンでの歓声は臨場感があってまさにサラウンドっていう感じで非常に素晴らしいです。
059クロウ/飛翔伝説
A・プロヤス B・リー
A・ハドソン
M・ウィンコット
退廃した近未来の欲望渦巻く都市の中、エリックは恋人ともども悪の帝王トップ・ダラー一味に殺されてしまう。しかし冥界と現世を結ぶカラスの力でよみがえり一味への復讐を誓う…。 ダークな映像美がとても素敵です。アメコミの映画化ですが、この退廃的な世界の描き方は素晴らしいです。復讐がテーマなんですが、主演のブランドン・リーの白塗りのメイク越しに見せる哀愁を帯びた表情がなんとも言えません。演技力、スケールでは父であるブルースリー以上のものを感じさせます。また、彼が撮影中に亡くなったことを考えたからでしょうか?観ていて涙が溢れてきました。ダークヒーロー物の傑作です。
060クローバーフィールド HAKAISHA M・リーブス M・スタール・D
M・ヴォーゲル
O・ユーストマン
ニューヨークを舞台に“HAKAISHA”が大規模な破壊を繰り広げるSFパニック・アクション超大作。 まるでドキュメンタリーのような映像で、“HAKAISHA”が一体何なのかわからないままストーリーが進んでいきます。観ている人もパニックの臨場感を一緒に味会う感覚が斬新でした。ただ、一体、あの怪物は何者だったんでしょうか?
061ゴースト/ニューヨークの幻 J・ザッカー P・スウェイジ
D・ムーア
W・ゴールドバーグ
強盗に殺されて幽霊となってしまった銀行員のサム。残された恋人モリーのことを思うあまり天国へ行けず、インチキ霊媒師の力を借りて、彼女を守ろうとする。 アカデミー助演女優賞を取ったウーピーの演技がいいですね。悲しいお話なんですが、ウーピーが出ているシーンは何故か可笑しくて笑ってしまいます。素敵なファンタジー作品です。
062恋しくて H・ドゥイッチ E・ストルツ
M・S・マスターソン
L・トンプソン
80年代青春映画を代表する名作『プリティ・イン・ピンク』のジョン・ヒューズとハワード・ドイッチ監督が、再びコンビを組んでお届けする青春ラブ・ストーリー。 近日更新
063恋はデジャ・ブ H・ライミス B・マーレー
A・マクドウェル
2月2日の聖燭節を取材するためペンシルバニアを訪れた天気予報官のフィル。おかしな事に彼が目覚めるたびに何度も2月2日がやってくる。フィルはこの時間を使って憧れの彼女を口説こうとする…。 同じ日を繰り返すうちに主人公が自己中心な利己的な人間から他人を思いやる優しい人間へと変化していくのが面白かったですね。地味な映画ですが、ちょっと変わったラブコメディの佳作です。毎日、同じ日だったら、自分は何をするんでしょうねえ。
064交渉人 F・G・グレイ S・L.ジャクソン
K・スペイシー
D・モース
殺人の濡れ衣を着せられた人質交渉人ローマンが潔白を訴え人質をとり立てこもり交渉人にセイビアンを指名。2人の交渉人がぶつかりあう頭脳派サスペンス。 敏腕交渉人同士の攻防はなかなか見応えがあります。冤罪は怖いです。しかも警察内部に真犯人がいるんで誰も信用できない状況はつらいですね。最後まで手に汗にぎる作品です。
065告発 M・ロッコ C・スレーター
K・ベーコン
G・オールドマン
アルカトラズ刑務所が閉鎖されるきっかけともなった実際の事件を映画化。静かながらも息詰まるシーンが連発する法廷サスペンス劇。 非常に重たい社会派の映画です。妹のためにほんのわずかのお金を盗んだ男が25年の刑で刑務所に入れられ脱獄を図ったが仲間の裏切りで失敗。3年も地下牢に入れられ虐待されたあげく裏切った男を衝動的に殺してしまい裁判に掛けられる話です。K・ベーコンの熱演が素晴らしいです。昔の話とはいえこれが実話であるという重みを受け止めながら観る必要があります。いい映画だとは思いますが、何度も見るのはつらいです。
066コクーン R・ハワード D・アメチー
H・クローニン
J・タンディ
老人を若返らせる不思議な繭をめぐり、異星人と養老院で余生を送る老人たちとの交流を描くSFファンタジー。D・アメチーがアカデミー助演男優賞を受賞。 人は誰でも永遠の若さが欲しいんですね。ほのぼのと観れる作品です。「ニューヨーク東8番街の奇跡」もそうですが、老人と宇宙人って相性いいんですかね。この作品、続編があるんですが見てません。というより見ないようにしています。だって、続きがわかるとせっかくのラストシーンが意味なくなるんで。
067この森で天使はバスを降りた L・D・ズロートフ A・エリオット
E・バースティン
M・ハーデン
刑期を終えたパーシーは、ギリアドという森に囲まれた田舎の町で、バスを降り、飲食店を経営するハナのもとで住み込みで働き始める。 物語の舞台となる北米の森の自然の美しさに目を奪われました。本当にきれいです。また主演のA・エリオットの透明感のある美しさもすごく印象的です。地味な作品ですが、親子の愛をベースに様々な人間の心の交流が静かに描かれた秀作だと思います。ぜひ、皆さんに見てもらいたい作品です。
068さまよう魂たち P・ジャクソン M・J・フォックス
T・アルヴァラード
妻の死以来幽霊と話ができるようになったフランクは幽霊を仲間に悪霊払い詐欺を行っていた。そんな折り街で奇怪な現象と殺人事件が連発する。 素直に面白かったですね。ちょっとP・ジャクソン作品は癖が強いですけど、パワフルかつエキサイティングなホラー・コメディです。でもM・J・フォックスを見るとどうしても「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を思い出されてしまいます。
069SAYURI R・マーシャル Z・ツィイー
渡辺謙
C・リー
アーサー・ゴールデン原作のベストセラー小説の映画化。幼くして置屋に売られた少女千代が運命的な出会いを経て、No.1芸者サユリへとして歩む激動の人生を描く。 ハリウッド製作で主人公をはじめメインキャストの芸者役が日本人女優ではなく、チャン・ツィイー、コン・リー、ミシェル・ヨーという中国人女優ということで観る前は多少というかかなり不安があったのですが、全く違和感なく見ることができました。渡辺謙、役所広司、桃井かおり等の日本人俳優もそれぞれいい演技をしていましたが、さゆりの少女時代を演じた大後寿々花が一番輝いていました。彼女の将来が楽しみですね。ストーリーは原作通りだと思いますが、シカゴの監督らしく映像の美しさや踊りのシーンや音楽はとても素晴らしかったです。でも一番インパクトがあったのは、相撲観戦のシーンで力士役として出ていたのはあの人ですね。
070さらば青春の光 F・ロッダム F・ダニエルズ
L・アッシュ
ザ・フーのアルバム『四重人格』を原作として製作。1960年代の英国ブライトンを舞台に、自分の道を模索する若者グループ、モッズとロッカーズの対立を描く。 これぞ、ザ・青春映画という作品です。青春の切なさがなんともいえません。The Whoの音楽も映画にマッチしてて最高です。若き日のスティングも出演してます。(本当に若い!)
071ザ・ロック
M・ベイ N・ケイジ
S・コネリー
E・ハリス
M・ビーン
VXガスを搭載したミサイルを盗みアルカトラズに立てこもったハメル准将とFBI化学兵器処理班の主人公の対峙を描くスリリングなアクション大作。 ハリウッドらしいアクション映画の傑作です。全編を通しての緊迫感がなんともいえません。主演のN・ケイジや悪役のE・ハリスもいい芝居していますが、なんといっても元英国情報部のスパイ役のS・コネリーがすごいです。007を思い起こさせる設定も洒落てますが、S・コネリーはいくつになってもかっこいい役者さんですね。無理でしょうけど、僕もあんな爺さんになれたらいいなと思います。
07234丁目の奇跡 R・メイフィールド R・アッテンボロー
E・パーキンス
D・マクダモット
クリスマス商戦中の百貨店コールズの人事部長のドリーは、白髭の老人クリスをサンタ役として雇う。本物のサンタを自称する彼は、子供たちに大人気。コールズの成功を快く思わないライバルのランバーグは、クリスを精神異常者として告発する。 自称サンタクロース役のR・アッテンボローがとても役に合っていますね。またドリーの娘や他のたくさんの子供達との交流も微笑ましいです。特に耳の不自由な子供と手話で話すシーンなど・・・。親子で安心して楽しめる素敵なクリスマス映画です。
073シザーハンズ
T・バートン J・デップ
W・ライダー
純真無垢な心をもつエドワードはキムに恋をするが、ハサミの手をした彼は触れるもの全てを傷つけてしまう。甘く切ない現代のおとぎ話し。 奇才T・バートン監督が贈るとても切ないファンタジー映画です。J・デップが演じるのは、手がハサミの人造人間という現実には絶対ありえない話なんですが、いつのまにか感情移入してしまいウルウルしてしまいました。難しい役なのにJ・デップって本当に素晴らしい役者さんだと思います。あとT・バートンらしいポップな街並みもなかなかいい雰囲気を出していますね。こういう架空の世界を描かせたらNo.1の監督ではないでしょうか?
074シックス・センス M・N・シャラマン B・ウィリス
H・J・オスメント
T・コレット
精神科医マルコムはかつての患者に銃撃されるもリハビリを果たし仕事に復帰する。そして彼は特別な力を持つ少年・コールの治療に取り掛かる。 ちょっと怖いシーンもありますが、基本的にはホラーではなく感動作品ですね。家族、夫婦、親子の愛情が描かれています。天才子役のオスメント君の恐怖におびえる演技は目を見張るものがあります。またブルース・ウィリスの抑えた演技もいいですね。ラストはシャラマン監督に一本取られました。ただ、冒頭のコメントは余計だと思いました。
075ジャイアント・ベビー R・クレイザー R・モラニス
E・オニール
『ミクロキッズ』の続編。前作とは正反対の設定が妙に楽しいSFファミリー・コメディ。今度は34mの巨体ベビー・アダムちゃんが街をパニックにしてしまう。 そこそこ面白いというところですね。前作(小さくなる話)のほうが好きです。微妙に大きくなった赤ちゃんはカワイイですが。巨大化したあとはもはや怪獣映画ですね。
076シャイニング S・キューブリック J・ニコルソン
S・デュバル
D・ロイド
スティーブン・キング原作のホラー小説を、鬼才キューブリック監督が映画化し、J・ニコルソンが怪演したサスペンス・ホラー作品。 かなり古い映画なのに映像がすごくきれいで驚きました。さすがキューブリック監督というところでしょうか。主演のジャック・ニコルソンは顔が怖すぎです。でも、それ以上に奥さんの怖がる顔が怖かったです。幽霊や怪物も怖いですが、ミザリーと同様に、やっぱり狂った人間ほど怖いものはないと思います。ちなみに何かのアンケートで映画史上最も怖いシーンに選ばれたのが狂ったジャック・ニコルソンが突然、襲いかかるシーンだそうです。たしかに怖い・・・です。
077ジャック F・コッポラ R・ウィリアムス
D・レイン
J・ロペス
人の4倍の速度で成長してしまうという特異体質に生まれたジャック。10歳になった彼はそれまで家から出ずに生活していたが、一念発起して小学校へ通いだす。 「ゴッドファーザー」、「地獄の黙示録」の巨匠F・コッポラ監督が贈るハートフルコメディです。ロビン・ウィリアムズの10歳の子供を演じているのですが素晴らしいです。本当に無邪気な子供を演じています。本当、彼はこういう演技が得意なんですね。泣くほどではありませんでしたが、さわやかな感動があるいい作品です。
07813日の金曜日 S・S・カニンガム B・パルマー
E・キング
K・ベーコン
1980年代に世界的現象ともなったスプラッタ映画ブームのきっかけともなった、残酷ホラー映画シリーズ「13日の金曜日」の記念すべき第1作。 13金シリーズのジェイソン誕生編です。いま見るとあんまり怖くはないですね。テンポがめちゃ悪いし、最初のジェイソンって・・・。こんなんだったんだー。ところで、どこに出てるんだ?K・ベーコン。
079ジュマンジ J・ジョンストン R・ウィリアムス
K・ダンスト
J・ハイド
サイコロで出た目の出来事が現実に起こる不思議なゲーム盤「ジュマンジ」を巡る騒動をSFX満載で描いたSFアドベンチャー作品。 この映画大好きです。話題になったILMよるSFXシーンがまずすごいですね。動物が暴走するシーンはかなりの迫力です。またSFXだけでなく、スリル、笑い、家族愛、切なさ・・色んなものが散りばめられた素敵なエンターティメント作品に仕上がっています。迷いこんでいたジャングルからやっと戻ってこれたロビン・ウィリアムスの演技が素晴らしいです。ご家族での鑑賞をお勧めします。
080ジュラシック・パーク S・スピルバーグ L・ダーン
S・ニール
J・ゴールドブラム
R・アッテンボロー
