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激闘! |
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いよいよやってきました、この旅行のメインイベント! |
| それは、わんこそばに挑戦することです。 |
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| 2,500円または3,000円で食べ放題の、わんこそば。 |
| 値段で薬味が変わってきます。 |
| とりそぼろ、なめこおろし、イクラ、海苔、ゴマ・・・ |
| 私達は、食べた数はマッチ棒を使って自分で数え |
| 自己申告するという、2,500円コースで挑戦。 |
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| 1口分のソバを食べ終えたら、お椀を高くあげて |
| 追加のソバをもらうというシステム。 |
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汁やソバが飛び散るので、エプロンを貸してくれます。 |
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| しゅう は以前、挑戦したことがあり |
| 「味わう暇なんて無いよ」と言っていましたが、ゆき は |
| お給仕のオバさんと戦いながら、マイペースに |
| 味わいながら食べていました。美味しかったですよ。 |
| そんな ゆき に対してオバさんは、まだ食べ終わっていない |
| ゆき のお椀にソバを放り込み、応戦するのでした(笑)。 |
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| そしてお椀に蓋をして、おしまい。 |
| ゆき の記録は38杯。しゅう は、なななんと103杯! |
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男性の平均は60〜70杯、女性は30〜40杯といわれているので |
| 私達、結構(相当?)頑張ったほうですよね。 |
| ちなみに、わんこそば15杯で、もりそば1枚分だそうです。 |
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| このお店(南部そば料理 東屋 本店)では、100杯以上食べた人に |
| 通行手形のような証明書をプレゼントしてくれます。 |
| 歴代1位の成績を残した男性の記録は、確か536杯。 |
| みなさんも挑戦してみて、この記録を抜くように頑張って下さい! |
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| さて、かなり無理して詰め込んだ しゅう は |
| 翌日まで胃の調子が悪かったみたいです。 |
| くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。 |
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岩手の岩 |
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帰る時刻がだんだんと近づいてきました。 |
| 悔いの無いように、盛岡市内をドライブがてら観光。 |
| もうすぐ出張が終わって福岡に帰ってしまうと、 |
| そう簡単に岩手に来ることができませんから。 |
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| まずは盛岡地方裁判所へ。建物の中を見学するのではなく |
| 中庭にある、石割桜(いしわりざくら)を見に行くのです。 |
| 巨大な石の真ん中に生える、樹齢3〜400年の桜の木。 |
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| 落雷によってできた石の割れ目に桜の種が落ちて育った、とか |
| 石のヒビに落ちた桜の種が育つにつれて石を割ったとか、諸説あるみたい。 |
| 現在でも石の割れ目は少しずつ広がっているそうです。 |
| 花の見頃は4月中旬。国の天然記念物。 |
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| それから三ツ石(みついし)神社へ。 |
| 名前の通り、境内にこれまた巨大な岩が3つあります。 |
| 岩手山が噴火した時に飛んできたともいわれているようですが |
| 果たして真相はどうなのでしょう。 |
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| その昔、羅刹(らせつ)という悪行三昧の鬼がいて |
| 大変困った村人達が、三ツ石の神様に鬼退治を祈願したところ |
| 神様はその願いを聞き入れ、鬼を捕らえてくれました。 |
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| 命乞いをする鬼に神様は |
| もうこの地に2度と来ない約束の証として |
| この岩に手形を押させました。これが「岩手」の由来。 |
| そしてそれを喜ぶ村人達が岩の周りを踊ったのが |
| 夏祭り、「さんさ踊り」の始まりといわれています。 |
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| 盛岡のことを「不来方(こずかた)」とも言うそうですが |
| これは「鬼が2度と来ない」という |
| 意味があると伝えられています。 |
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| ところでその岩の手形ですが、ほとんど消えているみたいで |
| 私達には分かりませんでした。 |
| 話によれば、雨上がりの日に見上げると |
| 大きな手形のような影が見えるらしいのですが・・・ |