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 そして、歴史の歯車は廻り続けている。誰もが、その一部でしかないのだ。彼らの意志とは関係なく、彼らの思いとは関係なく。そのことに気づかない人こそが、幸せなのだ。
 常磐の時は泡沫の時。
 そして、新たな物語が始まるのだ。



薄藍の挽歌 完

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