蚊の化石からクローン恐竜を作りジュラシックパークが完成する。しかし、恐竜達はやがて人間を襲い始める。大ヒット恐竜パニック映画。 この映画の見所はすばりSFXによる恐竜ですね。まるで本当にそこに恐竜がいるかのような映像はすばらしいです。初めて観た時は衝撃的でした。また肉食恐竜が襲ってくる恐怖感も非常に怖く描かれており、ハラハラ・ドキドキしながら鑑賞しました。
081ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク S・スピルバーグ J・ゴールドブラム
J・ムーア
R・アッテンボロー
閉鎖されて4年。絶滅したはずの恐竜が遺伝子工学研究所のあった孤島で生きている事が確認され…。ジュラシック・パークの続編。 前作のほうが閉塞状況でのパニックということで緊張感があったんですが、まあ全体的には楽しめました。ただ、最後の恐竜のゴジラ化はいただけませんが・・・。
082ジュラシック・パーク3 J・ジョンストン S・ニール
W・H・メイシー
L・ダーン
グラント博士はサイトBのガイドと引き換えに資金援助を申し出るという実業家の話にのり再びあの島へ。そこでまたもや恐竜たちに・・・。S・スピルバーグ製作総指揮。 技術の進歩は早く前作より恐竜がよりリアルになっていますね。ただ3作目ということで驚きはありません。時間はこのくらいで丁度いい短さですね。監督が変わって原点に戻ったという感じですね。
083ショーシャンクの空に
F・ダラボン T・ロビンス
M・フリーマン
B・ガートン
無実の罪で終身刑となり刑務所に服役した銀行家アンディ。決して希望を捨てず、自由を得られる明日を信じ続ける。S・キング原作の感動の名作。 こういう映画を名作と言うんでしょうね。舞台のほとんどが刑務所の中なんですが、恐怖や友情などがきっちり描かれています。ハラハラドキドキの展開もあれば、思わずにんまりしたり、しんみとしたりして最後まで見終わったあとは本当に清々しい気持ちになれました。特にラストシーンがいいですね。S・キング原作の映画化作品の中では一番だと思います。他人に自信を持ってお勧めできる映画です。
084ショーン・オブ・ザ・デッド
E・ライト S・ペグ
K・アシュフィールド
B・ナイ
「ドーン・オブ・ザ・デッド」のパロディである英国製爆笑ホラー・コメディ。ゾンビと戦うショーンとエドのマヌケっぷりで次々と笑いを誘う。 素直に面白かったと言えるゾンビ映画です。シニカルな英国流の笑いのセンスが自分にはぴったりでした。コメディとしてもいけてるし、ホラーとしてみてもよくできています。傑作とはいえないかも知れませんが、快作です。またクイーンが好きなんでさらに楽しめました。自分が観たコメディホラー作品としては現時点でNo.1です。
085死霊伝説 T・フーパー D・ソウル
J・メイスン
帰省でニュー・イングランドへ戻ってきた新進作家と、古い屋敷に住みつく吸血鬼との恐怖の闘いを描いたスティーブン・キング原作による傑作ホラー。 元々テレビ映画だったそうなんで全体的に安っぽい感じがしますが、内容は古典的な吸血鬼映画です。吸血鬼になった少年が窓へ飛んでくるシーンは怖いです。ただけっこう長い作品なので観るには気合が必要です。疲れる・・・。
086死霊のはらわた S・ライミ B・キャンベル
E・サンドワイズ
B・ベイカー
森の中の小屋で悪魔に襲われる若者達の恐怖を描いた長編スプラッタホラー。サム・ライミ監督のデビュー作でありホラー映画史上に残る傑作。 低予算なB級ホラーでいかにも安っぽい映画なのですが、なんともいえない怖い雰囲気がよく出ています。また地面を這うようなカメラワークにサム・ライミのセンスを感じました。スプラッター・ホラーの古典的作品ですが、一人で観ると正直かなり怖いです。ぶるぶる。
087死霊のはらわたU S・ライミ B・キャンベル
S・ベリー
D・ヒックス
『死霊のはらわた』の続編。アッシュとリンダのふたりは、とある森の廃屋を見つけ、そこで「死者の書」と書かれたテープレコーダを発見する。 前作よりホラー度がやや減少し、コメディ度が大幅にアップしています。また映像的にも予算が増えたのがよくわかります。話のテンポも前作に比べると早くなっています。前作の続編というよりリメークですが、前作ではびびりまくりだった主人公アッシュがかなり強くなりました。またアッシュのチェンソー装着シーンはカッコいいです。それにしてもカメラワークが素晴らしい!
088死霊のはらわたV S・ライミ B・キャンベル
E・デイビッツ
「死霊のはらわた」シリーズ第3弾。パート2のラストで中世に飛ばされたアッシュが、現代に戻るため無数のゾンビ集団を相手に死闘を繰り広げる。 同じ監督、主演の3作シリーズでこれほど話がぶっとんで行くとは・・・すご過ぎます。一作目とはまるで違うSF伝奇映画になっています。1作目ではびびりまくりの弱虫、2作目でちょっと成長したアッシュが、今度はヒーローになってしまいました。ラストは2つあるんですが、個人的にはハッピーエンドが好きです。時間があれば3作続けてご覧になることをお勧めいたします。
089真実の行方 G・ホブリット R・ギア
E・ノートン
シカゴの大司教惨殺事件に挑む敏腕弁護士の姿と事件の意外な結末を描いた息詰まる法廷サスペンス。全米で130万部のベストセラーとなったウィリアム・ディテールの小説の映画化。 緊張感のある作品です。ラストのR・ギアの表情がなんともいえません。またE・ノートンのデビュー作ですが、なかなかの演技を見せてくれます。2転3転するストーリーで、サスペンス好きな方にお勧めです。
090シン・シティ
R・ロドリゲス
F・ミラー
B・ウィリス
M・ローク
C・オーウェン゛
罪の街“シン・シティ”を舞台に、3人の男たちが愛する女を守るために挑む戦いの物語を描く。ロドリゲスの盟友Q・タランティーノもゲスト監督として演出に参加。 本作はロドリゲス監督の最高傑作ではないでしょうか。全編モノクローム映像の中にポイントだけ赤や黄色を配した映像が実にCOOLでGood!。アクションシーンも最高!R15指定だけあって残虐シーンも多いのですがモノクロのためそれほど不快になりません。主演の3人以外にもI・ウッド、J・ハートネット、M・マドセン、J・アルバ、L・ハウアーなど豪華なキャストが見ものです。特にI・ウッドの殺し屋はこれまでのヘタレ役のイメージと違って不気味かつ強くてインパクト大でした。でも一番好きなキャラは手裏剣や日本刀で活躍するD・青木のミホですね。かっけー。
091スクリーム W・クレイブン N・キャンベル
D・バリモア
R・ブレア
田舎町に住むシドニーの周囲にハロウィンマスクをかぶった殺人鬼が出没。1年前母親を惨殺された彼女は恋人のビリーが犯人ではと疑い始める。 犯人は一体、誰なのか?思わせぶりなシーンが多くなかなかわかりません。あいつを疑ったりこいつを疑ったり・・・。一人で見るとなかなか怖い映画です・・・ってか、シリアルキラーものは実は苦手です。
092スクール・オブ・ロック R・リンクレイター J・ブラック
J・スペイダー
J・デヴィッドソン
バンドをクビになったロックギタリストが代用教員に成りすまして学校へ。子供達を相手に破天荒なロック教育を行うが・・・ 筋金入りのロック好きの自分は、ドアーズのタッチミーやディープパープルのスモークオンザウォーターなどのイントロが流れただけで気分は最高!ノロノリです。音楽好きなら楽しめること間違いない映画です。J・ブラックって芸達者ですね。
093スターゲイト L・エメリッヒ C・ラッセル
J・スペイダー
J・デヴィッドソン
エジプトで発見されたリング状の物体は星間移動装置であった。謎を解いた言語学者ジャクソンらが異次元空間を抜けて辿り着いたのは・・・ ちょっとB級っぽいですが、さすがエメリッヒ監督という感じでピラミッドの特撮はすばらしいです。発想も素晴らしいんですが、ちょっと後半が盛り上がりに欠ける感があるのが残念。
094スターシップ・トゥルーパーズ
P・バーホーベン C・バン・ディーン
D・メイヤー
D・リチャーズ
M・アイアンサイド
ロバート・A・ハインライン原作の「宇宙の戦士」を最新SFXを駆使して壮大なスケールで映画化。昆虫型エイリアン「バグス」と人類の死闘を描くSF大作。 この作品は何かと評価が分かれるかも知れませんが、私的には非常に楽しく見れました。バーホーベン監督が贈るB級青春SF超大作ですね。原作では人間はモビルスーツを着てバグ(虫)と戦うんですが、この映画では予算の都合上か、生身の人間が戦います。やっぱり生身では簡単に殺されるので人間の無力(非力)さがよーくわかります。無数のバグと戦うシーンはど迫力ですが、かなり気持ち悪いシーンの連続でもあります。本作が最高のバカ映画のひとつであることは間違いありません。
095スタンド・バイ・ミー
R・ライナーW・ウィートン
R・フェニックス
C・フェルドマン
スティーブン・キング原作の名作小説を、ロブ・ライナー監督が見事に映画化。4人の少年たちの冒険と成長を描いた不朽の名作。 12歳の少年4人が行方不明になっている少年の死体を捜しに旅をするというS・キング原作らしい、ちょっと怖いお話しなんですが、映画はトム・ソーヤの冒険のようなさわやかな少年冒険作品になっています。90分足らずの短い作品ですが、心地よい感動があります。音楽も素晴らしいです。
096ストレイト・ストーリー
D・リンチ R・ファーンズワース
S・スペイセク
H・D・スタントン
73歳のアルヴィンの元に仲違いしている兄が倒れたという知らせが入る。彼はトラクターで遠く離れた兄を訪ねようとする。巨匠D・リンチの感動ロードムービー。 非常に心地よい映画です。ファーンズワース演じる主人公のじいさんが最高に素敵です。小さなトラクターで500kmの旅をするんですが、道中、画面に向かって思わず「頑張れ!じいさん」と声をかけてしまいました。また娘役のS・スペイセクも非常にいい味を出しています。実話をベースにしてるそうですが、無駄な演出をそぎ落としたかのようなラストシーンは感動的ですね。オープニングやシカをはねた女性のシーンなど、所々に見えるリンチの変態的な部分も自分は好きです。カントリー調の音楽といい、アメリカの広大な風景といい、のんびりと癒されたい時に観ることをお勧めいたします。主演のファーンズワースはこの作品が遺作となりました。
097スパイキッズ R・ロドリゲス A・バンデラス
C・グギノ
A・ヴェガ
D・サバラ
A・カミング
J・クルーニー
誘拐された元スパイの両親を救うため、二人の子供たちが黒幕に立ち向か傑作アクション・ムービー。007ばりのハイテク機器が次々登場。G・クルーニーも出演。 お子様向けかもしれませんが、テンポのよさとスパイグッズの楽しさでまるでおもちゃ箱をひっくりかえしたような映画です。B級っぽいですが個人的にはハリー・ポッターより数倍面白いと思います。スパイグッズ欲しいなー。
098スパイキッズ2
R・ロドリゲス A・バンデラス
C・グギノ
A・ヴェガ
D・サバラ
S・ブシェーミ
世界の危機を救って正真正銘のスパイキッズとなったカルメンとジュニが、今度は全世界の武器を無力化してしまう秘密兵器を奪った敵を追って謎の島に向かう。 前作より数段パワーアップしてます。「おもちゃ箱」→「おもちゃ屋さん」くらいの進化という感じですね。所謂、バカ映画なんですが、見所満載で楽しめます。マッド・サイエンティスト役S・ブシェーミはもちろん、ライバルの兄妹もなかなかよいです。特にオスメント妹(兄貴にくりそつ)がいいですね。それから、カルメン、かわいい!
099スパイキッズ3-D R・ロドリゲス D・サバラ
A・バンデラス
S・スタローン
J・クルーニー
スタローン演じるトイメーカーがゲームの中にカルメンを閉じ込めた。それを助けにジュニがゲームの中へと飛び込んで行く・・・。I・ウッド、G・クルーニーも出演。 どうしたロドリゲス!何をやりたかったんだろう?ただ3-D映画で遊びたかったのか?前2作が大好きだったんで、正直、がっかりです。番外編「ジュニとグランパの冒険」って感じ。
100スパイダーマン S・ライミ T・マグワイア
W・デフォー
K・ダンスト
アメコミを映画化した大ヒットアクション。大学の研究所を見学したピーターは、そこで遺伝子組み換えのクモに刺されてしまいスパイダーマンになってしまう。 スパイダーマンがビルからビルへ飛び移る映像が素晴らしいですね。子供の頃、テレビで見た日本のスパイダーマンとは大違いです。それにしてもK・ダンストは大きくなりましたね。綺麗になったかというと?ですけど。ジュマンジの頃はすごく可愛かったのに・・・。
101スパイダーマン2 S・ライミ T・マグワイア
K・ダンスト
A・モリーナ
グリーン・ゴブリンとの死闘から2年。スパイダーマンであることで恋や友情に悩み苦しむピーターの前に、新たな敵怪人Dr・オクトパスが立ちはだかる! 前作を超える面白さですね。アメコミ原作映画の最高傑作ではないでしょうか?サム・ライミ監督ならではのカメラアングルがアクションシーンでは冴え渡ってすごい迫力です。CGを多用しているとはいっても実写でここまで描けるんですね。次回作も楽しみ!
