鵬翔創立60周年記念集会

平成11年5月29日


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創立60周年記念集会に集まった鵬翔の仲間たち

(平成11年5月29日 東京神田 蕎麦処「まつや」前)


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記念ワッペン

三竹会長の挨拶

関根最高顧問の挨拶

中野最高顧問の挨拶

三竹幸雄会長

関根庄寿最高顧問

中野満最高顧問

  鵬翔山岳会は昭和14年創立され、今年60周年を迎えました。

  記念式典といいますと来賓を招いて盛大な祝賀会を行うのが一般的ですが、当会はそういったことはせず、創立以来60年の間に物故した仲間たちの鎮魂の意味を込め、静かに60年を振り返るとともに、これからの方向を確認し合う集会とし、去る5月29日に「鵬翔創立60周年記念集会」が開催されました。

  創立当初の集会場であった東京神田須田町にある老舗蕎麦処「まつや」は、久しぶり顔を合わせた仲間60人余りの熱気で溢れました。早朝関西を発った会員の到着を待って、現役の岩本真紀子会員(56期)の司会で記念集会第1部が始まりました。

  三竹幸雄会長(15期)の挨拶の後、「まつや」主人小高登志氏への記念品贈呈、水上藤吉会員(2期)の創立当時の思い出話と続きました。「まつや」が集会場となったきっかけは、当時は客がなかなか入らなかったので、2階を無料で貸せば、蕎麦を注文してくれるという期待があって、山岳会の集会に貸したそうですが、みんな金がないので、蕎麦を食べてくれず、思惑通りには行かなかったというエピソードが、主人から披露されました。

  今や山手線の中にある蕎麦屋では一番忙しい名店になった「まつや」のざる蕎麦を賞味し、主人夫妻を交えて店の前で記念撮影したあと、第2部会場のホテルニュー神田へ移りました。

  記念集会第2部は、九州支部鶴田清二会員(20期)の司会で始まり、東京支部清水清二会員(25期)の開会の辞、三竹会長の挨拶の後、鎮魂譜が読み上げられ、一分間の黙祷を捧げました。

  次に、齋藤正明副会長(17期)が「60年をふりかえって」と題して、創立から今日までの歩みを紹介しました。

  続いて、三竹会長より歴代代表氏名が紹介された後、戦前入会の6期会員までを永久会員に推挙したいとの提案があり、満場一致の賛同を得ました。

  さらに、関根庄寿(2期)、中野満(4期)両永久会員を最高顧問に委嘱することについて提案があり、これも満場の拍手で承認されました。関根、中野両最高顧問の挨拶の後、新たに作成された会旗が三竹会長より各支部長に授与されました。

  つづいて、会友代表として出席された群馬県スケート連盟副会長(元会員)伊東正治氏よりユーモアを交えた祝辞があり、その後九州支部設立の熊本敏之会員(15期)、青木宏之副会長(東京上越担当、16期)、齋藤副会長(関西九州担当・関西支部長)、轟哲之東京支部長(35期)、大渡武紀九州支部長(20期)、現役会員代表掛川義孝会員(55期)の挨拶と続きました。

  その後、会歌谷川岳の歌が作詞作曲者の中野最高顧問の指揮で斉唱され、難波柳策永久会員(2期)のリードで鵬翔エールを「ホーショー、ホーショー、エイエイ、オー!」と高らかに唱和、轟東京支部長の閉会の辞で記念集会はなごやかな裡に幕となりました。

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