あさぎとよつば− [to previous] [to home] [to next]

6月27日
 スカルピーでの離形処理は定番の手法が確立していません。そこで「かわいい女の子フィギュアを作ろう」に載っていたマスキングテープを使った方法を試してみました (本ではファンドが素材です)。
 後頭部を焼く前に、パーツの接合面にマスキングテープを貼り、その上にプリモを盛ってそのまま焼きました。結果は良好でした。 パーツを剥がすのが大変でしたが、なんとか取れました。焼くのでテープののりがベタついたりしないかと思いましたが大丈夫でした。


6月28日
 ということで、よつばの前髪も同じ方法でやってみました。
 が、焼き上がったパーツを剥がす時点でパーツが砕けました(涙)。あまりに隙間無くパーツ同士が貼り付いているため、薄いパーツだと砕けてしまいます。 スカルピーの強度を考えれば当然の結果と言えます。うーむ・・・この方法は使えないのかもしれません(泣)。


6月29日
 薄いパーツは砕けてしまうので、今度は厚めにプリモを盛って型取りしてみました。要はパーツの接合面がピッタリ合えばよいので、型取りに目的を絞ったアプローチです。
 ということで、おでこにマスキングテープを貼り、前髪の部分にメロンの皮状にプリモを盛って焼いてみました。このくらいですと問題なく剥がすことができました。 そして、型取りしたパーツを削って前髪に仕上げました。この方が実用的と言えますね。


6月29日
 ところが!
 焼いた後にマスキングテープを剥がしたら、パーツの表面にクラック(ひび割れ)が入ってしまいました(泣)。
 おそらく、完全に冷めていないうちにテープを剥がしてしまったためと思われます。不注意でした。この方法ではマスキングテープを剥がすときは、

 1.パーツを十分に冷ますこと
 2.テープは丸めるようにしてゆっくりと剥がすこと

を心掛けなくては悲しいことになりそうです。ご注意ください。


7月2日
 よつばの方はこんな感じになりました。肘も曲げて後ろで手を組めるようになっています。
 あさぎの前髪はよつばの失敗があったため、いつもの方法で作り始めています。はじめにプリモで棒を作っておいて、それを足場に盛りつけていく方法です。


8月22日
 よつばは大分形になってきたので、スカートの長さをティッシュを使って測りました。大体このくらいかな〜。


8月22日
 スカルピーでの離形処理について新しい情報が入りました。ワンフェスで後輩に「アルテコの粉を使う」という方法を聞きまして「なるほど、粉か!」と新たなヒントをもらいました。
 そこで、よつばの前髪の微調整に、ベビーパウダーを使ってみました。この場合、このまま焼くのではなく、焼く前に型を取ってしまう、という方法になるのですが、これが結構いい感じです。 スカルピーをぎゅっと押しつけてもきれいに剥がれてくれます。この方法、もう少し洗練させたいですね。


8月27日
 8月の下旬は夏休みだったので一気に原型を進めるつもりでした。しかし、色々と大変であまりできませんでした。あさぎの顔は気に入らなかったので3つ目を作っていたりしました(^^;。 困ったものです。
 よつばは後頭部をややボリュームアップして結んだ髪を作る段階に入りました。位置を大体決めて、髪の毛を作っていきます。
 髪の毛はチューリップのような形になるのですが、立体で作るにはどうしたものかと考えるところであります。ワンフェスでは平たいパーツにして絵のままの形で再現しているディーラーさんもありました。


8月27日
 私はよつばの髪をチューリップの花のような構成にして立体化することにしました。カニのはさみを十字に組み合わせたような形にします(写真)。
 上の2つはもう少し大きくした方がよさそうです。下の2つはこのくらいが調度いいサイズっぽいですね。結構よつばらしくなってきたと思います。

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