102スパイダーマン3 S・ライミ T・マグワイア
K・ダンスト
J・フランコ
大ヒット作の第3弾。謎の黒い物体によってブラック・スパイダーマンとなった青年ピーターが、自らの心の闇と向き合い深く葛藤するさまが激しいバトルとともに綴られてゆく。 近日更新
103スピード Y・デ・ボン K・リーブス
D・ホッパー
S・ブロック
スピードを落とすと爆発するという爆弾を仕掛けられたバスにSWAT隊員・ジャックが救出のために乗り込み、命を賭けた疾走が始まる。 最初からラストまでずっと爆発するんじゃないかというと緊張感があります。S・ブロックがいいですね。キアヌ・リーブスが若いですね。
104スペース・カウボーイ C・イーストウッド C・イーストウッド
T・L・ジョーンズ
D・サザーランド
かつて宇宙旅行の栄誉をチンパンジーに奪われたチーム「ダイタロス」が、宇宙衛星システムの修理のために再結成され、宇宙へ旅発つが・・・。 地球の危機に急遽集められたメンバーが宇宙へ行くというと「アルマゲドン」と似ていますが、こちらのほうが好きです。第一線を退いたじいさん達が頑張るってところがいいですね。T・リー・ジョーンズがいい味出してます。ラストの月面の映像にはびっくりしました。
105スモーク W・ワン H・カイテル
W・ハート
F・ウイテカー
NYの下町ブルックリンのある煙草屋に集まる人々の日常を、店主を中心に繊細な心理描写を交えながら描いている。 大した事件も起こらない地味な作品ですが、いい雰囲気の映画です。H・カイテル、W・ハートの演技が渋いです。最後のH・カイテルの語るクリスマスの話のシーンが一番好きです。語りだけで情景を浮かび上がります。そしてラストのイメージシーンでの、おばあさんの表情が最高に素晴らしい!
106聖者の眠る街 T・ハンター M・ディロン
D・グローバー
大都会の中で出会ったホームレスの黒人と自称写真家の若者との間に起こったささやかな奇跡を描いた感動作。 アメリカ社会の底辺の生活者達の姿を改めて再認識しました。ホームレスの生活ってこんな感じなんですね。ちょっと悲しいお話ですが、生きるということについて考えさせられました。モーゼの話のシーンが印象に残りました。M・ディロンは「メリーに首ったけ」とは全然違うんでびっくりしました。演技派なんですね。
107セント・オブ・ウーマン/夢の香り M・ブレスト A・パチーノ
C・オドネル
G・アンウォー
アルバイトで全盲の退役軍人スレード中佐の世話をすることになった名門校の奨学生チャーリー。人間嫌いとも言えるスレードはチャーリーを連れニューヨークに旅立つ。 この作品の見所はアルパチーノの演技に尽きると思います。盲人の役を不自然さなく演じるとともにエリート軍人の傲慢さと、今にも壊れそうな繊細さをあわせ持つスレード中佐を見事に演じています。
108ダイ・ハード
J・マクティアナン B・ウィリス
A・リックマン
クリスマスイヴを家族と過ごすため妻を訪ねたマクレーン刑事。ところがその高層ビルをテログループに占拠され単身敵に挑むハメに。 巻き込まれ型アクション物の傑作です。このシリーズではこの1作目が一番好きですね。思わずにんまりというシーンがいっぱいあります。でも改めて見るとB・ウィリスの髪って以前はこんなにあったんですね。最近は・・・。悪役はいまやハリー・ポッターシリーズのスネイプ先生役でお馴染みのA・リックマンという点も注目。全然、雰囲気が違います。何度もTVで再放映されていますが、何度観ても楽しめる作品です。
109ダイ・ハード2 R・ハーリン B・ウィリス
B・ベデリア
前作の事件より1年後のクリスマス。妻の到着を待つダレス空港にて護送中の麻薬王奪回を狙うテロ集団と遭遇したマクレーンが再び「最悪の1日」に身を投じる。 前作とは監督が違いますが、お約束はきちんと守ってあって楽しめます。今回もマクレーン刑事が大活躍です。映像的には飛行機の墜落・爆発シーンがすごいですね。
110ダイ・ハード3 J・マクティアナン B・ウィリス
S・L・ジャクソン
マクレーン刑事がテロリストに立ち向かうアクションの第3弾。N.Yのデパートが突然爆破、サイモンと名乗る爆弾テロリストが次々と爆破計画を敢行する。 アクションはすごくなってるんですけど今回は奥さんが出てこない(電話の声だけ)のがちょっと。地下鉄の爆発シーンはすごい迫力ですね。
111タイタニック
J・キャメロン L・ディカプリオ
K・ウィンスレット
C・ベイツ
タイタニック号で出会った身分違いの男女の切なく美しい愛を描いた大ヒット作。作品賞、監督賞ほかアカデミー11部門を受賞。 J・キャメロン監督入魂の名作です。タイタニック号の沈没シーンはどうやって撮影したのかわかりませんが、まさに圧巻の一言。それに加えて人間ドラマもしっかりと描かれています。ただのパニック映画をはるかに超越した傑作に仕上がりました。アカデミー賞独占というのもうなづけます。3時間以上の長さを全く感じさない演出はお見事。世界中の何組のカップルがあの有名なシーンを真似したことやら。そういう意味でも本当の大ヒット作品ですね。
112タイムトラベラー きのうから来た恋人 H・ウィルソン B・フレイザー
S・スペイセク
C・ウォーケン
核シェルターの中で35年間を過ごした青年アダムが、初めて出た地上で出会った女性イブと恋に落ちていく様をコミカルに描くラブコメディ。 素直に楽しめました。インパクトはありませんが、かなり好きです。ほのぼのと観ることができました。B・フレイザーの好青年役が似合ってます。それと母親役のS・スペイセクの演技がいいですね。
113タイムマシーン S・ウェルズ G・ピアース
J・アイアンズ
1899年に恋人を暴漢に殺された科学者アレクサンダーは、4年後にタイムマシンを発明し、彼女を救おうと事件当日の過去へと飛ぶが・・・ この映画、世間一般の評価は低いようですが、個人的には結構好きです。特に前半は彼女を救うために奮闘する主人公の苦悩がよく描かれていて切ない雰囲気が伝わってきました。また、タイムトラベルする際の映像と音楽が素晴らしいです。ただ、後半、話が進むにつれてあまりにも展開が激しく、まるで猿の惑星のような話になっていくので冒頭のロマンチックな雰囲気が微塵もなくなるのが残念です。
114ダークシティ A・ブロヤス R・シーウェル
J・コネリー
K・サザーランド
太陽が上らない闇の都市で、娼婦連続殺人の嫌疑をかけられた記憶喪失の男の行方を描く。SFアクション。 ダークシティの街の暗い雰囲気が素晴らしいです。また、超能力で作りかえられていく時のビルが延びたりする映像がすごいです。ストーリーも予測不可能でなかなかいいと思います。
115ダークナイト C・ノーラン C・ベール
H・レジャー
ゴッサム・シティーに、ジョーカーと名乗る究極の悪が舞い降りる!「バッドマン ビギンズ」に続くシリーズ第2弾。 近日更新
115ダークマン S・ライミ L・ニーソン
F・マクドーマンド
悲しい運命を背負い、黒マントに身を包んだ異形のヒーロー「ダークマン」の凄絶な復讐バトルが展開するアクション・ホラー。 どんなヒーローが出てくるんだろうと思ったら、大やけどを負って病院で視床下部を切断したためにアドレナリンの大放出でばか力がでる天才科学者(なんのこっちゃ)が他人の顔のマスクをつけるというお話でした。ピンクの象でキレる主人公が笑えました。あとは高層ビルでのアクション・シーンは本当に高さを感じました。そのあたりが「スパイダーマン」に繋がっていったんでしょうね。
116ターミナル S・スピルバーグ T・ハンクス
C・Z・ジョーンズ
S・トゥッチ
突然の祖国消滅により出入国を禁じられ空港内で生活する羽目になった男が、ある約束を果たす機会を待ちわびながら周囲の人々とほのぼのとした交流を深めていく姿をユーモアを交えて描く。 空港から出ることも国に戻ることもできないというシチュエーションとT・ハンクスの演技を楽しむ映画です。感動するような話ではありませんが、ほのぼのとしたいい話がいくつもあり最期まで飽きることなく見れました。C・Z・ジョーンズがすごく綺麗でした。
117ターミネーター J・キャメロン A・シュワルツェネッガー
M・ビーン
R・ハミルトン
未来から送りこまれた殺人マシーンと青年は未来の戦争を集結させるため1人の女性を巡る戦いを繰り広げる近未来SFアクション。 執拗に追いかけてくるシュワちゃん演じるターミネータが怖いです。アクションというよりSFホラーですね。低予算で作られたそうですが、よくここまで素晴らしい作品が作れたなーという感じです。
118ターミネーター2
J・キャメロン A・シュワルツェネッガー
R・ハミルトン
E・ファーロング
クオリティの高い映像と迫力のストーリー展開で大ヒットを記録したSFアクション大作の続編。ジョン・コナー少年の前に2体のターミネーターが現れる。 本作品は何回観たかわかりません。それくらい何度も観てます。シリーズ中この2作目が一番好きな人は多いと思います。シュワちゃんかっこいい!それに尽きます。それにT1000の執拗なしつこさがいいですね。予算の拡大や技術の進歩が反映されて前作よりはるかにパワーアップした映像と音楽も最高です。
119ターミネーター3 J・モストウ A・シュワルツェネッガー
N・スタール
審判の日に世界が崩壊せず母サラの死を見届けたジョン・コナーは、世間との接触を避けながら細々と生きていたが、そこにまたも2体のターミネーターが現れた。 激しいアクション・シーンの連続です。シュワちゃんは無理かも知れませんがパート4も楽しみです。ただ、ジョン・コナーが小汚く感じたのはどうかと。T2のE・ファーロングがよかったなー。
120ダンサー・イン・ザ・ダーク L・F・トリアー ビョーク
C・ドヌーブ
D・モース
歌手ビョークが主演し話題となった60年代のアメリカを舞台に母と子の愛を描く感動ドラマ。カンヌ映画祭でパルムドールと主演女優賞を受賞。 東欧から移住してきた目の不自由な貧しい母と子のとても悲しいお話です。ミュージカル映画のスタイルなんですが、この映画では全然楽しい気持ちにはなれません。特にラストのシーンは惨すぎて泣いてしまいました。ビョークの歌声は好きですが本当につらいお話です。「えっ?なんでこうなってしまうの?うぅ。」という感じで観終わった後、しばらくは鬱になることを覚悟して下さい。私は三日間は落ち込んで立ち直れませんでした。
121チャーリーとチョコレート工場 T・バートン J・デップ
F・ハイモア
D・ケリー
バートン&デップの4度目の顔合わせは、ロアルド・ダール原作の人気ファンタジーの映画化。ウォンカ氏が経営する巨大なチョコレート工場に、5人の子どもたちが招待され、驚くべき体験をする。 奇才ティム・バートンの豊かな色彩感覚とオモチャ箱のような世界の映像表現が素晴らしいですね。子供達に向けたおとぎ話のようですが、社会に対する警鐘メッセージを多分に持ち合わせてた作品です。
122沈黙の戦艦 A・デイビス S・セガール
T・L・ジョーンズ
米国海軍の戦艦がシージャックされ核兵器が奪取されるが一人コックが立ち向ってゆく。彼はかつて秘密戦闘員として名を馳せるほどの腕をもっていた。 このライバックシリーズはコックが実は滅茶苦茶強い!というところがいいですね。たかがコック一人と油断した敵をバッタバッタと無敵のセガールが倒していきます。ヒーローはとにかく強くないと面白くないですもんね。悪役のT・リー・ジョーンズもいい味出してます。ちなみに数多いセガールの沈黙シリーズですが、ライバックものはこの作品と続編の「暴走特急」だけです。
123デイ・アフター・トゥモロー L・エメリッヒ D・クエイド
J・ギレンホール
地球温暖化が原因で世界各地で異常気象が発生。ロサンゼルスに巨大竜巻が襲来し、日本には巨大なヒョウが降り注ぎ、ニューヨークは洪水で水没する。 スケールの大きなスペクタクルシーンに驚かされます。さすがエメリッヒ監督。ID4を凌ぐスケールです。ニューヨークが凍りついていくシーンの映像はすごいです。感動は・・・いまいちですけどね。特撮好きな方にお勧めです。
124ディープ・インパクト M・レダー R・デュバル
I・ウッド
M・フリーマン
巨大彗星衝突による地球滅亡までの人類の日々を感動的に描いたパニック・スペクタクル大作。S・スピルバーグ製作総指揮。 彗星衝突までの地球での人々のドラマがみごたえあります。エンターティメントとしてはアルマゲドンに劣ると思いますが、こちらのほうがリアリティがあり感情移入できました。大津波のシーンの迫力はまじすごいです。
125テキサス・チェーンソー M・ニスペル E・バルフォー
J・タッカー
A・ブリニアースキー
