エヴァンジェリン− [to previous] [to home] [to next]

3月13日
 髪の毛を作り始めました。初めに後頭部に角を生やして足場を作り、あらかじめ焼いておいた細いプリモの棒を貼り付けて骨を作り、それにプリモを盛って形を作るといういつものパターンで進めていきます。 後ろ髪はメインの房が2本あって、それが一番長く後ろまで伸びています。これが全ての髪の毛の幹となる房になるので、この房から作っていくことにしました。とりあえずひたすら伸ばしていくだけです(^^;。 今作っている髪の毛は上の毛だけなので、頭の後ろはスカスカです。下の毛は上の毛に沿うように束ねる感じで作っていく予定です。

3月13日
 後ろ髪より苦戦しているのが前髪です(^^;。エヴァちゃんはおでこが広くて前髪の足場が小さい上に垂れ下がっている髪は長いという厄介な造りになっています。 まだ髪の房の本数が少ないのでイメージとはほど遠いですネ。本当になんとかなるのか?と思われるでしょうが、私もそう思います(^^;。


3月13日
 全体像です。後ろ髪が重くて別途支えないとバラバラになってしまいます。スタンドを作っておかないといけません(^^;。後ろ髪はもう少し先まであります。 ただ、先端はかなり細いので、先っぽだけエポパテにするかもしれません。


3月17日
 後ろ髪は二股に分かれている方の房を作り始めました。前髪は隙間が多かったので房を増やしています。かなりおでこの広さが緩和されてきました。
 それと髪の毛が重くなってきたので簡単なスタンドを作りました。おそらく完成品もこのくらいのスタンドが必要になると思います。現段階では背中を突き刺すような感じになるのではないかと(^^;。 スタンドのフレームは普通は捨ててしまうランナーをリサイクルしようかなぁと考えています。

3月17日
 服の分割を考えて下半身を切断しました。そろそろ個々のパーツにバラしてそれぞれを整形していくステージに進んできています。 特に左脚はまだ細いままなので近い内に左右の足も分離しなくてはいけません。
 ということで、切断する前にお尻に1.5ミリのアルミ線を軸打ちしています。軸の穴を開けてから切断すれば同じ位置に合わせることができるからです。 左右に軸打ちしたのはいずれ二つが分かれるからです。脚側の腰の部分が小さいので左右別々に胴体に取り付けるようになる可能性があるのを見越しての処置です。


3月18日
 髪の毛が三つ又になりました。3本目は右耳の後ろ辺りから生やして後方に伸ばしています。こちらは真鍮線で軸打ちして外せるようになっています。
 前髪も少しずつボリュームアップさせています。現在はうどんのような断面の前髪になってます(^^;。エヴァちゃんはおでこが広いので前髪の生えている角度が結構問題です。 おでこにくっつけると前髪のボリュームが足りなくなってしまうのです。漫画を見る限りではおでこから離した方が正解のようですが、そうすると立体ではスカスカになってしまうのではないかと。 この辺をうまく調整できるかがカギになりそうです。


3月18日
 後ろ髪、それぞれ先っぽはまだできていませんが全体像はこんな感じになっています。こうして写真に撮ると迫力ありますね(^^;。
 全体のバランスを決めるには、大体この3本を押さえておけばいいみたいです。これで大体の大きさが決まります。 これらの髪の毛の間を縫ったり、外側を回ったりして更に5本の房が追加される予定です(^^;。それぞれ立体交差しているので見せどころではあるのですが、果たしてまとめられるのでしょうか?

3月19日
 残りの髪の毛は細いものがほとんどなので、細くても折れにくいエポパテで作ることにしました。使っているのはウェーブの「ミリプット・エポキシパテ・グレードS」です。 エポパテはむか〜しはタミヤのしか使ったことがなくて、これがえらく堅くて2度と使うか、と思っていた素材でした(^^;。が、このミリプットは軟らかくて伸びもよくて、硬化後の切削感も抜群でした。 時代の流れを感じます(笑)。
 ただ、エポパテは完全に固まるのに1日くらいかかりますのでこのまま放置です。造形素材で使う場合は固まる前に形を付けていくのが正しいと思うのですが、ベタベタするのと固まる前はコシが弱いので自分としては「固まってから削った方がいいや」という感じです(^^;。 きちんと使えればかなり使える素材だとは思います。慣れですかね。


3月22日
 固まったエポパテを削り込んで新しい髪の毛ができました。全体図で見ると隠れちゃうので見える角度でも写真を撮っておきました。 この髪の毛は先で2つに割れています。片割れは別パーツでつくようになります。
 エポパテを使った場合の難点は、取り付け部分のすり合わせです。既に固まっているパーツがきちんと座るように接合面を調整するのが難しいです。最終的にはポリパテを使って型取りするような方法で合わせなくてはならないと思います。 座りが悪いと他の新しいパーツとの位置関係も曖昧になってしまって作業がうまく進みません。早めに対策をとらなくてはいけないです。

3月22日
 頭が重いので後頭部を外した状態の全体図です。左脚に肉を盛っています。膝頭はもう少し内向きにした方がいいみたいです。
 手も作り始めています。右手の写真はピントが胴体に合ってますが(^^;、親指がもうちょいですね。それと中指から小指にかけての関節の並びにもう少し角度を付けられるといい感じです。 左手は薬指の位置が少しずれているので調整が必要です。親指の腹はもう少し盛った方がよさそうです。

3月22日
 腕はパーツ分割を考えて肩ひものところで切断してしまいました。服のモールドなどを始める前に分割しました、といったところです。

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