さあ、本番当日です。

5月3日 晴れ

朝食をホテルでとってから集合時間(11時30分)まで時間があったので本番会場の
下見に行ってみました。
カレル橋を西に渡って3分ほど南西に歩くと日本大使館があるんですが、その真正面に
最初の演奏会場、「KONZERVATOR A LADICSKA JANA DEYLA」がありました。
建物の中からはいろんな音が聞こえてきました...オケがドボコンを練習していたり、
歌のレッスン..リードオルガンの音..朝の9時半頃だというのに。

このコンセルバトワールは目の不自由な人のための音楽学校だという事です。
建物はかなり古そうでしたが、開いている窓からみえる部屋の壁は、真っ白や
淡いグリーンでとても奇麗な感じでした。
あと4時間後にここで演奏会をやるとはいまいち信じられません..。

しばらくうろうろしてから、5月4日のドボルザークホールであるチェコ・フィルの演奏会の
チケットを買うためにルドルフィヌムのプレイガイドへ。
バルコニー(2階席)の右端をゲットしました。値段は490KC(約1500円)
ついでにチェコ・フィルのCDショップをのぞこうと思ったら、午後2時からOpenとの事..(ーー;)
商売する気はないんでしょうね...。

ホテルに一旦戻って、着替えて楽器を持って待ち合わせ場所へ。

      (演奏会場の音楽学校)            (演奏会場でのリハーサル風景)

ルドルフィヌムの前でスハネック先生と待ち合わせをして、演奏会場へ向かいました。
学校内のホールは3階にあり、あまり広くありませんでしたが、天井いっぱいにフレスコ画?の
ある素敵なホールでした。

バテないようにとリハーサルもそこそこに、学部長室でオープンサンドなどの簡単な昼食を
いただきました。 先生方からはビールもすすめられましたが、さすがに飲めませんでした。

演奏会の曲目などはこちらをどうぞ→ 1回目の演奏会のチラシ(71KB)

そうこうするうちに午後1時半近くになり、スタンバイ。 司会はスハネック先生のご友人で
この学校のトランペット科教授の方にしていただきました。
お客さんの数はざっと40〜50人くらい..その中にはチェコ・フィル Hnスハネック先生、
Trpケイマル先生、プラハ響 Flスタンザ先生とお弟子さん、Trbホンザ先生、日本大使館の方まで
来ていただきました。

演奏は..ホールの響きにちょっと戸惑い(とても良く響くんだけどちょっと狭い)...
緊張しながら..何とか..終わりました。
終演後はまた学部長室で、今度はちょっとだけビールをいただきました。


演奏会の後はチェコフィルの方々と宴会の予定でしたが、2回目の演奏会がこの日の夜に
なってしまったので、宴会はやめて軽い打ち上げをして頂ける事になりました。

ルドルフィヌムの中のカフェ(おそらく団員専用)で、サンドイッチとお水でカンパーイ!

するとそこへTubaのマリマネク氏がやって来てご挨拶をしたあと、「昨日マリマネクさんの楽器を
控室で見ました」と言うと「吹いてみるか?」と言われて、ハイハイとついて行きました。
マリマネク氏の楽器については
こちら

17時半頃に次の演奏会場へタクシーで移動。
チェコフィルのメンバーとは、また日本でお会いしましょうと言って別れました。

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