T・フバー監督の傑作ホラー「悪魔のいけにえ」をトップガン、アルマゲドンのM・ベイがプロディースし完全リメイク。全米犯罪史上に残るエド・ゲインによる連続殺人を元に恐怖を描く。 ホラー映画史に残るオリジナルのようなインパクトはありませんが、十分に恐い作品に仕上がっています。オリジナルはある意味、奇跡の作品ですので同等の作品はT・フーバーでも作れないでしょう。(というか現実作れていないです。)レザーフェイスや家族の異常さは若干薄くなった感があり、雰囲気の恐さはあまりありませんが、肉体的な痛みを感じるシーンが多くあり精神的にかなりきます。体調の悪い時には観ない方が無難かと思います。
126デス・プルーフ Q・タランティーノ K・ラッセル
Z・ベル
R・ドーソン
カート・ラッセル扮する元スタントマンが、愛車を凶器にセクシー美女たちを次々に血祭りに上げるさまと、そんな恐怖の殺人鬼に敢然と立ち向かうスタントウーマンとの壮絶な死闘をCGに頼らない迫真のカー・アクション満載で描く痛快スラッシャー・ムービー。 前半は女の子達の会話が多く地味(色っぽいけど)ですが、カート・ラッセルの殺人シーンでびっくりさせられます。そして再び・・・と思いきや、今度はリアルなカーチェイスにくぎ付けになります。後半10分はアドレナリン出まくりの展開で、最後は大笑い。見事にタランティーノに一本とられました。
127デスペラード R・ロドリゲス A・バンデラス
S・ブシェーミ
S・ハエック
最愛の恋人を殺され自らもギター弾きの道を閉ざされたマリアッチが復讐のためギターケースに武器を詰め込み大暴れする姿を描いたバイオレンスアクション。 まずはオープニングのS・ブシェーミが酒場で語るシーンがよいです。謎のマリアッチへの興味が掻き立てられます。また売人役のタンティーノの酒場でのしょんべんの話のシーンが何回見ても面白いです。しかし、それ以上にA・バンデラス扮するマリアッチが最高です。ギターケースに銃を入れて撃ち始めたらとことん撃ちまくります。また、マリアッチの助っ人の二人も少ない登場なんですが、インパクトは大きいです。なんせ、二人のギターケースがマシンガンやロケットランチャーだったりするんですから。ただ、ラストはちょっと消化不良かと。
128デッドゾーン
D・クローネンバーグ C・ウォーケン
M・シーン
交通事故で5年間昏睡状態を続けていた高校教師ジョニーは、奇跡的に回復するが、なぜか相手に触れるだけでその人間の未来を予知できる能力を身につけていた。 古い映画なんですが名作です。ジャンル的にはサイキックスリラーなんですが、本質的にはとても切ない切ない恋愛映画です。まさかクローネンバーグ作品で泣かされるなんて想像もしてませんでしたが、ラストで思わず泣いてしまいました。C・ウォーケンの名演に一本取られたという感じです。昏睡から覚めて他の男性と結婚してしまった彼女に「君には5年だけど、僕にとっては昨日のことなのに・・・」というセリフがあまりにも切ないです。
129デーブ A・ライトマン K・クライン
S・ウィーバー
F・ランジェラ
ひょんなことから大統領の替え玉になったデーヴとファーストレディの掛け合いに笑い、涙し、そして癒されるハートフル・コメディ。シュワルツネッガーも出演。 大統領のそっくりさんが大統領の替え玉になるというあまりにも荒唐無稽な話なんですが面白いです。爆笑するのではありませんが、フフフって笑う感じです。見終った後に爽やかな気持ちにしてくれる作品です。ラストのSPのセリフがいいですね。シガニー・ウィーバーもこれまでの役とはちょっと違う雰囲気です。
130天国から来たチャンピオン W・ビーティ W・ビーティ
J・クリスティ
J・メイソン
天使長のミスによって突然、事故死してしまったプロフットボール選手が、青年実業家の体に乗り移り、新たな人生を歩み出すハートウォーミング・ファンタジーの傑作。 いいですね、この映画。リメイクらしいですが、最近ブームのよみがえり物の原点と呼ぶべき作品です。主役を含め悪人でもそこまで悪く描かれていないので、安心して観ることができます。
131天国の日々 T・マリック R・ギア
B・アダムス
20世紀初頭のテキサスを舞台に若者たちの葛藤を描く青春ドラマ。ビリーは妹リンダと恋人アビーと農場で麦刈りの仕事につくが農場主がアビーに一目惚れし…。 まず映像がとても綺麗です。テキサスの広大な麦畑の風景が実に美しく描かれています。リチャード・ギアが若いです。
132天使がくれた時間 B・ラトナー N・ケイジ
T・レオーニ
D・チードル
優雅な独身生活を謳歌していた男が昔の恋人と“もうひとつの人生”を体験することによって本当の幸せに気づく姿を描いた大人のファンタジー。 近日更新
133天使にラブ・ソングを・・・
E・アルドリーノ W・ゴールドバーグ
H・カイテル
殺人現場を目撃し修道院に身を隠すことになったクラブ歌手の活躍を描くコメディ。ゴスペル風の聖歌隊のリズミカルなテンポ、個性的な役者たちのセンスが楽しい。 音楽コメディの傑作です。この映画を観ると音楽の素晴らしさを改めて感じることができます。個性的な聖歌隊の歌は本当に素晴らしいです。それにしてウーピーの表情って豊かでいいですね。それにH・カイテルの悪役が渋く決まってます。観終わった後に非常に元気の出る映画です。
134天使にラブ・ソングを2
B・デューク W・ゴールドバーグ
M・スミス
修道院を舞台に、売れない歌手とシスター達が巻き起こす騒動を描いたハートフル・コメディの第2弾。今度は母校の高校を廃校から救うために大活躍する。 1作目と続けて観たほうがいいですね。今度は高校生の聖歌隊です。それにしてもみんな歌うまいですね。まあ、歌がうまい役者さんをオーデションして選んでるんでしょうけどね。才能ある若者達がたくさんが輝いています。もちろんウーピーも輝いています。
135逃亡者 A・デイビス H・フォード
T・L・ジョーンズ
外科医キンブルが妻殺しの容疑で逮捕され死刑の判決を受けるが、偶然逃亡できたキンブルはジェラード警部の追跡をかわしながら真犯人を追う。 人気テレビドラマのリメイク作品です。無実の罪で逮捕され逃亡者となった医者役のH・フォードとそれを執拗に追いかけるジェラード警部役のT・リー・ジョーンズがいいですね。真犯人が登場してくる後半の緊迫感がスリルがあっていい感じです。サスペンスの傑作です。
136トゥルーマン・ショー P・ウィアー J・キャリー
E・ハリス
トゥルーマンの人生は隠しカメラによってTV番組として世界中に放送されていた。それに気付いた彼は現実の世界へ脱出を試みるが・・・。 発想が素晴らしいです。現実にはありえない奇想天外な話なんですが、もしかしたら自分の人生も・・・作り物なのかも?って考えてしまいました。もし、そうだったとしても自分は気がつかないでしょうね。
137トゥルー・ロマンス T・スコット C・スレイター
P・アークエット
G・オールドマン
激しい恋に落ちた男女の危険な逃避行をD・ホッパー、C・ウォーケン、B・ピット、S・L・ジャクソンなどの豪華キャストで描くクライムアクション。タランティーノ脚本。 タランティーノが売り払った脚本をあの「トップガン」のT・スコット監督が撮ったらどんな映画になるんだろう?という気持ちで観ました。あのD・ホッパーが珍しくいい親父役で好演してます。最後の銃撃戦の展開はさすがタランティーノですね。またT・スコット監督の映像も素晴らしいです。でもこの作品タランティーノが監督してたらどうなったんでしょうね。もっと暴力的になったんだろうなあ。でも、こんな恋がしたいっす!
138遠い空の向こうに
J・ジョンストン C・クーパー
L・ダーン
J・ギレンホール
NASAのエンジニア、ホーマー・ヒッカムの原作を映画化した感動作。炭鉱町で暮らす少年4人組は手作りロケットの実験をはじめるが・・・。 本当にいい映画です。地味だけど面白かったし、感動しました。主人公や周りのキャストも自然な演技でみなよかったです。時々見たくなる作品です。夢に向かってコツコツと頑張れば、未来が開ける!というのがいいですね。しかも、実話ですから、説得力があります。
139ドクター・ドリトル B・トーマス E・マーフィー
O・ブラット
R・シフ
エディ・マーフィー扮する動物と会話できるようになったドクター・ドリトルと動物達が巻き起こす大騒動を描くハートフルコメディ。 原作のドリトル先生とは全然違うストーリーですが、動物達の演技がすごいです。何も考えずに観ると楽しめます。90分足らずという時間もちょうどいいです。
140ドクター・ドリトル2 S・カー E・マーフィー
C・ウィルソン
レイブン
動物と話ができる獣医のドリトルは、森のピンチを救ってくれとのビーバーからのSOSを受ける。彼は絶滅寸前の野性のメス熊をオス熊と結婚させることで、森を熊の繁殖地だと証明しようとする。 ドリトルが動物と話ができると周りが認めている中でのお話なので、前作と比べるとやや面白くなかったですね。ただ、相変わらず動物達の演技?は素晴らしいです。
141トップシークレット ザッカー兄弟 V・キルマー
O・シャリフ
P・カッシング
東ドイツのフェスティバルに招待されたアメリカのロック歌手が国際的陰謀に巻き込まれていく様を描いた傑作コメディ。 小ネタが散りばめられていて最初から最後までずっとクスクス、アハハって感じでした。裸の銃を持つ男よりも個人的にはこちらのほうが好きです。非常に完成度の高いコメディです。
142トレマーズ L・アンダーウッド K・ベーコン
F・フォード
ネバダの砂漠地帯にある小さな田舎町を舞台に、突然出現した巨大蛇状モンスターと住民との攻防が描かれるパニック映画。 なぜだかほのぼのとした雰囲気のある怪獣パニック映画です。何人もモンスターに殺されるんですが、あんまり怖くありません。ラストも爽やかだしなんか不思議な作品です。続編も作られているのでアメリカではヒットしたんでしょうね。巨大ツチノコのようなモンスターの造型と武器マニアの夫婦の戦いっぷりがよかったですね。
143ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド G・A・ロメロ J・オディア
D・ジョーンズ
R・ストライナー
いまや古典となったロメロのゾンビ映画第一作。一軒屋に立て篭った七人の男女とゾンビの死闘を描く。 低予算のモノクロ作品ですが、そこがかえって恐怖感を増す効果があります。ゾンビが人肉を貪り食うという残酷シーンもモノクロなためか気持ち悪さが中和されて恐怖感だけがクローズアップされてます。最近のCGだらけのホラー作品に飽きた人には新鮮な感じがするのではないでしょうか?以後のゾンビ映画の原点ということを抜きにしても傑作だと思います。
144ナイトミュージアム S・レヴィー B・スティーラー
C・グギノ
R・ウィリアムス
失業続きものラリー。妻に離婚され、愛する息子ニッキーには父親らしいところも見せられない。そんな時、無理やり頼み込んだ再就職先は博物館の夜間警備員。その仕事は誰もが続かずに辞めて行くという。 ちょっとジュマンジを思い出しました。家族で安心して見ることのできる作品です。大笑いとまではいきませんが、けっこう笑えます。映像的にもなかなか頑張っています。
14525年目のキス R・ゴスネル D・バリモア
D・アークェット
彼氏イナイ歴25年の女性新聞記者が、潜入ルポで高校生活を再体験。イヤな過去を乗り越え素敵な女性へと変身していく姿を描く。 D・バリモアがちょっと太目ですが、可愛いですね。また劇中で描かれているアメリカの高校生活って本当に楽しそうで羨ましいです。ああ、それに比べて僕の高校生活は男ばかりで・・・。ラブ・コメとしては及第点というところでしょうか。
14628日後... D・ボイル C・マーフィ
N・ハリス
C・エクルストン
新種のウィルスが蔓延したロンドンを舞台に、感染を免れた人々の生き残りをかけた戦いを描くSFホラー。 まずは冒頭の誰もいないロンドンの風景が印象的です。終末観をよく表現しています。ストーリーはウィルス感染ということですがほとんどゾンビです。しかも走るのが速いです。でも、あまり怖くはありません。というか途中はほのぼのとした感じもします。またゾンビ以上に人間の方が怖いですね。そこが監督の描きたかったところなのかも知れませんが・・・。
147ニュー・シネマ・パラダイス G・トルナトーレ P・ノワレ
J・ペラン
S・カシオ
トルナトーレ監督が、映画を愛する全ての人に送る感動編。劇場とフィルムにまつわるエピソードはどれも楽しく、その中で展開される悲喜こもごもの人生模様を描く。 映画好きには堪らない映画館を舞台にした作品です。主人公の成長とともに映画館を取り巻く環境も変っていくのです描かれる面白可笑しくそして切なくなるエピソードの数々がなんとも言えません。映画万歳!
148ニューヨーク1997 J・カーペンター K・ラッセル
L・V・クリーフ
A・ボーグナイン
1997年ニューヨーク。犯罪者の巣窟となったマンハッタンは巨大な刑務所と化していた。そこに大統領専用機が墜落。元特種部隊の隊員で終身刑のスネークは恩赦と引き替えに大統領救出を命令される。 いまや過去となった1997年が近未来として描かれていますが、ユニークな発想とカーペンターらしいB級センスに溢れていて非常に楽しめました。特撮はあの「ターミネーター」、「タイタニック」のJ・キャメロンがつとめています。世界貿易センタービルのシーンは涙ものです。
149ニューヨーク東8番街の奇跡 M・ロビンス J・タンディ
H・クローニン
F・マクレー
地上げ屋からの嫌がらせが断えないNYの安アパートに住む住民たちをを救うため空からの小さな訪問者たちが降りてくるSFファンタジー。 小さなUFOというか宇宙人?がちっちゃくて超カワイイです。映画史上、最も可愛らしいUFOというか宇宙人ではないでしょうか?とてもほのぼのとした気持ちで楽しめました。主人公の老夫婦を含めアパートの住人も皆、いい雰囲気ですね。
150バイオハザード P・アンダーソン M・ジョヴォヴィッチ
M・ロドリゲス
全世界で2000万枚以上を売り上げたサバイバル・ホラー・ゲームの傑作「バイオハザード」シリーズを、自身もゲームマニアだという俊英、ポール・アンダーソン監督が映像化。 ゲームの映画化なんで期待せずに観たんですが、まず主演のミラがすごく魅力的です。「えっ、こんなにいい女だったっけ?」と思いました。そんで、強い。冒頭から緊迫感のあるシーンがテンポよく進んでいくのであっという間でした。ゾンビ映画として観るとイマイチですが、ホラーアクションとしてはなかなか良く出来ていると思います。
151バイオハザード II アポカリプス A・ウィット M・ジョヴォヴィッチ
S・ギロリー
J・ハリス
「バイオハザード」の続編。地獄と化した巨大地下研究所からなんとか生き延びたアリスを、今度はウィルスに冒されたラクーンシティそのものの消滅という危機が待ち受ける。 1作目よりホラー度は低下しましたがアクション度は大幅UPです。ゾンビも進化を遂げたアリスの前では(あっけないほど)簡単に倒されます。特殊部隊もアリスの敵ではないですね。なんだかマトリックスのネオを見てるような感じです。ジルという新キャラもかっこよくて綺麗です。3作目へ続くようですが、次回作も楽しみです。
152バイオハザード V R・マルケイ M・ジョヴォヴィッチ
O・フェール
A・ラーター
人気シリーズ第3弾。前作から数年後、T-ウィルスの拡散で大量のアンデッドがはびこる終末世界を舞台に、アリスが僅かな生存者たちと安息の地を目指し巨大な陰謀に立ち向かう。 3作目となり、ますますアリスがパワーアップしています。まるでマトリックスのネオみたいに、超能力まで使い始めました。怖さはなくなりましたが、アクション映画として楽しめました。
153パイレーツ・オブ・カリビアン G・ヴァービンスキー J・デップ
O・ブルーム
K・ナイトレイ
18世紀のカリブ海を舞台に、海賊たちの呪いを解く黄金のメダルの「最後の1枚」をめぐる、アクション・アドベンチャー。製作はヒット作連発のJ・ブラッカイマー。 さすがハリウッド映画という感じのアクションアドベンチャー作品です。海賊スパロウの吹き替えがワンピースのサンジの声ってのもいいですね。
154裸の銃を持つ男 D・ザッカー R・ニールセン
P・プレスリー
エリザベス女王の来訪を控えたLAで、女王暗殺の情報をつかんだトレビン警部が、ハタ迷惑の限りを尽くして、大騒動を巻き起こす。 大ヒットコメディシリーズの第1作です。実にばかばかしい映画です。多少、下品なギャグもありますが、それなりに笑えます。お仕事に疲れた時にでもご覧ください。
155バック・トゥ・ザ・フューチャー
R・ゼメキス M・J・フォックス
C・ロイド
L・トンプソン
発明家ドクがタイムマシンを開発し、マーティは30年前に…。S・スピルバーグ製作総指揮で贈るタイムスリップ・アドベンチャーの傑作。 この映画、本当に何回も何回も見てるんですが、その度に面白いです。毎回、笑ってしまいます。1955年の雰囲気もよく出ています。これぞ歴史に残る傑作!と呼べる一本ですね。シリーズ物なんでこの作品だけでは完結しませんが、2作目へと続く伏線があちこちにいっぱい張り巡らされています。でも、本当にタイムマシンがあったら便利でしょうね。ああ、僕もデロリアン欲しい!
156バック・トゥ・ザ・フューチャー2
R・ゼメキス M・J・フォックス
C・ロイド
L・トンプソン
未来へ行ったマーティが持っていたスポーツ年鑑がビフの手に渡り1985年は大きく変化してしまった。マーティは年鑑を取り戻しに再び1955年へ…。 大ヒット作の続編です。前作のシーンと今作のストーリーが重なって進行するところが凝っていて凄いです。思わず前作を見直したくなりました。過去、現在、未来と行き来するタイムマシンの面白さが遺憾なく発揮されてます。前作に劣らない面白さです。
157バック・トゥ・ザ・フューチャー3 R・ゼメキス M・J・フォックス
C・ロイド
M・スティーンバージェン
1955年ドクの墓を見つけたマーティは1885年に向かいドクと再会するが、燃料タンクに穴を開けて立ち往生。果たして2人は現代に戻れるのか。シリーズ最終作。 本作ではあまり過去や未来を行ったり来たりしないせいか、前2作に比べるとややパワーダウン感はありますが、相変わらず面白いです。今回は西部劇ですが、お決まりのパターンもありますし。3作続けて見るとよけいにいいですね。タイムトラベル物としては不朽の名作です。
158パッチ・アダムス T・シャドヤック R・ウィリアムス
D・ロンドン
M・ポッター
生きる道を見失ったアダムスは精神病院に入院する。しかし立ち直った彼は精神科医を目指しヴァージニア大学医学部に入学し「笑い」を重視した療法を考え出す。 笑いあり、涙あり、感動ありの映画です。実話に基づいているそうですが、本当にすごい医者がいるもんですね。こんな医者がもっとたくさんいれば医療も変わるかも知れないですね。ちょっと切ないシーンもありますが、R・ウィリアムスの笑顔は本当に素敵です。
159花嫁はエイリアン R・ベンジャミン D・エイクロイド
K・ベイシンガー
ある惑星が絶滅の危機に陥ってしまった。そのピンチを救うため、惑星から美女エイリアンが地球にやってきて、素性を隠してスティーヴと結婚するのだが…。 いやはや、笑えました。この映画のキスシーンは映画史上最も笑えるキスシーンではないでしょうか?他にも笑えるシーンが満載です。花嫁が乾電池を食べるシーンではDr.スランプのガッチャンを思い出しました。それから何といっても娘役の子が可愛かったです。
160ハムナプトラ S・ソマーズ B・フレイザー
R・ワイズ
J・ハナー
紀元前1290年の古代エジプトで封印された邪悪な高僧イムホテップが蘇りエジプトに伝わる恐怖の伝説をもたらすSFXスペクタクル。 こういうアドベンチャー作品は大好きです。あっという間に最後まで観てしまいました。これぞ、エンターテイメントですね。お兄さんの活躍が最高!
161ハムナプトラ2 S・ソマーズ B・フレイザー
R・ワイズ
リックとイヴリンは息子アレックスと共にエジプトを訪れた。そこでアレックスは黄金の腕輪を見つけたがそれをはめたまま何者かに誘拐されてしまう…。 前作より進化したSFXが素晴らしいですね。壮大な映像は迫力があります。見せ場も次から次にあってテンポよく一気に観ることができました。
162パラサイト R・ロドリゲス I・ウッド
J・ハートネット
F・ヤンセン
パラサイトの調査に踏み込んだ6人の若者たちが、極限状態の中で人類の存亡を賭けた孤独な闘いに挑むSFX学園ホラームービー。 遊星からの物体X学園青春バージョンという感じです。キャストの魅力とテンポのよさで一気に最後まで見れました。I・ウッドやJ・ハートネットら今では考えられないような豪華キャストですね。でも、一番印象に残ったのはターミネーターのT-1000ことR・パトリックが追いかけてくるシーンでした。
163ハリー・ポッターと賢者の石 C・コロンバス D・ラドクリフ
R・ハリス
A・リックマン
E・ワトソン
J.K.ローリング原作の小説を映画化。魔法使いの少年の成長と冒険を壮大なスケールで描いた傑作ファンタジー。11歳になり魔法学校へ入学したハリーは・・・。 面白いです。でも、ちょっと長いです。期待が大きかったせいか、ちょっと?という感じでしょうか?でも、まあ、面白いです。ハーマイオーニかわいい。
164ハリー・ポッターと秘密の部屋 C・コロンバス D・ラドクリフ
R・ハリス
A・リックマン
E・ワトソン
全世界にファンタジー・ブームを巻き起こしたハリー・ポッターの映画化第2弾。監督のC・コロンバスをはじめ、前作とほぼ同じスタッフ&キャストで製作されている。 前作より面白かったです。全体的な雰囲気もよかったし、テンポもいくぶんかよくなりました。3作目が楽しみです。
165ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 A・キュアロン D・ラドクリフ
E・ワトソン
G・オールドマン
ハリー・ポッターの映画化第3弾。ホグワーツで3年目を迎えたハリー。彼の両親の死に関わっているという囚人シリウス・ブラックが、アズカバンの監獄を脱獄して・・・。 監督交代は正解でした。全体の雰囲気は壊さずにお子様向け映画から大人の鑑賞にも堪える作品になっています。それにしても主役達がどんどん成長していますね。どこまでこのキャストでできるんでしょうか?
166パルプ・フィクション
Q・タランティーノ B・ウィリス
J・トラボルタ
U・サーマン
S・L・ジャクソン
H・カイテル
94年カンヌ映画祭で「パルムドール」を受賞し、世界にその名を知らしめた傑作バイオレンス・アクション。時制を交錯させて複数のエピソードを繋ぐ構成で描く。 最高にゴキゲンな映画です。何気ない会話だけのシーン(ハンバーガーの話やマッサージの話)でも、引き込まれるように観てしまいました。時間軸が前後するのでちょっとややこしいですが、そこがまた一生懸命観ることに繋がっていくんでしょうね。一番印象に残ったのは、メインのストーリーではないんですが、B・ウィリスが日本刀を手にするシーンですね。監督の日本好きな面が垣間見れます。また、J・トラボルタ、S・L・ジャクソン、H・カイテル、B・ウィリスら豪華キャストの魅力を存分に引き出していると思います。タランティーノの最高傑作はこれでしょう。間違いない。
167ピースメーカー M・レダー G・クルーニー
N・キッドマン
何者かによりロシア国外に持ち出された核弾頭回収のため、核爆弾密輸対策チームのケリーとデヴォーがその足跡を追うアクションサスペンス。 なかなかよかったです。テンポがよく結構ハラハラしました。アクションもありますが、テロリストの悲しみを描くあたりはさすがERのミミ・レダーという感じです。
168ビッグ P・マーシャル T・ハンクス
E・パーキンス
R・ロジア
カーニヴァルの夜、望みをかなえる魔王のボックスにコインを入れた12歳のジョシュが、翌朝目覚めるとオトナに成長していた。親友の協力によって玩具メーカーに就職した主人公は才能を認められ出世して行く。 まず主演のT・ハンクスがすごく若いです。だけどオスカー候補にノミネートされた演技はさすがです。体は大人だけど心は12歳の少年という難しい役をを見事に演じています。会社の社長と一緒に大きな鍵盤を演奏するシーンがいい雰囲気ですね。素敵なハートウォーミング・ファンタジー作品です。
169ビッグ・フィッシュ T・バートン E・マクレガー
A・フィニー
J・ラング
お伽話のように奇想天外な人生を振り返る父とその息子の絆を描いた心暖まるファンタジー。ダニエル・ウォレス原作をT・バートンが映画化。 一言でいうと実に不思議な感覚の作品です。リアルな親子のドラマと父親の語る不思議な話とが交錯し進んで行くのですが、とても綺麗な映像と不思議な画が印象的です。主演のユアンが好青年という感じで清々しくて素敵なんですが、脇役もなかなか芸達者なキャストが揃っていて魅力的です。特にS・ブシェーミとの銀行での再会のシーンが愉快でした。何度も見たくなる作品です。
170羊たちの沈黙 J・デミ J・フォスター
A・ホプキンス
アカデミー賞5部門を独占したサイコ・サスペンス。女性を殺害しその皮を剥ぐという猟奇事件が続発しFBIは獄中の天才精神科医レクター博士に協力を求める。 サスペンスの傑作ですね。ハンニバル・レクター役のA・ホプキンスの演技がすごいですね。J・フォスターも負けてません。
171ヒドゥン J・ショルダー K・マクラクラン
M・ヌーリー
1988年のアヴォリアッツ映画祭でグランプリを獲得した第一級のSFサスペンス・アクション感動大作。人間の身体に憑依する凶暴なエイリアンを追う刑事とFBI捜査官の戦いを描く。 オープニングからテンポよく一気に最後まで観てしまいました。超A級のエンターテイメントなテイストを持ったB級映画です。「ターミネーター」と並んで低予算でも面白い映画は作れるんだということを代表する80年代作品だと思います。主演のK・マクラクランの浮世離れした存在感が本当に宇宙人みたいで面白いです。
172ヒトラー最期の12日間
O・ヒルシュビーゲル B・ガンツ
A・M・ラーラ
J・ケーラー
ヒトラーが地下の要塞で過ごした最期の12日間に焦点を当て、彼の個人秘書を務めたトラウドゥル・ユンゲの目を通して歴史的独裁者の知られざる側面を浮き彫りにしていく実録ドラマ。 ずっしりと見ごたえのある力作でした。2時間半という時間も全然長く感じませんでした。(先日ロードオブザリング3部作を観たばかりだからかも?)第三帝国崩壊の最後の12日間を描いた作品ですので、そこまでの過程というか、どうしてヒトラーや彼を取り巻く人々があの狂気の戦争へ向かったのか?ナチスがユダヤ人等に何をしたのか?という部分は全く描かれていません。またヒトラーの周辺だけ語られており、ソ連軍や連合国などの目線では一切描かれず歴史の一片をちょっとだけ切り取った感じです。ですが、戦争の愚かさ怖さは十分に感じ取ることができました。
173ファミリー・ゲーム N・マイヤーズ R・ローハン
D・クエイド
「ふたりのロッテ」を元に映画化。両親の離婚で別々に暮らす双子の姉妹が偶然出会い、親同士のよりを戻すために奮闘する姿を描くハートウォーミング・コメディ。 この作品よいです。思わず微笑みながら観ました。いたずらはホームアローン級ですが、ほんわかしたいいお話です。それにしても双子役(実は一人二役)のリンゼイ・ローハンって超かわいいですね。
174フィッシャー・キング T・ギリアム R・ウィリアムス
J・ブリッジス
過去を捨ててホームレスとなった2人の男の友情を切なくコミカルに描く鬼才テリー・ギリアムが贈る、ユニークなヒューマンドラマ。 もっとコミカルな作品をイメージしていたのですが、重たい話だったのですね。軽い気持ちで口にした言葉が自分やたくさんの人の命や人生に影響を与えるって怖いですね。
175フェノミナン J・タートルトープ J・トラボルタ
K・セジウィック
誰からも愛されていた平凡な男ジョージ。37歳の誕生日の夜、謎の白い閃光を目撃してからものすごい知能の持ち主となって難問奇問を解決するようになるが…。 超能力を描いたSF系の映画かなと思って観始めたのですが、感動系の映画でした。トラボルタの全体を通してのやさしい表情がいいですね。それに音楽も素敵な気持ちにさせてくれる映画です。最後はちょっと切ないですけど・・・。涙。
176フォーチュン・クッキー M・S・ウォーターズ J・L・カーチス
R・ローハン
M・ハーモン
ひょんなことから心と体が入れ替わってしまった母と娘が、互いの生活を送ることで大騒動を巻き起こしながらも次第に相手の気持ちに気づいていく姿を描いたコメディ。 娘の心になった母親の行動が愉快です。ディズニー映画なので、際どいシーンなどなく、家族で安心して見ることができる作品だと思います。ロック好きの人はさらに楽しめます。
177フォー・ルームス A・アンダース
A・ロックウェル
R・ロドリゲス
Q・タランティーノ
T・ロス
B・ウィリス
A・バンデラス
タランティーノ製作総指揮でアメリカの若手監督4人がホテルの部屋で起こるできごとを描いた短編オムニバスコメディー。ほかにマドンナ、J・ビールスらが出演。 マドンナ、J・ビールス、B・ウィリス、S・ハエック、A・バンデラスといった出演陣が非常に豪華です。3番目のロドリゲス監督作品が一番笑えました。バンデラス夫妻が帰って来るシーンは最高でした。タランティーノ作品もまあまあかなあ。あとは・・・。
178フォーン・ブース J・シューマカー C・ファレル
K・サザーランド
F・ウイテカー
契約を取るためなら嘘もつきまくり妻がいるのに新進女優を狙うパブリシストのスチュ。そんな彼が公衆電話ボックス内で鳴った電話をとったことから謎の男に命を狙われることに。 街中の電話ボックスだけを舞台にほとんどコリン・ファレルの1人芝居のような映画です。それなのに最後まで観てる人間を飽きさせないのはすごいですね。脚本と演出、そしてファレルの演技力の勝利でしょうか。新鮮な感覚の映画です。
179フォレスト・ガンプ R・ゼメキス T・ハンクス
S・フィールド
頭は弱いが俊足と誠実さは人一倍のフォレスト・ガンプの半生を描いたヒューマンファンタジー。アカデミー賞作品賞ほか6部門を受賞の名作。 J・F・ケネディをはじめとした歴代大統領やJ・レノン等との合成映像シーンが話題となりましたが、そんな技術的なことよりも、T・ハンクス演じるフォレストの幼馴染ジェニーへの愛の物語が心に響きます。優しい気持ちになれる作品です。
180ふたりにクギづけ ファレリー兄弟 M・デイモン
G・キニア
M・ストリープ
ボブとウォルトは結合双生児の兄弟。俳優志望で社交的な性格のウォルト。方や少々引っ込み思案で奥手のボブ。二人はウォルトの夢をかなえるためにハリウッドへ向かうが・・・。「メリーに首ったけ」のファレリー兄弟が贈る心温まるコメディ。 重たいテーマなんですが、暗くならずに明るく描かれている点が素晴らしいです。主人公らが差別を受けるシーンもあるのですが、不思議と嫌な気分になりません。「メリーに・・・」ほどは笑えませんが、終始笑顔で見ることができました。日本では決して作られない映画でしょうねえ。
181フック S・スピルバーグ R・ウィリアムス
D・ホフマン
J・ロバーツ
40歳になったピーター・パンが誘拐された子供たちを救うため、再びネバーランドへと向かう。豪華キャストで贈るファンタジー大作 スピルバーグの作品の中では評価が低い本作ですが、個人的には好きな作品です。たしかに中年になったピーターパンということで、原作のイメージを壊してしまっていますが、そのピーターが再び空を飛べるようになったシーンでは大きな感動を味わうことができました。またフック船長役のD・ホフマンの怪演は見事です。深く考えずに単純に見ることができれば素敵な気持ちになれる作品だと思います。
182プライベート・ライアン S・スピルバーグ T・ハンクス
J・ウィリアムズ
M・デイモン
1944年アメリカ軍大尉に行方不明のライアン二等兵を探し出せとの緊急指令が下る。途中で任務への不満がくすぶり始め…。 冒頭のノルマンディ上陸作戦の戦闘シーンはすごいです。まるで戦場に迷いこんだかのようで、画面を見ながら思わず弾丸を避けようと体を動かしている自分がいました。本当に迫力に圧倒されました。後半のドラマ部分も見ごたえがありました。いろんな意味で戦争映画の傑作です。
183プラダを着た悪魔 D・フランケル M・ストリープ
A・ハサウェイ
E・ブラント
ローレン・ワイズバーガーの同名ベストセラー小説を映画化したおしゃれなコメディ。ひょんなことから一流ファッション誌で働くことになったヒロインが、鬼のような上司に振り回されながらも恋に仕事に奮闘する姿をユーモラスかつ等身大で描く。 近日更新
184ブラックホーク・ダウン R・スコット J・ハートネット
E・マクレガー
T・サイズモア
1993年にソマリアで起こった米国史上かつてない壮絶な市街戦をリアルに映像化したJ・ブラッカイマーとR・スコット製作の戦争アクション巨編。 まるでドキュメンタリーを見てるかのようなリアルな戦争映画です。これが市街戦なんでしょうね。誰が誰だかよくわかんないような感じで、ごちゃごちゃしてて、あちこちから弾が飛んできて、あっけなく死んでいく。音響もすごいです。映像はさすがR・スコットって感じで綺麗です。非常に優れた反戦映画ですね。
185プラネット・テラー
R・ロドリゲス マッゴーワン
F・ロドリゲス
B・ウィリス
Q・タランティーノ
謎の化学兵器でゾンビと化した感染者が溢れかえる田舎町を舞台に、ゾンビに片脚を奪われたセクシー・ヒロインの怒りの“片脚マシンガン”が炸裂する近未来エロティック・バイオレンス・アクション・ホラー。 デスペラード+フロム・ダスク・ティル・ドーンという感じのB級テイスト溢れるR・ロドリゲス監督の傑作です。シン・シティも格好良かったですが、馬鹿さ加減では圧倒的にこちらが上手です。そしてとにかく片脚マシンガンの主人公が超かっこいいです。グロいシーンもたくさんありますが、それが気にならない人にとっては楽しめること間違いありません。
186ブリジット・ジョーンズの日記 S・マグアイア R・ゼルウィガー
C・ファース
H・グラント
ヘレン・フィールディングの同名小説を映画化したコメディ。30代の独身女性をヒロインに、仕事に恋にダイエットに悪戦苦闘しながらも常にポジティブに生きる等身大の女性像を描く。 親と一緒に見たら意外とエッチなシーンが多くて恥ずかしかったです。H・グラントのいかにもという感じのプレーボーイっぷりがいいですね。ラブコメとしてそこそこ楽しめました。
187ブレイブハート
M・ギブソン M・ギブソン
S・マルソー
C・マコーマック
中世のスコットランドを舞台に、イングランドへの復讐に燃える民衆と彼らを率いるウィリアム・ウォレスの壮絶な戦いを描く。アカデミー賞主要5部門を受賞。 上映時間が長いですが、そんなことを忘れさせるような骨太の、これぞ名作!という映画です。日本人があまり知らない英国の歴史を少しだけ理解できました。ラストで囚われの身となり処刑されるM・ギブソン演じる主人公が「フリーダーム(自由)」と叫ぶシーンがジーンときました。
188フレディーvsジェイソン R・ユー R・イングランド
K・カージンガー
M・キーナ
「エルム街の悪夢」のフレディと「13日の金曜日」のジェイソンが悪夢の共演を繰り広げるホラー・アクション。ホラー映画界の2大スターが死闘を繰り広げる。 最初、この企画のニュースを聞いたときウソだろうと思いました。全く期待せずに見たんですが、脚本がよくできていて辻褄があってて普通に面白かったです。ただ、これをホラーと呼んでいいのかは難しいところですね。ゴジラ対モスラのような怪獣映画に近いかも。
189フロム・ダスク・ティル・ドーン
R・ロドリゲス G・クルーニー
H・カイテル
J・ルイス
Q・タランティーノ
凶悪犯の兄弟と人質となった牧師一家は国境を越え、組織との待ち合わせ場所である酒場にたどり着くが、そこには秘密が隠されていた。タランティーノ脚本。 史上最強のバカ映画です。かなりぶっ飛んでます。だって主な舞台となる酒場の名前が「おっぱいぐるぐる」ですから・・・。前半はタランティーノ得意のクライムムービーという感じで緊張感いっぱいの展開で手に汗にぎりますが、後半はロドリゲス得意のアクションでアホ丸出しって感じではじけまくってます。この前後半の落差はウルトラ級ですね。一本で二度おいしい映画というか・・・。たくさん人が死ぬのに見終わった後、気分爽快なのは何故でしょう。主演のJ・クルーニーですが、自分が知る限りでは彼の出演作の中ではもっともかっこいいのではないでしょうか?また弟役の俳優タランティーノは危ない雰囲気が漂ってますね。S・ハエックは超セクシーだし、J・ルイスは意外と可愛いです。タランティーノとロドリゲスが組むと最高!ですね。
190ベイブ C・ヌーナン J・クロムウェル
M・ズバンスキー
P・ゴダード
牧羊豚になる事を夢見て健気に頑張る子ブタの姿を描いた傑作動物コメディ。本物とアニマトロニクス、CGを加えて人間のように芝居をする動物を生み出している絵作りが驚異的。 吹き替え版で観たんですが、ベイブが可愛いですね。犬や羊もいいです。それにしてもよくこんな作品が作れたもんだと感心しました。
191ペイ・フォワード M・レダー H・J・オスメント
K・スペイシー
H・ハント
「もし君たちが世界を変えたいと思ったら、なにをする?」そんな社会科の先生の問いかけにトレバーはきわめてシンプルかつユニークなアイデアを思いつく。 不思議な映画ですね。へぇ・・・って感じで淡々と話が進んで行きます。ただ、ラストの展開は疑問です。ほかに決着のつけ方があったのではないでしょうか?
192暴走特急 J・マーフィー S・セガール
E・ボゴシアン
「沈黙の戦艦」の続編。ライバックが休暇中の旅行で乗った豪華列車がテロリストに乗っ取られてしまう・・・。「鉄人シェフ」ぶりが頼もしい痛快アクション。 ライバック物大好きです。今回は列車の中でのアクションということでどうかな?と思ったんですが、さすが超人セガール、大活躍です。撃たれようが、列車が衝突しようが、全く平気です。無敵のスーパーヒーローですね。
193ホーム・アローン C・コロンバス M・カルキン
J・ペシ
D・スターン
一家総出でパリに行くことになり、1人だけ取り残されてしまった少年が泥棒を撃退するコメディ。製作・脚本はジョン・ヒューズ ピザの配達人にビデオの音声で受け答えするシーンが愉快でした。それにしても、相手が泥棒だからってここまでやっていいんでしょうか?どう見ても正当防衛をはるかに超えてるような気がしますが・・・。
194ホーム・アローン2 C・コロンバス M・カルキン
J・ペシ
D・スターン
『ホーム・アローン』の続編。今回は家族とマイアミに向かったつもりが、ひょんなことからたったひとりでニューヨークに着いてしまったケビンの物語。 前作より好きですね。鳩のおばさんがいい味だしてます。ホテルでホテルマンらとビデオで受け答えするシーンが傑作でした。今回も泥棒は痛そうでしたね。
195ホステル E・ロス J・ヘルナンデス
D・リチャードソン
E・グジョンソン
タランティーノ製作総指揮によるスプラッター・ホラー。淫らな欲望を満たそうとヨーロッパを旅する若者たちが、やがて想像を絶する恐怖に直面する。 近日更新
196ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!
E・ライト S・ペグ
N・フロスト
J・ブロードベント
首都警察に勤めるニコラス・エンジェルは、大学を首席で卒業し、警察学校でもトップの成績を残し、頭脳明晰、スポーツ万能のエリート警察官。ところが彼はその余りの有能さゆえ、上司や同僚にとって迷惑がられ田舎町サンドフォードに転勤を命じられる。 ショーン・オブ・ザ・デッドの監督、主演2人による第2弾ですが、前作もすごく面白かったんですが、本作はさらにスケールアップしてて楽しめました。全体の雰囲気がなんともいえないですね。
197ポルターガイスト T・フーパー G・T・ネルソン
H・オルーク
郊外に新築された家に越してきた一家を襲う異常な現象。幼い娘が行方不明となり霊媒師は悪霊の存在を感じとる…。スピルバーグ製作総指揮のA級ホラー大作。 スピルバーグとあの「悪魔のいけにえ」のトビー・フーバーが手を組んだ傑作ホラーです。前半は家族愛を感じさせる演出でスピルバーグっぽいんですが、終盤のこれでもかーというしつこい演出がフーバー監督らしいですね。お父さんの「ビフォー・アフター」のギャグには大笑いしました。キャロル・アン役の女の子のご冥福をお祈りいたします。
198マイ・ガール H・ジフ M・カルキン
A・クラムスキー
D・エイクロイド
11歳の活発で勝気な女の子ベーダと仲良しのトーマス。ところがトーマスの身に不幸が降りかかり、ベーダの心は深く傷ついてしまう…。 少女の成長過程を丁寧に描いた作品です。そして少女の親友をホームアローンのカルキン君が演じています。(でも、悪ガキじゃない、普通の役を演じると違和感がありますね・・・)物語は淡々と進んでいきますが後半はちょっと切ないお話です。
199マイノリティ・リポート S・スピルバーグ T・クルーズ
C・ファレル
2054年のワシントンDC。犯罪予防局の刑事ジョン・アンダーソンは、予知能力者・プリコグの透視により次々と犯罪を未然に防いでいたが・・・。 スピルバーグ監督の近未来SFということで期待して観たんですが、たしかにSFXはすごいですね。またサスペンスとしてもなかなかよくできていると思います。ただ全体的な雰囲気が暗いのがいま一つですね。
200マイ・ドッグ・スキップ J・ラッセル F・ミューニース
K・ベーコン
D・レイン
ウィリー・モリスの全米ベストセラー小説を映画化。孤独な少年と子犬の心の交流をノスタルジックな風景の中しみじみと描いていくヒューマンドラマ。 いじめられっこの少年が犬を飼ったことをきっかけに成長していくお話です。犬の演技が素晴らしいですね。ラストの年老いた犬が、大人になり家を出て行った主人公のベッドに上がるシーンはホロリとさせられました。犬を飼った経験がある人は感動するかも。K・ベーコン=「フット・ルース」とD・レイン=「ストリート・オブ・ファイアー」が両親役を演じているのを観て時間が経つのは早いものだと思いました。
201マーズ・アタック!T・バートン J・ニコルソン
P・ブロスナン
50年代のB級映画テイストたっぷりに製されたポップでコミカルなオールスターキャストのSF映画。火星人の地球襲来と人類のドタバタを描く。 うーん。グロいです。火星人のキャラクラーがいまいち好きになれないですね。それが狙いなんでしょうけど。微妙な感じです。この監督の作品の美術センスが自分とはちょっと合わないのかもしれません。
202マスク C・ラッセル J・キャリー
C・ディアス
何をやっても冴えない銀行員スタンリーは、銀行にやって来た美女に一目惚れ。なかなか行動に移せない彼は不思議なマスクを拾うが・・・。J・キャリー主演の傑作コメディ。 テレビで放送されるたびに見ています。まるで漫画のようなお話ですが、何にも考えずに見ればすごーく楽しめる作品です。J・キャリーは笑わせてくれるし、C・ディアスが若くてすごくキュートです。でも、個人的には犬がよかったなー。
203マトリックス ウォシャウスキー兄弟 K・リーヴス
C・アン・モス
L・フィッシュバーン
ハッカーのネオは謎の美女トリニティに導かれモーフィアスと出会い「救世主」だと告げられ・・・。圧倒的な視覚効果とハイテンポな展開のSFアクション。 ストーリーは自分のような仕事をしている人間には判りやすいのですが、一般的にはちょっと理解しずらいかも知れませんね。両親に観せたら「全然、意味がわからない」と言われてしまいました。さて、映画の中身ですが、まずVFXとアクションがすごいですね。ネオの弾丸をよけるシーンはみんなマネしたくなります。当初からシリーズ物として製作されているので、ラストが中途半端な感じはします。この映画一本で考えたらいけないんでしょうね。
204マトリックス・リローデッド ウォシャウスキー兄弟 K・リーヴス
C・アン・モス
L・フィッシュバーン
近未来VFXアクション超大作の続編。遂にコンピュータに発見されてしまったザイオンの危機を救うため、ネオは再びマトリックスの世界へと侵入を開始する。 前作を超えるアクションです。エージェントが沢山出てくるシーンで覚醒したネオはスーパーマンになったようで、そんなのあり?って感じです。凄すぎます。
205マトリックス・レボリューションズ ウォシャウスキー兄弟 K・リーヴス
C・アン・モス
L・フィッシュバーン
マトリックス・シリーズの完結編。マシン軍団がザイオンに迫りついにマシンと人間の大戦争が開始される。ネオは制御不能となったスミスとの最後の戦いに挑む。 ザイオンでの戦闘シーンが迫力満点です。スケールが大きいというか、ここまでVFXで表現できるんですね。すごい。
206ミクロキッズ J・ジョンストン R・モラニス
M・フルーワー
天才科学者サリンスキー博士の珍発明で、6mmに縮んでしまった子どもたちの繰り広げる大冒険を描いたファンタジー・アドベンチャー。 前半、ちょっとだるいですが、子供達が小さくなってからは、楽しんで観ることができました。ハチに乗って飛ぶシーンがジョンストン作品らしいです。
207ミザリー R・ライナー K・ベイツ
J・カーンー
L・バコール
雪山で事故に遭遇したベストセラー作家を助け出したのはファンの女性。身動きの取れない作家はロッジで看護を受けるが、次第に彼女の狂気が・・・ 幽霊、悪魔、死霊、モンスターにエイリアンもみな怖いですが、やっぱり狂った人間の怖さにはかなわないと改めて思いました。(シャイニングのジャック・ニコルソンもそうですね。)キャシー・ベイツ演じる看護婦が怖すぎます。これほど観る人に痛さの恐怖を感じさせる映画はそうはないんじゃないでしょうか?キング原作のサイコ・サスペンスの傑作です。
208ミセス・ダウト C・コロンバス R・ウィリアムス
S・フィールド
P・ブロスナン
失業し離婚によって子供たちと引き離されてしまった売れない役者の夫が、我が子といつも一緒にいたいがため、おばさんに変身。家政婦として家に潜入するのだが…。 大笑いしました。ロビン・ウィリアムスのコメディの中では一番好きな作品です。ロビンが女装して家族の下に入り込むというドタバタのコメディなんですが父と子の愛が感じられます。ロビンの笑顔は最高ですえね。それにしてもP・ブロスナンの扱いは・・・可哀想です。
209ミッション・イン・ポッシブル B・デ・パルマ T・クルーズ
J・レノ
J・ヴォイト
人気TVシリーズ『スパイ大作戦』を現代ならではの社会背景を考慮しつつ、最新VFXを駆使して映画化したサスペンスアクション超大作。 痛快なスパイ・アクション映画です。トム・クルーズ演じるイーサン・ハントが大活躍です。悪役のジャン・レノもいい雰囲気ですね。
210ミッション・イン・ポッシブル2 J・ウー T・クルーズ
D・スコット
A・ホプキンス
ミッション・イン・ポッシブルの続編。前作の記録を軽々と抜きさり全世界興行収入で5億ドルを突破。世界で2000年に公開した映画中No.1ヒットを記録した。 前作よりアクションがすごいですね。ただラストの1対1の戦いが長すぎる気がします。それにしても監督が違うとこうも雰囲気が変わるんですね。個人的には前作のほうが好きです。
211ミッドナイト・ラン M・ブレスト R・デニーロ
C・グローディン
元警官のバウンティ・ハンターと彼に捕らえられた横領犯。2人のニューヨークからロスまでの壮絶な大陸横断をノンストップアクションで描くコメディロードムービー。 単純に面白かったと言える作品です。コメディを演じるデニーロもいいですね。いい映画です。ラストも好きです。
212めぐり逢い G・G・キャロン W・ビーティ
A・ベニング
C・ヘプバーン
互いに愛しあいながらもすれ違う男女の恋をロマンチックに描いた、ウォーレン・ベイティ、アネット・ベニング共演で贈る珠玉のラブストーリー。 今作で3度目の映画化になりますが、ケイリー・グラントとデボラ・カー主演の57年の前作のほうがよかったですね。あらすじはほとんど一緒なので役者の違いですかね?前作はボロボロ泣けたんですけどね。今作はちょっとだけ(やっぱり泣いたんかい!)ですね。でも、母親役のC・ヘップバーンは非常によかったと思います。泣き所は最後に彼女の自宅を訪ねた主人公が彼女の変化に気づくシーンですね。名作です。
213めぐり逢えたら N・エフロン T・ハンクス
M・ライアン
B・プルマン
妻を亡くしショックから立ち直れないサム。そんな父のことを息子がクリスマスイヴのラジオ番組で電話で話す。それを聞いたアニーはサムに興味を抱き始める…。 名作ラブロマンス「めぐり逢い」をうまく使ってます。僕にもどこかに運命の人がいるんでしょうか・・・。たぶん、いるでしょう。いや、きっといるはず!めぐり逢えたら・・・いいな。
214メリーに首ったけ ファレリー兄弟 C・ディアス
B・スティーラー
M・ディロン
高校時代の同級生・メリーを13年も忘れられないテッドは、調査員に彼女の近況を探させるが…。変態、ストーカー、ペテン師など危ない奴らが・・・。 下ネタ満載のコメディですが結構笑えます。「ソーセージと豆」を挟んじゃうシーンは男性ならずとも爆笑かと。久しぶりに大声を出して笑ってしまいました。C・ディアスが超キュートです。そして彼女を取り巻く変な男達が実に気持ち悪くて笑えます。
215メン・イン・ブラック B・ソネンフェルド T・L・ジョーンズ
W・スミス
最高秘密機関MIBの一員となった元ニューヨーク市警のエドワーズ。地球に住むエイリアンたちによる犯罪を監視するが、銀河系の存続を賭けた戦いに発展し…。 好きです。この手のおバカ映画。ちょっとゴキブリ宇宙人がグロいですが。(ちょっとじゃないかも)主役の二人のコンビが面白いです。
216メン・イン・ブラック2 B・ソネンフェルド T・L・ジョーンズ
W・スミス
大ヒットSFエンタテイメントムービーの続編。MIB本部全体がセクシーエイリアンに占拠された。Jは引退している元相棒Kを頼りに、彼の下を訪れたが…。 今回もスミスとジョーンズのコンビが最高です。こういう映画はハリウッドじゃなきゃ作れない映画ですね。あー面白かった。
217黙秘 T・ハックフォード C・ベイツ
J・ジェイソン・リー
スティーヴン・キングが彼の原作の映画化『ミザリー』に主演したキャシー・ベイツに捧げた小説を映画化したミステリー。それは日食の日に起きた・・・。 「愛と青春の旅立ち」のT・ハックフォード監督がキング原作のミステリーを映画化した作品で、非常に見ごたえがありました。性的虐待や家庭内暴力がテーマなんで全編暗い話ですが、最後まで飽きることなく物語に引き込まれました。また全体を通しての寒々とした映像が非常に印象に残りました。それにしてもミザリーもといキャシー・ベイツは本当に怖いおばさん役が似合いますね。
218ユー・ガット・メール N・エフロン T・ハンクス
M・ライアン
小さな絵本の店を経営しているキャスリーンはメールで知り合った「NY152」に恋をしていた。実はその相手は彼女の店の近くにオープンした大型書店チェーンの御曹司ジョーだった…。 インターネットに接続するのにダイヤルアップしているのを見て懐かしく思いました。そういえば数年前まではそうだったんですよね。さて、この映画ですが、メールで恋愛をした経験がある人には共感できる話だと思います。T・ハンクスの行動に多少疑問はありますが、楽しく最後まで観れました。たまにはこういう映画もいいですね。安心して見てられるというか。メグ・ライアンって美人じゃないけど、雰囲気が可愛らしいですね。
219遊星からの物体X J・カーペンター C・ラッセル
W・ブリムリー
南極で謎のUFOを発見したノルウェー基地が全滅。やがて犬を媒介にしてアメリカ基地に未知の生命体が侵入。次々と隊員たちに襲いかかるSFホラー。 エイリアンより怖いですね。特に誰がすでに偽者なのか隊員達が疑心暗鬼になっていく緊迫感がなんとも言えません。それにしても女性が全く出演しない映画なんですね。おぅ、男の世界!
220ユージュアル・サスペクツ B・シンガー K・スペイシー
S・ボールドウィン
G・バーン
銃器強奪事件のために集められた五人の前科者を主人公に、歯車の狂い始めた犯罪計画を卓越した構成で描いたサスペンス・ミステリーの傑作。 近日更新
221ライフ・オブ・デビッド・ゲイル A・パーカー K・スペイシー
K・ウィンスレット
L・リニー
死刑制度と冤罪をテーマに描いた社会派ドラマ。二転三転する巧みなストーリー展開でサスペンスフルに描き、観る者に人間の生命の重さを痛烈に問いかける。 死刑制度をテーマとした重たい作品だと聞いていたのですが、非常に優れたサスペンス映画でした。誰が犯人なのか?と、二転三転するストーリーにどんどん引き込まれました。A・パーカー監督って社会問題をエンターティメントに仕上げる天才ですね。
222ラスト・アクション・ヒーロー J・マクティアナン A・シュワルツェネッガー
A・クイン
魔法のチケットで大好きな映画のスクリーンに入り込んでしまった少年が、主人公と共に大冒険を繰り広げるアクション・アドベンチャー。 色んな映画のパロディがあったりして、アクション・コメディとして楽しめました。現実の世界と映画の世界がちょっとややこしいところが難点ですかね。
223ラスト サムライ E・ズゥイック T・クルーズ
渡辺謙
真田広之
小雪
明治維新直後日本政府に南北戦争の英雄オールグレンが招かれるが、反政府の侍たちとの戦いに敗れ、囚われの身となった山里で武士道精神にめざめていく。 どうせハリウッドが作ったサムライ映画だろうと全く期待せずに観ました。突っ込みどころは多々ありましたが、意外によかったです。思ったより当時の日本をきちんと描いていました。(といっても明治時代に忍者はないやろー!)渡辺謙と真田広之の殺陣はやっぱかっこいいですね。トムもなかなかやるじゃないですか。ハリウッドが日本を舞台に作った映画としてはよくできているほうだと思います。
224リーグ・オブ・レジェンド S・ノリントン S・コネリー
S・タウンゼント
N・シャー
ネモ船長、トム・ソーヤ、ジキル博士とハイド氏…とだれもが名前は聞いたことのある有名キャラクターが、同盟を組んで悪と戦うVFXアクション映画。 登場するキャラクターが多くてやや散漫な印象を受けましたが、S・コネリーはいい味出してますね。ジキルとハイドが超人ハルクっぽくて想像よりすごかったですね。
225リトル・ダンサー
S・ダルドリー J・ベル
G・ルイス
J・ウォルターズ
11歳のビリーはふとしたことからバレエに特別な開放感を覚えるが父親は猛反対。しかし、少年の姿に心を動かされ、徐々に家族も応援し始める。 冒頭でT-REXの曲が流れた時点で「おぉ!」と期待したら大正解!でした。久しぶりにいい映画を観たっていう満足感を得られました。笑いあり涙あり感動ありのすばらしい作品です。炭鉱町が舞台ということで「遠い空の向こうに」を思い出しますが、どちらも甲乙つけがたい秀作だと思います。それにしても、主役の少年は楽しそうに踊るなあー。
226リトル★ニッキー S・ブリル A・サンドラー
H・カイテル
Q・タランティーノ
サタンの末っ子ニッキーが父を救うために、人間界に地獄を展開しようとする二人の兄を追って初めて人間界へ・・・。そこで繰り広げられるドタバタコメディ。 くだらないギャグ満載です。よくもまあ大金使ってこんな映画作ったもんだという感じです。この手のコメディって日本では受けないだろうなと思います。でも個人的には結構好きです。あの渋いH・カイテルがあんな役をやるなんて・・・。オジー・オズボーンを登場させるセンスが最高デス!
227ルディ
D・アンスポー S・アスティン
J・ファブロー
N・ビーティー
フットボール選手の夢を叶えるため、挫折を味わいながらも目標を持ちつづける青年の姿を描くスポーツ映画の秀作。 「遠い空の向こうに」、「リトルダンサー」と相通じる物がある映画です。一度は夢を諦めかけていた主人公がある事件をきっかけに夢の実現に挑んでいくというストーリーの所謂スポーツ根性映画なんですが、真正面から直球勝負で描かれているので話にはまってしまいました。ラストの10分間はこみ上げてくるものを堪えながら鑑賞していましたが、やはり涙が溢れてきました。感動的な音楽が反則だと思います。それにしてもこれが実話とはルディさんはすごい人です。
228レザボア・ドッグス
Q・タランティーノ H・カイテル
M・マドセン
S・ブシェーミ
T・ロス
宝石強盗をするために集められた、お互いに素性も知らない6人の男を描く傑作バイオレンス。6人の中に裏切り者がいるのだが、それは一体誰なのか? オープニングから最後まで目が離せない作品です。誰が犬(裏切り者)なのか、ハラハラしました。それにしても衝撃のラストですね。まさか、こんな結果になるなんて・・・。しかしS・ブシェーミいい味出してますねえ。こういうクセのある役が本当に似合う人です。それとやっぱりH・カイテルは渋いです。そういえば、ほとんど男だけしか出てこない映画ですね。
229レジェンド 光と闇の伝説 R・スコット T・クルーズ
M・サラ
呪いを受けた美女を救うため、一人の若者が闇の魔王と闘う、光と闇の視覚効果が美しく描かれたファンタジー・アドベンチャー。 映像はさすがR・スコットという感じですごく綺麗です。ただ映画自体は・・・つまらん。せっかく主演がT・クルーズなのに、もったいない。
230レジェンド・オブ・メキシコ R・ロドリゲス A・バンデラス
J・デップ
S・ハエック
エル・マリアッチ3部作の最終章。CIA捜査官サンズ、エル・マリアッチ、麻薬王、元FBI・・・。クーデター計画の裏で様々な思惑が絡み合う。 前作に比べると登場人物も多く、話も複雑ですが、アクションシーンはさすがです。J・デップが目立ち過ぎのような気もしますけど。個人的にはバンデラスにもっと活躍して欲しかった。どうもこのエルマリアッチシリーズ、アイデアやアクションはいいんですけど、脚本があまいですね。残念。
231レナードの朝 B・マーシャル R・デニーロ
R・ウィリアムス
J・ハード
医師セイヤーは30年間も半昏睡状態で病院暮らしを余儀なくされていたレナードに新薬を投与することで、彼を奇跡的に目ざめさせるのだが…。 R・デニーロの演技がすごいです。本当に病人に見えます。淡々と進んでいき大袈裟な演出がないところが逆に素晴らしいです。ロビンの演技もいつもの大袈裟さがなくて自然だし。切ない映画ですが、ラストシーンに救われました。不思議な話なんですが、これって実話なんですよね。
232恋愛小説家 J・L・ブルックス J・ニコルソン
H・ハント
G・キニア
偏屈な作家とバツイチで子持ちのウェイトレスが織りなす不器用な恋を描くヒューマンコメディ。ゴールデングローブ賞並びにアカデミー賞の主演男優賞と主演女優賞をあわせて獲得。 タイトルで食指が動かなかったんですが、意外と面白かったですね。主演の3人いずれも演技が上手くて話しに引き込まれました。ちょっと笑えてほのぼのした大人の恋愛映画という感じですね。
233ロード・オブ・ザ・リング P・ジャクソン I・ウッド
I・マッケラン
L・タイラー
J.R.R.トールキン原作の『指輪物語』を奇才P・ジャクソン監督が完全映画化。冥王サウロンが失ったのは、世界を滅ぼす邪悪な指輪。それを手にしたフロドが指輪を破壊するために「滅びの亀裂」と呼ばれる火口へと旅立つ。 「旅の仲間」編ということでフロドとその仲間達の出会いと旅立ちを描いた壮大な物語のプロローグにあたる本編ですが、淡々と話が進む部分が多くいまひとつ盛り上がりにかけた感を受けました。ただ、これから待ち受ける様々なドラマを予見させるには十分な内容で続編をぜひ見たいと思いましたので合格点をあげられると思います。
234ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
P・ジャクソン I・ウッド
I・マッケラン
L・タイラー
『指輪物語』の映画化3部作のパート2。ホビット族のフロドが、世界を支配する力を持つという指輪を葬りに行く旅を軸に、前作のラストで別れ別れになった「旅の仲間」たちの過酷な運命が描かれていく。 3部作の場合、中間にあたる作品は中途半端になりがちなんですが、そんなことはなく見事に1作目を凌ぐ作品になっています。特に後半の戦闘シーンの迫力は映画史上に残ると言ってもいいくらい素晴らしいものです。ガンダルフが白馬で現れるシーンが感動的でした。またエント達がサルマンの都を破壊するシーンもよかったです。個人的には3部作の中でこの作品が一番好きです。
235ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
P・ジャクソン I・ウッド
I・マッケラン
L・タイラー
シリーズ3部作の完結編。邪悪な指輪を捨てに行くフロドとサムの過酷な旅がついにクライマックスを迎える一方、人間の国ゴンドールの都ミナス・ティリスを陥落させるべく、指輪の創造主、冥王サウロンの強大な軍が攻め込んでくる。 壮大な物語のクライマックスを描く本作も素晴らしい作品に仕上がりました。戦闘シーンに登場する巨大な象軍団やオーク達を瞬く間にやっつける死者の軍勢は圧巻です。また名作「ルディ」でも素晴らしい演技を見せたS・アスティン演じるサムがかっこいいですね。泣かされます。それに比べて見事なヘタレ主役フロドをI・ウッドが演じきりました。この映画は3部作を通して9時間超という大作ですが、できれば時間を空けずに続けて見たほうがいいと思います。壮大なファンタジーの世界に浸れることは間違いありません。
236ロケッティア J・ジョンストン B・キャンベル
J・コネリー
T・ダルトン
飛行機乗りの青年が偶然見つけた奇妙なロケットを操り、ヒーロー"ロケッティア"として悪と戦う人気アメコミを映画化したSFXアドベンチャー。 決してかっこいいと言えないですが、空を飛ぶシーンは痛快です。スーパーマンと違って自分で飛行を細かく制御できないところが面白いです。
237ロッキー J・G・アビルドセン S・スタローン
B・ヤング
借金の取り立てで日銭を稼いでいた4回戦ボクサーに、世界チャンピオンへの挑戦権という大チャンスが巡ってくる。アカデミー賞受賞の名作。 ロッキーを見るとなぜか自分がボクサーになったような気になります。テーマ音楽も最高ですね。以降シリーズ化されますが、やはり1作目がベストですね。
238ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ G・リッチー N・モラン
J・フレミング
スティング
一攫千金を狙う4人の若者を軸に、ギャングやマフィアを入り交じって繰り広げる群像劇を独特のユーモアを交えて描くクライム・ムービー。 音楽、映像がかっこいいというのが第一印象です。ストーリーは中盤まで登場人物が多くてわかりにくいんですが、ラストへ向けて話が繋がっていくことでどんどん話にのめり込んで行きました。ちょっとタランティーノ作品っぽいんですが、より軽い感じですね。ほとんど男だけの映画で華はありませんが、痛快なクライムムービーに仕上がっています。
239ロボコップ P・バーホーベン P・ウェラー
N・アレン
犯罪うごめく近未来のデトロイトを舞台に、圧倒的なパワーを持ったサイボーグ警官"ロボコップ"の活躍を描くSFアクション。 日本のヒーローアクション物をハリウッドで作ったら・・・という感じの作品です。敵ロボットなど時代的(というか予算的)にちゃちぃ映像もありますが、ロボコップかっこいいです。
240ロミー&ミッシェル D・マーキン M・ソルヴィーノ
L・クードロウ
A・カミング
軽やかさが身上のふたりの女性(ロミーとミッシェル)が、帰省を通して本当の自分を再発見するまでをコミカルなタッチでつづる青春コメディ。 80年代に青春時代を過ごした自分としては、80年代音楽がふんだんに聴けて感涙ものです。特にシンディ・ローパーのタイム・アフター・タイムがGood!主演の二人もいい感じです。
241ロレンツォのオイル/命の詩 J・ミラー N・ノルティ
S・サランドン
P・ユスチノフ
オドーネ夫妻の間に生まれた5歳の息子・ロレンツォが、不治の病・副賢白ジストロフィーに冒されてしまう。実話に基づいた感動物語。 まるでドキュメンタリー映画を見ているような迫真の演技が素晴らしいです。両親役の二人の演技も素晴らしいですが、子役の彼は本当に病気なんじゃないかって思うくらい迫真の演技です。息子の病気のために必死に闘い続ける両親に圧倒されました。非常に重い作品なんで、何度も見れない映画ですが、1度は観ることをお勧めします。両親の子供への愛情の深さが伝わってくる作品です。
242ワイルド・アット・ハート D・リンチ N・ケイジ
L・ダーン
W・デフォー
アメリカ南部。ワイルドなハートを持て余す若いセーラーとルーラは、2人の愛を妨げようとする全てものから逃れてカリフォルニアへの旅に出る。娘に対して異常な執着を示す母は、執拗な追ってを送り込み2人を引き裂こうとするが…。 近日更新
TOPへ戻る